【感想・ネタバレ】罅・街の詩のレビュー

あらすじ

30歳を前に商社を辞めて転職した。やくざまがいの探偵稼業。それまでの自分は投げだした。なぜこんなことを始めたかも、考えないようにしていた。そして、汚れた都会の罅の間から聞こえてくる人々の呻きに耳を傾け、その声を胸底に深く沈めてきた。女に言われた。街に詩を書いている。人の心が綴る詩を書いている。探偵、浅生。32歳。哀切で情感あふれる北方ハードボイルドの名編。

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Posted by ブクログ

まさにハードボイルド。
北方小説には男気を感じる。男の小説と言っても過言ではない。
こうなると、この本が古本屋で50円で売っていたことでさえ男気に感じてくる。
逆に北方小説を愛読する女を見てみたいものだ。まあ、普通にいると思うけど。

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2011年12月18日

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