北方謙三のレビュー一覧

  • ふたたびの、荒野 ブラディ・ドール(10)

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    大詰めの一冊は、どうかこれ以上魅力的な人たちが死なないでくれと祈りたくなるような内容でした。
    本書で亡くなった人たちは皆途中から予感を感じされたけれど、キドニーだけは助かって良かった。
    10冊もの間、スタンスをぶらさずに書き切ったところに感服。

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    2024年06月20日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    悲しき楊家軍。終焉を飾る死兵として、また宋に裏切られる。しかし兄弟ながら敵味方に分かれた石幻果が、死に水は俺がとばかりに前にでる。クライマックスでありエンディングの最後の戦いが、澶淵の盟へと導いていく。
    文治主義の宋だからこそ、悲運の主人公の話が成り立つ。「楊家将」も「水滸伝」も悲しき武人たちの話。

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    2024年06月15日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    下手に気を抜こうものなら、読んでいる自分までやられてしまいかねない。ヒリヒリした展開、緊迫感が文章を通して伝わってくる上巻だった。
    下巻はどう進むのか。。。今夜から下巻を読む。

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    2024年06月15日
  • 第二誕生日

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    ネタバレ

    小説家を志すなら、一度は読んでおいて損がない作品だと思います。

    北方謙三のファンとして、エッセイデビュー作を読めた事は、素直に嬉しいです。北方謙三は今も昔もずっと北方謙三なんだなと読みながら驚愕していました。情熱というものを、50年以上捨てずにここまで生きている。それだけでも、この人からは何か見習うべき姿勢があるように思います。

    個人的に、いいオマケだなと思ったのは、最後の立松和平の解説です。当時の若手小説家の苦悩やあるあるや、全闘争あたりの事に軽く触れており、暗い青春という言葉がとても響きました。

    暗い青春と聞くと、良いイメージはもてないですが、その青春は10年後に生きてくるかもしれな

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    2024年05月23日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    楊業亡き後の遼と宋の戦い。記憶を無くした楊四郎が石幻果として、仇的の耶律休哥の下、兄弟たちと戦う。戦闘シーンは北方謙三の真骨頂で、臨場感溢れる描写は前作と変わらない。石幻果は下巻で、どんな決断をするのか?
    しかし、強い敵を欲する武士道のような戦いは、遼宋戦までではないか。この後、遼に変わり金が、そしてモンゴルがやって来て、より残酷な世界が広がる。

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    2024年05月19日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    登場人物が多い割に読みやすいのはさすが。全19巻、ここから長い道のりが始まる〜。この先当分エンタメに困ることは無さそうだ。

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    2024年05月05日
  • 岳飛伝 八 龍蟠の章

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    岳飛と秦容の南方での開拓が、マインクラフトみたいで楽しそう!
    殺伐としていた、今までの話が殺伐としていたせいか癒されます!

    元々嫌いだった韓世忠の事が益々嫌いになりました!

    少しずつ不穏な空気が流れてきて戦争の気配を感じます・・・
    →凪だけの物語なわけがないからしょうがない


    秦檜や于ジュに対して思う事は、何故 梁山泊の物流を受け入れる事が出来ないのか?物流を受け入れる事は民と国を豊かにする事に繋がるのではと考えてしまいます・・・


    何れにしても物語も中盤、盛り上がってきたところです、次巻が楽しみです。

    水滸伝当初のキャラクター達も少なくなってきたなぁと感じてしまいました。

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    2024年04月27日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    いよいよ終わりに近づいてる。、、、

    公孫勝までがここまで、、、、

    もう。なんだか。もう。
    楊令伝が続くっていう希望があるから読んでいられるけど、もし、わからなかったら、、、

    もう読みたくない!
    終わらせたくない!
    まだ私は水滸伝に浸りたい!
    まだまだここにいたい!!!!

    梁山泊は不滅だぁーーー!!!

    ずっと、ずーっと戦っててほしい。なんて。
    思ってしまう、、、、17巻、、、、


    終わるのやだー!!!!!!!

    #駄々をこねる
    #暴れてみる
    #水滸伝
    #あと2冊
    #嫌だ
    #終わらないでほしい
    #いつまでもこの世界を、、、
    #林冲
    #史進
    #萌え

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    2024年04月26日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    面白い。
    相変わらず面白かったんです。
    もうかなりラストに近くて、かなり梁山泊も、宋もギリギリの状況ね。
    盛り上がりまくってるのょ。
    もう、なんにも言うまいと思うくらいに興奮が続く、16巻。

    最後の最後に。
    解説が吉川晃司。

    これが。
    また。
    かなりの。
    恥。だと思う、、、、、、、

    オトコたるものロックだぜ。
    みたいな節で、シンバル蹴り上げる。
    的なオトコわっしょい。

    みたいな解説で。
    もう表現しきれないくらいダサくて。
    読んでて、わたしが赤面しそうだった。
    恥ずかしくて読んでられない。。。
    多分だけど、
    吉川晃司自身も恥ずかしくて、お願いだから
    この解説は無しにして欲しいって言って、

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    2024年04月08日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    本気になった官軍の大攻撃が始まる。ここからラストまで、梁山泊の英傑たちの亡びの美学が描かれるのだろう。いよいよ終盤に突入。

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    2024年04月03日
  • 三国志 一の巻 天狼の星(新装版)

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    漫画では三国志を読んだことはあるが
    小説は初めて
    難しそうなイメージがあったが意外とすらすら
    読める
    自分がイメージしていた武将のイメージが
    より深くなり
    こんな側面あったのかの気付くことができた。
    早く次が読みたい

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    2024年03月21日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    30年以上前?にファミコンで水滸伝をやっていたから武将?の名前が大体分かり(ふりがなもあるから分かりやすい)これからどうなっていくのが楽しみ。

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    2024年03月19日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    あ、、、、、、

    息吸うの忘れてた、、、、

    ってくらいの激戦中。


    あぁ、、、、どうなる梁山泊、、、、、


    あと4巻、きっとここまま手に汗握る戦いが繰り広げられるかと思うと、、、、、
    読みたいような、読みたくないような。
    気になるけど、終わらせたくないような。

    そんな複雑な心境です。


    #水滸伝
    #15
    #北方謙三
    #ハマりまくる
    #逃げ出せない
    #息吸うの忘れた
    #夢中
    #危ない
    #やばい
    #どうなるの!?
    #戦

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    2024年03月11日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    13巻。官軍の攻撃で武将が倒れていく梁山泊。しかし彼らの体を張った闘いでまだまだ均衡は崩れない。さあ、終盤戦に。

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    2024年03月02日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    なんだか、、、いよいよな気がする、、、、
    全19巻だから、あと5巻なのよね。

    もう、いよいよキテマス。

    そんな感じです。
    じわりじわりと終わりに近づくような高揚感。

    少しづついろんなところにガタが来出してる、、、
    梁山泊。
    ホントの話は梁山泊の夢は潰えて終わるのだが。
    北方謙三の水滸伝!!!!

    どうなるの!!!!!!!

    水滸伝、19巻終わったあとに、まだ楊令伝?だかで続くらしいって噂を聞きつけて。

    まさか、なに?終わらない?!笑

    そんな嬉しい誤算の14巻でした!

    #水滸伝
    #北方謙三
    #なんだか暗雲が垂れ込む
    #怪しい展開
    #やっぱりダメなのか!?
    #梁山泊!!!!
    #わたしも

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    2024年02月28日
  • チンギス紀 十六 蒼氓

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    ホラズムとの決戦に勝利し、掃討を続けるチンギス・カン。いよいよ終幕が近づいてきましたが、気になるのは長子ジョチの容態。生まれ方から死に様まで『蒼き狼』とは違うのは、何があるのでしょう。

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    2024年02月25日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    全19巻の最終巻。その全体の感想。

    やっと読み終えました。
    いや〜、長かったです。一年近くかかりました。
    途中、他に寄り道したり、そもそも記憶力のない私にとって、余りにも人が多すぎ覚えられな為、何度も読み直してもわからず、最後はノートに記録を取りながら進めました。

    しかしながら著者の北方さんの素晴らしさはその多くの人物一人一人にドラマを持たせ魅力的に描いている所です。

    個人的には戦いより、戦いの合間などで発したふとした言葉が北方流でそれが楽しみでした。

    ただ、男女のまぐわいに関してはこれも哲学的に述べていますが、ただのエロだろ?とツッコんでしまいますが。。。

    この後、話は楊令伝、岳飛

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    2024年02月24日
  • 武王の門(下)

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    僕は、熊本生まれで、九州の外に出たのは、65年生きてて、延べ1年にも満たないけれど、この懐良親王という人は知らなかった。菊池武光は、名前は知っていたけど、こんなに凄い武将だとは思っていなかった。まだまだ、知らないことだらけだと、つくづく思い知った。

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    2024年02月18日
  • 聖域 ブラディ・ドール(9)

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    高校の教師がなかなかここまで意固地にはならないと思うけど、それが起こってしまうのがこの街の雰囲気なのか。
    西尾さんは死んでしまったのかな?このシリーズは一巻完結なのできっとそうなんだろうけど、、、

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    2024年02月18日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    とうとう全巻購入してしまった。。。

    もう止まらない水滸伝への熱い想い、、、
    止まらない。やめられない。

    今回は一番いいところを美容室で読んでしまって、、、頭の上を天使の輪のようなヒーターがクルクル回ってる中、流れる涙を隠し切れないわたしでした。笑!!!!

    美容師さんに、そんなに本で泣きます!?

    ってビビられる。笑笑

    これはね、ダメ。
    13巻の良さを熱く説明するには、やっぱり一巻から読んでもらわないと。そしたら、きっとあなたも泣ける。と、語って帰ってきました。

    水滸伝を手に持ったことない人に、どう伝えても伝え切れない。この本の溢れ出す熱い男たちの戦い。友情。もう、これはとにかく一巻を

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    2024年02月17日