北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ネタバレ

    ついにというか、とうとうというか
    その実力からも血筋からも、シリーズを通して存在感を示していた老将が逝ってしまった
    その男らしい散り際はまさに北方ワールド
    そして対童貫戦も大きく動く

    楊令の強さと弱さも同時に描かれていて、落ち着いていた楊令伝が一気に動き始めた

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    2012年05月19日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    遂に、梁山泊と宋禁軍との戦いに終止符が打たれました。
    戦に自分の生涯をかけた禁軍の元帥童貫が、
    替天行道を掲げた梁山泊頭領の楊令によって討たれ、
    梁山泊の勝利によって宋は敗れました。
    元帥あっての禁軍。
    禁軍あっての宋という国の存在。
    ここ数年、形骸化していた宋の政治は、この敗北によって脆く崩れていきます。

    宋を倒すことに力を注ぎ、新しい国を建てることを夢見て長年戦ってきた梁山泊。
    いざ、勝利をおさめ、実際に国を建てることに直面した梁山泊がどのような国造りをしていくのか。

    なんだか、梁山泊の勝利を応援しながら読み進めてきた分、終わってしまった虚無感がぬぐえません・・・

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    2012年05月19日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    中国の物語
    面白くて最高だった
    中国の宋の時代の物語で
    梁山泊陥落後のお話
    難しい漢字が多くて
    読むのに苦労した
    BY G

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    2012年05月14日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    ネタバレ

    20代の若者が国を亡くし、国を憂い、軍閥を作り、国家とは何かを考える、民の租税を安くしようと交易を試みる、自らも家族を持つ。この物語はどこまで漢を試すのか

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    ドーカン戦で圧倒的盛り上がりを見せた後、11巻も相変わらず淡々と過ぎていった。登場人物が魅力的だから、例えば食事してたり、例えば散歩してるだけでもワクワクするから、退屈とは無縁だけど。でも、これからクライマックスに向けて、果たしてもうひと盛り上がりするんでしょうか?ってか、中盤の盛り上がりを凌ぐようなクライマックス、是非とも期待したいところですけど。

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    2012年04月26日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    ネタバレ

    楊令伝第4巻のポイントは、 いよいよ戦局が激化していくところだろう。南下した禁軍の童貫が信徒の熱狂渦巻く方臘軍と開戦する。童貫を一時撤退に追い込んだ捨身の方臘の凄み。あっと言わせる童貫の秘策。燕国建国の夢を賭けた耶律大石ら旧遼軍の奮戦も忘れ難い。一方、揚令、史進らを鍛えた子午山の王進の母・王母が静かに逝く。

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    2012年04月26日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    最強の軍、黒騎兵(幻王軍)と楊令(指揮官)の別れのシーン
    「おまえたちとともに戦ったのは、俺の誇りだった。そして、これからも、誇りであり続ける。それ以上、言うことはなにもない」「幻王軍で戦った誇りは、胸に秘めてくれ。俺も、胸に秘める。しかし、忘れない」
    もう少しセリフは長いけど、感動のシーン。周りから強い人間にみられている楊令だって、別れは辛い。あっさりしている最後の挨拶だが、思いがすごい伝わった。

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    2012年04月15日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    北方流「滅びの美学」というか、男たちの激しい生き様が描かれる。前作の楊業の息子たちが新たな戦いを繰り広げる。

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    2012年04月01日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    激動の前巻を経て、どんな展開になるんだろうと、ちょっと不安も抱きながら手に取った本巻。でもその辺りはさすが、静と動でいえば確実に静の側面を持つ内容だが、物語に秘められた熱さは十分。やっぱり次の展開が気になって仕方ないし、ヨーレーとかガクヒの今後の動きにも大注目。
    単行本読んでないから、どんな結末になるのか、とてもワクワクしてます。

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    2012年03月28日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    「国」とは何か。北方謙三はこれが書きたくて水滸伝からずっとこの物語を描いてきたんじゃないかと思わせる、転機の一巻。感銘を受けました。

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    2012年03月16日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    大好きな北方謙三さんの『水滸伝』の続編。
    読み始めたら全部買うよな~と思っていたので、
    ちょっと避けていたのですが、買ってしまいました。
    早く2巻が読みたいです。

    役人の腐敗政治、腐っていく国を建てなおしたい、
    倒したいという気持ち、志を持った人間たちの闘い。

    同じ志を持った人たちが集まり、
    それぞれの役割を果たし、助け合い、
    どんな敵にも果敢に挑む姿が格好いい。

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    2012年03月10日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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     楊令の正面に岳飛が出てくるのが見えた。一度だけ剣が交差した。岳飛の剣が、宙を飛ぶのが見えた。
     それだけだった。楊令は岳飛軍を突き抜け、長平もそれに続いた。『幻』の旗は、揺らいでいない。『蒼』の旗もだ。
     右手。童貫だった。楊令を、押し包もうとしてくる。息を呑むような、鮮やかな動きだった。しかし楊令は、それより速く反転した。(79p)

    遂に楊令と童貫との決着がつく。どのように剣を交わしたのか、描写されない。我々の想像に任せる、ということなのだろう。

    戦の終息。それはつまり、宋江が魯智深が思い描いていた、そして楊令が梁山泊の頭領になるに当って死ぬほど苦しんだ「国造り」の構想が明かされるとい

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    2012年03月06日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    「呉用殿が見舞いに来るとは、私ももう目醒めなくなるのだな」
    こんなことを、言いそうな気はしていた。呉用は笑いかえしたが、それは覆面で見えなかっただろう。
    「偽の書類は必要としていないのか。遠慮することはない。私はまだ、一通や二通の書類なら、書けるかもしれん。ほかに、書ける者はいないのだからな」
    「もういいのだ、蕭譲」
    呉用は、皺で隠れてしまいそうな、蕭譲の眼を見つめた。
    「偽の書類でこそこそやる時期は過ぎた。宋とは、正面切った戦になる」
    「そうか、安心して死んでいい、と言いに来てくれたか」
    (略)
    「面白いところに誘われたものだ。塾の教師がな」
    「私もわか若いころは塾の教師だった」
    「別れはし

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    2012年03月06日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    後半、俄然面白くなってきた。

    記憶を取り戻した石幻果。それでも過去を捨て、石幻果として生きることを決意する。

    対する楊六郎率いる楊家軍。
    なぜに「血涙」なのかが今分かる!

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    2012年03月03日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    ネタバレ

    最初の章
    楊令の史進に対する「豹子頭林冲を思い出せ」のセリフからが、本当に手に汗握り、心臓がドキドキしました。
    今後の展開も楽しみ。

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    2012年02月26日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    「俺の部下だった。俺の片腕だった。死ねと言えば、あっさりと死にに行くようなやつだった。そんな男に、殿軍をやらせたのだ」
    張清の手が、握りしめられている。
    「あの時の戦闘はな」
    「言うなよ、李俊。あそこでは、関勝を含めて、いろんなやつが死んだ。俺は、自分が死を避けたのではないか、という気がしてならないのだ。単廷珪は、俺の部下だ。死ねと言えば、黙って死ぬ部下だ。そんな男に、死ねというのは、指揮官ではない」
    「自分を、責めすぎるな、張清」
    「いや、李俊。張清は自分を責め続ければいい。指揮官とは、自分を責め続ける業を背負うものだ、と俺は思う」
    楊令の声に、一瞬だけ暗い響きが入り混じった。
    「単廷珪殿が

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    2012年02月25日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    やっぱり大興奮。
    今回は最初の章に尽きる。ヨーレー対ドーカンの決着、クライマックスに向けての盛り上がりが半端なくて、全く目が離せなかった。それにしても最後、男泣きました。
    でもこの後、どうやって物語を盛り上げていくのかがちょっと不思議。まだあと6巻残ってるはずだけど…

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    2012年02月23日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    上で今までの敵の中で生きると決めた楊四郎、その後の兄弟達の苦悩や敵であった人たちが新生、自分の父母という記憶が戻っても決意して生きて行くその生きざまがすごい。兄弟達もそれぞれすごいと思ったがう~ん。暫くぶりに読みふけった作品でした。

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    2012年02月18日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ううーきたきたきた。ここぞという時に風みたいにビューっと。黒、青、赤の騎馬隊。そして散ってく漢たち。けど死なないでほしい。生き延びて、再び会いたいと思う。私もそう思う。気づいたら泣いてます。

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    2012年02月05日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    戰、戰、戰!前巻から続く戦いの中で漢達の思いが交錯し、そして散っていく。死と隣り合わせの時間の中で浮かび輝く生に、読み手の僕の血も熱くならずにいられない。戦いはまだ終わらない。決戦が次の巻で待っている。

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    2012年02月01日