北方謙三のレビュー一覧
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ネタバレ童貫元帥が禁軍を二つに分けて北の領土回復と南の騒乱に当たります。
南の法臘は童貫元帥が直接当たるため必死がかかる訳ですが、呉用がどんな運命を辿るのか?法臘と運命を供にさせるのも本人の為かなとも思います。そうなれば梁山泊の皆様は初めて呉用の必要性を感じるだろうと思います。
続いて趙安、死亡フラグが立ったような気がします。聞煥章の暗躍がそれを匂わせます。
楊令については死んでいった林冲、楊志、宋江のハイブリッド感に満ち溢れています。童貫元帥と直接対決あるのでしょうか?出来る事なら2人のためにぶつからせてあげたいものです。
子午山、張平と花飛麟が下山します。少し寂しくなりますね。扈三娘の子供 -
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全巻までに登場した人物がそれぞれの特性を活かし、梁山泊の以外の外の勢力を取り込むことに主題がおかれた本巻。
人の配置が絶妙で素晴らしい。晁蓋、宋江、魯智深らの人を見る目、見守ることのできる器はさすが、と思える。
それでも終盤起こった女たちの悲劇は、宋江自身が認めたように、一方で人としての未熟さを露呈する場面でもあった。
登場人物では楊志の葛藤と彼をとりまく人が新たに登場する。梁山泊の手の者と薄々気づきながら孔明や石秀と絆を深めている楊志が、今後どのような動きをするのか楽しみ。
青蓮寺よ動きが活発化してきて、水面下での苛烈な争いが繰り広げられるようになってきた。 -
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派手な場面こそないものの、一番面白い巻だったかもしれない。漢も匈奴も世代交代が近づいてきて、劉徹をはじめとして、各々が過去を振返りつつ、受け入れ、次の代に繋げていこうとする様はグッと来た。
特に、次の代の官の筆頭である霍光がしきりに桑弘羊を責め立てるところーなぜ聡明でかつ、唯一帝が話を聞くあなたが、現状を変えようとしないのかーは、どちらの感覚もよく分かり、「こういうのよくあるわぁ」と感じてしまった。正直、桑弘羊に対しての自分のスタンスは決めかねている。霍光の言うことはよく分かる一方で、帝との臣下とも友人とも違う唯一無二の関係性を考えると、桑弘羊の生き方もありなんだとは思う。ただ、李陵の家族をは -
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ネタバレ人物紹介の第1巻、拠点(梁山泊)を奪取するまでを描いた第2巻に続く本作は、各地の叛乱の萌芽と、暗躍し始める梁山泊と青蓮寺、双方の影の部隊の暗躍がメインです。
読んでる時は無我夢中で読んでるんだけど、いざまとめようとしたら、
「あれ?あの時、アイツと一緒にあの場所攻めたのは誰だったっけ?っていうかアイツも誰だったっけかしら?」
ってなる不思議な現象を何と呼びましょうね…←
もうちょっと巻数読んでいってそれぞれのキャラクタのエピソードが増えれば、自然と覚えていくかなーとも思うんだけど…。
晁蓋宋江の看板コンビとか、
史進林中の王進先生の愛弟子コンビとか、
武松鮑旭の王進先生宅居候コンビとか