【感想・ネタバレ】森羅記 二 揺籃の塵のレビュー

あらすじ

クビライ、ついに大モンゴル国の帝に。さらなる脅威に鎌倉幕府は、いかに立ち向かうのか・・・・・・。蒙古襲来を描いた歴史巨編、堂々第二巻!! 九州から珍島への海路にあってタケルは自分が何者なのか、わからなかった。今は礼忠館の命令のまま米を運ぶ船隊の指揮官で、時には速頻路に所属する水師としてモンゴル軍の兵站輸送に手を貸し、もとより松浦水軍の船頭のひとりだ。しかし、そこに自分の意思がない。佐志家の満子を陸奥の得宗被官・木作繁安と争い、何度も海を往復しても、どこかあてどないのだ。「ただ日本人だと思え」と言われたことがある。このあてどなさは、日本の現状に通じるものなのだろうか。モンゴル国の第四代皇帝モンケは完全無欠な帝を目指し、性急に領土を拡大しようと、高麗侵攻開始と期を同じくして弟のクビライに南宋攻略を命じていた。偉大なる祖父・チンギスが未踏の地を治めることこそが自らの使命だと言わんばかりに。劣勢の高麗では、波瀬一族が一途な思いを抱き懸命に珍島を守り、ひとときの安堵を獲得。残虐とも言えるモンゴル軍の脅威を察知してか、鎌倉の北条時頼は、駿馬を集め、船を造り、水軍を調練し・・・・・・様々な動きを生むことで、日本をひとつにしようとしていた。幼い我が子・時宗を苛烈な態度で遠ざけながら――。廓大と紕いの第二巻!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

〜陸奥の大地で、人に出会うことは稀だった。〜

北方謙三アニキの『森羅記』第二巻の書き出しである
カッコいい!
いや違う「カッコいい」はなんか違う
そんな軽いもんじゃない
カタカナとかマジあり得ない
またマジとか言ってる

言い直そう

カッコよ!!

いや更に軽くなってるがな!
ビックリマーク付ければいいってもんじゃないわ!小2か!小2男子か!

アニキはあれやな
書き出しに命かけてるな

なので『森羅記』のレビューは今後とも書き出しをお伝えして行こうかと思う

さて、恐らくシリーズの序盤も序盤の第二巻
人が集まっている
そして育っているのをひしひしと感じる
大きな大きなクライマックスに向かって静かにしかし確実に向かっている
クライマックスはもちろん「元寇」

そして歴史は全て分かっているというのに、何この期待感、どうなるの感

元寇まであと15年!
シリーズ完結まではあと何年?!

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

北方謙三さん、とにかく元気・・・、
どころか、ますますの迫力を感じさせます。
大長編の歴史ものの序盤であり、すんなりと入ってこない部分もあるが、しっかりと読み込み続けて行こう。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

感想
元寇の時は本当に鎌倉幕府はそんなに用意周到だったのかな?もしそうだとすると相当先見の明がある。

2巻の終わり方がびっくりだった。


あらすじ
安藤繁安を鎌倉に招集して、十三湊を経た世界観について時頼と語る。

モンケは三正面作戦を展開し、高麗を攻める。クビライは南宋討伐を命ぜられる。まずは吐蕃の攻略が鍵だと考える。

鎌倉の方は繁安が将監やタケルと会い、鎌倉と情報交換する神田灯が造船し、着々と準備を進めていた。

クビライは、大理を攻めようとしていた。高麗に攻め込んだモンゴル帝国に対して波瀬水軍は珍島を死守する構えを見せる。クビライ軍は難なく大理を落とし、カラコルムに帰還する。

繁安は水軍を遊ばせずに南宋と昆布の交易をやるように重時に進言する。クビライは淮水を渡り、アレンの次男のリュウカイの案内で襄陽と樊城を偵察するが、とても落とせないと思う。

タケルは、鎌倉に来ていた。時頼を乗せて安房に向かい、大型船での戦い方を教えろと言われる。タケルは、モンゴル帝国の仕事をしながら佐志に命令され、鎌倉にも仕える自分が分からなくなる。

クビライは襄陽と樊城は攻められないと判断して足踏みしていたところ、皇帝から軍権を剥奪される。その頃、バトゥが死ぬ。

時頼は隠居して、息子の太郎時宗と箱根山に来ていた。時頼はそこで太郎を鍛える。

モンケは、南宋攻めをタガチャルに任せるも、落とせないとして撤退してくる。

佐志は満子が今福家の当主になりたいという申し出を受けて、検討する。タケルも繁安も満子にフラれて夜通しで飲み明かす。

モンケは二十万の大軍で襄樊を落とそうとする。クビライは側面から南宋を攻めようとする。その時、モンケが亡くなったと知らせを受ける。

0
2026年06月25日

Posted by ブクログ

大陸で勢力を広げるクビライと鎌倉で宗家の嫡男で育ちつつある時宗が、やがて〜ということなんだろうな。先はまだまだ長い。

0
2026年05月14日

Posted by ブクログ

登場人物が多すぎて、そして、地域が広すぎてついていくのに一苦労。帝である兄モンケの命で南宋遠征の司令官として遠征するクビライ。元の襲来を予想し備えようとする北条時頼たち。ラストで帝モンケが崩御、時代はさらに混迷へ。元寇まではまだ時間がある。

0
2026年03月29日

Posted by ブクログ

完全にこの第二巻で調子に乗っちゃった感ある。いい意味で。もうグイグイ北方節きてる。第四代モンゴル皇帝に即位した兄の弟という立場となったクビライは南宋の攻略へ。そして鎌倉幕府の第五代執政北条時頼はモンゴルの影を感じ、来るべき脅威に備え水軍の構築を急ぐ。
どちらかというと今巻は鎌倉の動きがドラマチックで、北条時頼の親子の場面などは痺れる。因みに登場人物の一覧表は巻頭に3ページを割いている。これだけの登場人物がいても、キャラが立っているので混乱することなく会話を把握できて、それぞれのドラマを堪能できるというのは、とんでもなく贅沢なことだと思う。

0
2026年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずこのシリーズは面白い
これからは南宋攻略が始まるので、醍醐味である戦闘シーンが増えるだろう
モンケ亡き今、これからクビライの物語が本当の意味でスタートする
次巻が待ち遠しい

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

視点が変わるので読みづらさはあるものの、やはり面白い。今回は非常に引き込まれた。まず漸く時宗の登場。彼がどのようにして執権になるのか、今後の展開が楽しみです。そしてモンゴル側の視点。最後の最後に衝撃展開。こちらもどうなるか楽しみです。今まではまだプロローグ。本番はこの次の巻からだと思ってます。楽しみだ。

0
2026年02月08日

Posted by ブクログ

進みが鈍いと思っていたら~北条時頼の模索する梶原水軍は徐々に姿を整え、自由を求めて執権の座を大叔父の息子に譲り、元服を終えた太郎には京から琵琶湖・若狭から唐津、帰りは南を通らせる旅をさせる。クビライは兄モンケから命じられた襄陽・燓城は陥とせないと判断し軍権を奪われた。タガチャルを先鋒として南宋に攻め入り、後詰めでクビライも軍を指揮するが、兄モンケが陣中で没したと急報が入る~退場していく者が多くて後の人に任せちゃう。ま、それも仕方ないけどね。どうもkの発音をどうするかで悩まされる。ジンギスカンはチンギスハンになり、フビライが定着したのに北方さんはまたkを有効にしたがる。このシリーズは売れるのだろうか?

0
2026年07月03日

Posted by ブクログ

モンゴル国では4代皇帝モンケの元、弟クビライ他南宋攻略を進める。日本では鎌倉で執権政治を握る北条時頼を中心に来るモンゴルの侵攻に備え水軍強化を進める。この両国の姿を交互に描く。少し慣れてきたが人間関係にまだ混乱状態で読み終える。

モンゴル国
チンギス4男トルイの息子モンケが4代皇帝の座に付き領土拡大に南宋攻略に挑む。クビライは阿朮を赤影隊の隊長に据えモンケの命を受け南宋責めに向うも運河と2つの城の攻略は困難と見極め攻めもせず撤収するもモンケから軍権を剥奪される。モンケはタガチャルに再度攻めの命を出すもタガチャル軍は攻めるも運河を利用した強固な罠を見抜き早々に撤収する。モンケ、クビライ兄弟の従兄弟で兄の様に慕っていたバトウの死を知り落胆する。モンケは南宋攻めを急ぎ自らクビライ、タガチャル他の多方面からの南宋攻めに出るも遠征中崩御する。
諜報機関タキ党を亜令から引き継いだ竜夏以、サキャ派僧侶パクパ等クビライの周りに新手の従者も現れ南宋攻めはどうなるのか?

日本
陸奥国から鎌倉に馬を届ける北条家被官木作繁安の登場から始まり、執権を継いだ北条時頼の祈願とする幕府水軍(梶原水軍)の立上げを綴る。時頼の命で造船から着手すると同時に船頭/船乗の人員強化を安房で安房小太郎の元、唐津(架空の波瀬水軍)、松浦水軍の協力で幕府水軍を立ち上げる。唐津の松浦党では長将監の娘満子を廻り松浦党船頭タケルと木作繁安が争うも満子は女党首を目指し両者振られる。

0
2026年06月11日

Posted by ブクログ

まだ2巻目で登場人物があまり分かってないし、大きな動きはないし、淡々と進む感じ。3巻目までにまた忘れそうだが、モンゴルはいよいよ彼の出番なのかな?

0
2026年04月13日

Posted by ブクログ

皇太弟になったクビライ、8歳の時宗、それに松浦水軍と波瀬一族の三つの話が並行して進んでいく。3つ目の話がよく分からない。存在そのものからして史実なのか。何よりこれからどういう役目を果たすのか。
鎌倉幕府がモンゴルのだ動きをこの時からウォッチしており、本気で水軍を作り始めていたとういのも史実なのか、北方オリジナルか。
襄陽・樊城が不落の存在であり、先に鄂州を落とすというのはさもありなん。調べなくとも史実であろう。
この巻最後に事件。ついにクビライが立つ。

0
2026年02月17日

「歴史・時代」ランキング