北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ネタバレ

    戦場の花、扈三娘も落命し、
    梁山泊軍の主力は楊令をはじめ
    花飛麟、呼延凌ら第二世代に移っていく。

    一方、この戦を最後にと期する童貫も、
    岳飛を育て上げる事で禁軍の次代を託そうとする。

    愚帝と佞臣のもと、力を失い、衰退していく宋国にあって
    何のために闘うのかが分かりづらくなってきた第八巻。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ネタバレ

    ついに童貫率いる宋禁軍が梁山泊軍と激突する。
    宋の将軍趙安の首級と引き替えに古参の呼延灼は落命。
    その志は息子の呼延凌に受け継がれる。

    次第に初代梁山泊組が退いていく、世代交代の物語。
    少し、寂しい第七巻。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    北の闘いが終息。
    宋はくだらない政治の絡みで疲弊しただけ。
    この動乱の中で一気に勢力を拡大したのは梁山泊。

    ほぼ同時期に南の闘いも終息。
    方臘の宗教叛乱を童貫が抑えた形。
    ただし、信徒を縦にして戦う方臘のやり方は凄惨で、殺しつくした童貫軍は心を病む者も多く、立て直しに時間がかかりそうです。

    これから梁山泊がどのように国を作っていくのか、本当に楽しみ。

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    2012年04月29日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    ついに梁山泊軍が宋軍に牙をむく。
    でも...楊令を超人にしてしまったことで
    水滸伝とは趣が違ってきた。
    108人の豪傑が集まった水滸伝では、
    それぞれ長所もあれば短所もあり、往々にして
    その短所のために死んでいった。
    そこに切なさや愛おしさがあった。
    しかし楊令は完璧すぎるのではないか?
    比類ない強さと賢さを持ってしまって、
    今のところ欠点がないように思われる。

    ちょっと心配です。

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    2012年04月26日
  • 波王の秋

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    昔の海戦のリアリティが凄い!東シナ海の地理的表現もとても分かりやすく読めました。ほんとに北方さんの作品に出てくる男たちは魅力的です。

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    2012年04月25日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    登場人物が多すぎてとても覚えきれない。
    そろそろマンネリとなってきた。新たな展開に期待する。
    主役が岳飛の方に徐々に移っていくのだろうか。

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    2012年04月20日
  • 三国志 1

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    北方三国の漫画化!!  

    最初の戦闘シーンは、小説で読んでとても印象に残っているシーンです  
    そのせいなのかどうなのか  
    劉備が敵を足蹴にして剣を引き抜くシーン、もっと強調してもよかったんじゃないかなあ……とか、いらないことを考えてしまいます  

    一巻は本当にさわりの部分  
    それぞれのキャラクターに「北方っぽさ」が出てくるのは、もう少し後のことだと思います  
    劉備も、張飛も、曹操も  

    そして、早く呂布、孫策、周瑜、荀彧、馬超を見たい……!!

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    2012年04月19日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    ドキドキする展開がたくさんありました。やっぱり面白い。

    三巻にしてようやく梁山泊に頭領が戻りました。
    敗戦して、空き続けていた頭領の椅子。
    動き出した梁山泊。
    南の宗教の氾濫と北の外交問題。
    様々な問題を抱えた宋を倒し、
    新しい国を作る時運が来ていると思う。

    早く次が読みたい。

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    2012年04月17日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    それぞれの思い描く国の形がどうなっていくのか、心の在り様とともに描かれていきます。国を成すとはどういくことなのか楊令をはじめ漢達の思いは交叉していきます。地平線の向こうに新たな燭光を見据える第10巻でした。

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    2012年04月14日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    9巻までで一つの物語が終わり、この巻から新たな展開に入っていく。楊令は何を思い、何を目指して進むのか。志をかたちにする事とは、何をする事なのだろうか。梁山泊に起きている変化をまずは見守りたい。

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    2012年04月05日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    楊令の国造は財源確保の為にシルクロードから東北藤原京までの道作りを目指そうとしていた。発想やよし、まだ鎌倉幕府誕生まで間がある、史書には載っていない彼らの国だけど、見守りたい。

    「役に立つのかな、それ?」
    「ああ」
    「よかった。あたしは、働いたよね」
    「働いた」
    徐絢が、眼を閉じた。唇は、動いている。羅辰が、かすかに首を横に振った。縫った傷のところから、出血が続いている。
    「死ぬのかな、あたし」
    「俺がついている」
    おまえには俺がいる。いまさら言っても、空しいだけだった。
    「何か、足りない、と思ってた」
    徐絢が眼を開いた。
    「いつも、なにか、足りなかった」
    徐絢の眼から、涙が流れ出してきた。

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    2012年04月03日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    全十五巻のうちの十巻目。
    期は熟した。ついに童貫と楊令が相まみえる!
    「天に替わって道を行う」その志はそれを行おうとするものたちにとって「国とは何か」を考えさせる。
    宋江の残したものは、残された者にとって余りに重いものだった。
    果たして物語は何処へ往くのか。

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    2012年03月31日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    水滸伝から続いてきた呉用のそれとはまた変わった一面が垣間見られる
    彼や武松を初めとした様々な人の転機となる一冊

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    2012年03月25日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    水滸伝の梁山泊での闘いで生き残っていた同志たちが集結してきました。

    今度は、 国の中だけでの闘いではなく、国と国との争い、国内での叛乱など、様々問題が絡み合って進んでいきます。

    全15巻あるうちのまだ2巻。
    まだまだこれからです。

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    2012年03月24日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ほぼ一冊まるごと戦闘場面の第8巻。
    睨み合いから局地戦へ。そして総力戦。期は熟し遂に楊令軍と童貫軍が対峙。そう、これはもはや梁山泊軍と宗禁軍というよりも楊令軍と童貫軍の戦いなのだ。
    戦いの中で、自分を見失うものが居り、成長するものが居る。
    全15巻の折り返しとなる第8巻。
    「いつ死んでも、構わん。せいぜい、華々しく、九紋龍の死に方をすればいい。ただ、俺の思いを言うと、死なないで貰いたい。なにがあっても、生き延びて、また会いたいと思う」…戦場に流れる鉄笛の音が哀しい。

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    2012年03月05日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    「人間は小さなものだと思う。濡れた砂で作った、像のようなものだ。乾けば、崩れる。だから、志が必要なのだ。誇りも」
    と、楊令は云う。

    童貫軍との本格的な戦いが始まった。

    呼延灼の最期は「水滸伝」を視野に入れてもベストテンに入る名場面だったと思う。

    その直後の楊令のトラウマにはビックリ。

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    2012年03月05日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    楊令と童貫は戦場で、ついに雌雄を決する。
    金は、宋の首都開封を包囲する。(歴史上は1125年のこと)

    宋禁軍との戦いが終わり、梁山泊は国としての機能つくりあげていく。
    楊令の国のあり方の考え方が明らかになり、国の運営の方針も明確になった。
    これから国造りが始まる。幾多の仲間の死という悲しみを超え、何かを作り出そうと前進する姿は、清々しい。

    日本との貿易の話が出てくる。今NHKの大河ドラマは「平清盛」ですが、時代的にはちょうど同じ頃だ。(平清盛誕生 1118年、第2回の白河法皇崩御が1129年)

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    2012年03月04日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    童貫ついに戦場に散る、彼はその瞬間歓喜につつまれたのかもしれません。楊令と漢たちの新しい国作りがどうなされていくのか非常に興味深いものです。新しい息吹を感ずる第9巻でした。

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    2012年03月01日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    ネタバレ

    ついに宿敵童貫を倒し、梁山泊は新しい局面に移行する。次は国家を目指すのか?また、新しい課題を持つことになる。

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    2012年02月29日
  • 草莽枯れ行く

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    ネタバレ

    藩の後ろ盾のない相楽総三が草の根運動で倒幕に向けて活躍する話。勅定を持ち赤報隊として官軍の先鋒を任されながら、最後には偽官軍の汚名を着せられて斬首される。この策略により薩摩藩を中心とした官軍により倒幕は達成できたが、大きな歴史のうねりの中に飲み込まれた総三はさぞ無念だったろう。あるいは、大きな目標達成のための意味ある死と最後は納得できたであろうか?彼の死後、清水の次郎長が総三の妻子の元を訪れるくだりは、ぐっと来た。

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    2012年02月29日