北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 六 風塵の章

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    西遊記のごとく気ままに旅を続ける宋江さん。手下もサルっぽかったり、剛腕もいたりと、なかなか。でもって追い詰めれれるという。絶対誰か死ぬよー、どうすんねん、というわけで、いざ、次号。
    そっちも頑張ってるけど官軍もいろんなの出てきてワクワクしてくる。ついついそっちを応援したくなるのはきっと負けるとわかっているからか。敗軍の美学っていうか。

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    2021年11月23日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    大きな戦はない。梁山泊と青蓮寺の暗闘がメイン。それでも次々死者が出る。しかも扇情的な謀略にはまっての無様な死とか…北方さん、容赦ない。やられたらやり返す暗殺合戦、壮絶な一騎打ち、ラスボスとのファーストコンタクト…後半は読みどころ満載。残りあと3巻、徐々に最終決戦に近づきつつある流れに心がざわつく。

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    2021年11月19日
  • 岳飛伝 十六 戎旌の章

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    ネタバレ

    「戦は人間の病さ」【史進】

    戦をやることそのものが時代遅れなのかもしれないとう思いを抱きつつ各国の将は戦う。
    本巻でも名のある将が逝った。
    北方先生は漢の散り方の表現が巧み。死という言葉を使わずに命が燃え尽きる様を描くのだが場面が目蓋の裏に浮かぶ。

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    2021年11月14日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    2021.11.13
    青蓮寺サイドにヤバい奴が現れやがった。
    宋江頼むよ〜生き残ってくれ
    李逵も武松もお願い!!

    歴史って勝った方が正義だなぁ。

    北方先生の男像が分かってきた。どこかで裏切って欲しいなぁ

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    2021年11月13日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    2021.11.12
    うぉー、動いて来たなぁ。
    楊志は惜しすぎる。梁山泊にとって本当大き過ぎる損失だ。
    5巻のハイライトは江州の戦いの林冲騎馬隊の登場シーン。

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    2021年11月12日
  • 岳飛伝 十四 撃撞の章

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    ネタバレ

    戦狂いの金国。
    人材を使い捨てにする南宋。
    中華は梁山泊以外は生地獄だな、と感じた。

    李俊が日本の十三湊で溺れた子を救った後に亡くなった。梁山泊に生き残った長老は九紋龍 史進だけになった。

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    2021年11月11日
  • 岳飛伝 十三 蒼波の章

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    ネタバレ

    金主が親征し南宋に攻め込むも敗退した。

    梁山泊に残った長老 史進と李俊が戦で漢を魅せた。
    本巻で印象的だった話は李俊が日本に居る想い人(戦死した親友の妻)にやっとの思いで会いに行ったのに、李俊が日本に着いた10日前に彼女が亡くなっていたというもの。切ない。

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    2021年11月10日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    おっと盛り上がってまいりました感のある4巻。
    と言っても男と女のラブゲーム的な、伝聞で聞いた話を信じて裏切られたと思い込む、という、実に古風な展開。まぁ1000年くらい前だろうし、古風も何も、だけんど。
    最後は、続きは次週!みたいな終わり方なんでもう気になって夜も眠れないよ!

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    2021年11月09日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    いきなりクライマックスのような戦闘シーンから始まり、停戦後の後半はクールダウン。「楊令伝」につながる伏線らしきものも色々張られる。扈三娘のエピソードは北方版らしいというか衝撃的⁈ではあった。

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    2021年11月07日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    じわーっと力を溜め込む期間になっているので、ここが!というシーンはないものの、でもそれなりに楽しめちゃうのよね。
    じゃあ今回のポイントはと言うと、地味に宋江の弟ではないかね。地味に暮らしてきて遂に幸せを掴もうとしてなんか微妙に失敗するという、いや地味だな、ていうか君誰だっけっていう感じもありつつ、まぁ頑張れと言いたい。
    しかし概ね女子に厳しい展開が多いな。だいたいが薄幸やで。

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    2021年11月03日
  • 岳飛伝 十 天雷の章

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    ネタバレ

    南宋水軍と梁山泊水軍の戦は梁山泊が勝利した。
    金と梁山泊の戦は金が内政に乱ができたため引き分けになった。
    南方でも南宋軍が敗走した。
    本巻で一番ドラマチックだったのは蔡豹の散り方だった。幼少期は毒母に育てられ不遇だった蔡豹が恋人ができ今から幸せになるという所で秦檜の指示で村ごと葬られた。

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    2021年11月03日
  • 岳飛伝 八 龍蟠の章

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    ネタバレ

    南宋が南への侵略を本格化した。
    それに抗うために岳家軍と秦容軍(小梁山)が連合する。
    金と南宋が梁山泊を潰すべく同盟を結ぶ。
    梁山泊では二国との戦が近いことを肌で感じていた。

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    2021年11月01日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    20万官軍との総力戦始まる。死亡フラグが次々立って、もう誰がいつ何処で逝ってもおかしくない状況。最後、まさに“一矢報いる”花栄の反撃には溜飲が下がった。本格的な戦いは次巻以降。期待と不安(こちらの方が大きいが)でドキドキである。

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    2021年10月30日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    ついに梁山泊が出てきた。こういう流れだったのか。名前だけは知ってたけど。
    相変わらず宋江さんは一人下世話な部分もあって、なんか普通で良い。志が!という、なんか耳が痛いというか、ちょっとグサっとくるような時もあるけど、このおっさんが志とか言ってばっかりじゃしんどいわー、とか言ってるとちょっと救われる。
    そろそろ本格的に戦い出すのかな。ワクワクしてくるわね。

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    2021年10月28日
  • 岳飛伝 七 懸軍の章

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    ネタバレ

    岳飛は南に逃れ拠点をつくる。その援助は呉用の遺言に従った梁山泊が行った。
    金と南宋は自国の国力を増すために交易に目をつける。そして両国ともに梁山泊をいずれ潰そうと決めた。
    ここまで読んでやっぱこいつ嫌いだわと感じたのが南宋の韓世忠。異母弟を犬呼ばわりして殺すわ、父娘と思っていた女を妻にするわ、勝てない戦はしないわで生理的に受け付けない。

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    2021年10月27日
  • 岳飛伝 五 紅星の章

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    ネタバレ

    南宋軍の岳飛と金軍のウジユが相討ちの形で引き分けたのを見計らったように講和の使者が両陣営に訪れた。
    梁山泊では各々がなすべきことをなしていた。秦容は甘ショ糖を完成させ、王清は放浪していた。

    「岳飛を救え。おまえは、心を拡げろ。遠いぞ、道は。離れる者を追うな。人を集めるな。心に梁山泊がある者が、梁山泊を作る」【呉用】

    梁山泊の頭領 呉用が逝った。

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    2021年10月17日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    水滸伝ってそういや昔読んだようなそうでもないような、って思って第一巻。全19巻って、先は長いぜよ。
    けっこう登場人物が多いし、中国語でちょいちょい読み方忘れるしで、しょうがないから漢字の雰囲気で覚えてみたり。多分これからも人が増えるだろうから大変だ。
    でもまぁそれぞれのエピソードが良い感じに面白くて、まずは楽しげよ。
    林冲さんだけは酷い話だけど、、てか奥さんはもっと酷いよ!そして林冲さん大変な時に宋江さん妾とイチャイチャしてるし、ホントに男ってダメねぇ。

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    2021年10月16日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

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    ネタバレ

    「自由市場は国の否定である。あれを許せば、統治というものの意味がなくなる」【呉乞買】

    梁山泊は物流(自由市場)で中華を制そうという動きをとる。
    金と南宋は自由市場を敵視し、ここに梁山泊に対する二国の利害が一致した。

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    2021年10月01日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    北方先生の思い入れが特に強いという李逵、登場する度いい味を出してくれる。今回もしっかり癒やされ、泣かされた。

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    2021年09月27日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    ネタバレ

    梁山泊の収入の要 西域との交易の道が拓かれた。
    金は南宋を攻めるが未だ討つには至らない。
    旧宗領では軍閥が力をましていた。
    軍閥の一つ岳飛が率いる岳家軍が梁山泊の牧を襲い交戦状態になる。

    乱世は終わりをみせそうにない。

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    2021年09月25日