高田崇史のレビュー一覧
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いや~この御名形史紋って毒草師シリーズの主人公なんですかね?まだ読んでいないのでこうやって登場したのなら読み始めても良いのかな~?なんて思ってしまいますが、今はQEDを発刊してる分を先に読み終えるのが先かな
今回は前作の熊野の残照の延長戦上にあるので、基本どこから読んでも楽しめる感じで来てたのですが、今回は前作を読んでいた方がより楽しめる内容ですね。
個人的に神山さんお気に入りでありますから、この人のことを知るには前作が重要になってきますね。
しかし、今回は見どころ一杯です!タタルと御名形史紋のナイス?なコンビぶりに三種の神器の謎に神社のこと。正直、難しいところもありますが、確実に学校で -
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ついに10弾目まで読み進めました!そしてこのシリーズを初めて読んだ作品で登場した神山さんの初登場がこの作品なんですね♪(初めて読んだのは12弾目の作品なんです)そして神山さんの知ってはいけないような暗く悲しい過去を知ってしまうのです・・・・
こんなに悲しい過去があると男嫌いになってしまいますよね
物語の始まりは、定番になりつつある、旅行に行くところから
神山さんが心の中でタタルに対して思うことって、もう笑っちゃうぐらい同感してしまいます
シリーズを読み続けて、もう知っていますが、きっと実際にこんなタタルみたいな人と出会ったら同じように思ってしまうでしょうね(笑)
きっと心の中でいろいろ -
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今回は「平将門」日本三大怨霊のひとりですわ。
正直、関東で大きな乱を起こした、朝廷に刃向かって、悪逆の限りを尽くした・・・位しかの知識がなかったので、そのまま定説を受け入れてました。
が、タタルの蘊蓄に、文献、史跡を巡ることによって、イメージしていたような人物であったとは言えい。むしろ、権力者にコキ使われて辛酸をなめていた人々を解放し、慕われた好人物だったでは?と思ったよ。
このシリーズでは何度も語られている「勝者の歴史」そこから隠されている真実を拾い集め、本来の姿を見せてくれる「ミステリー」はとっても面白いです。
しかし今回も「タタラ」に繋がっていくのですけど、日本ってそんなにも「製鉄」の国 -
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前作から繋がってます。
「三種の神器」と「日本の神社が建っている場所の秘密」そして「神話」・・・
もちろん現代の「殺人事件」も起きますが、これは犯人が分かってるので、「どうやって殺したか」「その理由」が謎といえば謎なのですが・・・どっちかというと、事件よりも、「壮大な歴史の謎」の方に興味深々なので(笑)そっちはさらっと読み流してしまったσ(^_^;)
でもとにかく、日本地図を用意しとけばよかったなぁ~~と思う位に場所がキーになってます。
なもんで(だけって訳ではないでしょうが)理解するにはあと何回か読み込む必要有り!って思った。というか、難解度が増してる気がしました。
しかし・・・今回はいつ -
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ventusシリーズなので、「ミステリー小説」というよりは「歴史の謎」にせまる、ご当地のガイドブック的要素が強い作品になってます。
読後はやっぱり、『熊野に行きたい~~~!!』って思ったよ(*´∇`*)
今回は事件らしい事件が起きる訳ではなく、終始「熊野三山に込められた呪」「八咫烏の正体」「神話の本質」などの謎を紐解いていってます。
これでもか!っていう位に神々の名前のオンパレードなので、ある程度の「QED慣れ」をしていないと難しいかも・・・なもんで、最初にコレから入るのはオススメできません。
しかも、次作の「神器封殺」に続く・・・なので。
語り手が第三者の一人称(神山禮子)というのがシリ -
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今回は幕末の大きな謎の一つである、坂本龍馬暗殺の真犯人捜しです。
実は歴史好きの私ですが、幕末や近代国家のあたりはあんまり記憶にないっていうか、ちゃんと勉強をした記憶がない。
だって、中学も高校も歴史、日本史はご丁寧に最初から始まって、年度末のバタバタで最後までしっかり授業を受けてない。なもんで殆ど興味がなかったんだよね~~~
でも今回は新たな子持ちですんなりと物語に入っていけました。(まぁ「新撰組」でちょっとはベースがあったけども)
色んな人物や薩摩、長州、土佐、徳川・・・と入り乱れで「ポポポポポ・・・・・」な頭の中になりそうでしたが、タタルのウンチクも今までより控えめだったので読みやすかっ -
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このQEDシリーズは歴史の考証が奥深くって、納得させられてしまいます。
「お正月」も「節分」も「ひな祭り」も「端午の節句」も実は全然おめでたいものではなかった・・・「松竹梅」もしかり。そんでもって、「かぐや姫」も実は、悲しいお話でこれら全てに「騙り・秘密」が隠されていて・・・。
もうドキドキの連続でした。この本書は前作の「式の密室」から続けて読むとなお面白い。
このシリーズを読んでいると「言霊」や「呪」「騙り」とかでずいぶん隠された歴史をかいま見る事が出来る。「鬼」「怨霊」「土蜘蛛」「河童」・・・これって実は・・・。もう目からウロコ。みたいな感じでしたよ。
このシリーズで私が好きなのは、「東照