煤煙

煤煙

838円 (税込)

4pt

3.5

正義派ではない、金のためでもない。ヤミ金融の連中を脅し、言いがかり同然の裁判を起こす。有罪確実な人間を無罪にすることに、暗い喜びを感じる。ご大層な事務所よりも船の上で生きる自由を選ぶ。法を逆手に秩序に盾突く中年弁護士、青井正志。あやふやなこの社会に鉄槌を下すハードボイルド、新たな地平。

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煤煙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分を壊したいと思って、壊し続ける男の物語。
    青井正志。40歳。離婚した弁護士。
    どうして、壊したいのかが、よくわからないが、
    それが 男の 美学であり 悲劇の主人公 なのだろう。
    あらゆるものを 失おうとする 意志。

    法を武器とすることで、一人で反乱しようとする。

    駐車禁止を取り締まりにたいす

    0
    2013年07月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに、ハードボイルドの北方謙三を平積みで見た。
    もちろん即購入。
    北方謙三をはじめて読んだのはいつだったか?
    確か「あれはまぼろしの旗だったのか」というタイトルだったような気がする。
    まだ高校生の頃だろうか?
    それとも大学生になっていただろうか?
    北方謙三のハードボイルドに魅せられて、結構コレ

    0
    2012年10月29日

    Posted by ブクログ

    破戒裁判とおなじ棚にあったのでいでに購入した本です(えええ!そんな理由?)
     弁護士が主人公のハードボイルド小説。
     ただし法廷シーンは一切出てきません。
     この手の小説をわたしは巧く説明できないのですが、たとえば人間の中に存在するニヒリズム・破滅願望・破壊衝動が論理的な思考・社会的地位と組み合わ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2008年4月2日再読。

    主人公は、青井正志、40歳。弁護士で、2年前に離婚し、中学生の娘あり。
    青井は離婚前あたりから自分の心の変化に気付く。自己破壊的行動をとりはじめる。青井の中にあった獣としての本能が動き出したようだ。はじめは弁護士であるため法律自体を武器にしていたが、徐々にただ本能に導かれ

    0
    2011年10月28日

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