北方謙三のレビュー一覧

  • 逃がれの街

    Posted by ブクログ

    【本】北方のおとっつあんの初期作品でつ。  もちろんハードボイルド小説でつが、北方作品の入門編として入りやすい作品でないかと。  

    0
    2009年10月04日
  • 擬態

    Posted by ブクログ

    エリートサラリーマンが、さりげなく奇妙な世界に嵌っていく様が見事。心理描写がするどく、純文学を読んだような感触が残ります。

    0
    2009年10月04日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

    Posted by ブクログ

    進みが鈍いと思っていたら~北条時頼の模索する梶原水軍は徐々に姿を整え、自由を求めて執権の座を大叔父の息子に譲り、元服を終えた太郎には京から琵琶湖・若狭から唐津、帰りは南を通らせる旅をさせる。クビライは兄モンケから命じられた襄陽・燓城は陥とせないと判断し軍権を奪われた。タガチャルを先鋒として南宋に攻め入り、後詰めでクビライも軍を指揮するが、兄モンケが陣中で没したと急報が入る~退場していく者が多くて後の人に任せちゃう。ま、それも仕方ないけどね。どうもkの発音をどうするかで悩まされる。ジンギスカンはチンギスハンになり、フビライが定着したのに北方さんはまたkを有効にしたがる。このシリーズは売れるのだろ

    0
    2026年07月03日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元寇がメインテーマと思われる歴史小説。

    「チンギス紀」の世界観の延長上の物語。
    第1巻ではモンゴルは第三代皇帝争いから第四代皇帝決定まで、鎌倉は宝治合戦から5代執権時頼の水軍構想まで。
    歴史の表舞台だけでなく、裏舞台としては水運や水軍など、これまでの中国歴史シリーズより海にこだわっていて、それに関連する架空登場人物が多い感じです。
    元寇までまだまだですが、著者も自分も最後まで行きつけるのか?

    0
    2026年06月27日
  • 楠木正成(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    楠木正成の本質を深く学ぶことはできないが、
    あくまで小説として、一つの角度から楠木正成のストーリーを想像できる作品だったと思う。

    上下巻に通じる印象として、私が以前から楠木正成に抱いていた尊王の要素が薄いと感じた。
    悪党という当時の武士の世界ではやや異質の身分に楠木正成を設定している。
    作中の楠木正成の行動原理は、悪党を発展させるため、武士の世界へ対抗し、帝を中心とした世界に希望を見出す価値観のように思える。

    下巻では武士の世界の象徴である足利尊氏との人間ドラマ要素も見られた。
    鎌倉幕府に対する戦いで、足利尊氏が参戦したことで、悪党の世界が到来することはなく、この状況に絶望する楠木正成も描

    0
    2026年06月27日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

    Posted by ブクログ

    感想
    相変わらず最初は登場人物が多すぎて付いていけない。特に北条氏は似たような名前が多いからややこしすぎ。

    モンゴル騎馬隊、騎馬の坂東武者とお互い水軍が苦手だが、将来的にそこがぶつかると思うと楽しみ。


    あらすじ
    モンゴル帝国は大きくなり過ぎていた。二代目皇帝のウゲティがなくなり、三代目は決まらないでいた。クビライは従者を連れてウラジオから松浦党が居を構える対馬に来ていた。

    北条重時は、変わりゆく情勢をしっかり観察していた。安達一族と三浦一族の争いが勃発し、安達が勝利を治める。重時は海の向こうのモンゴル帝国と博多で交易を行い、富が集中することに懸念していた。

    5年決まらなかった皇帝がグ

    0
    2026年06月22日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

    Posted by ブクログ

    日本人でもこんな立派な人が居るのが納得できない??~大モンゴルの皇帝が決まらないままクビライは旅を続けたが、兄モンケが大ハンに決まり、南宋攻略を任された。第五代執権となった若き北条時頼は大叔父で舅でもある極楽寺重時と水軍編制を急ぐ~出てくる人が皆、立派すぎてね・困る

    0
    2026年06月12日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

    Posted by ブクログ

    モンゴル国では4代皇帝モンケの元、弟クビライ他南宋攻略を進める。日本では鎌倉で執権政治を握る北条時頼を中心に来るモンゴルの侵攻に備え水軍強化を進める。この両国の姿を交互に描く。少し慣れてきたが人間関係にまだ混乱状態で読み終える。

    モンゴル国
    チンギス4男トルイの息子モンケが4代皇帝の座に付き領土拡大に南宋攻略に挑む。クビライは阿朮を赤影隊の隊長に据えモンケの命を受け南宋責めに向うも運河と2つの城の攻略は困難と見極め攻めもせず撤収するもモンケから軍権を剥奪される。モンケはタガチャルに再度攻めの命を出すもタガチャル軍は攻めるも運河を利用した強固な罠を見抜き早々に撤収する。モンケ、クビライ兄弟の従

    0
    2026年06月11日
  • 楠木正成(上) 新装版

    Posted by ブクログ

    歴史小説を久しぶりに読んでみた。
    あまり大河ドラマ等でピックアップされにくい鎌倉~南北朝時代周辺を選択。

    楠木正成自体は非常に有名であり、忠義あるいは大儀のために命を懸ける武将としての印象があり、
    また、戦術としても当時の武士の一般的な正面衝突の野戦というよりは、ゲリラ戦により戦果を上げたと認識していた。

    この小説では、楠木正成を「悪党」という、正式な武士とは少々異なる出自に設定している。豪族などとも違うが、普段商売により力を蓄え、地域に勢力を持ち、支配下の地域から兵を募ることもできるそんな存在である。

    あくまで小説であり、事実もまた異なる部分は多いにあるのだろうが、このような「悪党」と

    0
    2026年06月07日
  • 水滸伝 二 替天の章

    Posted by ブクログ

    登場人物が多すぎて、時間おきながら読むと、毎回誰が誰だか分かんなくなって自分の集中力の無さに嫌になっちゃう。

    0
    2026年06月06日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

    Posted by ブクログ

    チンギス記の続編。元寇ををめぐるクビライと北条時頼を描く。チンギスハンの死後ハンの座をめぐる争いが起き、トルイの次男クビライの兄モンケが第4代皇帝として即位する。

    0
    2026年06月02日
  • 陽炎の旗 続・武王の門

    Posted by ブクログ

    この時代の知識は皆無に等しいので、義満の時代が以外と盤石でなかったのかとか、月王丸、竜王丸が本当に存在したのかなど、どこまで実態に則した内容なのか分かりませんが、不安定な時代に自分なりの正義に基づいて安定した世の中を実現しようとする人たちの気持ちは大変熱いものでした。

    0
    2026年05月24日
  • 史記 武帝紀(一)

    Posted by ブクログ

    読んだ本 史記 武帝紀 一 20260419

     北方謙三の本を読んだのって、高校生以来かもしれない。読んだかもしれないけど、大藪晴彦とかと混同してて覚えていない。
     水滸伝や三国志、シンギスハンとか歴史ものを恐ろしいスピードで書いてるのは知ってるけど、歴史作家の方を選んじゃう。
     という中で、知ってる話だとどうしても比べちゃうような気がして、読んだことのない「史記 武帝紀」を読んでみることにしました。
     ハードボイルド作家のイメージが凝り固まってるんですが、ちゃんと歴史小説家になってるのが、なんか違和感。
     ハードボイルドの要素がないかというと、男の生きざまを描いているのであるってことなんで

    0
    2026年04月19日
  • 友よ、静かに瞑れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語最後に竜太の父親が亡くなるのが可哀想すぎる。父親のために命投げ出して頑張ったのに父親はどこに命投げ出してるんやって。

    0
    2026年04月15日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

    Posted by ブクログ

    まだ2巻目で登場人物があまり分かってないし、大きな動きはないし、淡々と進む感じ。3巻目までにまた忘れそうだが、モンゴルはいよいよ彼の出番なのかな?

    0
    2026年04月13日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

    Posted by ブクログ

    開封府へ疾る林冲、旅立つ楊令、塩の道に官軍が迫り、盧俊義と柴進に危機が…
    次々に新たな展開があるものの、不正を許せず志に命を賭ける男たちの生き様がずっと描かれることに変わりはない。ある意味ずっと同じなのに何故多くの読者を惹きつけるのか?それは渇望しても現実にはあり得ないことだから。生命をかけて正しいことを貫く人達が少ないから。悲しい現実がこの小説の人気を支えている。

    0
    2026年03月20日
  • 三国志 十二の巻 霹靂の星(新装版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    南中をおさめる姿こそ、孔明って感じがしたな!無駄がなく華麗で見事。やっぱり民政がメインの軍事は得意で、土地を侵略するような大きい軍事には向いていなかったのかな...。
    馬謖のこともそう。信頼しきってたからこその抜擢だったと思うんだけど、大事なところで指示を守りきれない...。「本当は凡庸なのに天才の振りをしていた」というのに納得した。
    「出師の表」を読み上げるシーンはグッときたんだけど、それなら尚の事、本文書いて欲しかった...!!

    曹丕の早死にも驚いたな。曹操が当時の平均寿命の少し上(65歳)で亡くなってるからそれくらいまで生きるかと思いきや。
    趙雲も天寿を全うし、本格的に司馬懿vs孔明に

    0
    2026年03月18日
  • 黄昏のために

    Posted by ブクログ

    言葉のひとつひとつが繊細で大人の作品だった。
    自分のことが分からなくなる瞬間もあるが、それでも強く、時には流されて生きることも悪くないような気がした。

    0
    2026年03月11日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

    Posted by ブクログ

    皇太弟になったクビライ、8歳の時宗、それに松浦水軍と波瀬一族の三つの話が並行して進んでいく。3つ目の話がよく分からない。存在そのものからして史実なのか。何よりこれからどういう役目を果たすのか。
    鎌倉幕府がモンゴルのだ動きをこの時からウォッチしており、本気で水軍を作り始めていたとういのも史実なのか、北方オリジナルか。
    襄陽・樊城が不落の存在であり、先に鄂州を落とすというのはさもありなん。調べなくとも史実であろう。
    この巻最後に事件。ついにクビライが立つ。

    0
    2026年02月17日
  • 三国志 八の巻 水府の星(新装版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    周瑜、病がどんどん悪化してるのは分かってたからね、読むのも辛い。周りが引き止める理由も分かるよ。(あるとするなら、)周瑜の魂は今もなお、益州を目指してる気がする。誰もが認める英傑だったのが印象的。

    波に上手く乗って制圧してきた人だから、赤壁の敗戦が相当効いたんだろうな...。曹操のリズムが狂ってる感じがする。荀彧も石岐も逝ってしまうし、世代交代の風が吹き始めてる。

    馬超は超強いんだけど乱世の世に向いてないというか。呂布もそうだったよな。あと馬超は戦いたいんじゃなくて、自分の土地を守りたいだけなのよね。
    三国志の面白いところは勧善懲悪の世界じゃなく、各々の正義を貫くために戦ってるところなのだ

    0
    2026年02月15日