北方謙三のレビュー一覧
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●1回目 2007.9.1
原作の水滸伝は、いろんな登場人物のエピソードが集まって、物語がゆっくり進んでいくというものだった。
いってみれば説話集的。
この水滸伝はもっと構造的、重層的だ。
敵役の青蓮寺は強敵だが、さらに強力な秘密兵器、聞煥章が加わる。
●2回目 2014.12.23
聞煥章登場。
それにしても、青蓮寺の情報収集能力は、あまりにも凄すぎないだろうか。
いくら政府の諜報機関といえ、いまから1000年前の中国で、あそこまで迅速正確に情報を集められるとは、とても思えない。
舞台となったのは北宋末期、日本でいえば、まだ平安時代である。
日本のような狭い国でも、京都を離れ -
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●1回目 2008.8.18
初巻では豹子頭林冲の苦闘を描いたが、第2巻では武松の煩悶と罪を描く。
武松の暴力的な犯罪を描くには、作者にも相当気力がないと無理だろう。
●2回目 2014.12.14
第1巻は2007年と2008年と2014年で3回目だが、2度目の2008年は1巻だけで中断した。
なので、これから以降の巻を読むのは2回目。
とはいえ、ストーリーはすっかり忘れているので、実際は、初めて読むのと同じ。
こういうのも、なかなか楽しい。
豹子頭林冲の活躍で、梁山泊を奪取。晁蓋らが乗り込み、「替天行道」の旗が翻る。
九紋竜史進登場。 -
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人は何のために戦うのか。この頃は複数の尺度があった。武士は恩賞、土地を一族子孫に残すため。北条家が滅んだのは恩賞をくれなくなって武士たちが付いてこなくなったから。ちゃんと報いてくれるのは誰かって探して、最初は天皇かと思ったんだけどダメで、足利がその役目を果たしてくれそうっていうので、彼を選んだ。武士の頭領はなので結構しんどい。餌をくれなきゃ逆らう獰猛な犬を飼ってるようなものだろう。大義つまり天皇が統治する日本国を作るってのは武士にはどうでも良い、あくまでも明日のご飯。
北畠顕家は公家に生まれ、父親房に教育を受け、主上あっての国と基本概念を持つが、それが腐ってるってなった時に、陸奥国で新たな国を -
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禁軍の北と南の戦いが本格的にスタート!
南は安定感抜群の童貫元帥!
方臘率いる百万の信徒による度人に対して懐かしい戦法が炸裂!
それと呉用!?どうすんの!?
方臘が食べている生肉は本当に羊の肉なのでしょうか?なんか想像すると気持ち悪くなります。
北の趙安率いる禁軍からは軍略上は問題ないのですが、色んな謀略が渦巻きます。
謀略に巻き込まれて趙安の大敗なんて事もあり得るのでしょうか?ちょっと不安です。
梁山泊は花飛麟が急成長!彼の活躍する場面多数です。
史進をはじめとする王進の門下生達が一堂に会する場面があります。なんか皆んな立派になったなぁと思わされます。
次作では北と南の戦がどの