【感想・ネタバレ】カンナ 京都の霊前のレビュー

あらすじ

偽書「蘇我大臣馬子傳暦」を、なぜ幾つもの集団が命懸けで奪い合うのか? 「乙巳の変(大化の改新)」は、中大兄皇子や中臣鎌足が起こした天皇へのクーデターだとする「玉兎」の真の狙いは? 聖徳太子は、藤原氏が捏造した架空の人物なのか? すべての謎を解くべく、甲斐と貴湖は決戦の地・京都へ。禁断の完結編!

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Posted by ブクログ

最後はビックリな話だった。
確かに蘇我馬子の行動からして天皇を蔑ろにしていると思っていたけど、当時の人の感覚かと思っていた。

貴湖も甲斐を好ましく思って、婚約者の聡美は意識不明の重体のままで物語は終わっているので、ひょっとするとまた続きが出るのかも。

高田崇史の本ばかりになってしまいそうだ。

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2021年08月03日

Posted by ブクログ

歴史は考えるものとは、納得の一言だった。
そして、歴史は常に勝者に都合よく変えられているものだというのも、その通りだと思った。
そう考えると、書中の「蘇我大臣馬子伝暦」は架空の書物だとわかっていても、何が書いてあるのか見てみたくなった。

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2015年01月20日

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