北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    ネタバレ

    あいかわらずおもしろい。梁山泊軍も、なかなかうまくいかなくなる。宗はやっぱり大国で、いかんせん人はいる。少数精鋭とはいえ、なかなか難しい戦況が続く。ワーカホリックな呉用さん。己のフィールド以外に顔を出して、周りからちょっと顰蹙を買ってしまう。専門は専門に任せましょう。
    多数の死者が出てしまい、梁山泊側の人はどうなるんだろうと心配に。

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    2015年03月21日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    え!?と声を漏らす結末。まさか、そんなわけないよね〜と思ってたら、そんなこと、あった…
    死は誰にも平等にやってくるもの。他の人と区別をつけずに平等に死がやってきたことに、驚きもあり安堵感もあり。

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    2015年02月26日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    乱世編。水滸伝から読んでいると国の崩壊という真空状態に遂にきたかと思ってしまう。
    カッコイイ男たちの活躍というか生き様が本書の肝であるが高救のような分かりやすいヒールというか引き立て役というかゲス野郎がいないと物足りない。

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    2015年02月21日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    北方先生のエロシーンの精を放つという表現が妙に記憶に残る。
    で精を放たれた女傑が因縁に決着をつける。

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    2015年02月17日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    南方宗教戦争。
    梁山泊とは違ったスタンスで天下を揺るがす。
    人の命を軽く扱い肉を喰らう教祖だが綺麗事が無く魅力的な人物であり、呉用と同じ気分になりかけます。

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    2015年02月10日
  • 史記 武帝紀(二)

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    一巻の段階では『ちょっと暗いかも…』という印象があったのだが、だんだん面白くなってきた。
    年を重ねるごとに戦のやり方も変わるのだろうか。
    霍去病や頭屠は近い世代なので、肩入れしたくなる。

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    2014年12月24日
  • 史記 武帝紀(一)

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    以前読んだ『三国志』の、勇猛で人間離れした登場人物とは違い、落ち着いた静かな人物たちの物語だと感じた。
    そこまでの乱世ではないからなのか、帝の話だからなのか、どちらかというとしんみりした印象だった。

    最近学校で奥の細道を読んだのだが、そこに李稜と蘇求が出てきた。
    司馬遷と同時期の人のようなので、興味を持っている。

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    2014年12月18日
  • 史記 武帝紀(一)

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    久々の北方ワールド。三國志水滸伝シリーズみたいな男のロマンがいい!
    闘いは始まったばかり、二巻楽しみ♪

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    2014年12月05日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    19巻、完読!
    最後が(楊令伝に)続くって感じの終わり方で残念。。。
    皆が涙した「替天行道」読んでみたかったな。原文は在るのかな。興味津々。

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    2014年11月06日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    ついに梁山泊陥落。しかし、本当の楊令が姿を現した。替天行道は終わらない。新たな血を吸い込んだ吹毛剣と楊令に期待!

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    2014年10月23日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    林冲が散るも、楊令が表舞台へ。ただ強いだけではなく、人間的にも魅力的。久々に爽やかな英雄に出会えた。これからが楽しみなのに、水滸伝としては次巻がラスト。しかしながら『楊令伝』も全巻購入済!まだまだ楽しませてもらえそう。

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    2014年08月30日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    ネタバレ

    童貫の強さが引き立ち、
    主要人物のドロップアウトが続く巻。

    特に梁山泊のスカウトマンの喪失は、
    これ以上梁山泊の主要メンバー増員が
    ないことも意味しているようである。

    一方で楊令は着実に子供から男へと成長していく。

    残すところ2巻、収束と遷移は
    既に始まっているようです。

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    2014年08月16日
  • 史記 武帝紀(七)

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    北方版の史記も完結!
    時間かかっちゃったけど、読破しました。

    最後、帝をはじめとして、登場人物の老いが如実に現れ、哀愁漂う作品になってました。

    幼い帝に国を託し、亡くなった劉徹。
    国とは民である。国とは何か、考え続けよ。
    しっかりと託されたこの言葉。
    これまでの劉徹から考えられないこの言葉。
    劉徹を見ていると、国は帝のために存在しているものとしか考えられなかった。
    それなのに、違った。
    もっと深く、もっと広く、てつもなく大きな視点で国のこと、民のことを考えていたことに驚いた。

    人の生き様、国のあり方、様々なことを考えさせられ、感銘を受けた良い作品でした。

    途中のまんねりは辛かったけどね

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    2015年01月12日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    ネタバレ

    やっと読破。楊家の男達はみんな熱かった。男の死に様はやっぱあんな風にあるべきやよな。
    それに比べて潘仁美のクソっぷりはないな。ああはなりたくはない。
    男は黙って前進あるのみ!

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    2014年08月05日
  • 逃がれの街

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    泣ける....。

    ひとつの間違いから、
    ドンドン悪いほうに転落していく様は
    読んでいて辛すぎる。

    しかも主人公がいいヤツだから、
    早く逃げてーと思うことしきり。
    最後くらいはもちっと幸せに終わらせてほしかった....。

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    2014年07月27日
  • 史記 武帝紀(五)

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    久しぶりに、史記の続編を。
    3.4巻がつまらなくなりつつあったので、しばらく間を空けてみたんだけど、5巻は持ち直した気がする。

    前漢の中国。帝は、絶対的な王様として、腐った政治を行い続けている。即位した初めの頃は、部下の意見にも耳を傾けその上で判断をしていた帝も、時が経つにつれ、煩い者を退け、全てが思うままになってしまっている。

    戦は負け続け、罰すべき人を罰せず、全く関係のない人を怒りに任せて処罰する。まさに、暴君。

    一方で、漢の敵、匈奴は組織的な規律を身につけ、更に強くなりつつある。


    国の大きさ、富、全てにおいて漢の力は強いけど、小さいながらも強い力でまとまった匈奴の勢いが今後は楽

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    2015年01月12日
  • あれは幻の旗だったのか

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    ネタバレ

     北方謙三は読んだことありませんでしたが、全共闘ものということで読んでみました。青春小説の良作だと思います。
     全共闘は意外なほどにテーマとして取り上げられることが少ないですが、その中でもエンターテイメント性の高いものとなると本当に希少で、そういう意味でも評価されるべき作品。ただし主人公たちの学生時代に成し遂げようとして失敗したテロの規模の大きさと、10年後に舞台を変えて青春にケリをつけるべく実行した犯罪の規模の小ささにギャップがあって、プロローグから10年後を描いてひっぱっていたこともあって尻すぼみ感が残った。なにかもっとでかいことをやるんじゃないかと思った。

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    2014年07月12日
  • 抱影

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    しぶいなぁ。
    今の時代、こんな男はいるんだろうか。
    本の中だからこそあり得る、男のしぶい生き様ですね。
    こういう生き方、かっこいいなーと思うが、現実には出会えませんね。

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    2014年07月07日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    童貫、相変わらず無類の強さで圧倒。消えゆく命がどんどん多くなっていく中、すくすく成長する楊令。そして、さらば魯達!

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    2014年07月03日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    北方謙三描く水滸伝の続編シリーズ。童貫を失った禁軍は崩壊し、梁山泊は新しい国づくりへ。一方、金国の攻勢により、ついに都・開封府が陥落…。ラスボス打倒で終わらなかったこの物語の結末はどうなるんだー。

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    2014年06月29日