あらすじ
解珍(かいちん)・解宝(かいほう)父子は、祝家荘に大量の兵が入っていることに気づく。官軍が梁山泊の喉元に、巨大な軍事拠点を作ろうとしていたのだった。宋江(そうこう)、呉用(ごよう)らはそれを阻止しようとするが、堅固な守りと、張りめぐらされた罠によって攻め切ることができない。勝利を確信した官軍に対し、梁山泊軍が繰り出した秘策とは。最初の総力戦が、いま幕を開けようとしていた。北方水滸、緊迫の第八巻。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
祝家荘 関連
ネタバレ
秦明
これは@@の命だ。・・役に立つ事はなかった。情けないほどどうでもいい命である。・・しかし・・ひとりの人間にとっては無上に大切な命だ。持っていてやれ、この薬草を。そして@@という男がいたことを憶えていてやれ。
Posted by ブクログ
うぉーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
グォー!!!!!!!!!!!!!!!
いげぇー!!!!!!!!!!!!!
ゔぉーーー!!!!!!!!!!!!
あぁーー!!!!!!!!だぁーー!!!!!ごぅぁあーー!!!!!!!!!
っていう。一冊。
もうね。もうね。もうね。もうダメ。
あぁ、もう。なんてことだ。ホントに。なんなん。なんなの。どういうこと。なんだっての。
いつも、風のようだな、おまえは
と、言わせた林冲の土煙と共に現れて敵敵を蹴散らし梁山泊サイドの危機を一気に突き動かす騎馬隊!
少しづつ罠を張り巡らせ、ラストに圧倒させてるこのラスト、、、、、、
た、た、た、た、たまらん、、、、
思わず途中で咽び泣きました。。。
う、ぅ、、。ぅ、、、ぅ、、、、
北方謙三を神と崇めたい。
Posted by ブクログ
もう、いろんなバリエーションで死んでいくやん。゚(゚´Д`゚)゚。
あれか?一〇八星で一〇八種類の死に方考えようの会名誉会長か!
それにしても非道い
ほんと小説家って良くあんな非道いこと考えるよね
確かに李富と馬桂はにっくき仇やけど、あんな仕打ちせんでも…
非道い。゚(゚´Д`゚)゚。
もう小説家全員サイコパスや!(極論)
ちなみに今回ワタクシが一番猛った場面は飛竜隊の隊長を務めるOh!Yeah!じゃなかった王英が援軍として祝家荘に向かったという記述ですw
扈三娘とOh!Yeah!じゃなかった王英が『北方水滸伝』でどんなふうに結ばれるのか興味津津
というわけで多大な犠牲を払いつつ官軍との全面対決の緒戦に勝利した梁山泊
青蓮寺の反撃も予想される次巻もでら楽しみ!
はい、一〇八星ぜんぜん違うやん!のコーナー!
今回は、第三十四位の好漢、天暴星の両頭蛇(りょうとうだ)解珍と第三十五位の好漢、天哭星の双尾蠍(そうびかつ)解宝です
なにが違うって、オリジナルでは二人は兄弟なんですが、『北方水滸伝』では親子なんです
ぜんぜん違う!
ぜんぜん違うけど親子の方がむしろしっくりくるっていう!なにこの魔力w
猟師なのは同じなんですが、オリジナルでは暴れ者で悪い金持ちや役人を殺して梁山泊に逃げ込みます(オリジナルの好漢はそんな奴ばっかりです)
しかし『北方水滸伝』では特に父親の解珍は一角の人物として描かれていて、解宝も人望が厚く人々をまとめる力があります
祝家荘との戦いで潜入工作を仕掛けるのは同じなんですが『北方水滸伝』では更に猟師であることや過去の因縁を活かしまくっての潜入で説得力が段違いです
おそらくその説得力のためにこういう人物に書き換えられたんだろうなと思わせます
そしてこの後も長く戦いに加わるはずなんですが、特に解珍はオリジナルよりかなり年嵩ですので死期は早いかもです
Posted by ブクログ
マジすか⁈ モウ 次々に倒されてきたよ〜‼︎ってストレス溜まるそんななか李逵と武松がスッキリさせてくれた〜♡ こんな♡マークを水滸伝の感想に使うって思ってもいなかったわ〜笑
Posted by ブクログ
七巻より始まった祝家荘での戦い。
大苦戦したくさんの死者を出すも勝利した梁山泊軍。
なかなかハラハラして寝れなくなりました。
そして、林冲に危機が!!
Posted by ブクログ
独竜岡戦、終了。梁山泊と青連寺の全面対決第一弾。重要な人物であってもどんどん死んでいく。英傑が登場したと思ったらあっさり死んでしまう人もちらほら。意外だったのが、これまで梁山泊軍を苦しめていた王和があっさり死んでしまったこと。この人しぶとそうだったのに。そして林冲どこへいく。
Posted by ブクログ
水滸伝も中盤となり、とうとう梁山泊総力戦へ。ついに王和も!
圧倒的な戦力差なのに何故こんなに戦えるのか!?これが志なのか?死が怖くないのか!?昔の人ってすごい!って思った。
Posted by ブクログ
原点の水滸伝と比べて、大幅な改訂が加えられているそうですが、原点を読んでいない俺にとってはどうでもええ事やな。
原点ら読んでなくても充分楽しめる!めちゃめちゃおもろい!!
原点では妖術とかの要素もあるらしいんやけど、北方版ではそれも省かれたあた。
俺は小説でそんな魔法とかファンタジー的な要素が入ったあるのは嫌いやし、ましてやこんな熱い話でそんな非現実的要素はいらん。
水滸伝のストーリを超端的にまとめると、梁山泊百八傑と言うように、108人の豪傑(女性含む)が織りなす一大叙事詩です。腐敗が進む宋において、『替天行道』の志のもとに集いし者達の熱い闘い。
最初108人の豪傑を全員書き分けれるんかよとか思いやったんですが、そんなんは杞憂でした。
108人全員が個性的でなおかつ熱い!!
『三国志』を読んだ時も思ったけど北方謙三という人は、豪傑とか漢とかを書かせると右に出るものはいないのではないだろうか。
また、全員死に様がかっこ良過ぎる。
漢とは死に様までカッコ良くなければならないと思いました。
豪傑達一人一人にすごい愛着が持てたので、そいつらが死ぬたびにものすごい落ち込んだ。
Posted by ブクログ
これまでの巻の中では、いちばんカタルシスを感じられるんじゃないかな。特に「地勇の星」は最高!
いよっ!やってくれました梁山泊!
もう僕なんか単純だから、このまま宋軍を全滅させちゃってハッピーエンドでいいんじゃないの、と思ってしまう。
すっかり梁山泊の英雄たちにのめりこんじゃったから、これから彼らを襲うであろう試練を思うと、なんだかいたたまれなくなってしまうのだ。
早く最後まで読み終わりたいけど、読み終わりたくない。ファンにありがちなアンビバレントな思いを抱いている。
Posted by ブクログ
まずは恒例の各章のサブタイトルとその星が表す豪傑の名前の列挙からです。
天暴の星: 両頭蛇・解珍
地異の星: 白面郎君・鄭天寿
天富の星: 撲天鵰・李応
地悪の星: 没面目・焦挺
地勇の星: 病尉遅・孫立
この巻の白眉は何と言っても「祝家荘の戦い」なわけだけど、実は KiKi の印象に一番残ったのはその梁山泊にとって死ぬか生きるかというような戦いが始まる前に、戦ではなく言ってみれば事故で命を落とした豪傑のお話でした。 彼の名は鄭天寿。 この北方水滸では長きに亘って清風山に籠り「闇の塩の道」を守り続けた1人でした。 その清風山の皆さんの活躍はここまでさほど語られることもなく、「厳しい戦いを強いられ続けている」というような言葉であっさりと片付けられちゃってきていた物語的には不遇な1人だったんだけど、ここで思いっきりスポットライトが当たりました。
それにしても彼の人生は哀しい。 子供時代も不遇なら、青年時代も不遇、流れ流れて清風山に辿りつきふとしたことから晁蓋と、さらには晁蓋の仲介で盧俊義と出会い、「闇の塩の道」に関わるようになります。 そして梁山泊に合流。 で、これから・・・・・・という時にまさかの事故死です。
高熱を出して苦しんでいる楊令の薬になる蔓草を任務の合間合間に探し続けていた鄭天寿は、祝家荘戦の前哨戦とでも呼ぶべき戦で見事に勝利をおさめた直後、その戦場だった岩山の崖の途中に探しても探しても見つけることができていなかったその蔓草を見つけます。 用心深く崖を降り、その蔓草を懐一杯に採集し立ち上がったところで足場が崩れ崖から落ちて落命。 しかもその蔓草がようやく楊令の手元に届くころには楊令は回復していて、「彼の死は何だったんだ??」状態という間抜けぶりです。
でもね、「戦で雄々しく死ぬのだけが梁山泊の男じゃない!」という北方さんのメッセージがそこにあるような気がしました。 何が哀しいって彼の最期の独白が何とも言えず哀しいんですよ。 彼は崖から落ちながら、高熱に苦しむ楊令を思い浮かべ、いつしかその楊令の顔がずっと昔に飢えで亡くした弟の顔と重なります。 そして
いま、持って帰ってやる。 食い物を持って帰ってやる。 兄ちゃん、やるだろう。
と心の中でつぶやくんですよ。 こんな間抜けな死に方はないだろうというような死に方だけど、戦の中で華々しく命を散らす男たちの姿よりも何倍も強烈な死として KiKi の心に残りました。 ホント、惜しい人を亡くしたものです。
さて物語的には一番の山場は冒頭にも書いたように「祝家荘の戦い」です。 梁山泊、二竜山、双頭山という梁山泊側の大三角形地帯のちょうどど真ん中付近に位置するのが「独竜岡(どくりゅうこう)」と呼ばれるエリアで、ここは「祝家荘」、「扈家荘」、「李家荘」という3つの勢力が独立を保ちながら治めていました。 その中の「祝家荘」に青蓮寺 & 官軍地方軍 が梁山泊を牽制するために兵力を送り込み、梁山泊の大三角形の連携を崩す足がかりとしようとしたことに端を発する戦です。
青蓮寺から送り込まれたのはあの知恵者・聞煥章。 そしてこの「祝家荘」への梁山泊側からの秘策というやつが言ってみれば「中国版・トロイの木馬大作戦」です。 ま、使われたのは木馬じゃなくて猪とか鹿とか熊だったりするんですけどね(苦笑) 木馬に隠れて・・・・ではないけれど、祝家荘へ獣肉を引っ提げて潜り込んだのが「祝家」にひとかたならぬ因縁を持つ猟師親子(解珍・解宝)とその猟師親と親戚関係にある官軍離脱軍人(孫立)一家です。
そして更には独竜岡内の「同盟関係」に縛られつつも官軍が大嫌いという李家の頭領・李応、その李家のバトラー・杜興といった興味深い人物が次々と登場し、梁山泊と内応します。 その影には例によって例の如く、あの片腕オーガナイザーの働きアリ、武松 & 李逵の無敵コンビの活躍アリと毎度おなじみとなりつつある逸話が多々紛れ込んでいます。
少なくとも「宋江さん捕縛作戦」で信じられないような兵力差で勝利を収めた梁山泊軍ですが、今度の戦いは青蓮寺の「本気モード」は雲泥の差だし、ついでにじっくりと準備を進めたプロジェクトだけに傍目にはかなり「梁山泊・危うし!」というムードなんですけど、あれだけの修羅場を乗り越えさせてもらった宋江さんは肝っ玉だけは鍛え上げられちゃったようで、結構平然としています。 そして祝家荘に潜り込んでいた内応者たちの活躍もあって梁山泊軍は勝利を収めます。 でも、犠牲はやっぱり多くて、この巻で命を失った豪傑はさらに増えてしまいました。
地異の星: 白面郎君・鄭天寿
地進の星: 出洞蛟・童威
地魔の星: 雲裏金剛・宋万
地妖の星: 摸着天・杜遷
地悪の星: 没面目・焦挺
鄭天寿は最初にお話したように事故死。 童威、宋万、杜遷の3人は戦死。 そしてもう1人可哀相な最期を迎えちゃったのが焦挺です。 彼は祝家荘戦に勝利した後、戦場をくまなく歩き回り官軍が遺して行った武器を拾い集めたり、荘の立て直しなんかに尽力している過程で聞煥章たちが脱出した非常口を見つけ出したもののそこに仕込まれていた矢に射られて落命。 相変わらず晁蓋さんはピンピンしているのに水滸108星に数え上げられている死者は数をどんどん増やしています。
さて、話は変わって・・・・・・・
この物語にはなかなか美味しそうな食べものの話が色々と出てくるんですけど、この物語の中の描写がどんなに美味しそうでも KiKi はちょっと眉を顰めちゃうものも多々あります。 例えば熊肉。 例えば猪肉。 例えば蛇肉。 まぁ、猪の方は KiKi も食べられないというほどじゃないけれど、熊肉はいけません!! だって KiKi には熊肉の獣臭に辟易とさせられた経験(詳細はブログにて)があるんですよ。 梁山泊の皆さんって・・・・・・って言うか宋代の皆さんって、あんな獣臭のする食べものが平気なんですねぇ・・・・(苦笑)
Posted by ブクログ
いろんな意味で心臓が上下した巻だった。
梁山泊初めての全軍闘争。
しかも攻めるしかない戦いに追い込まれる形での。
犠牲は多く、今まで「この人ここで死ぬかーっ!」と思いながらも、それなりの見せ場を持って死んでいった人たちが、戦の中で語られる形で死んでいく。
悼むことすら既に過去でしかない形。
その中で振り返ろうとせず今を見つめ続けていこうとする。
楊令にまたひとつ背負うべき死が増えて。
テレビの特集で北方氏の話を聞いていたから、この後どうなるかは知っていても、やっぱりこれ以上背負わせないでくれという思いは強かったんだけど。
それらも結構しんどかったのに、何故今ここで、と思うような林冲の心を揺さぶる出来事。
もういろんなことがてんこ盛り。
戦の決着はついたが、林冲の問題は次巻に持越し。
うおおおお、気になる…(いや、すぐ読むけど)
にしても、宋江さま人気は半端ないです。
漢だらけの梁山泊でアイドルか!?というくらいの人気っぷり。
いや、タラシっぷりと言うべきか。
人の心を掌握するひとというのは、こういう人なんですかね。
具体的に何をしたと書かれていないんだけど、何か納得してしまうよ。
閻婆惜のことがなければ、私も好きなままだったんだが。
どうして兵にあれほど慕われるだけのひとなのに、彼女には違ったのか。
これか博愛からくるものというのだろうか。
今一つ釈然としない。
馬桂もついに最期を迎えましたが、李富にはツッコみたいことが一杯。
李富がされたことは、馬桂を取り込むときに彼自身が使った手とほとんど変わりないのに、何故気付かん。
話だけと死体を見た衝撃の強さの違いはあるかもしれないけど。
こと自分のことになると、人はそういうものかもしれない。
Posted by ブクログ
できればずっと読んでいたけど睡眠時間がね…
鄭天寿の過去と薬草のエピソードは何度もくり返しページを往復してしまった。
そして林冲…どうなることやら
Posted by ブクログ
馬桂は、李富を冷酷なまでに生まれ変わるため、官軍の袁明らによって殺される。
官軍が梁山泊の喉元に作ろうとしている巨大な軍事拠点である。祝家荘の攻略がはじまる。
Posted by ブクログ
これだけの物語が一冊にまとめられているのって本当にすごいことよね……?一日で読み切ったけど、何日も彼らと一緒に陣営に篭っていた気分。振り返ろう。
鄭天寿、たぶん大胆でおもろいやつ、ENFPやとおも……ってたら、しんだー!!!!フラグは立ってたー!けど別の形で回収…大胆で心優しい人やったね。そういう人が私はとっても好き。楊令は本当にいろんな人の想いを糧に成長していくのね。
あと秦明×公叔カッポーのこれからがめっちゃ気になる。めっちゃえっちぃまぐわい期待。
解珍の眼をみた聞煥章が「深い、湖水のような眼差しをした男」って感じてて、梁山湖やん……となった。
ねぇ聞ちゃんあのね!いくら友人が女に弱いからってあんな惨い殺し方しちゃだめよ!!友情にゾッとしちゃったよ!!これが後々どうかるかやね。絶対バレるじゃん!!!!
宋万と杜遷もな、好きやったのに、部下を守って死ぬだなんてな、更に大好きにしかならんのよ。
宿元景の騎馬隊との戦いのシーン、呉用の視点と戦いの描写が同時に描かれていて、まさに映画を観ているような気分に……おおおおと声が出ました。
李応やなやつ!と思ってたらいいやつやった、杜興のスパダリ(言い方)具合がよすぎるぅ!!!
解珍、解宝親子もカッコいいぃぃぃぃ。わんこおお!わんこ!!!偉い!!!ジビエ料理食べたくなった!!!!
暗殺の鬼と化した李富……張瀾の名前出すのセコいけど、もう鬼になったんなら仕方ないね。林冲。どうか生きて帰って。戦って死んで欲しい。でも林冲を生かすのは志だけではないから。やっぱり奥さんへの愛もあるから……。
楽和くんの歌声聞いてみたい。聞ちゃんが楽和の歌がまとわりついてきて厭がっていたのが、音付き映像として浮かんできて、北方謙三天才としか思えんかった。
視覚以外で感じ取る物を文字にするのって難しい。
そして後書き。私と水滸伝。今回もとても面白かった。水滸伝と豪傑たちの武器、とかあだ名、とか興味を惹く内容で連載をしていた方…。読みたい。北方謙三さんにも会いたーーーい!!!笑
Posted by ブクログ
かなり戦が本格化って感じで、色んな人が加わるやら死ぬやらで、加わる方は盛り上がるからわかるけど、死ぬ方の人は忘れかけてたりして、もう酷い話ですよ。
とは言え死ぬ前やらエピソードが熱く語られるので、飽きるとかそういうこともなく、思い入れはないかもだけど、基本楽しいのだった。
そして相変わらずというか、女の人とのやり取りやら、死んだやら死んでないやらで、ハニートラップに引っかかる。本場中国、恐るべしか。
Posted by ブクログ
一巻丸ごと祝家荘の戦い。梁山泊初の総力戦ということで、ここでも好漢たちが次々と命を落としていき、心が揺さぶられる。まだ半分も終わってないのに…。出番は少ないが大仕事をした李逵、相変わらずいい味を出している。
Posted by ブクログ
4.2
色々あったね〜。
読めば読むほど宋江がすごい。
彼が戦に出る意味が分からなかっけど、戦が始まったら分かりまくった。それを見越した呉用さすが。そしてその呉用の予想を上回る宋江。
初めて(?)登場した替天行道の一節も良かったね。
Posted by ブクログ
●1回目 2007.9.5
祝家荘攻防戦
豹子頭林冲と一丈青扈三娘の2度の激突は印象的。
林冲カッコいいなあ。
●2回目 2014.12.27
祝家荘戦。
解珍、解宝親子登場。
元気溌剌な登場人物が多い中、苦労を嘗め尽くし、落ち着いた知恵者である解珍のキャラクターが味わい深い。
(とはいっても点鋼叉の強力な使い手であるが)
そして一丈青扈三娘と豹子頭林冲の立ち合い。
Posted by ブクログ
梁山泊の喉元・独竜岡に軍を配置した青蓮寺。
目に見える戦いだけでなく荘内外の暗闘も激しい。
馬佳を惨殺され狂気に捕らわれ、復讐の鬼となった李富。暗躍する聞煥章とどう関わっていくのか。
Posted by ブクログ
楊令の病気を治すための薬草を取ろうとして、事故死した鄭天寿の話を楊令にする場面で泣いてしまった。
馬桂の殺され方が酷い。林冲の妻のことといい、青蓮寺のやり方が汚くて腹立たい。
秦明将軍が公淑に惹かれていっているみたいなので、今までの流れから、次に亡くなるのは、この人かな…。
Posted by ブクログ
祝家荘での梁山泊と青蓮寺との攻防。
李応の決起、解珍・解宝の親子の策略など興奮しる。
いよいよ祝家荘は崩壊、林沖は妻張藍生存の情報を聞き軍から離脱してしまった。なんという一途な思いなんだろう。
なんて愚かしくも羨ましい行動力だろう。無事を祈るのみ。
Posted by ブクログ
2021.11.22
ここで聞煥章を討てなかったのは痛い。
そして林冲。頼むぞ〜死なないでくれ!!
本格的な戦が始まり、辛い別れも出てきたけど、
解珍など魅力的な味方も出来た。
熱い!!
ホント梁山泊の1人でもいいから会社にいてくれたらいいのになぁ。
Posted by ブクログ
壮絶な祝家荘戦を描く8巻目。ただ、敵方の祝家荘側もキャラクター揃いで、梁山泊にも新しい同志が加わる大イベントの割にはあっさり終わったような気もします。
Posted by ブクログ
まだ半分も読み終わっていないことに気づく。
だんだん人が死んでいく。
あのキャラはいつ死ぬのかなんてことを考えながら読みすすめている今日この頃。
Posted by ブクログ
独竜岡の戦い
前巻に続き、また倒れていく好漢達・・・
宋と梁山泊の総力戦なのでしょうがないかもしれまいが、それでも悔やまれる。
安道全、頑張ってくれ・・・
Posted by ブクログ
祝家荘戦!
解珍、解宝親子の加入。
そして鄭天寿、えー!
扈三娘ちゃんの今後が気になる。
林冲はもうさ、ほんと林冲です。
いやもうかっこよすぎでしょぉぉ。
公孫勝と仲悪い(笑)
次巻林冲のターン!
忙しすぎる呉用さんにも愛の手を!
Posted by ブクログ
■名場面
扈三娘と林沖の一騎打ちの場面(p.340)
しばらく、ひとりで考えていた。どうにもならない、劣勢。そこから、逆に相手を撃ち破っていく快感。その相手が官軍なら、快感はさらに大きくなっていく。
自分のこれまでの人生は、いつも圧倒的に優勢な方に足を置いていた。だから、勝利も、自分自身のものとは思えなかった。(李応)(p.230)
「ひとつの、小さな命をすべてと思える。だからこそ、林沖は英傑でもあり続ける」
「豹子頭林沖、絶対に死なせたくない男なのです、宋江殿」
「人の生死に、余計な思いを紛れこませるな、呉用。林沖も、李キの板斧で首を刎ねられ、頭を鞠のように蹴り回されていた祝一族の者たちも、同じひとつの命なのだ」(p.387)