北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    ネタバレ

    最初から最後まで、胸熱な巻。涙を流さずにはいられなかったです。
    いきなり梁山泊メンバーがバタバタと死んでいってしまうのが、とても切ないです。特に、楊春。そして、せつえい。せつえいの最後は、超絶切なかった。

    童貫に負けたことによって、楊令までも、心に黒いものを抱えてしまうのはうわーと思いましたが、さすが宋江様というか。
    宋江様は、いつでも皆の道を示したり、光のある方をさしてくれる人なんだなと、最後の最後で改めて思いました。
    そしてこの先は楊令伝へ。
    早く、楊令伝が読みたくなりました。

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    2013年12月13日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    ネタバレ

    とにかく、全体的に渡って涙がポロポロ出てくる巻でした。(私が涙もろいだけなのですが)
    楊令が梁山泊に入山するシーンで、郭盛が大きくなった楊令に会えて、しかも自分よりもうんと強く成長した楊令に感動というか兄的な嬉しさが溢れたのだと思うのですが、そこで号泣してしまう郭盛が良いやつすぎてちょっと泣けました。
    そして、林冲がこさんじょうを守って死んでいく場面には涙が止まらないというか、涙を流さずにちゃんと読もうと思って堪えても、涙で字がぼやけて読めないというくらい、感動しましたし、熱かったです。疲れた、という林冲の一言になんというかこれまでの林冲の思いがすごく詰まっている気がして震えました。
    それにし

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    2013年12月03日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    晁蓋が死に、盧俊義が拷問から助け出されて、、、盛りだくさんな1冊でした。死域で生き続けた燕青をめちゃめちゃ応援してました。

    それから本当に私はこの男たちが大好きだ!!って感じるシーンがありました。
    最後の方で、朱富のお店で林冲たちが飲んでいるシーン。
    言い争いになって出てきたセリフ。
    「もうやめろ。おまえら、みんな子供だ。」(P.328)by彭玘
    なんというかここがすごく胸キュンだったのです。
    強い男たちもみんなこうやって子どもっぽさをどこかに残したまま、たまにはたのしくお酒を飲みながら、生きているのだと感じられました。
    とにかくどのキャラも可愛い!

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    2013年11月22日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    ネタバレ

    楊家将の下巻。

    もう傑作だと言わざるを得ない。すばらしい!
    もう最後泣きそうになりました。

    楊の兄弟たちが次々に死んでいってしまう・・・・・・
    もちろん主人公たる楊業も死んでしまう。

    最後、谷に追い込んであともう一息というところで潘仁美がいない時にはもう読みながら怒りで身が震えました。
    なんでいてへんねん、この馬鹿野郎!お前それでも男か!足ばっかり引っ張りやがって、最後の最後もそんな臆病なことしやがって!と叫びたくなりました。

    四朗が遼に捕まるのはなんとなく予測できましたが、さすがに長男の延平まで死んでしまうとは思わなかったです。
    一番好きな六朗と七郎が生きていてくれたことが、唯一の救

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    2013年10月23日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    朱仝が死んでしまうシーンが印象的過ぎたからか、けっこう重要なキャラクターが死んでしまってもその描かれ方があっさりしている気がして、少し寂しく感じました。でも、最終決戦の最中だしどんどん皆死んでいっちゃうから仕方ないのかもしれない。
    そんな中、魯達の死に様は壮絶だった。宋江と共に見たかった国の行く末を病によって叶わぬ願いとなってしまった、無念さが本当に伝わってくるシーン。ただただ壮絶なだけじゃない、悔しさや悲しさ寂しさ魯達のいろんな感情が表れていて、思い出すだけで涙が出そうです。
    そして、その魯達からいろいろ話を聞き、死に際に立会い、多くのものを託された楊令はこれからどうなっていくのか気になりま

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    2013年10月15日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    ようやく読み終わった。長い長い物語だった。しかし一度も飽きることがなかった。もっと先が読みたい、でもそうしたら物語の終わりに近づいてしまう。久しぶりにそんな風に思った。北方本人は「革命のロマンチシズム」だという。それもキューバ革命の。それはかつての学生運動に身を投じた北方の熱い残り火なのだろう。それが消えていないことが驚きで、それをこのような物語に昇華させることができる、北方のバケモノじみた妄執が凄すぎる。

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    2013年10月01日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    北方さん三国志が苦手だったのであまり期待してなかったのですが、これはヤバイ。ページをめくる手が止まりません、一気読み必至。楊業のオトコ前ぶりに気絶しそう。次は「血涙」買いに走ります。

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    2013年09月29日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    北方さん三国志が苦手だったのであまり期待してなかったのですが、これはヤバイ。ページをめくる手が止まりません、一気読み必至。楊業のオトコ前ぶりに気絶しそう。次は「血涙」買いに走ります。

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    2013年09月29日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    楊令の物語が終わった。
    梁山泊を襲った自然の災害からも立ち直りつつあり、四面楚歌的な状況も切り抜け、自身にさえ明確な姿が見えていなかった夢の、志の姿を目前にしながら、その最期はあっけないとさえ言えるものだった。
    ただ、死を目前にしつつも楊令が取った行動は、やはり漢の中の漢のそれだった。
    それにしても、このラストの衝撃は前作の「水滸伝」を軽く超えてしまった。
    深い悲しみに包まれつつも、「岳飛伝」を待つ次第である。

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    2013年09月23日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

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    前巻のレビューで形を変えていろんな戦が始まっているという意味のことを書いたが、本巻では大規模な軍の衝突という本来の意味での戦が起きる。
    「替天行道」の志から考えた新たなものを生み出そうとする楊令の思いが、このまま叶ってほしいと強く思う。

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    2013年09月22日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    形を変えて戦は続く。
    その最中でも、梁山泊の物資に目をつけた商人たちが願い出て、物資はますます広範に広がっていく。
    読みながら、いつどこから崩されるかも知れないハラハラと、見たことのないものが生まれ広がっていくワクワク感が同居している。

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    2013年09月22日
  • 史記 武帝紀(二)

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    北方謙三の中国歴史小説はいつもながら熱い。この巻では若い霍去病が活躍。霍去病ってちょっとした伝説ですね。解説の中で、北方謙三は中島敦に大きな影響を受け、「李陵」が短編であったことに対して、この長編を書き上げたとあった。僕も大好きな中島敦の「李陵」の名がこんなところで出てくるとは嬉しい限り。

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    2013年09月20日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    梁山泊、金、南宋、斉、西遼。
    様々な国が乱立し、それぞれの思惑が絡み合い、交易によって富み、民の暮らしも安定してきた梁山泊も平穏なままではいられない。
    そんな中、本巻では楊令が衝撃の言葉を口にする。
    わかってはいたものの、改めて口に出されるとやはり驚き、梁山泊への、そして替天行道の志に対する彼の思いの深さにしばらく呆然とした。
    日本の武将に例えるなら、上杉謙信公のイメージが近い気がする。

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    2013年09月19日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    国を創り上げるというのも、ある意味では一つの戦。そう思わせるエピソードが幾つも出てきた第十巻。
    楊令の壮大な構想は現実となるのか、まだまだ目が離せない。

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    2013年09月16日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    遂に巨星を墜とした。
    そして今度は休む間もなく国づくりが始まった。
    楊令の考えるスケールの大きな構想が、今後どんな形で実現して行くのか、あるいは行かないのか、ますます続きから目が離せなくなった。

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    2013年09月15日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    戦が激しくなり、両軍ともに戦死者が相次いできた。
    戦闘シーンもさることながら、その最中や合間に登場人物たちの語る話や言葉も重みがある。
    いよいよ全巻の折り返し点を折り返した。

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    2013年09月14日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    泣ける!
    語弊を承知でいうと、次々と人が倒れ死んでいった「水滸伝」に比べて、ここまで大掛かりな戦が登場しなかった「楊令伝」。
    まさか、あの漢が姿を消すとは予想もできなかった。
    ただ、その散り際はやはり哀しくも切なくも、漢らしく胸の震えるものだった。

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    2013年09月13日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    「水滸伝」では漢(林冲)が女のためにその身を危険にさらしたように、本巻では女(扈三娘)が子供のために敵に身を投げ出す。
    その結末の男前っぷりまで、さすがは北方大水滸シリーズといえるものだった。
    また、本巻のエンディングの楊令の様子は、本作前半部の名場面の一つといっていいと思う。
    ますます目が離せない。

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    2013年09月12日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    ネタバレ

    穆弘と楽和が死んでしまってとても悲しい巻。
    他にも好漢が次々に命を落としていって切ないけれども、負傷から立ち直る人もいたりしていろんな人生が織り交ざっているなと思いました。
    欧鵬の花栄を守って死んでいくシーンはすごく印象的。

    そして、楊令がめっちゃ成長してるし、張平はめっちゃいい子だしで次世代の成長がとても楽しみにもなりました。

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    2013年09月10日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    宋軍の南北の戦にもいよいよ決着がついた。
    その間にも梁山泊軍は、しっかりとした国としての形を作り上げてきている。
    次巻以降、どんな風に展開されるのか予想もつかない両軍の対決が楽しみ。

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    2013年09月09日