北方謙三のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
第一回日本冒険小説協会大賞受賞作。調べてたらヒットしたので、中古盆屋へ行った時に探してみて見かけたので買ってみた。昔ラグビーやってた弁護士という橋下市長みたいな人物が主人公。とはいえ20年以上前の作品なので橋下さんがモデルというわけではない。負けん気の強さから身体に物を言わせる感じ。格闘技をやってないので無骨な攻撃。印象的な人物が多い。ここに出てくる刑事を作品にしたもの(「檻」)があってそれが二回の大賞のようだ。ジャンルとしてはハードボイルドなので好きな感じの登場人物が多数登場する。まぁ面白かったかな。という感じ。記念すべき第一回の受賞作だからか亡くなった会長内藤陳さんの解説が嬉しい一冊。
-
Posted by ブクログ
大きな闘いが終わり、次への準備段階に入った第10巻。
楊令が目指す「小さく豊かな国作り」のため日本から西域までの交易路を作り始めた梁山泊。
そして金軍の侵攻によって開封府が陥落、ついに宋王朝が終わりの時を迎える。一方、南では李富の野望が動き出す。童貫亡き後の禁軍でも岳飛と張俊が軍閥を率いて独立。幾つもの勢力が入り乱れどこかぶつかるのか、結ぶのか、なかなか読みにくい情勢下に。
そんな中、気になったのが韓成。これまで旧方朧軍の残存兵を率いて悲惨な闘いに傷つく姿、生き残った者たちを想う姿には心が痛くなってきた。
西域への旅の中でその傷ついた魂が癒されていくのか注目していきたい。
そして子午山を降りて