【感想・ネタバレ】岳飛伝 十三 蒼波の章のレビュー

あらすじ

奇策・霞作戦で挑んできた辛晃だったが、岳飛は高山兵を遣って景ろうを奪取した。劣勢の辛晃軍は、梁岳道を突くが、秦容と岳飛に阻まれ敗走。南宋の太子暗殺計画を知った燕青は李師師の元に向かうが、自身は深手を負い、彼女は既に毒に冒されていた。梁山泊水軍の李俊は、南宋の手に落ちた沙門島の奪回に成功する。金国の海陵王は、大軍で子午山を挑発し、史進の逆鱗に触れ――。生滅流転の第十三巻。

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Posted by ブクログ

李俊が飛んだ!
前巻ではよぼよぼのじーさん風であったのに、李俊はまだまだ現役なんだ!
「死ぬことは男だけの仕事ではない」と言って沙門島で死んでいった孫二嬢の仇はうったが、その手につかむことのできないものがあった…。
それでも李俊、生き続けてくれよ、と思う。

そして御年67歳の史進は誰よりも早く疾走する。
子午山に手を出すものは、死ぬよりも恐ろしい目に遭わせてくれようぞ。

今巻はじーさん二人に持って行かれたな。

ところで、カバー裏のあらすじだけど、燕青のエピソードは前巻のもの。
こういうミス以前もあったけど、編集者はちゃんと読んでないのかな。

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2019年01月31日

Posted by ブクログ

リシュンが切ない。シシンとともに最古参で、いよいよ死に場所が与えられたかと思うたびに見事に切り抜けて、いよいよ第一線を外れ、赴いた先は想い人ある日本。せめてもの静かな余生かと思いきや、かの女性は既に亡いという。切な過ぎました。残すところ遂にあと4冊。中原の動きも活発になってきて、いよいよ大団円に向けての佳境といったところでしょうか。

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2017年11月22日

Posted by ブクログ

岳飛と秦容が動き出す!
秦容が人事を一生懸命にやってます!
小梁山も安泰です!
そして、秦容に嬉しいお知らせがありました!


李俊を筆頭とする水軍の老兵達は韓世忠撃破の後は沙門島奪回に乗り出す!
老兵達は死ぬ事ばかりが頭の中にあるのだが・・・
李俊が遂にある決断をします!!!


自己顕示欲の強い海陵王が子午山を攻めます!
ブチギレル梁山泊は最高戦力の史進率いる赤騎兵を投入!!!
経験値少なく自己肯定感強めの皇帝の運命やいかに!!!!


西遼では顧大嫂が引退を宣言する!
引退までのタイムリミットまで配下のリーダー達に試練を科す!


金国が南宋に攻め入る!
今迄その実力がベールに包まれていた程雲がその実力を発揮する!



完結まで残り4冊・・・
後ろを振り返ると『屍累々強者どもが夢のあと』と言った感じです。

物語も終局へ向かい転がり始めた気がします。

次巻が楽しみでしか無い!

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

李俊と史進のためにあるかのような一冊。
長い物語になりましたが、やはり“108人”の中の誰かが光ると、胸がスッとします。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

レジェンド級大ベテラン達が、それぞれの闘いを繰り広げる。スタミナは無いけど、とてつも無い切味!
恐るべきジジイ達!

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2022年11月30日

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ネタバレ

金主が親征し南宋に攻め込むも敗退した。

梁山泊に残った長老 史進と李俊が戦で漢を魅せた。
本巻で印象的だった話は李俊が日本に居る想い人(戦死した親友の妻)にやっとの思いで会いに行ったのに、李俊が日本に着いた10日前に彼女が亡くなっていたというもの。切ない。

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2021年11月10日

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史進、恐ろしいよ~~(((( ;゚д゚)))アワワワワ
彼を怒らしてはならない。
岳飛・秦容連合軍も順調。
さて、南宋はどう動くのか。

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2019年02月27日

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金の南進で南宋軍との激突が迫る中、沙門島を陥落させた李俊は十三湊へと向かいますが、ひそかに愛していた瓊英はすでにこの世を去っていました。
梁山泊第一世代の別れと死が、いたたまれない哀しみをひきおこしていきます。

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2018年02月01日

Posted by ブクログ

さ、岳飛と秦容が南宋にけんかを売りに行くまで。金は帝がどうしても南宋に戦争を仕掛けたいところだが、上手く負けて方々の体で敗走。 さて梁山伯と金と南宋の三つどもえのの戦いは決着が付くか。

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2017年11月20日

Posted by ブクログ

長く付き合ってきたキャラだからなのか
このシリーズの中で久しぶりに(というか初めてかもしれないけど)笑った。あと数巻…

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

海では李俊が、南宋では燕青が、北では史進が動く。
梁山泊の重鎮のそれぞれの想いが行動に重なる。
西遼でも変化が始まった。
そして、金と南宋との戦い。
東西南北で動き出した嵐は、中央に向かってどの様に動くの?その嵐の中を梁山泊の勇者達はどう動くのか?
大水滸伝の中の時代が走りだそうとしている。

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2017年12月24日

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