北方謙三のレビュー一覧

  • 森羅記 二 揺籃の塵

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    モンゴル国では4代皇帝モンケの元、弟クビライ他南宋攻略を進める。日本では鎌倉で執権政治を握る北条時頼を中心に来るモンゴルの侵攻に備え水軍強化を進める。この両国の姿を交互に描く。少し慣れてきたが人間関係にまだ混乱状態で読み終える。

    モンゴル国
    チンギス4男トルイの息子モンケが4代皇帝の座に付き領土拡大に南宋攻略に挑む。クビライは阿朮を赤影隊の隊長に据えモンケの命を受け南宋責めに向うも運河と2つの城の攻略は困難と見極め攻めもせず撤収するもモンケから軍権を剥奪される。モンケはタガチャルに再度攻めの命を出すもタガチャル軍は攻めるも運河を利用した強固な罠を見抜き早々に撤収する。モンケ、クビライ兄弟の従

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    2026年06月11日
  • 楠木正成(上) 新装版

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    歴史小説を久しぶりに読んでみた。
    あまり大河ドラマ等でピックアップされにくい鎌倉~南北朝時代周辺を選択。

    楠木正成自体は非常に有名であり、忠義あるいは大儀のために命を懸ける武将としての印象があり、
    また、戦術としても当時の武士の一般的な正面衝突の野戦というよりは、ゲリラ戦により戦果を上げたと認識していた。

    この小説では、楠木正成を「悪党」という、正式な武士とは少々異なる出自に設定している。豪族などとも違うが、普段商売により力を蓄え、地域に勢力を持ち、支配下の地域から兵を募ることもできるそんな存在である。

    あくまで小説であり、事実もまた異なる部分は多いにあるのだろうが、このような「悪党」と

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    2026年06月07日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    登場人物が多すぎて、時間おきながら読むと、毎回誰が誰だか分かんなくなって自分の集中力の無さに嫌になっちゃう。

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    2026年06月06日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    チンギス記の続編。元寇ををめぐるクビライと北条時頼を描く。チンギスハンの死後ハンの座をめぐる争いが起き、トルイの次男クビライの兄モンケが第4代皇帝として即位する。

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    2026年06月02日
  • 岳飛伝 五 紅星の章

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    勝っても負けても絶対に変わらないもの、それが志。

    金と岳飛の闘いが続くが、やっぱり梁山泊メンバーのエピソードにしか感情移入できない。今度こそ決着をつけるぞ詐欺、いい加減にしてほしい。つかんやん。死んでほしくない!って思えるほど魅力ないから。花飛麟をさくっと死なせてしまったのが本当もったいない。そのくらい、ウジュも岳飛も薄い。

    岳飛軍には、総大将たる岳飛以外に魅力的なキャラクターがいない。岳飛自体にも楊令ほどの魅力が無い。まして金など…。
    今後どれだけ魅力的な群像劇にできるのか。岳飛伝全体に言えることだが、肝心の岳飛軍の魅力に乏しく、梁山泊メンバーの魅力の残り香でかろうじて保っているように映

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    2026年05月24日
  • 陽炎の旗 続・武王の門

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    この時代の知識は皆無に等しいので、義満の時代が以外と盤石でなかったのかとか、月王丸、竜王丸が本当に存在したのかなど、どこまで実態に則した内容なのか分かりませんが、不安定な時代に自分なりの正義に基づいて安定した世の中を実現しようとする人たちの気持ちは大変熱いものでした。

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    2026年05月24日
  • 史記 武帝紀(一)

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    読んだ本 史記 武帝紀 一 20260419

     北方謙三の本を読んだのって、高校生以来かもしれない。読んだかもしれないけど、大藪晴彦とかと混同してて覚えていない。
     水滸伝や三国志、シンギスハンとか歴史ものを恐ろしいスピードで書いてるのは知ってるけど、歴史作家の方を選んじゃう。
     という中で、知ってる話だとどうしても比べちゃうような気がして、読んだことのない「史記 武帝紀」を読んでみることにしました。
     ハードボイルド作家のイメージが凝り固まってるんですが、ちゃんと歴史小説家になってるのが、なんか違和感。
     ハードボイルドの要素がないかというと、男の生きざまを描いているのであるってことなんで

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    2026年04月19日
  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    岳飛と金軍との戦い、南の地での開墾。
    この2つが動と静のように交互に綴られる。

    岳飛の活躍に、忍び寄る不穏な陰。

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    2026年04月19日
  • 友よ、静かに瞑れ

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    ネタバレ

    物語最後に竜太の父親が亡くなるのが可哀想すぎる。父親のために命投げ出して頑張ったのに父親はどこに命投げ出してるんやって。

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    2026年04月15日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

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    まだ2巻目で登場人物があまり分かってないし、大きな動きはないし、淡々と進む感じ。3巻目までにまた忘れそうだが、モンゴルはいよいよ彼の出番なのかな?

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    2026年04月13日
  • 岳飛伝 三 嘶鳴の章

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    楊令の仇を討ってほしいのだが、、。
    本格的な戦になっても、サクッと終わらせてしまう。物足りない。楊令伝最終巻からのご都合主義が拭えない。
    ここまで書いて、自分こそ楊令の死を消化できてないことに気づく。これほどの人物を描いてきた筆者のすごさでもある。あーでもやっぱ楊令には生きててほしかった。こんなに心に残るのか。

    梁山泊と岳飛との共闘の芽。
    若者たちの台頭もまた、芽として描かれる。
    4巻以降に期待。

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    2026年04月12日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    開封府へ疾る林冲、旅立つ楊令、塩の道に官軍が迫り、盧俊義と柴進に危機が…
    次々に新たな展開があるものの、不正を許せず志に命を賭ける男たちの生き様がずっと描かれることに変わりはない。ある意味ずっと同じなのに何故多くの読者を惹きつけるのか?それは渇望しても現実にはあり得ないことだから。生命をかけて正しいことを貫く人達が少ないから。悲しい現実がこの小説の人気を支えている。

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    2026年03月20日
  • 三国志 十二の巻 霹靂の星(新装版)

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    ネタバレ

    南中をおさめる姿こそ、孔明って感じがしたな!無駄がなく華麗で見事。やっぱり民政がメインの軍事は得意で、土地を侵略するような大きい軍事には向いていなかったのかな...。
    馬謖のこともそう。信頼しきってたからこその抜擢だったと思うんだけど、大事なところで指示を守りきれない...。「本当は凡庸なのに天才の振りをしていた」というのに納得した。
    「出師の表」を読み上げるシーンはグッときたんだけど、それなら尚の事、本文書いて欲しかった...!!

    曹丕の早死にも驚いたな。曹操が当時の平均寿命の少し上(65歳)で亡くなってるからそれくらいまで生きるかと思いきや。
    趙雲も天寿を全うし、本格的に司馬懿vs孔明に

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    2026年03月18日
  • 岳飛伝 一 三霊の章

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    圧倒的な英雄の死。
    立ち直れないままでいる梁山泊の仲間たち。
    終盤にかけてその重苦しさが漂う。
    読者の自分だってめちゃくちゃ辛かったんだから、彼らなんか余計に、だよな。

    だが終盤、少しずつ、確かに前を向こうとする若者も出てくる。そう促す古老も。

    まだ、狼煙が上がる前。2巻に期待。

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    2026年05月04日
  • 黄昏のために

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    言葉のひとつひとつが繊細で大人の作品だった。
    自分のことが分からなくなる瞬間もあるが、それでも強く、時には流されて生きることも悪くないような気がした。

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    2026年03月11日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

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    皇太弟になったクビライ、8歳の時宗、それに松浦水軍と波瀬一族の三つの話が並行して進んでいく。3つ目の話がよく分からない。存在そのものからして史実なのか。何よりこれからどういう役目を果たすのか。
    鎌倉幕府がモンゴルのだ動きをこの時からウォッチしており、本気で水軍を作り始めていたとういのも史実なのか、北方オリジナルか。
    襄陽・樊城が不落の存在であり、先に鄂州を落とすというのはさもありなん。調べなくとも史実であろう。
    この巻最後に事件。ついにクビライが立つ。

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    2026年02月17日
  • 三国志 八の巻 水府の星(新装版)

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    ネタバレ

    周瑜、病がどんどん悪化してるのは分かってたからね、読むのも辛い。周りが引き止める理由も分かるよ。(あるとするなら、)周瑜の魂は今もなお、益州を目指してる気がする。誰もが認める英傑だったのが印象的。

    波に上手く乗って制圧してきた人だから、赤壁の敗戦が相当効いたんだろうな...。曹操のリズムが狂ってる感じがする。荀彧も石岐も逝ってしまうし、世代交代の風が吹き始めてる。

    馬超は超強いんだけど乱世の世に向いてないというか。呂布もそうだったよな。あと馬超は戦いたいんじゃなくて、自分の土地を守りたいだけなのよね。
    三国志の面白いところは勧善懲悪の世界じゃなく、各々の正義を貫くために戦ってるところなのだ

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    2026年02月15日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    宋江は江州へ入る
    青蓮寺は宋江を捕えるため1万人を派遣
    梁山泊に呼応する反乱者が続出
    晁蓋は梁山泊にて鍛冶に励む

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    2026年02月11日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    宋江は江州軍に取り囲まれ窮地に陥るが致死軍の活躍で脱する。
    呉用は北の拠点を求めて旅立ち双頭山に山塞を築く。
    女真族の国でとらえられていた魯智深は手首を切って脱出。
    二竜山を攻める青蓮寺は楊令の目前で楊志を殺す。

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    2026年02月11日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    魯智深は魯達と名を変える。
    楊志、石秀、周通を失った二竜大和桃花山に林冲が入る。
    秦明将軍と花栄が官軍を裏切り林冲の代わりに二竜山・桃花山の隊長となる。
    官軍は青蓮寺に聞煥章を送り込み宋江の捕縛を図る。

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    2026年02月11日