北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    ネタバレ

    楊令伝もすでに11巻。岳飛伝もついに発刊された。膨大な物語で、ここまで執筆し続けてきた作者のバイタリティに脱帽。

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    2012年05月26日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    2012年05月 02/35
    一晩で読んでしまった。
    情勢が混沌としてきた中で、楊令が見つけた答えと宣賛のやり取りが興味深い。世代交代が進んでいくのを見ると、また最初から読み直したくなります。

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    2012年05月21日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    次々に親しんだメンバーが死んでいく・・・
    まあ、かっこいい死に方なんだけど、悲しい
    孔明、かっこ良すぎるぜ

    官軍がだんだん本気になってきて、これから益々厳しい戦いになってく

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    2012年05月19日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    いやいや 面白いのなんのて 背景その物が 面白い 中国の壮大な国を縦横無尽に駆け回る所が素敵 中国らしさが印象的である BY G

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    2012年05月17日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    「退け。退き鉦」
    初めて岳飛はそう言った。しかし、遅い。「珪」の旗が、すぐそばにあった。
    それからどうしたか、わからない。駆けに駆けた。追撃が熄んだ時、一万騎は七千に減っていた。
    そのまま隆徳府の軍営に駆け込んだ。馬を降り、顔をあげて営舎に入り、ひとりになると膝を折った。床に額を叩きつけた。流れた血が、視界を塞ぐ。(略)
    「会議を開く。敗因について、俺が説明する」
    「そこまでしなくても」
    「いや、俺の誤りで負けた場合は、それは説明すべきだ」
    徐史は、迷っているようだった。岳飛は、大声で従者を呼んだ。
    隆徳府の軍営にいた将校は、全員集められた。岳飛は出動し、斥候を出したところから説明を始めた。壁

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    2012年05月13日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    とうとう戦がはじまった。歴戦の盟友が繰り広げる戦のなかで新たな力を発揮する若者、秦容。次回から目が離せない。

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    2012年05月04日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    歴史的には1127年 趙構が即位して南宋を興した時期
    楊令が描く理想の国家がすこしずつ形になりはじめた。
    旧禁軍の各勢力がその梁山泊の力をすこしづつ削ごうとする展開になってきた。
    梁山泊は、今後どうなっていくのか?
    理想の国家は建設できるのか?
    まだまだ理想の国家の全貌は見えてこない。

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    2012年05月03日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    2012年04月 08/32
    読むほどにはまっていく後半の楊令伝。
    国づくりのステージに進むことで見えてくるものが様々あります。ただの熱い戦国ものでないところがたまりません。また1巻から読み直すべきか。

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    2012年05月01日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    ネタバレ

    南北の乱は収束し、いよいよ梁山泊軍と宋軍の戦いが始まる。

    息子を攫われた扈三娘は聞煥章の奸計にはまり、
    幽閉されたうえ陵辱される。

    一方、かつて楊令に一蹴された岳飛は
    童貫のもとで薫陶を受け、次第に頭角を現していく。

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    2012年04月30日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ネタバレ

    戦場の花、扈三娘も落命し、
    梁山泊軍の主力は楊令をはじめ
    花飛麟、呼延凌ら第二世代に移っていく。

    一方、この戦を最後にと期する童貫も、
    岳飛を育て上げる事で禁軍の次代を託そうとする。

    愚帝と佞臣のもと、力を失い、衰退していく宋国にあって
    何のために闘うのかが分かりづらくなってきた第八巻。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ネタバレ

    ついに童貫率いる宋禁軍が梁山泊軍と激突する。
    宋の将軍趙安の首級と引き替えに古参の呼延灼は落命。
    その志は息子の呼延凌に受け継がれる。

    次第に初代梁山泊組が退いていく、世代交代の物語。
    少し、寂しい第七巻。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    北の闘いが終息。
    宋はくだらない政治の絡みで疲弊しただけ。
    この動乱の中で一気に勢力を拡大したのは梁山泊。

    ほぼ同時期に南の闘いも終息。
    方臘の宗教叛乱を童貫が抑えた形。
    ただし、信徒を縦にして戦う方臘のやり方は凄惨で、殺しつくした童貫軍は心を病む者も多く、立て直しに時間がかかりそうです。

    これから梁山泊がどのように国を作っていくのか、本当に楽しみ。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    ついに梁山泊軍が宋軍に牙をむく。
    でも...楊令を超人にしてしまったことで
    水滸伝とは趣が違ってきた。
    108人の豪傑が集まった水滸伝では、
    それぞれ長所もあれば短所もあり、往々にして
    その短所のために死んでいった。
    そこに切なさや愛おしさがあった。
    しかし楊令は完璧すぎるのではないか?
    比類ない強さと賢さを持ってしまって、
    今のところ欠点がないように思われる。

    ちょっと心配です。

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    2012年04月26日
  • 波王の秋

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    昔の海戦のリアリティが凄い!東シナ海の地理的表現もとても分かりやすく読めました。ほんとに北方さんの作品に出てくる男たちは魅力的です。

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    2012年04月25日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    ネタバレ

    登場人物が多すぎてとても覚えきれない。
    そろそろマンネリとなってきた。新たな展開に期待する。
    主役が岳飛の方に徐々に移っていくのだろうか。

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    2012年04月20日
  • 三国志 1

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    北方三国の漫画化!!  

    最初の戦闘シーンは、小説で読んでとても印象に残っているシーンです  
    そのせいなのかどうなのか  
    劉備が敵を足蹴にして剣を引き抜くシーン、もっと強調してもよかったんじゃないかなあ……とか、いらないことを考えてしまいます  

    一巻は本当にさわりの部分  
    それぞれのキャラクターに「北方っぽさ」が出てくるのは、もう少し後のことだと思います  
    劉備も、張飛も、曹操も  

    そして、早く呂布、孫策、周瑜、荀彧、馬超を見たい……!!

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    2012年04月19日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    ドキドキする展開がたくさんありました。やっぱり面白い。

    三巻にしてようやく梁山泊に頭領が戻りました。
    敗戦して、空き続けていた頭領の椅子。
    動き出した梁山泊。
    南の宗教の氾濫と北の外交問題。
    様々な問題を抱えた宋を倒し、
    新しい国を作る時運が来ていると思う。

    早く次が読みたい。

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    2012年04月17日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    それぞれの思い描く国の形がどうなっていくのか、心の在り様とともに描かれていきます。国を成すとはどういくことなのか楊令をはじめ漢達の思いは交叉していきます。地平線の向こうに新たな燭光を見据える第10巻でした。

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    2012年04月14日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    9巻までで一つの物語が終わり、この巻から新たな展開に入っていく。楊令は何を思い、何を目指して進むのか。志をかたちにする事とは、何をする事なのだろうか。梁山泊に起きている変化をまずは見守りたい。

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    2012年04月05日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    楊令の国造は財源確保の為にシルクロードから東北藤原京までの道作りを目指そうとしていた。発想やよし、まだ鎌倉幕府誕生まで間がある、史書には載っていない彼らの国だけど、見守りたい。

    「役に立つのかな、それ?」
    「ああ」
    「よかった。あたしは、働いたよね」
    「働いた」
    徐絢が、眼を閉じた。唇は、動いている。羅辰が、かすかに首を横に振った。縫った傷のところから、出血が続いている。
    「死ぬのかな、あたし」
    「俺がついている」
    おまえには俺がいる。いまさら言っても、空しいだけだった。
    「何か、足りない、と思ってた」
    徐絢が眼を開いた。
    「いつも、なにか、足りなかった」
    徐絢の眼から、涙が流れ出してきた。

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    2012年04月03日