感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年01月02日
海戦がとりあえずは終結。
梁山泊・南宋ともに大きな打撃だったが南宋海軍総帥「韓世忠」はその座を追われることに。
秦容・岳飛の方でも戦いが始まりいよいよ話は中盤から後半に向けてといったが感じなのであろう。
闇の世界・流通の世界も戦いが広がる一方である。
さて、話はどうすすんでいくのだろう??
Posted by ブクログ 2017年08月31日
彼の最期、ヨウシの最期と重なりました。もちろんそれは褒め言葉なんだけど、穿った見方をすると、既視感を喚起するせいで、場面の盛り上がりが半減されてしまう気も。人物が小粒になっているだけじゃなく、どうしてもパターンが重なってしまうというのも、シリーズを重ねる毎、不利になっちゃう理由ですね、きっと。それに...続きを読むしても、この巻でもまた生き延びましたね、カンセイチュウ。死にかけはしたけど。八巻の解説で死ぬことをバラされて以降、どこまで頑張るんだろう?そして自分は、この恨み節をいつまで引っ張ろう?(苦笑)その彼に限らず、なかなか死ななくなりましたね、皆。コウジュウともう一人も生き抜けたし、岳飛に切られた南宋の将軍も復活したし。いわゆる”人物”が減ったきた分、下手に減らせないってのもあるのでしょうか。と難癖つけながら、それでも尚、大好きなシリーズなんですが。
Posted by ブクログ 2021年11月03日
南宋水軍と梁山泊水軍の戦は梁山泊が勝利した。
金と梁山泊の戦は金が内政に乱ができたため引き分けになった。
南方でも南宋軍が敗走した。
本巻で一番ドラマチックだったのは蔡豹の散り方だった。幼少期は毒母に育てられ不遇だった蔡豹が恋人ができ今から幸せになるという所で秦檜の指示で村ごと葬られた。
Posted by ブクログ 2018年11月13日
北では呼延凌とウジュが対峙し、史進がウジュの首を狙う。
そして南では南宋と岳飛・秦容連合軍が対峙し、岳飛が辛晃の首を狙う。
いつの間にか、敵の首をとってさっさと戦を終わらせることが目的になっていて、ちょっと驚く。
”民の営み。地図に描かれた広大な地域にいる、すべての民の営み。それが、利害もなにもな...続きを読むい、もともとあった梁山泊の志に繋がる言葉ではないのか。”
宣凱と王貴の考える梁山泊の在り方。
土地ではない、政ではない、ましてや王家の血筋ではない国の本質。
それが民の営みだと言われればそうなのかもしれないけれど、あまりにも物流や交易に傾きすぎていて、経済さえ守られていたら民は幸せだというのだろうかと考えてしまう。
今まで一度も好きだと思ったことのない蔡豹(さいひょう)の来し方をしみじみ思う。
親の愛って重すぎると呪いになる。
呪いが解けたから愛情を持てたのか、愛を感じたから呪いが解けたのか。
彼の人生の収支はプラスになったのだろうか。
Posted by ブクログ 2018年08月29日
長江での梁山泊・南宋両水軍の激突。狄成、項充による決死の造船所襲撃。南では南征軍を岳飛、秦容が迎え撃つ。どちらも快勝だが大将の韓世忠、辛晃が生き延びたことが今後どう影響していくか。
そして蔡豹の凄絶な最期。かつての楊志と重なる。読んでいて辛かったが愛する女性に巡り会えたこと、長年彼を苦しめた呪縛から...続きを読む解き放たれたことがどこか救いのように思える。
子午山でともに過ごした王清の鎮魂の笛の音がなんとも切ない。
Posted by ブクログ 2018年02月01日
張朔は南宋水軍と激突し大勝、韓世忠を総帥の座から引きずり下ろし、岳飛は秦容とともに辛晃を破る中、陳家村で蔡豹が襲われ、陳麗華とともに死にます。
大戦への序章ですが、敗れた側が首の皮一枚つながっているところに暗い影を覚えます。
Posted by ブクログ 2017年09月04日
まあ、着々と、南で秦容が軍を整えて、南宋の軍を迎え撃つ。そこに岳飛も参加。淡々と金国内、南宋内、梁山泊の中とが描かれ少しずつ動きを見せるが、全体はまだ。と言うところか。まあ、惰性かな。