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Posted by ブクログ
世代交代の時期なのだろう。
梁山泊が壊滅的な負けを蒙ってから10年。
公孫勝は自らが築き上げた致死軍を後進に譲り(上手い!)、戴宗も、もはや昔ほどには走ることのできない自分に気付く。
もちろん宋軍にも同じだけの時間は流れ、方臘との戦いを終えた童貫もまた、自らの老いに気付かざるを得ない。
しかし、再び楊令と対戦するという強い意志が童貫を支えているといえる。
翻って楊令は、閉じこもっていた硬い殻から少しずつ本来の姿を見せ始めたような気がする。
それがこの先の楊令にとって、いいことなのか悪いことなのかはまだわからないが。
心配なのは扈三娘。
この巻では扈三娘の真情は語られていないが、それは作者があえて書かないだけなのか、それとも扈三娘の心が死んでしまっているということなのか。
女性でありながら、男性のように生きてきた彼女は、自分の中の女性を認めて、許すことができるのか。
さて、そろそろ次巻くらいから、物語が大きく動き出すだろうか。
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小説・文芸
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