北方謙三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
かつて夢枕獏が読んだ歌に「立てば立松、座れば椎名、歩く姿は北方謙三」というものがあります。
全くもって意味不明なのですがとても印象深く頭の中にこびりついて離れないのです。
彼はその存在感からしてステロタイプのハードボイルダー(造語)。マセラッティを乗り回し葉巻をくわえる。
そのディフォルメされた姿が与える印象を、自ら面白がっているのであろうと思う次第です。
北方謙三好きと言いながら指折り数えると片手位しか読んでいない現状を反省し、これからちょぼちょぼ読んで行きたいなと思っております。
本作は純文学出身の筆者が、初めて書いたハードボイルド小説で、編集者から売れないと烙印を押され一度お蔵入りにな -
Posted by ブクログ
ネタバレ2015年の26冊目です。
江戸末期の大阪で起きた大塩平八郎の乱を軸にした物語です。
この本の続編として「独り群せず」という作品があります。
大塩平八郎の養子、大塩格之助と江戸から来た剣豪、光武利之の友情と大阪のコメ流通に絡む大塩平八郎の乱を軸に描かれています。
この物語では、大塩の乱の背後には、江戸幕府の大老派と老中派の争いが関係していることになっています。
この本は、主人公光武利之が武士を捨て、料理人として生き直すところで終わります。
続編の「独り群せず」の中に、光武利之の異母弟が、「兄上は自由で羨ましい」「自由とはなんだ?」「自らをもって由とすることです」とい会話がなされます。
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