北方謙三のレビュー一覧
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アラーウッディーンとの戦いに勝利し、トルケン太后も捉えたが、ジャラールッディーンが新帝となり27万もの軍をまとめる。本巻はそのジャラールッディーンを破り、再起し、破り、再起という中で、最後は一人逃げ去っていき、マルガーシも再三チンギスを狙うも失敗し、最後はどこかをチンギス本人に斬られている。そのメインストーリーの中で、トーリオやヤルダムを中心として物流話が織り込まれ、トーリオは草原の旅を始め、父ダルグダイのタイチウトの故地を経てアウラガでボウルチェと会談する。
草原統一までは面白かった本シリーズも金国戦、ホラズム戦と重ねるごとに話が単調になっていく。シリーズを読み切るという一念から何とか読み -
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ネタバレ感想
チンギスの平定戦もいよいよ最終章に入ってきた。モンゴル国はこの後も空前絶後の領土を要する。
最初のイメージは、その国に寄生しただけかと思ったが、善政をしき、兵站を良くし、兵を鍛えたからこその結果なのだとここまで読んできて実感した。
あらすじ
スブタイがアラーウッディンに致命傷を負わせ、死に追いやる。ホラムズ朝はジャラールッディーンが継ぐ。
チンギスはホラムズ国をほぼ追い込み、戦いに興味をなくしかけていた。長男のジョチに目は病気で余命いくばくもない状態になっていた。
ホラムズ国は南からジャラールが20万、北からイナルチュクが7万の大軍を率いてモンゴル軍を挟撃しようとしていた。対する -
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ネタバレ終わったー!長かったー!
北方謙三さんのシリーズを知っていれば覚悟が出来ていたんだろうけど、何も前知識なくタイトル観て面白そうだなと借りたらシルクロードのごときテムジンの長い長い戦いの日々に巻き込まれてしまった。この巻で最終にする意気込みが、チンギスが回想するシーンとして何度も現れるのがちょっと冷めてしまう。作者と同じく読者もああ、一巻から思い返すとこんなこともあったしそんな人物も登場したなぁと感慨深くなるだろうと思って書いたんだろうけど、それはそれ、物語は物語として通常運転で書いてほしかったなぁと思った。ただ、最後はチンギスがテムジンに戻り、そして草原へと還っていくシーンは主人公にも、そして -
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ついにチンギス紀が終わった。第一巻を読んだのが2018年。丸5年で17巻を書き上げた北方謙三氏にまずは感謝したい。最後の17巻「天地」は地の統一後、戦さのなくなったじれったい時間があり、正直物語としてはヒリヒリしたいつもの緊張感はない。しかしそれだけに老いたチンギスが、“テムジン”に戻るために戦いを求める姿は、一巻でボオルチュと砂漠を放浪していた、人間テムジンの存在を久方ぶりに浮かび上がらせている。中に2回ほど泣きそうになった場面があったが、それはとても温かい場面で、チンギス紀を読んできた者が感じられる特権のようなものだと思ったりもした。
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ネタバレホラズム編がようやく幕を閉じた。長かった。巻頭の地図を見るとほんとテムジン時代の草原がコメ粒ほどの大きさしかなく、モンゴル帝国がどれほどまでも膨れ上がったのかを見ると圧巻する。シルクロードはチンギスカンが作った道ではないかと見紛ってしまう。海路もタルグダイとラシャーンの影響下で南栄まで物流を広げるなど時折ホラズム攻略の合間合間に出てくるのがいい。ちょっと前まではもっといろんな場所での物語があったんだけど、最近は早く終わらせないといけなくなったのかホラズム遠征の話がほとんどで飽き始めていたところだった。次の展開に期待だね。おそらく間もなくチンギスの没年が近づいてくるだろうなので北方さんがどこまで
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いつの間に16巻まで来たチンギス紀。昔からチンギス・ハーンのフアンだったので、いろんな本や映画を手に取った。だけれども、これほどゆっくり、一冊が書き上がり、次のまで数ヶ月、いや半年待たされるのは初めてである。
今回はホラズム・シャー朝滅亡まで。ホラズムの話だけで4巻ぐらい引っ張ったかなあ。伏線としてジャムカやタルグダイの子孫が生き残っている。
この巻はほぼ野営していたな。ただチンギスの幕舎はシンプルだけど豪勢なので、そこで寝起きして一年ぐらい一緒に生活した気分。
チンギスの死まであと数年ぐらいだろうか。あと何冊?死後はどうなるんだろう。