北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 六 徂征の章

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    宋の南北での戦いが終わり、ついに梁山泊と宋との戦いが目前に迫ってきた。そんな中、扈三娘の息子が誘拐され、扈三娘自身も聞煥章に捉えられてしまう。どうなるのかと息を飲む展開である。
    楊令の人間的な側面を見せる場面もあり、戦がないが、なかなか面白い巻である。

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    2011年11月24日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    ネタバレ

    楊令伝第2作のポイントは、岳飛が童貫と、そして楊令とは戦慄の遭遇をする場面であろう。後の展開を予想するだけで身震いが起きてくる。そして、呉用の読みを誤らせた方臘の存在感が俄然増してくる。

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    2011年11月27日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    「弱さを恥と思わないのが、方臘(ほうろう)の強さと言ってもいい」
    分かっているけど、難しい。
    弱さを補うのではなく、受け入れること。そして、強さを伸ばしたいと思う。

    「人は、自分がそうだと思っている以外の、自分というものがある。」 
    自分は何者なのか。どれが本当の自分なのだろうか。
    それはどんな人(豪傑)でも考えることなのか。

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    2011年11月15日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    楊令伝の第5巻、物語に大きな一区切りがついた。ただ、これは次の大きな物語の序章のよう。これから生き残った漢達の物語がどう進むのか、楽しみでなりません。

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    2011年11月10日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    南方戦、緊張感というか、緊迫感が凄まじい!ビリビリする!

    童貫様には『水滸伝』 時代からいつも鳥肌たてられてるなぁ。
    このひとの麾下軍が平原に現れる描写を読む時の、背筋がゾクゾクする感覚がたまらないんだ!
    童貫様、愛しとーと!


    南方戦線に比べて、北方戦線・梁山泊はなんかイマイチだるい感じ?

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    2011年11月08日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    梁山泊が崩壊し、宗江が死んで革命は終わったかに見えた。
    けれど、志を受け継ぐ者たちが、友のため、仲間のため、
    死んだもののために再び立ち上がろうとしていた。
    相変わらず読者を惹きつけるストーリーで、
    水滸伝の登場人物の二世達も現れて、ますます面白くなってます!
    あの人はほんとに楊令なのか!?
    ラストのヒキは非常に北方謙三らしいです。

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    2011年10月24日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    ネタバレ

     北と南の叛乱が終わった。どちらも官軍が勝った。官軍が勝ったのに、官軍は勝っていない。
     梁山泊の戦いがようやく次巻から始まるのかな・・・。楊令と童貫の置かれている状況が変わりすぎているし、そもそも宋対梁山泊という構図すら小さくなってきているし・・・。これからどうなっていくのか楽しみだ。

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    2011年10月24日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    楊家将の続編。

    前回は宋の中における楊家、楊家における楊業が中心的だったが、今回は北方オリジナルなので、視点が前作と全く異なる。

    涙無しには見れない傑作です。

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    2011年10月14日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    「そうやって思い出してくれる弟がいて、おまえの兄貴は幸せだ」
    「違うな、項充。思い出してしまう人間を持った、俺たちが幸せなんだ」

    人の死を考えたとき、そんな見方もあるんだって思った。

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    2011年10月11日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    毎月ハードカバー版の方を衝動買いするのをこらえて待ってるんだが、水滸伝から登場してた人物からの世代交代が進んでいく流れが少し悲しくもある。

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    2011年09月25日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    方臘が本格的に乱を始める。
    童貫率いる金軍には岳飛が加わり、梁山泊には楊令が頭領として戻ってくる。

    幻王軍が遼を侵略する様子や、呉用がだんだんと方臘に魅了されていくあたりが面白い。
    あと子午山の話も。

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    2011年09月07日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    ネタバレ

    棺桶に入れたい一冊。

    北方節が炸裂。
    楊家将から続く続編で、こちらは兄弟愛を中心に描かれている。

    こっから青面獣楊志や楊令に心意気が繋がっていくのだと思うと、
    ぐっとくるものがある。
    (水滸伝や楊令伝に全然関係はしないけれど)

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    2011年08月31日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    二日で読破。
    楊令・方臘・岳飛と役者も揃い、いよいよ物語が動き出す。
    明日にでも三巻目を買いに行ってくる!

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    2011年08月30日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    一気に読み切った。後水滸伝、長編の始まりとしてテンション上がってきた!北方水滸伝読んでない人がいきなりコレ読むのは冒険なんで、読んでない人はそちらを読んでからだな。以降の巻もまとめ買いしてしまうかな、コレは。

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    2011年08月28日
  • 檻

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    文句なしに傑作。何回も読み返しているが、滝野と同じくらいの年になって、若い頃と感じ方が変わったのがわかる。檻から出ること、今自分は檻から出たつもりでいるが、本当にそうなんだろうか?うまく心情を文字に落とせないが。もう一度、読み返すかな。

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    2011年08月25日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    水滸伝3年くらい前に読み終わって、楊令伝ずっと読みたかった。
    それが文庫で出てて、買って読みました。

    最高でしたー。北方謙三さんの文章力でしょうか、あの世界にどっぷり浸かれました。
    人の名前が多いから、誰だったか忘れている部分も多かったですが、何とか思い出してきました。

    水滸伝もそうでしたが、一人ひとりに輝くものがあるのが良いですね。
    あと、全員に志があるとかではないのも、人間味があって好きです。

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    2011年08月07日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    楊令伝の第二巻。ちょっともう、ほんとに読み進める度続きを切望してしまう!今回は同志たちそれぞれの気持ちの面にも触れていてよかったです。

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    2011年08月01日
  • 絶海にあらず(下)

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    藤原純友の物語。同じ時代を生きた平将門は有名だけど、あまり知らずに読みました。公家の出ながら、海に生き、出世は望まず権力に立ち向かう男の姿が目の前に現れました^^
    上下巻あるけど、下巻は疾走し、一日で読み終えました。

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    2011年07月03日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    楊家将・血涙 全4巻の最終章。
    宗にとっての楊家軍の立ち位置の変遷をみていると、国の繁栄に対して、政治と軍との距離感というか関係性を考えさせられる。ここでは楊家に感情移入してしまっていたので、虚しさを感じてしまったが…
    石幻果は自分自身と決着をつけながら、かつては孤高の白い狼だった耶律休哥と親子以上ともいえる絆を深め、耶律休哥は軍人としてこの上ない死に方で人生の幕を閉じる。このように遼軍側は、よりパーソナルな人間ドラマが描かれているように感じた。
    今までのように盛り上がりや期待感に溢れた劇的な感じではなく、終盤は沈静化ともいえる終わりかたなので、3冊続いた疾走感は失速していく感じがあったが、落

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    2011年06月14日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    前作「楊家将」の終盤で気になったままだった四郎のその後から物語は始まる。
    前作に対して遼軍側の視点から多く描かれているが、やはり変幻に視点を操りながら物語が進んでいく疾走感はハンパない。思わず寝食のタイミングを逃してしまうほど。

    今までは男たちの生き様や格好良さに惚れぼれするばかりだったが、ここへきて石幻果や耶律休哥、蕭太后、瓊峨姫たちの見せる家族愛や親子愛、人間愛などを感じることができて、女性から見ても 楊家将・血涙 合わせた4巻の中で最も満足感が大きい巻だったかな。

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    2011年06月14日