北方謙三のレビュー一覧
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北方三国志第四巻。曹操対袁紹の「官渡の戦い」前後。
曹操が、敵方袁紹に通じた者の名前が書かれている筈の手紙類を、皆が見ている前で焚き火で燃やし、自身の度量の大きさを示しつつ、配下の心理的安全を確保する場面は、有名だが、やはりカッコいい。
そういえば、「三国志演義」や「人形劇三国志」で人気の「関羽の千里行」が北方三国志では端折ってあった。誰が描いても絵になるシーンには興味が無いのだろうか? あるいは、小説の「演義」ではなく「正史」をタネ本としているからか。
父孫堅に続き、長男孫策も志半ばで、曹操の仕組んだハニー・トラップで非業の死を遂げる。孫権・周瑜の新タッグは首尾よくスタート。これで、舞 -
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ネタバレ読み終わりました。楊家将の続編の前編。。
いや、手に取るのにめっちゃ勇気がいったんですよ。なにしろタイトルが「血涙」。血と涙ですよ。もう悲劇の予感しかないじゃないですか!
でも登場人物たちのその後も気になるし、北方先生の話も読みたいし…で今に至るという訳です。
そしてお話は相変わらずのドラマチックさ、面白さなのですが、悲劇の叙情的な流れでヒヤヒヤドキドキしながらページを捲りました。心臓に悪い。。
それにしても四郎はなんでこんなことになってしまったんだ!と思うのですが、突き詰めれば身分を隠して北平寨に駐屯してたせい?ですね。天下の名将、楊業もまさかこんなことになるとは思ってなかったんだとは思 -
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感想
元寇の時は本当に鎌倉幕府はそんなに用意周到だったのかな?もしそうだとすると相当先見の明がある。
2巻の終わり方がびっくりだった。
あらすじ
安藤繁安を鎌倉に招集して、十三湊を経た世界観について時頼と語る。
モンケは三正面作戦を展開し、高麗を攻める。クビライは南宋討伐を命ぜられる。まずは吐蕃の攻略が鍵だと考える。
鎌倉の方は繁安が将監やタケルと会い、鎌倉と情報交換する神田灯が造船し、着々と準備を進めていた。
クビライは、大理を攻めようとしていた。高麗に攻め込んだモンゴル帝国に対して波瀬水軍は珍島を死守する構えを見せる。クビライ軍は難なく大理を落とし、カラコルムに帰還する。
繁 -
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ネタバレテムジンがついにチンギスカンの名をもらう。名実と共に草原の王となった。あの13歳の少年が数十年を経てモンゴルをまとめあげたのだ。ただ強いだけじゃない。戦略が優れていたからカンになれたわけではない。鉄の生産や交易路の整備、法の整備、人民の心を掌握する寛大な政策、反抗する民への徹底的な弾圧、飴と鞭というやつ。そのような今から見れば国家を作る基盤として当たり前なことをやったに過ぎない。というような気がする。
ジャムカと最終決戦。かつては盟友だったものが少しの違いで殺し合う的となった。カンとなった後もジャムカとの戦いは終わらなかったが遂にジャムカは討ち取られた。それも尊厳のある方法によって。
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北方謙三、地元の作家なのに初めて読んだ。
第一巻は、劉備・関羽・張飛が出会うところから孫堅が死ぬところまで。
三国志は、横山光輝の漫画、NHKの人形劇、吉川英治の小説、であらすじは知っているのに、ドキドキしながら読めた。出来事よりも内面描写に字数を割いてあるので、まただいぶちがう味わいだった。
呂布が董卓から妻のことを「老いた妻」と言われてムッとするところ、それに王允が目敏く気付くところ、とか、細々した描写も面白いし、英雄と言われる主人公たちがひたすらカッコよく、かつ人間らしく、書かれているところも面白い。後者を指して「北方謙三らしい」というのかな。(他のまだ読んだことないけど)