北方謙三のレビュー一覧

  • 魂の沃野(上)

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    一向宗門徒が守護を追い出し百姓の持ちたる国として100年もの間自治により治められていた加賀。それがどのように実現したのか有力地侍の嫡男風谷小十郎を主人公として描かれている。正しい国のあり方とはという意味で現代にも通じるところがあると実感した。

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    2020年05月04日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    危うし林冲、青蓮寺が押し気味も、梁山泊にもまた新たな同志が加わる9巻目。
    史文恭はこう出てくるのかと思いつつ今後が気になります。
    巻末、馳星周氏の愛情あふれる解説も読み応えあります。

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    2020年02月08日
  • 水滸伝 八 青龍の章

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    壮絶な祝家荘戦を描く8巻目。ただ、敵方の祝家荘側もキャラクター揃いで、梁山泊にも新しい同志が加わる大イベントの割にはあっさり終わったような気もします。

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    2020年02月06日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    チェックするとなんと約2年振りの水滸伝だった。
    拷問のところはやはり盛り上がった。
    さて、あと7冊。読んでしまおう。

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    2019年11月24日
  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    南宋というか、岳家軍と金の戦いが始まった、が、やっぱり梁山泊軍のいつもの面々がいないと物足りない感じがする。

    王貴はいけると思ったけどダメだったか…

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    2019年05月06日
  • 杖下に死す

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    久しぶりの北方節で満足。昔大好きでハードボイルドの頃の殆どの作品をコレクションしていた頃を思い出す。歴史物にシフトしてからは少し疎遠気味なのだが戦闘場面の描写の畳み掛けるようなスピード感は同じ緊張感で嬉しくなってくる。

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    2019年02月20日
  • 史記 武帝紀(一)

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    高校時代にハマった真・三國無双2から三國志の歴史に興味を持ち、小説や漫画を読んだりしていた自分がもの凄く久々に手に取った歴史小説。
    実を言うと、キングダムめっちゃ面白ぇーってなって春秋戦国時代に興味を持ち、その頃の話を小説で読むとしたら史記なのかな→お、史記あるやん。しかも登場人物に「えいせい」っているし、これだな!→えいせい違いやん…という理由で巡り会った本だったりする。
    全7巻のようなので1巻はまさに序章という印象で。淡々とした文章のようで深みがある、なんて、恐れ多い表現かもしれないけど、サラッと楽しく読めました。これも何かの縁ってことで、最終巻まで突き進みたいと思います。

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    2019年01月26日
  • 新装版 活路(下)

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    ネタバレ

    死地を共に抜ける中で圧倒的な境地までたどり着く2人。共闘し死地を抜けたのちの果たし合い。
    武士というか剣士の性がせつない。

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    2018年12月26日
  • 絶海にあらず(下)

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    純友の生き様が描かれた作品であるように思います。単純に面白かったが、登場人物が多かったか…。宇和島、佐田岬、喜多郡など自分の出自に関係する地名がよく登場したので思わず読んでしまったが…。

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    2018年10月19日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    一見雄雄しい女性向け小説といえるだろう。登場人物が男女とも魅力的な人物に描かれており、筋立てはドラマティック。兄弟、親子、男女、上司と部下・・さまざまな愛の形が織り成されている。またあとがきの解説でも触れられているが、戦闘シーンよりむしろ戦の周辺の営み、軍の運営や兵馬、民の様子の描写などが生き生きしている。

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    2018年10月18日
  • 草莽枯れ行く

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    ネタバレ

    相楽総三、清水次郎長、山岡鉄舟を中心に3人にまつわる人々の生涯と激動の幕末を描く。

    幕末を描く物語は旧幕府軍と新政府軍の対立という構図で描かれるのだが、ここは新政府軍内の軋轢がメイン。

    西郷と岩倉が裏で糸を引く役回りで、いまの西郷どんとは対照的でなかなか面白い設定。

    史実を読みたい人にとっては、登場人物は実在でもほぼ創作ストーリーなのでなんだよとなるかも。

    でもこの3人が主人公の物語なんてなかなかないので、大河にしても面白いんじゃないかなぁと思ったりして。

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    2018年10月08日
  • 草莽枯れ行く

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    歴史小説として買ったが、実際にはハードボイルド小説。このジャンルとしての出来は、良いものだと思うが、歴史小説として充てれないということで、3つ。

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    2018年09月12日
  • 岳飛伝 五 紅星の章

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    呉用が死に、梁山泊が交易をする範囲はますます広がる。
    南はメコン川の向こう、東は日本、西域はどんどん西へ広がり、多分この先「物理的な梁山泊から精神的な梁山泊へと、物語のありようが変わっていくのではないだろうか。

    そして、岳飛と兀朮の戦いは緊迫の度を増す。
    のだけれど。
    もともと圧倒的な存在であった楊令に敵わなかった二人が、互角の戦力をもって拮抗していたところで、所詮二番手じゃんって気がぬぐえなくて盛り上がらない。

    会話もなんだか禅問答みたいだし。
    私が見たいのは、熱く心が震えるような物語なんだが。

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    2018年09月11日
  • 岳飛伝 七 懸軍の章

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    窮地を脱し大理で一人再起を誓う岳飛の元に集まる岳家軍の面々。甘薯糖作りも軌道に乗り十万人規模の集落建設を計画する秦容。
    国力を上げるため南方に狙いをつける秦檜、再び動きを見せ始めた青蓮寺、水軍の衝突の気配が色濃くなっていく梁山泊と南宋。今後の伏線がいくつもみられる。
    印象的だったのが岳飛と張朔の邂逅。父・張清を討った男と酒を酌み交わし語らう何とも粋な演出。

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    2018年06月25日
  • 岳飛伝 三 嘶鳴の章

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    秦容が梁山泊を離れて南方に新天地を求めるというなかなか興味深い展開。
    初期の小規模な叛乱軍から中華全土を越えて西域・日本から東南アジアまでグローバルな物語に発展したなという感じ。
    第二・第三世代の面々がそれぞれの志と理念で行動していくなかで際立つのが「闘いの中で生きる漢」史進の哀愁。北方氏はこの不器用すぎる男にどんな花道を用意しているのか。
    いくら時代が進んでも史進には変わってほしくないというのが正直な感想。

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    2018年06月24日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    上下巻合わせて書く。
    楊家将の後編。登場人物がいいな。どちらにも感情移入できるように書いているのだけど、遼がいい。簫大后がいい。
    西太后も我が身を投影して彼女のファンだったのだという。

    中国では楊家将は演技や京劇で人気があるようだ。
    しかしwikipediaの楊家将演義の項目を読むとまるで面白そうに思えない。そこが北方謙三のえらいところだと言えばそのとおりなのだけど、遼の簫大后が魅力的なのは北方謙三がそう書いたからで、少なくともWikipediaの記述を見る限り、西太后が何をどのようにしてこの人を気に入ったのか判断がつかない。

    この北方楊家将は中国人にとっても魅力的だそうで、それはそうだろ

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    2018年06月19日
  • 岳飛伝 一 三霊の章

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    北方水滸伝の最終章「岳飛伝」。第一巻はまだ楊令伝のその後といった印象。軍も健在で張朔、王貴が新たな交易を始めたが未だ「楊令ロス」の梁山泊。新頭領・呉用は洪水の復興に努めながらもとりあえず静観。それぞれが自らの志と向き合い行動するのを見守ってる感じかな。
    岳飛も失った右腕とともに虚脱感から抜け出せていない、まだ完全復活前。
    そして楊令の遺児・胡土児を養子に迎えた金軍総帥のウジュ。まだ父親が楊令とは伝えていない。どのように物語に反映させるのか気になるところ。

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    2018年05月13日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    やっぱり北方謙三の中国物はおもしろいねえ。
    理屈抜きで。
    教練を説明に使うのはうまいな。実践だとすぐにインフレーションを起こすけど、教練だとそこがうまいことできるし、感想戦もできるし。

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    2018年04月24日
  • 岳飛伝 十七 星斗の章

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    終わりました。 さてこの後の南宋と金はどうなったんでしょう。世界史の教科書でおさらいをしなくては。
    物語としては上手くまとまっていました。ただあんまりあっけなく終わっちゃったので、ちょっと拍子抜け。

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    2018年04月05日
  • 岳飛伝 十六 戎旌の章

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    金で、南宋で、沙門島沖で、南の海で、戦いが続く。岳飛と梁山泊は、物流の道が到る中華圏のあちこちで戦い続ける。
    最後の巻に向けて、力押ししている感じ。
    誰にも支配されない国はできるのか?
    物流は中華の太い血管となれるのか?
    多くの登場人物が退場していったあと、何が生まれるのだろう?

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    2018年04月01日