高田崇史のレビュー一覧

  • QED ベイカー街の問題

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    ネタバレ

    毎回論文のような考察と殺人事件が混ざり合うシリーズ。今回はホームズ論に一石を投じる。普段ホームズにあまり興味が無い私からすると衝撃の展開だった。これを読んで以来ホームズを目にすると実はモリアーティなんだよな……、と考えてしまう。ホームズもきちんと読んでみたい。

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    2021年02月17日
  • 鬼棲む国、出雲 古事記異聞

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    星3.5

    民俗学研究室に大学院生として所属することになった橘樹雅が
    割と軽い気持ちで研究テーマを出雲にしたことから始まる出雲とは?って話

    簡単な神話程度しか知らないけれど面白く読めました
    話は次に続くので楽しみです
    神話はとても面白いけれど難しいですね

    殺人事件の方は申し訳ないけれどなくてもよかったかな

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    2021年02月15日
  • 神の時空 倭の水霊

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    相変わらず面白くて一気に読んでしまった

    知ってるようで知らなかった日本武尊
    自由に出掛けることができるようになったら彼の軌跡を辿る旅をしてみたい

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    2021年01月18日
  • QED ~flumen~ 月夜見

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    京都西部の松尾大社にまつわる話。
    月はなぜ不吉と言われているのか?三つ巴紋の意味とは?
    一読後に実際に舞台となった神社などを巡るのが本シリーズのおすすめの楽しみ方。

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    2020年10月10日
  • QED 神器封殺

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    ネタバレ

    QEDシリーズ11作目、熊野の残照の後編とも。
    最初、タイトル見て三種の神器の話とは思わず、ずっと「しんき」だと思っていたのだけど、三種の神器の「じんぎ」の神器封殺でした。
    殺人事件は一応解決されるけど、そんなの警察だってHowとWhyの部分はともかくWhoはわかるだろうと・・・。あと、結局動機はわかったようなわからないような、そんなことで人生を棒に振ったり、死体に細工したりするんかいな、というところはタタルさんの「そういう人もいる」的な説明で終わりって・・・笑。もう殺人事件と歴史蘊蓄と切り離してもいいんじゃないかというくらいの殺人事件の軽い扱い笑。
    鏡が母、剣が父、勾玉が胎児、というのは目か

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    2020年08月05日
  • 鬼門の将軍 平将門(新潮文庫)

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    と言われている。

    っていう言い伝えは教訓になることもあれば、間違ったというか操作された情報ということもある。みんながそう言っていることの中には眉唾物も混じっているっていうことだ。
    絶対正しいと思わずに、正しいかもしれないくらいがちょうどいいかもしれない。 かもね

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    2020年06月08日
  • QED 鬼の城伝説

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    読書録「QED鬼の城伝説」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p185より引用
    “「あなたは笑うけれど……。でも鬼の城に
    関しては、本心からそう思うわよ。確かに学
    問上の立場からも、人間心理学上の観点から
    も、例外的な存在は居心地が悪いわよね。そ
    こで何とか類型を模索して、それらの仲間と
    して当てはめようとしてしまう。これは人間
    の欠陥ね」”

    目次より抜粋引用
    “ANTICIPATION
     TRANSFORMATION
     CALCULATION
     GENERALIZATION
     UNQUESTIONED”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫

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    2020年03月10日
  • QED 竹取伝説

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    読書録「QED竹取伝説」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p141より引用
    “「しかし」崇は奈々を見た。「ニコチン自
    体は、三日間で完全に体外に排出されてしま
    うからね。あとは脳がその快感を記憶してい
    るだけにすぎない。ということは、それ以降
    は単純に脳ー意志ーの問題だからね。そう難
    しいことじゃないよ……。”

    目次より抜粋引用
    “竹取の翁といふものありけり
     いとうつくしうして居たり
     はべりけむ身とも知らず
     翁、出でていはく
     おはすらん人々に申給へ”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第六弾。
     新年から馴染みのバー

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    2020年03月09日
  • 卑弥呼の葬祭―天照暗殺―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    題名は卑弥呼が中心な印象ですが、メインは卑弥呼だけではなく天照などの神話時代の神?の謎とき。てっとりばやく言うと、奈々の出ないQEDでした。謎ときタタルさんだし…。でも最近のQEDよりは内容がとっつきやすかったというか、のみ込みやすかった気がしました。

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    2020年03月05日
  • QED ベイカー街の問題

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    読書録「QEDベイカー街の問題」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p239より引用
    “食生活の偏り、それを正さずして、我慢し
    ろだとか忍耐だとか精神力などという、形だ
    けのお題目を唱えても、何にもならない。人
    間の感情などは、いとも簡単に脳内物質にコ
    ントロールされてしまうのだから。”

    目次より抜粋引用
    “冒険
     回想
     生還
     挨拶
     事件簿”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第三弾。
     雪の降りそうな冬の日、主人公・棚旗奈々
    が出勤すると上司と同僚が言い争いをしてい
    た。どうやらクリスマスの出勤予定について
    のことらし

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    2020年02月22日
  • QED 六歌仙の暗号

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    読書録「QED六歌仙の暗号」4

    著者 高田崇史
    出版 講談社文庫

    p295より引用
    “「今、説明したばかりじゃないか。きみは
    すぐに前後・左右・黒白と分けようとする。
    世界はもっと混沌として存在しているんだ。
    何故、漢方と近代医学を分ける必要があるん
    だ?同じ人間の体についてのことじゃないか。
    俺は両方信じているし、同時に両方信じてい
    ない」”

    目次より抜粋引用
    “一諾千金
     二仏中間
     三界諸天
     四方四仏
     五里霧中”

     博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
    た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
    シリーズ第二弾。
     ひどい花粉症を口実に、京都への出張を上
    司から押し付けられた

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    2020年02月22日
  • 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー

    購入済み

    恩田陸目当てで読みました。それだけを評価するならとても良かったし、知りたかった部分を読めて満足です。
    しかしそれ以外の作者はグロテスクなものもあり、ちょっと面白いとは言えませんでした。

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    2020年02月14日
  • 七夕の雨闇―毒草師―(新潮文庫)

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    シリーズ4作目。
    七夕の歴史は、平安時代の枕草子や唐の詩人、更には
    ギリシャ神話や日本の神話まで絡めとって、
    えらいこっちゃになってた。
    恐るべし黒歴史!
    今回もお勉強になりましたが、蘊蓄が多すぎて
    たぶん、ほとんど忘れるだろうなぁ~(^◇^;)
    西田君も、一度痛い目にあいますが、いつものような
    史紋との絡みもなく、メインの出番も少なかったです。
    でも、科捜研でもできなかった毒の特定をした史紋も凄いけど
    百合さんの毒探知能力がすごかったぁ~
    さりげなく史紋に危険を知らせるところがステキ♪

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    2019年12月11日
  • パズル自由自在 千葉千波の事件日記

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    千波くんシリーズで初めてぴーくんの名前のヒントが出ていますね。
    彼の名前を推理するのも楽しみの一つですからね。

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    2019年11月20日
  • QED 諏訪の神霊

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    いつもながら歴史の一つの見方として眼から鱗です…私が付いて行けてなかったせいか、いつもの切れ味が今ひとつだった感じです
    この後、奥さんに回すのですが、戻ってきたら、もう一度読み直そうと思います

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    2019年11月15日
  • QED 出雲神伝説

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    出雲大社は自分の守り神って思っていたのでじっくり読もうと意気込んだが本当は奈良にあったと知り、ショックで内容も入ってこなかった。

    神様は奥深い。

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    2019年10月30日
  • QED 鬼の城伝説

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    岡山県舞台の桃太郎の話。
    何故鬼退治をしたのか、桃太郎は誰なのか、 シリーズで読んでいるがなかなか理解出来ない。
    古文で書かれていると飛ばして読むから余計なのだが、伝説は本当にあった歴史書で
    それを紐解く崇が魅力があるから続きも購入しちゃうんだよなぁ

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    2019年09月24日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    今回は事件に関与してはいないが、鎌倉を舞台に崇の解説と共に棚旗姉妹と一緒に旅をする。そこでフリージャーナリストの熊ツ崎と出会い、かれが追っている事件に少し触れた程度で前回までのとは変わった趣向になっているが、崇が事件の謎を解くのはいつも通り。

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    2019年09月09日
  • QED ベイカー街の問題

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    ホームズの謎が明らかに…。百人一首と六歌仙が相当時間がかかったのに対し1日で読めてしまうぐらいに簡単な謎解き。
    祟の説が正しいのか❓❓

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    2019年07月27日
  • QED ~ventus~ 鎌倉の闇

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    ネタバレ

    タタルによる歴史裏解説、鎌倉編。奈々と同じく、地元民としては鎌倉の闇はもっと深いんじゃないかなーと、期待。果たして政子は頼朝の味方だったのだろうか。
    今回、殺人事件の謎解きもタタルさんしなかったし、事件の方はいらなくないか?とも。あと、まあいつものことながら、ではあるけども、殺人事件の方はおまけというか笑。社長が半年も不在で会社が回るわけないし、そんな中で秘書がアポ取るわけないだろうに。。。

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    2019年07月05日