北方謙三のレビュー一覧

  • 岳飛伝 七 懸軍の章

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    ネタバレ

    岳飛の復活。
    やはり戦いがあまりないと楽しさ半減という感じですが。
    ここからの梁山泊・岳家軍。
    どのような展開を起こしてくれるのかは期待大ですね。

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    2018年11月20日
  • 新装版 余燼(上)

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    北方さんはハードボイルドのイメージが一番で、次は三国志や水滸伝シリーズの中国物と云うイメージしかなかったけど、江戸時代の時代物も書くんだ。上巻は寛政の改革の松平定信の老中着任前の時代。この時代は剣客商売の最後と鬼平犯科帳の始まりの間で読んだことがない時代なので、なかなか面白い。後半すんなりとはいかないんだろうね。

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    2018年11月17日
  • 岳飛伝 十 天雷の章

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    北では呼延凌とウジュが対峙し、史進がウジュの首を狙う。
    そして南では南宋と岳飛・秦容連合軍が対峙し、岳飛が辛晃の首を狙う。
    いつの間にか、敵の首をとってさっさと戦を終わらせることが目的になっていて、ちょっと驚く。

    ”民の営み。地図に描かれた広大な地域にいる、すべての民の営み。それが、利害もなにもない、もともとあった梁山泊の志に繋がる言葉ではないのか。”
    宣凱と王貴の考える梁山泊の在り方。

    土地ではない、政ではない、ましてや王家の血筋ではない国の本質。
    それが民の営みだと言われればそうなのかもしれないけれど、あまりにも物流や交易に傾きすぎていて、経済さえ守られていたら民は幸せだというのだろう

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    2018年11月13日
  • 岳飛伝 九 曉角の章

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    南宋水軍と張朔が率いる梁山泊水軍、金国と呼延凌(こえんりょう)率いる梁山泊軍の間で戦が始まる。
    秦容と岳飛もまた、南宋の襲撃に備えて戦いの準備を始める。

    新しい国の在り方が見えてきつつあるようでもあるが、戦争がそれを壊してしまうのか。
    それとも志は生き続けるのか。

    王清が今後どう梁山泊と関わってくるのか。
    蕭炫材が今後どう梁山泊と関わってくるのか。
    実はあまり興味はない。
    多分それは経済ということなのだろうと想像がついてしまうから。
    やっぱり熱い漢の戦いが見たいんだよね。

    李俊や史進が活躍するとわくわくする。

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    2018年11月05日
  • 岳飛伝 八 龍蟠の章

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    秦容の甘藷作りがどんどん広がり、ついには10万人が住めるほどの村(村!?)にまで話が広がる。
    いちいちスケールが大きいところが中国だなあ。

    金国と南宋はついに手を結び、戦争の気配は濃厚になってくる。
    梁山泊も少しずつ戦いの準備を始め、ついに韓世忠率いる南宋水軍が王貴の船団に攻撃を仕掛ける。

    人が集まると争いが起きるとは言うものの、梁山泊や小梁山のように自給自足ができ、他を羨まないような生き方をもっと広められないものかと思う。
    岳飛と秦容が対南宋ということで手を結ぶ。
    しかし、農作業や村づくりを主としながら交代で調練をする秦容のめざすものと、あくまで軍隊であることにこだわる岳飛のめざすものは

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    2018年10月23日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    気がついたら総力戦が始まっていた14巻。中弛み感はあるものの、さすがに所々で心揺さぶられるシーンはある。それにしても、くっつきそうでくっつかない、王英の片想いが気になって仕方がない。

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    2018年10月15日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    中盤以降としては、比較的戦死者の少ない巻。しかしついに童貫の禁軍が動き始め、そしてついに青蓮寺への暗殺攻撃も実行される。洪清と燕青の死闘、袁明にせまる公孫勝と致死軍。そして袁明の死。いよいよ残すところあと3巻!

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    2018年10月15日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    遂に最終巻。全巻から続く梁山泊滅亡戦の1冊。が、どうも色々とイマイチ。まず尻切れトンボ感が否めない。青蓮寺の李富や聞煥章はこれといって最後まで何もなく、李逵のあまりに呆気無い死、そして宋江のヒネリのない最期。19冊も読んできて、こんなフツーのラストではちょっと物足りない。さらに、最終巻になってあまりに巨大化した楊令の存在。北方水滸伝を別の方角から面白くさせた登場人物であることは認めるが、ここにきていきなり主役級の大活躍を披露していて、あまりにリアリティがないというか、幼稚臭いといってもいい展開。宋江の死に寄り添ったのが楊令であるというアレンジは、明らかに続編『楊令伝』を意識したものとしかおもえ

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    2018年10月15日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    最期の総力戦へ向けて、直前の1呼吸といった巻。それでも死者は出るし、ついに魯達までが病に倒れ、しかも壮絶な無念の死を迎えた。その死に様を楊令にみせることで、次の『楊令伝』にもつながっていくのだろう。残すところあと2巻!

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    2018年10月15日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    全巻から続く梁山泊総力戦。相変わらずボコボコ死んでいく中、じっと耐えてきた花栄がついに憤怒に燃え、弓を用いて敵方将校を鎧ごと撃ち抜き、そばに居た部下が「すげえものを見た。人間業じゃない。ほんとうにすげえものを見た」と口にして息絶えるシーンは、実に印象的だった。それにしても、珍しく数巻かかってロマンスを匂わせてきた王英と扈三娘の結婚が、恐ろしく無味乾燥にあっけなく成就したのにはガックリきた。なんか物凄いアレンジを期待してたのに。もしかしてこれも何かの伏線か?

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    2018年10月15日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    ついに林冲にも死亡フラグが突き刺さる18巻。物語の最初期からの最重要登場人物だった林冲がついに倒れた。林冲だけは最終巻まで戦い続けると予想していただけに、少し残念にも感じる。いずれにしても、あとたった1冊となった北方水滸伝。最終巻もノン・ストップで読んでまうやろな。

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    2018年10月15日
  • 岳飛伝 七 懸軍の章

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    さすが主人公だけあって、どん底から這い上がるのが早い。
    南宋と秦容の土地の間に岳家軍が駐留するということは、岳飛は南宋と戦うことになるのだろうか。

    大きくなりすぎた梁山泊の交易は、少しその形態を変える。
    拠点を縮小し、常に物が動いているように。
    南宋は日本との交易の道を探る。
    そして南宋の水軍は徐々にその力を増していく。

    今回は韓成の話が良かった。
    死ぬことで幸せになるという方臘(ほうろう)軍の生き残りを調練して、童貫戦で梁山泊の切り札として人の盾を作った韓成。
    それは、韓成としてもやりたくなかった作戦ではあったのだが、それでも大勢の人間をただ死ぬためだけに戦場に送り出したことの免罪符には

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    2018年10月10日
  • 岳飛伝 五 紅星の章

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    ネタバレ

    長い長い戦いが終わった。
    岳飛は史実通りに秦桧に追い詰められていくのだろうか??
    そしてネタバレ。
    ついに呉用が死んでもた。
    今後の梁山泊の展開は如何に!!

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    2018年10月08日
  • 破軍の星

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    北方が歴史小説に転身した割合初期の作品。それまでお得意にしてたハードボイルドが時代に合わず、リァリティが失われるのを、人間として芯の通ったカッコイイ男を描くためにこの分野に転身したのだろう。

    その試みは作品の中では見事に成功し、熱い気持ちが滾らされる。顕家もそれを取り巻く主従も、仇方の斯波家長、上杉も見事にかっこいい。ただ、歴史的事実としては、顕家は10代後半、家長は二つ年下。年齢を考えると、思考回路があまりに老成しており、途端に現実味が薄れるのが弱点か。

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    2018年10月07日
  • 破軍の星

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    個人的に室町時代の歴史小説は敬遠しがちですが、これは面白かった。室町時代は鎌倉幕府倒幕からずっとダメだったんだなぁ。ある意味、江戸幕府や明治政府をつくった人たちはこの時代を反面教師にしたのでは。

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    2018年10月04日
  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    秦容の冒険記。みたいな感じになったなぁ~。
    南の地でどうのような開拓を行えるのか。
    やや楽しみ。

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    2018年09月30日
  • 岳飛伝 六 転遠の章

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    こんなに早くに岳飛が歴史から姿を消してしまうなんて!
    そして、そろそろ梁山泊も姿を消しそうです。
    つまり、物語は国の表舞台から、裏方の話になっていくのでしょうか。
    そこに岳飛は、そして梁山泊はどうかかわっていくのか。

    金国と南宋は講和を結び、それぞれに国づくりの基礎を物流で賄おうとする。
    ということは、国を挙げて梁山泊に対抗してくるということ。

    呉用が「岳飛を救え」と言ったのは、岳飛が梁山泊の救いになるということなのか。

    ここにきて物語の先が全く読めなくなってきた。
    久しぶりに読んでわくわくした。

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    2018年09月25日
  • 岳飛伝 三 嘶鳴の章

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    もはやなんのために戦うのか?
    好敵手との戦いを楽しむ。
    そんな雰囲気??
    この先、どういう展開にして盛り上げていくていくのか。
    楽しみにしています。

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    2018年09月11日
  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    ネタバレ

    豊かな中原を巡って金国と南宋がついに戦いの火蓋を切った。
    そんな中、交易で独自の存在感を示す梁山泊。

    梁山泊とは一体何か。
    多くの漢の志で作られた梁山泊は、最早国土など必要としない、理想を具現化したような何かなのだと思う。
    義務に縛られるのではなく、自分たちが主体的に守っていく理想?

    ただ、なんだろう。
    初期メンバーに見られた、熱くたぎるもの、生々しい心のぶつかり合い、喰いしばった歯の間から漏れてくるもの。
    そういうものがなくなり、セリフも行動も地の文も淡々と進む。
    だから、読んでいても心が震えなくなってきたんだよなあ。

    “別に、夢を志と言ったっていいさ。しかし、夢は夢なんだ。志ほど、自

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    2018年09月03日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ネタバレ

    ついに始まる禁軍VS梁山泊neo

    激戦であるが故に敵味方で多くの猛者が散っていく。
    扈三娘の大跳躍、首の落ちた緑の軍法、両脚を失った馬麟・・・

    水滸伝からの生き残りメンバーも大分削られてきたような気がします。

    一方で呼延凌や花飛麟の成長が著しく危なっかしい所はあるものの九紋龍に次ぐ安定感が出てきたような気がします。

    さて本巻は8巻で楊令伝の中間地点!童貫軍と楊令軍の戦いも佳境に入っていく中、残7巻でどんな事が起こるのか楽しみでなりません!

    因みに前巻に続き本巻も子午山の話がありませんでした。子午山の話で少し癒されたいという思いがあります。

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    2018年09月03日