北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    李逵の登場巻。李逵は中国では人気キャラクターらしいが、殺人を好む悪漢という日本にはなじまなそうなキャラクター。
    北方水滸伝では、天真爛漫ゆえに無邪気に殺人をするキャラクターに調整されている。

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    2025年12月31日
  • 三国志 四の巻 列肆の星(新装版)

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    ネタバレ

    ・劉備、曹操からの独立を決め徐州ゲット!からの秒で奪われる。敗因は曹操が抱く敵対心を読みきれていなかったことかなぁ。関羽が唆された時はハラハラしたけど、戻ってきてくれて良かった。次は劉表をどう攻略していくかが実物。
    ・曹操vs袁紹の戦い。それにしても曹操は本当にギリギリの戦いが多い。絶体絶命に陥って力を発揮しきれるのは覇者として強いよな。鄒氏を倒したのもびっくりしたな。曹操の間者と孫権の間者、どっちがより優秀なのか気になる。
    ・個人的には袁紹ってそんなに悪いことしたかなぁという印象だったので残念ではあるが、臣下の話を聞けなくなったら終わりなんだなと思った。
    ・それにしても孫策ゥ...お前って奴

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    2025年12月30日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    ネタバレ

    燕青!燕青がこんなに活躍する巻が来るとは!そして、心の内を読めたことは、すごく面白かった。
    宣贊も!宣贊たちの生活も垣間見れて楽しかった。

    戦事態は、安易に勝てなくなっているのだなぁと実感。大きな結末の前に、様々なキャラクター達の思いを読み解きたい。

    韓滔が好きだったから、早くも退場はツラい。

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    2025年12月28日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    ネタバレ

    まさかここで晁蓋殿が亡くなるなんて思わなかった。まだちゅうばんではないか…。でも、あの勢いであるばしょうがないのか。

    さて、物語としては、杜興の片想いというか主人を失った空洞をどうしていくのかを見ていくのが楽しかったし、切なかった。

    樊瑞も変わった男で、彼がどう動いていくのかを見るのも楽しかった。

    大きな戦ではなく、登場人物たちがそれぞれ悩みながら進む過程を読めるのが面白い。まだまだ期待する。

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    2025年12月28日
  • 三国志 三の巻 玄戈の星(新装版)

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    ネタバレ


    ・牧だった劉焉を継ぐ劉璋 vs 五斗米道の国を作りたい張衛(益州)
    ・曹操と呂布を戦わせる作戦を思いつく劉備(徐州)。さすが徳の将軍...言い方悪いが曹操の懐にも呂布の懐にもつけ込めるのすごい。
    ・曹操、呂布との戦いを目の前にしつつ、劉備を味方にしたいけど力ありすぎて怖いかもと思い始める。
    ・呂布、赤兎との別れ。表が怖い人って裏返すと良い人だったりするんだよな。最期までかっこいい漢だったよ...あまりに辛い。成玄固、赤兎を頼む。どうか穏やかに暮らしてくれ。
    ・袁術と絶縁した孫策と周瑜。揚州を固めるため徐々に動き出す。
    ・袁紹 vs 公孫瓚(幽州を賭けて)
    ・曹操、袁紹と戦う前に朝廷の鼠(?)

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    2025年12月25日
  • 渇きの街

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    奥付け 1988年 10月25日 第1刷

    一体何年眠らせていたのだろう。そして何のタイミングで、積読本の山の中から現れて読むことになったのだろう。

    ついこの間読んだ、「ババガヤの夜」にまるで導かれたような気がする。「ババガヤ」が今のハードボイルドなら「渇きの街」は40年前のハードボイルド。

    典型的なクライムノベルでおり、バイオレンス小説である。しかし圧倒的に「ババガヤ」の方が新しく、「渇きの街」は古臭い。
    悪く言えば陳腐であるのだ。男と女の関係ひとつっても。でも、そこが良い。殊に私世代の人間にとっては。

    北方謙三のいい読者ではない私だが、この初期のハードボイルド作家の北方も、今の時代

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    2025年12月25日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    ネタバレ

    前々から噂されていた呼延灼がようやく仲間になった。今回も最終決戦に向けての狭間の巻と感じた。韓滔と彭玘がよい味を出している。多くの登場人物に自分を重ねるが、今回は魯達であった。というか、魯達のように一皮剥けたいと思った。
    次巻も楽しみ。

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    2025年12月21日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    ネタバレ

    今回は狭間の章という感じがした。大きな戦が終わり、今までの登場人物たちがそれぞれ振返り、また新たな一歩を踏み出す。そんな一冊だった。亡き妻に会いにひたむきに駆ける林冲がカッコいいな、、、。久々に王進先生登場も嬉しい。ようやく半分あたりまで来たけど、まだまだどうなるか分からない。次巻が楽しみ。

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    2025年12月20日
  • 絶海にあらず(上)

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    平将門の本を読んで、藤原純友についても読みたくなり探したら、北方謙三が純友について小説を書いていた。

    北方謙三でハードボイルドな純友かと思ったけど、読みやすく親しみやすい純友像で共感しやすい。
    藤原北家といえども、本流でなければ官職にもついていないが、そもそも官職に興味もない。そんな純友が伊予掾として瀬戸内に渡り海賊を鎮圧することを命じられる。

    海賊のイメージが強い純友の人としての魅力が溢れていると思う。

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    2025年12月17日
  • 絶海にあらず(下)

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    藤原純友という人をとても魅力的に描いていると思う。
    小説として、とても読みやすかったし面白かった。

    最終章というかエピローグの部分は、夢か現か幻か。
    純友の現実なのか幻想なのか。
    生き延びて大陸に渡っているとしたらそれはそれで夢があるけど、幻想のようにも受け取れる。

    純友の後に伊予の国司として着任した紀淑人は紀長谷雄の息子で、なんとなくそんなイメージ(応天の門の長谷雄から)でちょっと笑えた。
    将門の元には道真の息子がついており、時代は繋がっているなぁと改めて思う。
    小野好古は案外良い人かも。

    北方謙三というだけで、ちょっと構えて読み始めたけど、上下巻通してとても楽しく読めた。
    他の作品も

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    2025年12月18日
  • 水滸伝 八 青龍の章

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    ネタバレ

    そろそろ馬桂が死ぬな、と思っていたが、小説にすると数行で死んでしまい、驚いた。扈三娘もそうだが、女性の扱い方がひどい気がする。なんか愚かな行動しか出来ない体で書かれているというか。まぁ、一昔前の小説だから仕方ないかもしれないが、、、。

    今巻は、解珍、解宝、李応などの心理描写が面白かった。自分の生き方に悩んでいるキャラクターがいると、どうしても気になってしまう。他には、林冲の動揺が気になったが、それは次巻への持ち越しだった。楽しみ。王進先生が登場しなかったのが残念であるが、次巻以降期待する。

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    2025年12月14日
  • チンギス紀 十三 陽炎

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     マルガーシの父親のジャムカは、戦ではチンギス・カンを上回っていたかもしれない、とテムル・メルクは考えていた。
     草原の戦を分析すればするほど、ジャムカという武将の凄味はわかった。
     ただ、チンギス・カンと較べて、ジャムカには足りないものが間違いなくあった。
     国を作りあげていく力だ。それは軍を作りあげる力とも同じだった。
    (略)
     チンギス・カンが、何度かぎりぎりのところまで追いつめられたのは、ジャムカの精鋭の力だったのだろう。
     しかし闘うたびに、チンギス・カンの軍は堅固になり、ジャムカの軍は精鋭だけになっていった、とテムル・メリクには見えた。
    「戦は、強さだけで決まるものではないな。なに

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    2025年12月14日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    ネタバレ

     今回も面白かった。特に、関勝が魯智深の行動によって、自分の生き方に疑問を持つ部分と、時遷の自分の人生の振返りと後進のための行動の部分に心惹かれた。まだまだ仲間集めは終わっていないのかとも感じさせる巻だった。

    攻防がどうなっていくのか、いつも読めない。それが楽しみだから、また次巻を読むのが待ち遠しい。

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    2025年12月13日
  • 三国志 十一の巻 鬼宿の星(新装版)

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    あぁ、、、劉備まで、、、、

    え?これであと2巻続くの!?
    もう。
    劉備まで、、、、

    一巻からずっと、劉備玄徳、関羽、張飛を見てきて、老人になっていく一生を一緒に過ごしてきて。
    ↑誰?

    本当に人の一生は一瞬だな。
    と、思ってしまう。
    ↑立ち位置不明

    曹操もいなくなり、周瑜も、、、

    わたしの好きだった呂布さまも。
    ↑短かった推し活
    速攻、玉砕。

    三国志。とうとうあと2冊。
    これは北方謙三版だっていうけども、本当の三国志って違うの?って思うんだけど?
    どうなの?

    もしかしたら、関羽も張飛も、劉備も死なないで天下統一ってバージョンもある?

    ある?
    まさかのコパンテンにやっつけるバージョ

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    2025年12月11日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    ネタバレ

    史進先生の様子を少し垣間見れて良かった。
    林冲や魯智深など初期メンバーの動きが見れる今巻。新たに加わった秦明将軍の強さにも惚れ惚れした。ただ、地味な段景住の馬医者探しのくだりが好きだったりする。

    一気読みしたくなる面白さだが、一気読みすると内容を忘れがちにもなるから難しいところ。

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    2025年12月07日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    ネタバレ

    いよいよ戦が始まった。そして、こんなに早く主要キャラクターが亡くなるとは思わなかった。あとまだ、14巻あるのに、どうなってしまうんだ!

    前半の宋江救出作戦は読んでいてスカッとした!面白い!中盤は魯智深が登場!待っていた!後半は悲しい結末だった。全体を通して林冲の活躍が度々あり、初期メンバーもチラホラ登場して心躍った。

    展開は読めない。次巻も期待する。

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    2025年12月06日
  • 過去 リメンバー

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    初めて読んだ北方作品。登場人物のセリフの言い回しが小洒落ており、主要でない登場人物も読後に思い出すようなキャラ付けがされている。

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    2025年12月03日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    ネタバレ

    あぁ!めちゃくちゃ気になるところで終わってしまった!早く次が読みたい。

    今巻も面白かったが、林冲や王進先生などの活躍が見られず残念。一方で、林冲を虐めた李富が主役級に登場するではないか。こんなに出てくる人だったんだ(笑)しかも、恋愛まで持ち込んで。意外ではあったが、官軍側もひとつの思想があって動いていること、人間であることを実感させられた。

    馬桂は少し苦手。依存気質に見えてしまう、、、。環境がそうさせたんだろうけども、、、。もっと自分を持って欲しい。利用されないで!

    純粋に志を持った女性キャラクターは出てくるのだろうか、いや、出てきてほしい(反語)

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    2025年11月30日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    致死軍の戦いが華麗すぎて読んでいてスカッとした。他にもキャラクター達の思惑をどんどん知れて面白い。王進先生の所には、人間再生療養所となり、何人も迷い人が来る(笑)次が楽しみ。

    ただ悲しいのが、本格的な戦は始まっていないのに、キャラクター達に関連する女性達が尽く死んでいく。女性の私からすると悲しい。女性キャラクターがもっと活躍してほしいなぁ。あと、女性が死なないと、漢気が発揮できないのか、と突っ込みたくなる。女性が死ななくとも、大人になってくれ、みんな(笑)

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    2025年11月29日
  • New Manual

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    めちゃくちゃオシャレな一冊。目が眩むような。読んでてテンション上がる。アンソロジーとあるけど雑誌みたい。写真も文章も装丁も、完成度高すぎた。

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    2025年11月26日