大きな戦が終わり、新しい国家作りへの第一歩。
手に汗握る戦闘描写が大好きな読者には、少し物足りない印象(笑)
でも、ずっと戦をしている訳にもいきませんからね…
何のために闘うのか、ひとつの大きな目標を達成してしまうと、
ちょっと寂しい感じがします。
梁山泊がやがて国という形をとり、帝が即位したとする。
そうすると、やがては腐敗した役人が増え、賄賂が横行する。
すると国を倒そうと叛乱が起こるのは必然。
結局それは宋と同じ道を辿るのではないか?
それとも梁山泊だけは違うのだと言い切れるのだろうか?
国の在り様は難しいものです…