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Posted by ブクログ 2013年09月19日
梁山泊、金、南宋、斉、西遼。
様々な国が乱立し、それぞれの思惑が絡み合い、交易によって富み、民の暮らしも安定してきた梁山泊も平穏なままではいられない。
そんな中、本巻では楊令が衝撃の言葉を口にする。
わかってはいたものの、改めて口に出されるとやはり驚き、梁山泊への、そして替天行道の志に対する彼の思い...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月24日
巨大な宋国が倒れて、定石通り群雄が割拠し、それぞれの小国家が形を成してきた。いよいよこれから、それぞれがしのぎを削って戦い合う、といった段階か。梁山泊の行末も気になる。
でも今回のハイライトは、何といってもホーキョクの最期の場面。最初の登場からインパクトは強くて(ネガティブな意味で)、“こんな奴が1...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月13日
「水滸伝」からのベテラン勢が何人も散っていく第十二巻。
命の限り駆け続けた王定六、自裁することで問題にけりをつける杜興、死してなお闘い続け敵の心までも揺さぶった鮑旭。
世代交代が進みスマートな印象になった梁山泊だが、やはり修羅場をくぐり抜けてきた男たちの凄味や底力は泥臭いが胸にくるものがある。
個人...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月15日
梁山泊が安定してしまうと、途端に不安を覚えるのは何故だろう。
楊令は安い税で小さく豊かな国を作ろうと苦心しているけれど、
なかなか理想の姿が見えてこない。
「水滸伝」から沢山の漢達が、志のもとに命を落としていった。
彼らの死をどうか無駄にしないで欲しいです。
古参の同志達が退場してしまうのは、
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月09日
「何もかも、『替天行道』が悪いのじゃよ、宣賛」
「おかしなことを、言われますね」
「いや、悪い。悪いということにしておこう。宋江殿はあれに、新しい国を作る夢まで書かれてしまった」
杜興の言葉に、冗談を言っている響きはなかった。
「腐敗した権力を倒すべし。それだけが書かれていたら、宋を倒して、梁山...続きを読む
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