北方謙三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレついに決戦の火蓋が…と言っても、童貫は動かない。
周辺の小競り合いが本気の度を増して、ようやく楊令や童貫を動かそうかというところ。
しかし、本気で戦えばこそ、次々と死者も出る。
張清好きだったんだよなあ。
梁山泊のメンバーとしては珍しく好きな女とちゃんと結婚し、子どもも持ったし、なおかつ優秀な将校であったところ。
普通に格好いいと思う。
扈三娘は罪な女だよねえ。
彼女自身も幸せだったかというと、ちょっとよくわからないけれど。
花飛麟と関係を持てたということで、聞煥章に汚された自分をリセットして、晁蓋の元に行けたってことなのかなあ。
花飛麟はショックだよね。救われない。
今回郭盛はまだ死な -
Posted by ブクログ
ネタバレとうとう宋禁軍と梁山泊軍の決戦が始まった。
これまでの局地戦とは違い総力戦となるこの戦いに際しての、童貫の準備には執念すら感じられる。
宦官であることから、人一倍武人であることにこだわり続けた童貫は、逆に武人として戦いきったという実感を持てないままここまで来てしまったのだろう。
休戦の勅令など出されないように南部の叛乱を平定し、北方の国が介入してこないように備えの軍を置き…ああ、まどろっこしい。
これが老いということなのだろうか。
あまりにも用意周到すぎて、戦の勢いが感じられない。
まだ童貫自身の戦闘シーンがないからかもしれないが、宋禁軍、梁山泊軍共に小さくない犠牲を出したのに、まだ局地戦 -
Posted by ブクログ
世代交代の時期なのだろう。
梁山泊が壊滅的な負けを蒙ってから10年。
公孫勝は自らが築き上げた致死軍を後進に譲り(上手い!)、戴宗も、もはや昔ほどには走ることのできない自分に気付く。
もちろん宋軍にも同じだけの時間は流れ、方臘との戦いを終えた童貫もまた、自らの老いに気付かざるを得ない。
しかし、再び楊令と対戦するという強い意志が童貫を支えているといえる。
翻って楊令は、閉じこもっていた硬い殻から少しずつ本来の姿を見せ始めたような気がする。
それがこの先の楊令にとって、いいことなのか悪いことなのかはまだわからないが。
心配なのは扈三娘。
この巻では扈三娘の真情は語られていないが、それは作者 -
Posted by ブクログ
【174/10000】
ようやく2018の初読みです。
あと3巻で完結とあって、様々なことが大きく早く動いてきた巻でした。先が気になるところです。
さて、今年の五つの抱負と照らし合わせてみると…
①殺人が起きない:NO
戦で兵が死んだことはカウントしないつもりでしたが、捉えた敵の首を斬る(処刑)シーンは殺人かなということで…
(達成率:0%)
②女性作家の作品:NO
(達成率:0%)
③名作5冊以上:NO
このシリーズは名作と呼び得ると考えていますが、この抱負で想定していた意味での名作とはちがうので。
(達成率:0%)
④5冊を超える長編シリーズ読破:NO
完結した最終巻まで読んでな