北方謙三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
まだ二巻目だが、ますます面白い。 表紙の裏に、当時の装束をつけた「武松」の人物画があり、その横にドラマ「天地人」の武田双雲の墨書「武松」がある。今回はメインが武松かな。 それもあるが、、、。
梁山湖に浮かぶ山寨には、王倫を頭目とする叛徒一団が籠もっているが、今は盗賊集団になり果てていた。宋江と晁蓋は叛乱の拠点として、山寨を奪うことに決める。
武松は、恋焦がれていた兄嫁の潘金蓮を犯し自殺させてしまう。死ぬつもりで虎と闘ったが果たせず、失意の武松を、魯智深は王進に預け、再生を希う。宋江の意を受けた林冲は梁山湖の山寨に潜り込むが、その武勇を王倫に疎まれ、地方巡検視の楊志と決闘させられる。一方、 -
Posted by ブクログ
水滸伝は面白い。北方さんの水滸伝はワクワクする。なかなか読み終わらないけれど。
各所に暮らしていた豪傑やさまざまな天才たちが集って体制に反旗を翻す、王国を建てる、仇を討つというような物語が好きで面白い、楽しみに類するものを読んだり映像で見たりしてきた。
「南総里見八犬伝」もそうで、考えてみれば、仲間が増えてくる経緯や、それぞれの個性や育ってきた歴史が、ひとつの物語に縄を綯うように、カラフルな紐を組むように次第に太く強くなっていく構造が楽しめるということでもある。
赤穂の浪士がそれぞれ辛苦の中で流浪していても、行き着く先がすでに決まっていても、毎年同じ様なドラマになっても飽きないように、この種 -
Posted by ブクログ
ネタバレとうとう出会いましたね、劉備と孔明が。詳しくは知らないけど、すごい出会いであったということだけ知ってる(浅い知識...)。孔明が仕官すると決めたシーン、めちゃくちゃ良かったな。人生が変わる瞬間って一瞬なんだな、と。そして孔明の軍略を見てると、確かに今までの劉備の戦い方にはなかったものだなって凄く分かる。張飛とはあんまり相性が良くなさそうな感じだけど、いつか心開くのかしら。今後の展開が楽しみすぎる。
曹操は袁家を滅ぼして北部制圧が完了。洪紀の牧場を避けて戦うところが、曹操を憎めないところなんだよなぁ〜〜。怖いけど真の優しさが見える気がして。やっぱ時を掴むのが上手いよな、曹操は。
孫権と周瑜はよう -
Posted by ブクログ
トクチャルは死んだ。一度、口に出して呟いた。
戦場で、死んだのだ。自分の長子ではあるが、ひとりの兵として死んだ。数えきれないほどの、兵の死のひとつである。
二刻ほど、ジョチはひとりでいた。
それから大きな部屋へ行き、将校を集めろと従者に命じた。(320p)
1巻まるまるホラズム国との戦いである。一進一退。驚くほど何も進まなかった。その間、後衛のチンギス弟カサルが病死し、チンギス息子ジョチの息子トクチャルが戦死し、無敵だった遊撃隊隊長ムカリが、ジャムカ息子マルガーシと一騎討ちして亡くなった。亡くなった漢たちは、それぞれに戦う意味、生きる意味、死ぬ意味を探していた。見つかったのかどうかは -
Posted by ブクログ
ネタバレ・劉備、曹操からの独立を決め徐州ゲット!からの秒で奪われる。敗因は曹操が抱く敵対心を読みきれていなかったことかなぁ。関羽が唆された時はハラハラしたけど、戻ってきてくれて良かった。次は劉表をどう攻略していくかが実物。
・曹操vs袁紹の戦い。それにしても曹操は本当にギリギリの戦いが多い。絶体絶命に陥って力を発揮しきれるのは覇者として強いよな。鄒氏を倒したのもびっくりしたな。曹操の間者と孫権の間者、どっちがより優秀なのか気になる。
・個人的には袁紹ってそんなに悪いことしたかなぁという印象だったので残念ではあるが、臣下の話を聞けなくなったら終わりなんだなと思った。
・それにしても孫策ゥ...お前って奴