あらすじ
最終決戦の秋(とき)が訪れる。童貫(どうかん)はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。梁山泊は宋江(そうこう)自らが出陣して迎え撃つ。一方、流花寨(りゅうかさい)にも趙安(ちょうあん)が進攻し、花栄(かえい)が死力を尽くし防戦していた。壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。史進(ししん)と楊令(ようれい)は、童貫に向かって流星の如く駈けた。この国に光は射すのか。漢(おとこ)たちの志は民を救えるのか。北方水滸、永遠の最終巻。
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Posted by ブクログ
終わった。
旅だったと思う。読書ではなく。
宋江と武松、それに李逵。彼らの旅路に同行していた。いろんな人との出会いと別れがあった。みんなそれぞれ事情を抱えていた。それでも生きたいと願っていた。宋江はそんな暗闇から抜け出せないでいる彼らの足元を照らす小さな光だったのではないか。
旅は終わりを迎えた。『楊令伝』という次の旅が待っているけれど、一旦一休みしようと思う。
宋江と李逵を失った武松の気持ちが落ち着くまでは。
Posted by ブクログ
童貫とのめまぐるしい最終決戦が面白い。
皆、よく戦った。最終的に負けることは薄々わかっていたが、希望を繋げたのはよかった。
全巻を通した感想
先にチンギス紀を読んでいたので比べてしまうが甲乙つけがたい。戦のスケールは小さいわりに多くの登場人物がいて複雑に絡み合い面白い反面、どこで仲間になっていつ死んだか分からなくなることもあり読むのは大変だった。
宋軍は圧倒的に強いが、政治が腐敗しており隙が多いこと、童貫があえて終盤まで動かなかったことで接戦に持ち込めた印象がある。
やはり楊礼伝も読むしかないな。
北方謙三作品を読むと活力が沸いてくる自分がいる。
Posted by ブクログ
全19巻という長さに少し身構えていましたが、読み始めると梁山泊の男たちと一緒に戦っているような感覚になり、気付けば最後まで夢中で読み進めていました。
梁山泊に集う108人は決して正義の英雄ではなく、それぞれが過去や信念を背負いながら、自分なりの理想を貫こうともがいています。
だからこそ、一人ひとりに感情移入してしまい、誰かが散るたびに、本当に仲間を失ったような喪失感がありました。
戦いや軍略の描写は圧巻ですが、それ以上に印象に残ったのは、人を信じることの難しさと、志を次の世代へ託していく姿でした。
登場人物が非常に多く、前半は人物関係を整理しながら読む必要があり、戦が続く巻では少し冗長に感じる場面もありましたが、読み終えて振り返ると、一番心に残っているのは戦いではなく、人が何のために生き、何を後世へ残そうとしたのかという生き様でした。
歴史小説というより、一人ひとりの人生を描いた群像劇として、これほど心を揺さぶられた作品はそう多くありません。
正義とは何か、志は誰のために受け継がれるのかを考えさせられる、圧倒的な熱量を持った大河小説でした。
Posted by ブクログ
2月から読み始めた水滸伝がとうとう終わりを迎えた。原典とは違う展開、北方味あふれる漢たち。彼らが最後に見た梁山泊はどんな色だったのだろうか。
あらすじなんて今更語れない。ただ、漢たちの生き様と死に様を見届けてほしい。
もうさー。なーんも言えんのよ。すごいよ?マジで。
北方三国志読んだ時にも思ったんだけど、ほんま謙三は漢を描くのがうますぎる。みんなカッケェんよ……どうなってんだよ……。
とにかく嬉しいのは、まだこの先に「楊令伝」と「岳飛伝」があるという事実。まだまだこの世界を味わえる。
Posted by ブクログ
読み終わった〜!まさか結末が解散!となるとは1巻を読んでいる時には思いもしなかった。志を知っているからこそ、やはりこの結末は悔しい。
そして、楊令がダースベイダーみたいになっているではないか。どゆこと?である。まぁ、楊令伝も岳飛伝もあるから、きっとダースベイダーにした理由はこれから語られるのであろう。続きが楽しみだ。
長かったけども、退屈な巻はなかった。それがすごいなぁと思う。読むことが出来て幸せだった。
Posted by ブクログ
たった今読み終えました。
本当に感情を揺さぶられました。
とにかく登場人物全員がかっこいい。
そしてそれぞれの散り際がとても悲しい。
最高の図書に出会えました。
このままでは終われないので次章の楊令伝へ進みます
Posted by ブクログ
読み切りました。この3ヶ月、走り切りました。
途中、梁山泊の仲間が死んでいくのが辛すぎて、他の本で休憩を挟みながらでしたが、梁山泊と宋江の最期を見届けました。もう、脱力です。
そして、戦う漢たちのかっこよさに、酔いしれています。
最期を迎えた宋江から楊令に繋がれていく志の光。
さぁ、楊令伝を読まなければ。
Posted by ブクログ
脱力。
本当。それの一言。
走り切った。
梁山泊。
やりきった。梁山泊。
皆のものを讃えよ。
もう。なにも言うまい。
駆けろ!駆けろ!楊令!!!!
あぁ、、、童貫まであと一歩、、、
あと一歩だった、、、、
19巻駆け抜けた。
いい男選手権。
ぶっちぎりの19冊でした。
最後の最後までみんないい男だった、、、、
あぁ。
虚無。
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#ギリギリまで読まないでとっておいた
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Posted by ブクログ
「志」とはなんなのか?
「替天行道」とはなんなのか?
宋江は言った、それは「光」だと
そして楊令はそれを信じて前に進むと決めた
どが〜ん!!!(急な爆発音)
これでもかと死にまくる『水滸伝』最終巻!
読みたくなかった!
「志」なんか捨てて生きてて欲しかった!
『楊令伝』なんていらんねん!
宋江から楊令への魂の受け渡しなんていらんいらん!
梁山泊大勝利!!でええやんか!
ええやんか〜。゚(゚´Д`゚)゚。
ええやんか〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。
はい、最後の一〇八星ぜんぜん違うじゃん!はもちろんこの人!!
梁山泊の好漢百八人中の序列第一位の好漢
天魁星の呼保義(こほうぎ)宋江です!
保義はあまり位の高くない役職で、呼保義は「あっしのことは小役人って呼んでくだせえ」って意味です
まぁ謙遜してるってことなんだけど、自分で言うとなんかいやらしいw
オリジナルでは見た目的にはかなり貧相ですが、義に厚く誰彼かまわず助けちゃうので、なんやかんやでみんなに好かれちゃいます
そこに葛藤みたいなんもあって、なんで自分こんな人気者なの?って思い続けていて、オリジナルでもなかなか頭領になろうとしません
もうぐだぐだ言うなや!と思います
ここまではオリジナルも『北方水滸伝』も一緒なんです
最大の違いは、オリジナルの宋江はあくまでも「反乱」を起こしてるんですよ
世の中が乱れてるのは役人が好き勝手やってるのが悪い!そいつらを片っ端からやっつけて宋という国を立て直そう!というのがオリジナル宋江の掲げる「替天行道」なんですよね
加えてオリジナルの「替天行道」には「忠義双全」という言葉もくっついていて
これは宋の皇帝に忠義を尽しますということで、実際オリジナルでは梁山泊は官軍に取り立てられて地方の反乱を討伐にいったりすんですよ
対して『北方水滸伝』は宋という国そのものを打ち倒して新しい国家を作ろうとしているわけです
これはそう「革命」ですよね
なので『北方水滸伝』には「忠義双全」って一切登場しません
「替天行道」ってまぁめちゃくちゃわかりやすくいうと「天に代わっておしおきよ!」ってことなんだけどオリジナル宋江と北方宋江では「天」の捉え方がぜんぜん違うのです
よーし『楊令伝』だ!
あ、王英さんの散り様…かなりかっこよかったです
ありがとう北方謙三アニキ(´Д⊂ヽ
Posted by ブクログ
1ヶ月強で水滸伝19巻を完走。我ながら暴走族。面白かった、小説を読んでこんなに泣いたのは初めてでした。
今回は最初に解説コーナー
読みながら憤りしか生まれてこない解説だった。最終巻なのに。この感想の最後に怒るのは嫌だったのでここで成仏させておく。イイオトコばかりの北方水滸伝は女の桃源郷だと。笑わせんな。よし。怒るのはこれでおわります!
感想
「呉用殿を好きでも、嫌いでもない。それは他の人でも同じです。そういうことは、考えないようにしているのですよ」と言う燕青に、好きだ、と思われたい。(ここにきてリアコ発動)
王家で育った史進と楊令の兄弟弟子の戦場でのやり取りが良かった。負けた楊令に喝を入れる史進。これでこそ漢よ!!!
恐怖を抑えて眠る童貫と星を見る宋江という対比に震えた。二人に性格診断してみてほしい。
「宋江は、星を見ていた。」この一文だけで胸がぎゅっとなる。星の下で自分の存在意義を、死んで行った同志たちを想う宋江。空のように高いその心がみんなには必要なのだから。
ここまではメモとりながら読めてたんですよ。
でももう居た堪れなくなって、静かな場所を求めて近所の公園へ。星が綺麗だった。
流花寨。
趙安まで惜しかった。流花寨はできた時からずっと苦しかったよね花栄。防壁が破られて、もう無理だと判断した花栄が出す「散れ」という合図。方々に散るっていう令ではあるけど、花栄が流花寨と共に散ることを決意した場面。流花寨を奪われるということは、命を奪われることと同じ。絶対にそうするって分かってた。秦明と同じことをするって。最期に弓を使う手を切り落とされても流れなかった花栄の執念。花は栄えど枯れなかった。
童貫との戦い、苦しかったね。どうしても呼吸を止めて読んでしまった。休む間も無く童貫がしつこく攻めてくるのが本当にしんどかった。将校たちも数多く死んで行ったけど、それぞれが戦い抜いたのを見届けられて良かった。王英!最期かっこよかったで!!!
梁山泊。
職人達が死んでいくのが本当に悲しかった。凌振、かっこよかったよぉぉ。泣
李雲も湯隆も戦わんと逃げてほしかった。
大大大好きな安道全も弟子達に託して…薛永とは絶対に良いペアになるって一巻で私確信してたの!その通りやったね。。。薛永が剣を振るう姿、かっこよかったよぉ。李逵。李逵。李逵が死ぬはずないと思ってた。武松と一緒に生き延びるって。泳がれへん水の中で怖かったやろうな。李逵。李逵が料理するところも人と上手くやれないところも石を割るところもずっとずっと見たかったよ。悲しすぎる。
呉用と宋江は梁山泊の一部だったから、もう死ぬしかないとは思っていた。
すぐに顔に出ちゃう呉用の嘘。ずっとずっとずーーーっと、文句を言われようが全てに目を配って戦い続けた呉用。裏で嫌われる呉用を見るのが辛くて目を背けてしまっていたなぁ。
そして、最期まで自分の弱さと向き合った宋江。それが強いんやけど。替天行道という志を楊令に受け継いで死んで行った宋江。
楊令と宋江の会話、何度でも読み直したい。最期まで宋江が宋江らしくて救われた。
二人の存在の素晴らしさは讃えきれない。
二人だけじゃない、百八人の豪傑たちが見せてくれた生き様と死に様がこの物語にはある。自分の中にも志を。豪傑のような生き方を。全う出来ずともその姿勢であり続けたい。
推しの生存率が高めで嬉しかった。
楊令伝、いくぞー!!!!!!!!
Posted by ブクログ
4.3
ちょうど4ヶ月。活字初心者が仕事をしながら読み切った。今後の人生で、これほどまでに読みたくて仕方がなくなる作品に出会えるのだろうか。
俺が宗の民だったら、俺が梁山泊の兵士だったら、どんな感情だったのだろう。
実際に体験しているわけではなく、ただ連なる文字を読んでいるだけなのにここまで心が動くとは、4ヶ月前の俺は全く想像していなかっただろう。
Posted by ブクログ
遂に読み終えた。全19巻。
何が心を照らす光となるのか。
志、友、絆、伴侶、子ども、、、
そうやって言葉にしてしまえるほど
単純ではないのだが
自分にとっての光となるものを見つけ、
それを守り貫くために
懸命に生きた漢たちがいた。
梁山泊の中には、抜きん出て強い者もいるが、
泳ぎの得意な者、
筆跡を真似るのに長けた者、
名医、薬剤師、馬泥棒、
大砲作りに魅せられた者など
実に多様な人材が揃っていた。
梁山泊は如何なる者をも活かす場所であり
それは私達の社会においても
参考にされるべき点だろう。
王進の住む子午山では、
自分たちは生かされているという意識のもと
晴耕雨読の丁寧な暮らしが為されていた。
時間に追われて生きる現代の私達にも
こういったゆったりした一時が必要ではないか。
いろいろな場面で、こんなにも大きく心が揺さぶられる作品を読み終えることができて幸せだ。
物語は楊令伝へと続くが、今後ますます成長するであろう楊令を見る前に、自分自身を成長させたい。今よりも成長できたと思えたときに、楊令伝を読み始めることにしよう。
Posted by ブクログ
ついに最終巻まで読破。達成感と虚無感と満足感と…、様々な感情が浮かんできて上手く表現できないが読んで良かったと心の底から思う。
やはり魅力的な男を描かせたら北方謙三に敵う作家はいない。
原典も読んでみようかとも考えたがやめておく。
自分にとってはこのドラマチックな物語こそが「水滸伝」!
「楊令伝」「岳飛伝」も読まざるを得ない。
Posted by ブクログ
終わってしまった!!
達成感・満足感・喪失感など様々な気持ちの残し読破となりました。
三国志はバッドエンドではないですが、水滸伝はバッドエンドに近いような…。
残った者もいるのはいるが。
次々と敗れながらも奇跡の勝利を信じて。
その光景が目に浮かびハラハラしながらあっという間の19巻でした。
楊令伝も読むゾ!!
Posted by 読むコレ
水滸伝というと、最後は梁山泊が宋に負けちゃう、という結果は避けられないので、愛着ある無頼漢が斃れるシーンを読むのがしんどい、と思っていたが、読みだすと止まらないね。後半、敗色濃厚の梁山泊に次世代のリーダーの雰囲気を醸し出す楊令が登場するシーンが強烈で、読者にも希望を与えてくれる。仙人や妖術といったウルトラCが最後まで出てこなかった。そこがとても助かった(笑)。
Posted by ブクログ
1巻で「えっ!?」とのけぞってからこの最終巻まで、ずーっと魂を揺さぶられ続けました。
読み終えたのは4年前でそろそろ『楊令伝』を読むにあたり、また読み返したいなぁと思っているのですがなぜか躊躇してしまう自分がいます。
粗筋が分かっていながらも、またぐわんぐわんと魂を揺さぶられるのが怖いのかもしれません。
2020.9.20再々読
『岳飛伝』を読むにあたって読み返しました。
梁山泊そのものと言える存在でありながら、今まで茫洋として掴み所のなかった宋江が強い光を放つ最終巻。
誰よりも弱いけど強いその姿に心を揺さぶられつつ、ここまで楽しませてもらった水滸伝の幕引きに例えようのない寂しさを感じました。
Posted by ブクログ
ついに読み切った水滸伝。
梁山泊の壮絶な最期、そして楊令伝へと物語は続く。
ラストが「続く」って感じだったのがちょっと物足りなかったです。
全19巻をまとめて星5つ。
Posted by ブクログ
全19巻の最終巻。その全体の感想。
やっと読み終えました。
いや〜、長かったです。一年近くかかりました。
途中、他に寄り道したり、そもそも記憶力のない私にとって、余りにも人が多すぎ覚えられな為、何度も読み直してもわからず、最後はノートに記録を取りながら進めました。
しかしながら著者の北方さんの素晴らしさはその多くの人物一人一人にドラマを持たせ魅力的に描いている所です。
個人的には戦いより、戦いの合間などで発したふとした言葉が北方流でそれが楽しみでした。
ただ、男女のまぐわいに関してはこれも哲学的に述べていますが、ただのエロだろ?とツッコんでしまいますが。。。
この後、話は楊令伝、岳飛伝と引き継がれ楽しみは尽きません。
Posted by ブクログ
ついに終わってしまった。
んが。これだけ頑張って読んで、最後があからさまにseason2に続く、みたいになってると、ちょっとヘコむんだよなぁ。個人的にはピシっと終わってほしかった。余韻がないのよなぁ。
と言ってもラストが全てって物語でもないので、最後まで熱くて良かったのよ。
戦争で一番面倒な兵糧とか物資の問題を闇塩で片付けてるので、太平洋戦争みたいに飢えやら諸々不足して大変てのがなくて、ちゃんと戦えてたのが、戦争ものには大事なんかね。
とりあえず今回も登場の王英さんが光ってたよ!さらば青春。
Posted by ブクログ
続編ありきの終わり方。救いがあると言えばあるけれど、気になる伏線の回収がなくモヤモヤ感も。できれば楊令と直接関係ないエピソードはいったん完結してほしかったが…。まあそれはともかく、読む方も力が入りまくる最終決戦は、まるで壇ノ浦の戦いのよう。好漢たちの壮絶な死に様と、梁山泊岩山のラストシーンが頭から離れない。それまでの水滸伝のイメージを覆す、ハードボイルドな北方版も悪くなかった。いやむしろ本家を超える面白さと言ってもいいくらい。もっと早く読み終えていれば、今頃はチンギス・カンを追っていただろうに。
Posted by ブクログ
遂に最終巻。全巻から続く梁山泊滅亡戦の1冊。が、どうも色々とイマイチ。まず尻切れトンボ感が否めない。青蓮寺の李富や聞煥章はこれといって最後まで何もなく、李逵のあまりに呆気無い死、そして宋江のヒネリのない最期。19冊も読んできて、こんなフツーのラストではちょっと物足りない。さらに、最終巻になってあまりに巨大化した楊令の存在。北方水滸伝を別の方角から面白くさせた登場人物であることは認めるが、ここにきていきなり主役級の大活躍を披露していて、あまりにリアリティがないというか、幼稚臭いといってもいい展開。宋江の死に寄り添ったのが楊令であるというアレンジは、明らかに続編『楊令伝』を意識したものとしかおもえず、どこか興ざめだ。出来ればこの最終巻での楊令の活躍は、林冲に演じて欲しかった。出来れば呉用の最期なんかも読みたかったな。まぁいずれにしても、水準を遙かに上回る傑作ではあっただろう。久しぶりに睡魔と闘いながら、本に没頭したように思う。でも『三国志』の方が、あらゆる面で上質なようには感じた。
Posted by ブクログ
●1回目 2007.9.23
最終巻。
いやあ、こういう終わり方になるのか。
これはこれですごい終わり方だが、終わりという感じが全然しないのは、作者が作り出した虚構の世界が勝手に動き出していて、作者がここで巻を閉じようがどうしようが、作品中の人物達はそのまま生きたり死んだり戦ったりするだろうと思わせるからだろう。
だから19巻を最終ページを読んでしまっても、これでジ・エンド、ああ長い長い物語がおわってしまったんだ、思えば遙かな道のりを作者と登場人物と読者である我々は旅してきたものだという、あの大長編小説を読んだ後の感慨は出てこずに、さあ次だ次だと思ってまわりをキョロキョロしてしまう。
作者も当然、書き尽くしたという感じはないはずで(たくさんの主要登場人物達がまだあの世界で作者が活躍の場を与えてくれるのを待っている)、その証拠に続編である楊令伝がはじまっている。現在2巻目が刊行中。全部で10巻はあるらしい。まあなんというか、すごい馬力だ。
●2回目 2015.1.24
ついに最終巻。
童貫対梁山泊軍の最終決戦。
そして楊令伝へ。
Posted by ブクログ
後半、李逵まで死んでしまって、すごくショックを受けて、そこからずっと泣きっぱなし。
安道全など、ほとんどの人間が死んでしまった…。だけど、楊令が生き延びたっぽいので、楊令伝も読もう。
「男がいかに生き、いかに死んでいくのか」が描かれきってて、すごい本だった。
Posted by ブクログ
血染めの旗とはじまりの巻。長編最終巻ということで感慨深く読み終われると思ってたのに。なんだこれ!19巻も108人もすべて1人の英傑を立ち上がらせるためにあった。
Posted by ブクログ
梁山泊陥落
双頭山、二竜山に続き流花塞が落ちた訳で梁山泊の陥落は時間の問題でした。
しかし、そんな逆境の中でも楊令の騎馬隊の指揮、花栄の剛球、李逵の通り名のとおりの黒旋風、史進の棒術、其々の個の活躍には胸踊らされます。
それにしても、残念な結果でした。
今、振り返ってみると楊志が死んだ辺りから常に梁山泊は防戦をしていた様な気がします。
そして、いつも今あの人が生きていたらが悔やまれます。
関羽の末裔大刀関勝
棒を持たせたら時代別No. 1の豹子頭林冲
水毛剣は伊達じゃない青面獣楊志
などなど・・・
でも、楊令が皆んなの仇をとってくれるんだよね?
Posted by ブクログ
(一旦)最終巻。
1巻読みはじめてから6年かかった…。
この巻の後半は駈け足の印象。
全体を通して断続的に主要キャラが
死んでいくから感覚が麻痺した。
多分北方水滸伝オリジナルの
キャラが主人公の続編は当分読まない。
Posted by ブクログ
戦の場面が多く、そこにハマれなかった。
情景を頭に浮かべる事が出来る人なら面白いと思う。
登場人物の会話は本当に面白いし格好いい。
楊令伝読むべきだとは思うけど、疲れたからまた気が向いたら読もうかな
Posted by ブクログ
久しぶりに心を高ぶらす読み物であった。
志し 何とも心沸き立たせる言葉か
この世に生きる意味を知りえた多くの男達の暑く滾る 心が読み手にも伝わる作品である。
日本の一里で捉えると距離感に惑わせられますのでご注意