北方謙三のレビュー一覧

  • 杖下に死す

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    大塩平八郎――と聞けば、歴史をあまり知らない人でも何となく「米」と結びつくかも?

    秋野の教科書は歴史小説ですからね。
    これを読んで、そっか、幕末の頃のことだったのか、と(笑

    主人公は平八郎にあらず。
    大塩平八郎親子に出会ってしまった、一人の剣豪、光武利之。
    友となる相手と出会い、先に逝かれ、本気で惚れる女に出会い、剣を捨てる。
    それでも光武は生きる――

    これ、続編があります。
    まだ読んでないけど!
    よみたーい!!

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    2009年10月04日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    戦でのかけひきや、めまぐるしく変わる戦況への記述が多く、戦の様子を臨場感たっぷりに表現している。
    楊業の武人っぷりは上巻に続き変わらず。子供達は成長し、楊家の武人らしく戦に臨んでいる。
    また、楊家以外の登場人物の多くも生き生きと描かれ、作者の愛情が殆どの人物に込められているように思える。

    未解決の話があったが、それは『血涙』に続くらしい。

    良い話だったが、個人的には男くささがやや濃すぎる気がする。
    作者は、元々、こういう雰囲気の話を書く人だとは思うけれど。

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    2013年04月20日
  • 煤煙

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    ネタバレ

    2008年4月2日再読。

    主人公は、青井正志、40歳。弁護士で、2年前に離婚し、中学生の娘あり。
    青井は離婚前あたりから自分の心の変化に気付く。自己破壊的行動をとりはじめる。青井の中にあった獣としての本能が動き出したようだ。はじめは弁護士であるため法律自体を武器にしていたが、徐々にただ本能に導かれていくようになる。

    北方作品の中では異色なストーリー。主人公の内面を冷徹に彫りだしていく文筆力は鋭い。

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    2011年10月28日
  • 危険な夏 挑戦シリーズ1

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    水野竜一の成長期第一作

    水野が“狼”になるのを運命付ける人物深江さんとの出会いの作品。
    男には引けない時がある。友人を守る時、女を守る時、そして・・・。
    全ての男に送りたい、冒険せよ男達!!!

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    2009年10月04日
  • 檻

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    男臭い。

    北方謙三の男臭さが抜群に濃縮されている一冊。
    かつて、誰かに力説した事があるが北方謙三は決してエンターテイメントじゃない。
    こんな事を書くと怒られてしまうかもしれないが、女子供にわかる本じゃない。

    と、思う。

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    2009年10月04日
  • 草莽枯れ行く

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    明治維新という日本の大きな変換点において偽官軍の汚名を着せられ散って行った赤方隊の話。ああ無情……読み終えた後にそんな言葉が頭に浮かびました。何と言うか、本当に虚しくなるんです。決して悪い意味でなく。でもいい意味とも言い難い。当時の状況は想像するしかできませんが、そこにはきっと様々な熱い意志や想いが籠められていたに違いないのに、それら全てを呆気なく無に帰して淘汰してしまう力の奔流が怖ろしくて悲しいです。

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    2011年08月16日
  • 逃がれの街

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    【本】北方のおとっつあんの初期作品でつ。  もちろんハードボイルド小説でつが、北方作品の入門編として入りやすい作品でないかと。  

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    2009年10月04日
  • 擬態

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    エリートサラリーマンが、さりげなく奇妙な世界に嵌っていく様が見事。心理描写がするどく、純文学を読んだような感触が残ります。

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    2009年10月04日
  • 替天行道/北方水滸伝読本

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    様々な方の解説や担当編集者のやりとりなど収録されていて面白かった!北方さんて、実直な方だなぁという印象を受ける。

    次の楊令伝楽しみ!

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    2026年02月08日
  • 友よ、静かに瞑れ

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    独特の文体や男臭い世界観は好み。
    苦いラストシーンもハードボイルドとアメリカンニューシネマを混ぜた感じでなかなか良い。

    後半の銃撃戦やカーチェイスは事件のスケール感に対してちょっと大袈裟すぎて、
    正直冷めてしまった。

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    2026年01月30日
  • 弔鐘はるかなり

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    主人公含め全員悪人のような行動を取るので、これハードボイルド小説ではないでしょと感じた。クライマックスもこんだけ派手にやったら、まあこうなるしかないわなとう印象。実際著者もハードボイルド小説として書いたわけではないようです。

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    2026年01月29日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    勝手に北条側の話かと思っていました。日本視点とモンゴル視点が交互に展開される方式でしたね。個人的には読み辛い形式です。またハードカバーはやっぱり手が疲れる。まぁここは慣れるしかないか。でも内容は面白かったです。元寇はまだ大分先でしょうが、北条時宗が好きなので、早く登場してほしいですね。2巻も楽しみです。

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    2026年01月24日
  • チンギス紀 十一 黙示

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    ネタバレ

    毎月刊行の文庫の最終巻が近づいたので再開した。ここから一気に読みたい。長期の遠征での金国との戦い(金国弱すぎ)を中心に、ホラズム=シャー国周りの魅力的なエピソードが楽しい。トクトアが登場しない巻だったが、トクトアは解説で密かな人気を集めていると書いてあって嬉しかった。

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    2026年01月14日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    初めて著者の本を読んだが難しい。
    とても壮大なスケールでワクワクするような感じはするんだが、、、
    登場人物が多いのと、この時の時代背景も勉強不足が故、中々読むのが大変だった。
    チンギス記や水滸伝を事前に読んだ方がいいのかな?
    それにしても北方謙三氏の年齢78歳に驚いた。
    文章の力強さはヒシヒシと感じた。
    難しいのに、中々理解できないまま最後まで読み切ってヘトヘトなのに
    なぜか続きも読みたくなるのが不思議

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    2026年01月13日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    長編小説だし、文字で読むよりaudible の方が良いかと思い、audible で聞いた。
    結果として、本で読んだ方が良かったかもしれない。
    名前が音だけより文字の方が頭に入る気がした。人間関係が理解しづらかった。
    北方謙三は2冊目。物語にグイグイと引き込まれる感じ。
    まだ、序章といったところで、この先長い長い話が続く。
    この先を読むのは少し後にしようかな。

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    2026年01月10日
  • 三国志 五の巻 八魁の星(新装版)

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    ネタバレ

    ・曹操vs袁紹。袁家もなかなか壮絶な最後を迎えがちね...。息子、甥が頑張るも曹操に追い詰められる。河北の統一を進めつつ孫権対策を実行中。
    ・曹操と荀彧の関係性いいよなぁ。志は違ってもお互い信頼できてるかんじ。石岐は張魯を普通の人に戻すと言って益州に入ったままだけどその後どうなんだろうか?また、信仰で集まった人たちから信仰を抜いたら、軍としてまとまるのかな...?
    ・伊籍(劉表の部将)と仲良しの徐庶。軍学に優れていて一時劉備のサポートに入る。が、曹操が奪う。代わりに紹介されたのが諸葛亮孔明!Wow!知ってる名前きた!
    ・張飛が香を娶る。おめ!
    ・劉表は体調不良で寝込んでる。その間に蔡瑁が暗躍し

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    2026年01月07日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    チンギス紀でチンギス・カン(テムジン)没して二世代後(孫世代)のモンゴル国と日本の北条執権鎌倉時代を交互に描く、本筋の元寇を描く序章。御多分に漏れず登場人物の多さと人間関係は混乱状態で読み終える。

    モンゴル国
    チンギスの没後、3男のウゲディその息子グユクが2代、3代皇帝を受け継ぐも跡目争いにしこりが残る中、3代皇帝グユクが早く亡くなりチンギス4男トルイの息子モンケが4代皇帝の座に付く。モンケの弟クビライが話の中心でチンギスの功績を辿る旅をスブタイの孫阿朮、チタリ、アレイ等の従者と自由に生きていたがモンケの皇帝を機に支える生き方に変わり、東方三王家の一つタガチャル(テムゲの孫)、その部下五投下

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    2026年01月08日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    ネタバレ

    梁山泊も青蓮寺もじりじりと攻防を繰り広げている。そのためか、なんだか今までの読み進める勢いが削がれてしまった。しかし、もう少し先はある。次巻を期待したい。

    樊瑞が亡くなってしまったのは悲しい。生きるとは?死とは?と考えるシーンがいつも好きだった。

    王進先生はいつまで人間再生マシーンを続けるのか。そして、全員受け入れる凄さを感じた。私も行きたい。

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    2026年01月03日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    ネタバレ

    私の集中力が途切れたのか、この巻はなかなか感情移入がしにくく、読み切るのに時間がかかってしまった。戦の形が変わったからかもしれない。仲間集めはなく、戦の描写が多かったからかもしれない。

    宋江の父親の話しはしみじみと読めた。
    次巻に期待する。

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    2026年01月02日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    水滸伝の中国、チンギス紀のモンゴル、その世界観のまま鎌倉の北条家の物語。のようだ。

    また、壮大なストーリーが始まった。楽しみだ。

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    2025年12月26日