北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 八 箭激の章

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    激戦です、生死の狭間で光を放つ漢たちの佇まいが心に迫ります。巻末に楊令が史進にかかる言葉には人を思う温かさに裏打ちされ、おもわず涙が滲みました。さてこの決戦の結末は・・・次月まで夢想が続きます。

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    2012年02月03日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    宋軍と梁山泊軍はいよいよ決戦の中、両軍とも司令官級の武将が次々と倒れていく。はらはらドキドキのクライマックス。しかし、巻はやっと半ばを過ぎたばかり。今後のどのような展開になるのか?

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    2012年01月29日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    楊令率いる梁山泊軍、童貫率いる宋禁軍。共に最終決戦の準備は整った。
    童貫は三方向から梁山泊を囲むが、双方共に「如何に戦うか」の読み合いが続く。
    そして決戦の火蓋は切られた。

    「おまえは、ただ超然としていろ。実戦になれば、抜いた剣そのものになれ」

    童貫の命令は、やはり苛烈である。

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    2012年01月28日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ついについに始まった。それにしても騎馬隊が疾走したり歩兵がぶつかるシーンのスピード感はすごい。そんで月を眺めるおっちゃんらのかっこええこと。いつの間にか感動してるんさ。ええなあ。

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    2012年01月22日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    「しかし楊令殿は」
    「俺に、しかしがあるなら、おまえにも、しかしはある、呉用」
    しびれるなー。
    南の戦いが凄惨な終結を見、北の戦いも終結し、禁軍・梁山泊共に力を養う第6巻。
    「青面獣」「青鶻鬼」「幻王」。獣から鬼へ、鬼から王へと呼ばれた楊令が、人間楊令として梁山泊の統領に立つ!。登場人物紹介欄で二つ名(あだ名)のついた好漢が増えたのも嬉しい。
    宋禁軍と雌雄を決する戦いは近い。

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    2012年01月20日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    壮絶な決戦が始まり、宋軍も梁山泊軍も得難い司令官をなくしてしまう。楊令は大胆な行動で宋軍をあっと言わせる。
    いよいよクライマックスを迎え、はらはらドキドキの展開だ。

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    2012年01月13日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ついに梁山泊軍と宋禁軍が激突
    前巻で金に対して手を打った楊令、1年と限って資金を集めた童貫
    両軍を取り巻く環境が微妙に影響を与える展開
    これからさらに青蓮寺、扈成の動きが絡まってきそう。

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    2012年03月03日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ついに宋禁軍との戦闘の火蓋が切っておとされました。頭領である楊令の人となりもうねりの中での自分自身への絶え間ない問いかけにより定まっていきます。呼延灼が戦いでの死に際にやっと穆凌を自分の息子として呼ぶ場面にはとても胸が熱くなります。さあ童貫との勝負、次巻が待ちきれません。

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    2011年12月26日
  • 絶海にあらず(上)

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    藤原純友の物語。

    こういう学校の授業でたった一行でしか習わなかった人物にスポットを当てて、想像力豊かに描いてくれてるのって楽しい!

    しかし北方先生はブレないなあ。

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    2011年12月23日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    北と南の戦争も終わり、ひとまず一段落というところ。
    次はどういう展開になるか。
    あまりに登場人物が多すぎて、覚えきれないのが難点。

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    2011年12月08日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    敵の幹部のアレな死に様に股間が痛いです。噛み千切るとか。いや当方いちおう女だけども。
    楊令の描かれ方が鬼から人へと変化していく様が微笑ましいというか、魅力的ですね。特に、終盤あたりの韓成・宋万と語らうシーンが好きだな。兵のことを知ると指揮するときに苦しい、そういう感情はちゃんとあるんだ。

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    2011年12月04日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    呉用が楊令を見つめてくる。
    「行こうか、梁山泊へ」
    「ほう、本気になったか」
    「いままでも、本気だった。本気であるがゆえに、勝つ道筋が見えなければ、立つこともできなかった」
    「そんな道筋はどこにもない。俺たちにもないが、童貫にもない」
    「確かに、そうだ。私は、確かに、いや楊令殿自身に、手を握って引き摺り込まれたかったのかもしれない」
    「いくらでも引き摺り込んでやる。反吐が出るほどにな。俺が足りないと思っていたものが、これで揃った。あと足りないのは、兵力ぐらいなものだ。それはおまえの頭でなんとかして貰うしかない」
    「わかった」

    この巻は大きい戦の続いたシリーズの「転」巻のようものだ。今まで揃った漢たちの小さなエピソードを繋げている。

    一番大きいのは、聞煥章の人生に決着がついたことである。思えば、優秀な男だった。優秀なだけの男だった。頭だけよくて志がない男が国政に係わるとろくなことがない、ということの象徴のような男だった。「水滸伝」で消えるべきだと私は思っていた(あれだけ多くの漢がなくなったのだから、敵役の重要人物も死んで欲しかったという意味である)。生き残るにはそれなりの意味はやはりあった。彼が企てた燕州の「夢」は、その後いろいろとバリエーションを持ちながら活きていくのだろう。ただ、そういう男の運命の決着の付け方としては、これは私は一番相応しかったと思う。扈三娘にとっては、可哀想だったが。彼女には悲劇ばかりが襲い掛かる。美人薄命ならぬ、美人薄運か。せめて、長生きしてもらいたいものだ。

    候真の昇格(?)も非常に興味深い。

    童貫の王進の里訪問も大きなトピックだった。おかしいなあ、と思っていたが、青蓮寺も禁軍もちゃんとここのことは把握していたのだ。それでもここを急襲するようなことは何故かなかったのだという。少し青蓮寺を好きになった。

    意外にも吉田戦車の解説は今まででピカイチのものだった。楊令のことをよく理解している。

    日本には珍しい「革命小説」いよいよ快調である。

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    2011年12月02日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    見返しは方臘。
    北の戦いが意外な形で集結し、南の戦いにもついに決着が。
    「水滸伝」の頃、梁山泊軍は戦術的に優れた武将が多く、個々の戦いでは勝ち続けたが戦略を見ることが出来たのは宮中の官僚だけだった。
    そして今、「戦いの後」を見据える事が出来る大将を得た新・梁山泊軍と腐敗が進む宋。
    結末は何処へ向かうのか。

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    2011年12月01日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    「方臘殿に、お伺いしたい」
    燕青は、階を見あげて言った。
    「この乱で、血が流れすぎた、とは思われませんか?」
    「燕青、叛乱では、血は流れないのか?」
    「多すぎたのではないか、と申し上げております」
    「ひとりの血も、百人の血も、同じだ。一万であろうと、百万であろうと、俺の信徒どもは、死ぬほうが幸福だと信じたのだ。大地は血と同時に、信徒の喜悦も吸った」
    「わかりません」
    「わかる必要はない。俺は叛乱を起こして、面白かった。生きて生きて、生ききった、といま思える。教祖だけやっていては、そんな思いは得られなかったと思う」
    「流れた血が多すぎました」
    「どれほど多かったのだ。半分だったら、それでよかったのか?」
    「いえ」
    「血は流れるものだ。生きていれば、血は権力に吸われる。その権力に刃向かって流した血ならば、吸われる血よりましだっただろう、と俺は思う」
    「言い訳に聞こえます、方臘殿」
    「燕青、言い訳をしているのは、おまえだ。梁山泊は、これから宋と闘うのだろう。その時に流れる血の言い訳を、いまからしているのではないか」
    一瞬、そうかもしれないと燕青は思った。志のために流す血、と言える。しかし、方臘は笑い飛ばすだろう。
    「流れる血に意味はない。血は、ただ流れるだけだ。それが、連綿と続いた、人の世というものだ」
    方臘は再び背を向け、階を上っていった。

    方臘対童貫の戦に決着がついた。方臘側の犠牲、70万。ほとんどが信徒で、抵抗もなく死んでいった。燕青は、この小説では珍しく、何度も何度も繰り返し方臘に詰め寄った。ここでの問答は、この巻だけの問題ではなく、所謂「革命」の何たるかを問う永遠のテーマだからだろう。もちろん、ここでは結論は出ない。

    この巻で楊令は一挙に「水滸伝」以上の革命拠点を占領してしまう。しかし、それでは終らない。これから、「革命」が始まる。

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    2011年11月30日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    色々な経験があり、様々なものを受け継いで行く。やり方を変えようとしない者、自分のやり方で変えて行こうとする者。
    そうして先に進んで行く。それぞれの思いを胸に。
    あっ、あの粉とタレも受け継がれています。

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    2011年11月27日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    梁山泊が領地を獲得し、これから国づくりにむけて動き出そうとする。
    童貫将軍は梁山泊との決戦に向け、準備を始める。

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    2012年02月18日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    解説の小久保裕紀の言う通り、このシリーズは登場人物のはくセリフがカッコよすぎる。小久保選手は、それに魅力を感じているのだが、私には鼻に着きすぎて、どうもいけない。
    小説としてのリアリティが感じられない原因となるのだ。悪い奴がいて、弱い奴がいて、小説は面白いのだ。

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    2011年11月17日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    2011年11月 01/067
    いつ読み終わったか忘れてしまいました。
    とりあえず、ホウロウの乱が終息して、扈三娘がえらいことになっていくはじまりまでです。

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    2011年11月13日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    ロミオとジュリエットものが好みなところとしては、石幻果の選択は残念な所もある。
    前作よりも、一人一人の考えが深く描かれていて、苦しくても、最後はこれで良かったんだなと思えた。

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    2011年11月13日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    童貫様、お疲れ様でございまふ…

    激甚の南方戦がようやく終結。


    次は我らが楊令くんが動くかな?
    ったくチートだらけですな〜

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    2011年11月08日