【感想・ネタバレ】水滸伝 十四 爪牙の章のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年10月02日

遂に本気を出した官軍が二十万の大軍で梁山泊を潰しにかかる第十四巻

そして王英さん自身も認めようとしなかった恋心を宋江が見抜いていました
曰く「扈三娘のこと好きなんやろ?結婚しちゃえばいいじゃん!」
王英「いや、扈三娘さんみたいな美人さんがが僕みたいな短足好きになるわけないじゃないですか」
宋江「聞...続きを読むいてみなわからんやん!よっしゃわしに任せとけ」
王英「いや、やめて下さいよ」
宋江「いいからいいから、わし得意やねんてこういうの」

といった流れで宋江がしゃしゃってきた、二人の恋物語は次巻へ持ち越し
でも、もう三回も命助けてるんやで、身を呈して
もういいでしょうよ!
惚れてあげて!
このままじゃ王英さん死んじゃうよ(´Д⊂グスン

そして張横と張平親子の旅も良かった
こちらもなんか泣けてきた
どんな旅かと言うと…
うんそれは読んでほしいわ

はい、一〇八星ぜんぜん違うじゃん!のコーナー♨️

今回は第百三位の好漢、地壮星の母夜叉(ぼやしゃ)孫二娘です

ぜんぜん違う『北方水滸伝』ですが今回もまたオリジナルのファンとしては唖然とするしかないエピソードをねじ込んできました

張青と夫婦というのは一緒です
オリジナルでは武芸に優れ荒々しい性格をして暴走しがちなところを張青にたしなめられることが多いんですが、『北方水滸伝』はかなり思慮深い性格で、いまいち情けない夫の張青を叱咤激励しています

オリジナルでは夫婦共に合戦で討ち死にするんですが、『北方水滸伝』では晁蓋を暗殺した史文恭が逃走する際に張青も殺されていまいます
そして、な、なんとなんと地正星の鉄面孔目(てつめんこうもく)裴宣と再婚します
もう、びっくり!オリジナルだとほぼ接点ないんだけどw
でもなんか二人すごく似合いの夫婦なんだよね
収まるべきところに収まったって感じ
すげーぞ謙三アニキ!

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Posted by ブクログ 2014年01月08日

原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。
原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!!
原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。
俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入った...続きを読むあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。

水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。


最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。
108人全員が個性的でなおかつ熱い!!
『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。
また、全員死に様がかっこ良過ぎる。
漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。
豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年09月04日

前半はちょっとのほほんで、後半は激戦な14巻。
前半、盧俊義と宋江が魚を釣ったり、史進が妓楼に通っている時に襲われて全裸で交戦したりしていて、双頭山であんなに熾烈な戦いがあって何人もの人が死んだけど、生きている梁山泊メンバーには時が流れ続けているんだなと思わせられました。
そして後半は、禁軍二十万と...続きを読むの戦いが始まりました。梁山泊にとっては、今までで一番苦しく際どい戦。宋と梁山泊がほぼ全ての力をかけてぶつかる戦いの様子は、読んでいてとても熱い!と思いますが同時にハラハラしっぱなしでした。
そんな14巻の中で、一番印象に残ったのは張黄と息子の張平が旅をする話のところ。張黄の盗み癖がある息子をどうにもしてやれないという親心もウッとなったというのもあるのですが、張平が可愛い上に、どこか鮑旭を思わせる雰囲気があって、この子はこれからもしかしたらすごい成長するのかなと思うと、梁山泊メンバーが死んで行く中でのこれからの存在として期待が持てて救われました。張平の成長見守りたいです。

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Posted by ブクログ 2013年05月27日

官軍が20万の大軍で大攻勢をかけてくる。梁山泊は青蓮寺のトップを暗殺しようとするが失敗。各拠点も苦しい戦いが続く。どうなる。

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Posted by ブクログ 2012年09月26日

史進の素っ裸事件に和み、大いに笑わせていただきました。林冲の食いつきようが…(笑)
梁山泊の面々が仲良いと嬉しくなっちゃいます。

一方、官軍との戦は緊張続き。しかし花栄の活躍には胸がすく思いでした。

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Posted by ブクログ 2012年08月07日

クライマックスへの布石の巻!

全体的に緊迫し続けた14巻でしたが、
林冲の公孫勝に対する言葉とそれに続く盧俊義の賭けのシーンが全体の緊張を程よくほぐしてくれているように思う。(208ページ付近)
林冲と公孫勝の掛け合いはいつ見てもほっとする。

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Posted by ブクログ 2024年04月03日

本気になった官軍の大攻撃が始まる。ここからラストまで、梁山泊の英傑たちの亡びの美学が描かれるのだろう。いよいよ終盤に突入。

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Posted by ブクログ 2024年02月28日

なんだか、、、いよいよな気がする、、、、
全19巻だから、あと5巻なのよね。

もう、いよいよキテマス。

そんな感じです。
じわりじわりと終わりに近づくような高揚感。

少しづついろんなところにガタが来出してる、、、
梁山泊。
ホントの話は梁山泊の夢は潰えて終わるのだが。
北方謙三の水滸伝!!!!...続きを読む

どうなるの!!!!!!!

水滸伝、19巻終わったあとに、まだ楊令伝?だかで続くらしいって噂を聞きつけて。

まさか、なに?終わらない?!笑

そんな嬉しい誤算の14巻でした!

#水滸伝
#北方謙三
#なんだか暗雲が垂れ込む
#怪しい展開
#やっぱりダメなのか!?
#梁山泊!!!!
#わたしも戦いたい
#志のために
#笑
#入り込みすぎる

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Posted by ブクログ 2022年02月08日

ついにというか、一気に戦闘モードに入ってきた。
日本軍は広大な中国の点と線だけを抑えた、と言われて、中国との戦争には勝てなかったわけだけど、そうという国はプライドがあり、ゲリラ戦みたいのはやらないんだろう。きっと。
というわけで、地方は置いていかれて、首都と梁山泊の戦いということになる。
ずいぶんと...続きを読む厳しい状況で、さてどうなりますやら。

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Posted by ブクログ 2021年10月30日

20万官軍との総力戦始まる。死亡フラグが次々立って、もう誰がいつ何処で逝ってもおかしくない状況。最後、まさに“一矢報いる”花栄の反撃には溜飲が下がった。本格的な戦いは次巻以降。期待と不安(こちらの方が大きいが)でドキドキである。

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Posted by ブクログ 2021年01月30日

4.1

嵐の前の静けさ。
この戦は今後も含めてどのくらいデカくて重要な戦なんだろう。

花栄あれでイケメンなんでしょ。全女性惚れるやん。でもこれからやん。朱仝と雷横が凄まじかったように、あんたもヤバいんだろうけど。

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Posted by ブクログ 2020年06月29日

多士済々の梁山泊にあって、こんな人もいるのかと思わせる鉄面孔目の可愛さに泣き笑いさせられる14巻目。
宋と梁山泊かついに、がっぷり四つに。

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Posted by ブクログ 2018年10月15日

気がついたら総力戦が始まっていた14巻。中弛み感はあるものの、さすがに所々で心揺さぶられるシーンはある。それにしても、くっつきそうでくっつかない、王英の片想いが気になって仕方がない。

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Posted by ブクログ 2017年10月09日

●1回目 2007.9.16

九紋竜史進の愉快な話。
宋軍の全面攻撃、ついにはじまる。


●2回目 2015.1.12

この巻の読みどころは、

梁山泊の文官、鉄面孔目裴宣が、母夜叉孫二娘の件を宋江に報告する場面。

一丈青扈三娘と矮脚虎王英の会話の場面。
宋江がその王英に、扈三娘との結婚を勧...続きを読むめる場面。

そして史進の女郎買いの場面。

いずれの場合も思わずニヤニヤしてします。

そして官軍20万による一斉攻撃が始まる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月07日

官軍が20万の大軍勢で梁山泊の各要塞に包囲網を敷き殲滅作戦を開始する。
しかも趙安・董万など指揮官もエース級揃い。どの戦場も激戦!圧倒的な兵力差をどう凌ぎきるのか!
そして、張横・張平の親子旅。息子の盗みグセと心の闇に苦悩する父親の姿が泣ける。
屈折した張平の心は子午山でどのように変わっていくのだろ...続きを読むうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月25日

史進がみんなからいじられるところが面白かった。解説にネタバレじゃないの…?という記述が。結末がどうなるのか知らないのに…。なるべく忘れよう。

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Posted by ブクログ 2016年07月02日

やー!相変わらず面白い!久々に読んだけん、最初キャラ達の人間関係を思い出すのに苦労したけど。
今回好きだったのは、史進が敵に襲われて裸で妓廊から飛び出てきて闘うとこ、それを林沖らが賭けのネタにしてたとこ。あと張横が息子を王進先生のとこに連れていくところ。
王進先生好きだー!
これからは最終巻まで一気...続きを読む読みすんぜ!

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Posted by ブクログ 2016年06月20日

史進の真っ裸事件は笑えたが同時につえーっ!って思った。
とうとう宋の総攻撃が始まり、梁山泊は今までに無いピンチに陥る。さて、梁山泊はこのピンチをどうやって乗り越えるのか。次巻が楽しみになってきた。

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Posted by ブクログ 2016年02月14日

梁山泊本陣以外のの全ての拠点への総攻撃が始まった。

童貫の禁軍は投入されないが、宋軍は、ほぼほぼオールスターな感じです。



水滸伝とは革命家達が主人公の話です。
近年は革命をテロと訳しそれに加担する者はテロリスト。
テロリストと言う響きには、あまり共感は出来ないかと思います。

しかし、水滸伝...続きを読むに出て来る革命家達には志しがあり、標的を腐った宗国の中枢に狙いを定め信念のもと花栄の放つ矢の如く突貫していく姿には魂を揺さぶられるものがあります。

現代のテロリストにその信念みたいな物は有るのだろうか?
ふと思いました。

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Posted by ブクログ 2016年01月16日

扈三娘と王英はどうなるんだろう?
絶世の美女と短足。
そして、ついに官軍の総攻撃。
20万はさすがに…。
どんどん死んでいくなぁ~。
官軍は童貫が出てきてないし。
この戦いの結果は如何に??

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Posted by ブクログ 2015年04月25日

梁山泊と官軍の死闘が続きます。
死闘というよりは強者が弱者を襲うという表現の方が正しいのかもしれない。
必死に耐える梁山泊軍。
こっからどう展開されるか注目です。
残りも5巻となりました。

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Posted by ブクログ 2014年01月18日

徐々に官軍の圧力が高まってきた。そんな中でも依然として激烈に強い個性を放つ梁山泊メンバー。物語もいよいよ終盤に向かう。もう、誰も欠けてほしくないが…あと5冊。しっかり読み込みたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月22日

前半は梁山泊内恋愛絡みのお話。

もはや更生施設となっている子午山の話と
史進の全裸騒動をはさみつつ、
物語はいよいよ宋軍二十万との対決へ。

正直有利と感じる要素がほとんどない。
敵も気を抜かなくなってきたし。

あと、まだ仲間になっていない一〇八星がいるようです。

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Posted by ブクログ 2013年04月16日

20130415…ついに全面対決。勢いにのって一気に読んでしまった。
頭領としての宋江の悩み、張横と息子張平の話も印象に残った。

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Posted by ブクログ 2013年03月18日

梁山泊対宋の全面対決。
自分の人生をどう生き抜くか考えながらも、長く生きることにこだわらない、死を恐れない。
それは自分を大きな流れとしての一部とし、志が世を変える動きの一部としての役割を担っていることを当然のように心に置いているからなのだろうか。
生き方というものが格好よすぎる。
死者は増えていく...続きを読むが、死ぬときという感じが強い。
そして史進と林冲の組み合わせがすごく好き。

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Posted by ブクログ 2012年12月28日

ついに梁山泊軍と官軍が全面対決に突入しましたね。お互い一気にぶつかりあうのではなく、ジワジワと攻めたり耐えたりということで、今のところは膠着状態が続いているといった感じです。この先、この戦いがどう展開していくことになるのか?楽しみですね。

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Posted by ブクログ 2012年09月29日

本格的なぶつかり合いが進む中、
様々な人間模様が細やかに描かれています。
自らの死は大きなことではなく、
如何に梁山泊がこの局面を乗り切るのか。
そう考えながら戦う男たちが熱すぎます。

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Posted by ブクログ 2012年09月21日

戦闘シーンや戦術のくだりはどんどん読み飛ばしてしまった。「替天行道 北方水滸伝 読本」の人物事典にて登場人物の背景や性格を確認しながら読み進めているものの、各塞の将校レベルになると中々イメージがわかずに苦労する。項充(本隊の水陸両用部隊隊長)や楊林(飛竜軍隊長・元飲馬川の賊徒)など何度人物事典を紐解...続きを読むいたことだろう。
本作品において私の興味は登場人物の機微である。性格や背景に特徴を持つ人物が意外な場面で頭角を顕したりするのが楽しいのだ。この辺り、私が元人事担当者という経歴と無関係ではないだろう。
そして、王進のもとで修業をしている楊令と張平、水軍預かりとなっている趙林などの10代は、楊令を中心とする次世代の梁山泊軍としての位置付けで伏線が張られているのだろうと思う。このあたりで、ずるずると北方ワールドに引き込まれているのに気付く。
何はともあれ、本巻より官軍との全面対抗戦の様相を呈してきた。いよいよ佳境である。

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Posted by ブクログ 2013年08月25日

おおお、前巻を上回るピンチが来たではないか!どうなる梁山泊?!
またまた続きが気になる終わり方で、全体としてのテンションは保ったままなんだけど、本書前半の張清とのくだりはあまり必要なかったのでは?と思うなあ。

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Posted by ブクログ 2012年04月04日

張清って誰やねんと思っていたら飛礫名人だった。14巻は敵、青蓮寺が生き生きしていた。洪清も童貫元帥も敵ながらかっこいい。魯達なんかは味方ながら冷徹。早すぎる首領の死に対して“間に合った”という。肯定する魯達が怖い。でも好きやな、魯達。解説は細谷正充さん。書き出しがちょっと熱すぎるけど、わたしもそう思...続きを読むっちゃってるってゆうね、恥ずかしいわ\(^o^)/15巻は梁山泊軍の活躍を期待。

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