北方謙三のレビュー一覧

  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    読み終わった。今回は金と南宋特に岳飛との戦い。決め手が無く、引き分けに終わった感じ梁山泊はどうなるかと言うことはまだまだ続く話の中ではまだ語られず。次へ。 まあペリーローダンみたいなものか。

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    2017年03月13日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    楊令が立派になって、梁山泊に参加。
    最期に秦明に会えて良かったなぁ。解珍や郝思文も戦死。
    唐昇の北京大名府の占領が上手くいって、すっきりした。
    でも、絶対最後まで死なないと思っていた林冲が戦死して、すごくショック。
    最終巻、どうなるのだろうか。

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    2017年02月14日
  • 史記 武帝紀(七)

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    派手な場面こそないものの、一番面白い巻だったかもしれない。漢も匈奴も世代交代が近づいてきて、劉徹をはじめとして、各々が過去を振返りつつ、受け入れ、次の代に繋げていこうとする様はグッと来た。
    特に、次の代の官の筆頭である霍光がしきりに桑弘羊を責め立てるところーなぜ聡明でかつ、唯一帝が話を聞くあなたが、現状を変えようとしないのかーは、どちらの感覚もよく分かり、「こういうのよくあるわぁ」と感じてしまった。正直、桑弘羊に対しての自分のスタンスは決めかねている。霍光の言うことはよく分かる一方で、帝との臣下とも友人とも違う唯一無二の関係性を考えると、桑弘羊の生き方もありなんだとは思う。ただ、李陵の家族をは

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    2017年02月14日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    大刀・関勝が宣賛らを伴って梁山泊に加入。
    趙安が流花寨に進軍する隙に、董万が密かに双頭山を強襲。命をかけて双頭山を守る朱仝の壮絶な最期。
    この巻でもっとも印象深いのは、合戦後の会議で宗江が呉用を実戦の軍師から解任した場面。
    流花寨死守という呉用の命令のために仲間を救えなかった隊長たちの憤りを汲み取った見事な判断。頭領自らが引導を渡すことでこれ以上の追及はしにくい、そして呉用の孤立も防げる。
    実社会でもよく見かける現場と事務方の対立と重なる。まさにリーダーの真価が問われるところ。

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    2017年08月28日
  • 岳飛伝 三 嘶鳴の章

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    梁山泊と金との講話が成立。それで、 今度は金と南宋との戦いが始まる。その前哨戦と、そのための準備期間での岳飛、梁山泊、金軍の準備の話。一方秦容が退役し、ベトナムの向こうカンボジア当たりまでサツマイモの栽培に挑戦する。
    その話の方が面白いかも。

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    2017年02月05日
  • 史記 武帝紀(六)

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    蘇武と李陵の再会のシーンはぐっとくるものがあるけども、他はそんなに。。。
    水滸伝と違うのは登場人物に志や熱い想いが感じられないところ。ある意味でリアリティはあるので、そこが面白いところではあるけども(劉徹時代の漢は、ワンマン社長の会社と一緒だなー、とか)

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    2017年02月05日
  • 棒の哀しみ

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    以前、著者のハードボイルドは現代劇になると嘘っぽくなるみたいなことを書いたけど、これはあまり嘘くささがない。やくざの世界という、完全に日常とは離れた世界だからかな。

    成功した途端に死の恐怖を感じるとか、代紋take2みたい。

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    2017年01月15日
  • 史記 武帝紀(四)

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    司馬遷嫌な奴だなぁ〜笑
    さて、漢は英雄がどんどん死んで、劉徹はおかしくなっていく中でどうなることやら

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    2017年01月01日
  • 史記 武帝紀(二)

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    水滸伝に比べるとどうも迫力に劣る部分は否めない。が、北方謙三らしく、敵味方両方をしっかり描くスタイルによって、ドキドキ感や期待感は増していく。そろそろ衛青が死にそうだけど、霍去病も死にそうだ〜。漢はどうなる??

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    2016年12月25日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    攻勢を続ける晁蓋が、青蓮寺の刺客・史文恭の毒矢によって命を落とす。
    撃って出るか、機会を待つか。宋江との方針のずれは平行線のまま終わってしまった。今後、宋江はどの様に梁山泊を導いていくのだろうか。
    自らが先頭に立ち引っ張っていく晁蓋。
    人との繋がりを重視し、見守ることに徹する宋江。
    どちらもリーダーとして魅力がある。自分が梁山泊の将校ならどうするだろうか?と考えてしまう。

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    2016年11月19日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    魯達が官軍の名将・秦明をスカウト。
    秦明は副官・花栄を従え、揚志を失い窮地の二竜山に入り再編に着手。
    青蓮寺も聞喚章が加わりさらに引き締めを強める。
    揚令を鍛える林冲、見守る秦明。不器用だが温かい男たちの描写が魅力的。

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    2016年11月08日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    宋江・武松は旅の中で穆弘・穆春・李春らと出会う。中でも
    李キがいいキャラ。志や誇りを全く持たない野生児だが憎めないムードメーカー的存在で、しかも抜群の強さ。
    そして青蓮寺の幹部・李富は馬桂を二重スパイにするために接近するが、自らも関係に溺れていく。
    精密機械のような男が迷いや恐れを抱くようになっていく描写が印象的。
    魅力的な敵役はいい作品には欠かせませんね。

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    2016年10月30日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    迷いを捨てた揚志の活躍と心情の変化がメイン。
    済仁美との愛、声を失った孤児・揚令との出会いを戸惑いながらも受け入れていく不器用さもどこか微笑ましい。
    王進の元を巣立った武松の一皮むけた描写も魅力。
    梁山泊の動きは少なめだが官軍も含めて動きが激しさを増している。
    宋江、お前何やってんだよ!

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    2016年10月23日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    梁山泊と金が一触即発に!!
    そして、各地で新たな国が建国されていく。
    戦国時代に突入か??
    ややスケール感がなくなってきたように感じたので★3つ。

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    2016年06月13日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    交易のため、梁山泊の富を築くための章かな。
    なので少しおとなしい感じ。
    それでも、旧梁山泊に突入するあたりは少しハラハラした。
    最後に史進の愛情話もあり。

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    2016年05月26日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    人物紹介の第1巻、拠点(梁山泊)を奪取するまでを描いた第2巻に続く本作は、各地の叛乱の萌芽と、暗躍し始める梁山泊と青蓮寺、双方の影の部隊の暗躍がメインです。

    読んでる時は無我夢中で読んでるんだけど、いざまとめようとしたら、

    「あれ?あの時、アイツと一緒にあの場所攻めたのは誰だったっけ?っていうかアイツも誰だったっけかしら?」

    ってなる不思議な現象を何と呼びましょうね…←
    もうちょっと巻数読んでいってそれぞれのキャラクタのエピソードが増えれば、自然と覚えていくかなーとも思うんだけど…。

    晁蓋宋江の看板コンビとか、
    史進林中の王進先生の愛弟子コンビとか、
    武松鮑旭の王進先生宅居候コンビとか

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    2016年04月26日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    替天行道。
    梁山泊。
    水滸伝を読んでいなかった私でも言葉だけは知っていた、あまりに有名な英傑達の標榜する旗と、本拠地となる山寨の名前です。

    本作のハイライトは、そんな梁山泊を英傑達が手中に収め、旗を掲げるまでを描いた権謀術数の数々です。
    そんなトントンと上手く物事進むか?とか突っ込んじゃいけません。ハリー・ポッターの魔法に突っ込み入れるくらい野暮です←

    彼らの真のゴールまで、まだまだ道半ばではありますが、まずは拠点となる場所を得たことで一安心といったところでしょうか。

    欲をかけば、王進先生もっと出てきてほしい(笑)。

    武松の例のくだりはヤバかった、アレは酷かった。今後、彼がどんなに改悛

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    2016年04月04日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    ハラハラ感が少しなかったのでこの評価。
    武松と楊令の対決シーンは見物。
    その後の武松の変化。
    こんな人だったのでというぐらい重い足枷が取れたようです(^0^)

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    2016年03月07日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    宋国最強の童貫元帥が動き出した。

    今までの寡兵で勝てる地方軍や他の禁軍と違い圧倒的なパワーとスピードで梁山泊に襲いかかる。

    そして北方の魔の手も梁山泊の好漢に襲いかかる。

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    2016年03月02日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    大きな戦が終わり梁山泊、宋国共に地固めをします。

    しかし物語は進んで行くわけで、今回は水面下の戦いが注目されます。

    見所は

    ・史文恭の再始動
    ・達人VS達人
    ・童貫軍に挑む九紋竜
    ・王英の修羅場

    って感じです。

    吉川晃司さんの解説も良かった!

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    2016年02月24日