北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    水滸伝読み終わって、こんな大作を読んだあとはなに読んだら良いものかと困っていたので、続きが有ると知ってすぐ手に取る。水滸伝その後の話。

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    2013年05月20日
  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    わかってはいたけど、登場の仕方がもう少しかっこよければいのにな~と思わなくもない。
    やっと動き出したか…!

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    2013年05月09日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    20130427...規模が大きくなると大変なこともたくさんなんだな、と。色んな人間模様にハラハラしながら読んだ。

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    2013年04月27日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    “負けたと思っている兵に、気を取り直させる時も必要だった。 負けた事が無い兵は、しばしば負けながら生き延びた兵より、どこか脆いところもある。 ”

    林冲の騎馬隊を楊令が引き継いで、物語と、戦いは、いよいよクライマックスへ!

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    2013年04月09日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

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    金国の先代王の勅命にグッとくるものがあった。兄はいつも国のことを思い、幻王と同盟関係にあったことを語った上での、幻王を討て。王でありながら国のためにできることの少なさが悲しい。岳飛が盡忠報国と替天行道は重なる部分が多いといいながらも、楊令と岳飛は戦う運命にあるというのももどかしい。これが水滸伝なら魯達が岳飛に働きかけ引き込んじゃっていただろうと思うのになあ。なにせ、あと1冊。あとがきの“俺に国を作らせろ”はしびれた。

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    2013年02月24日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    久々続きを読み出した。楊令伝13巻。秦容の馬の名前がいいね。岳飛がもがいているね。あと2巻だね。国とは何か、民の幸せとは何か、楊令は背負わねばならないものが多すぎたが、岳飛はまだ自分の意思で進める。まだまだ動ける。岳飛伝までにもっと岳飛に魅力がほしいな。『楊家将』も読んでみたいな。

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    2013年02月18日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    久方ぶりの北方作品。やっぱり初期作品だけに荒削りで、三国志、水滸伝みたいな奥行きには欠ける気がする。でも、その分、混じり気はなく、純度100%。気圧される面白さはさすが、北方ハズレなし。

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    2013年02月12日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    2013.1.29 上を支える秘書的な役割をしている燕青、解珍、宣賛の賢明さに惚れた。頼もしすぎる。

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    2013年01月30日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    ネタバレ

    晁蓋を失ったことによる梁山泊の反応が
    前半でかかれます。
    晁蓋を悼む旗を見ることで
    皆頑張れたよ、というお話。

    また、拷問の責め方として、
    単純に物理的に痛めつけるだけではない、
    心理的な責め方について書かれています。

    「最近瘦せてきた」フラグ回収。
    飄々としたキャラを失うのは悲しいです。

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    2013年01月27日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    ネタバレ

    動き始めた童貫、 青蓮寺への奇襲。

    久しぶりに緊張感のある展開。

    大きな節目を物語全体、全ての登場人物がどう迎えるのか。

    “男はのう、いい女を見つけたと思いこむと、執着する。
    無様なほどに”

    “李富と違うのは、多分、狂っていく自分を見つめている、
    もう一人の自分がいることだろう”

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    2013年02月10日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    楊家将の続編

    楊業の死から2年・・楊家を継いだ六郎、残った兄弟たちの活躍が描かれ成長していく。少しずつ力を蓄え決戦に向け下巻へと続く。

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    2015年02月22日
  • 吹毛剣 楊令伝読本

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    楊令伝を復習するようなイメージで読みました。記憶の中でごっちゃになってしまった登場人物が整理できます。
    また続きが読みたくなってきます。

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    2013年01月07日
  • 吹毛剣 楊令伝読本

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    揚令伝の読本。

    揚令伝で誰が死ぬとか、生きるとか、それは著書にも分からずに書くと言う。ある程度の構想はあっても、細部は小説の中の人が勝手に動くと言う。
    北方さんも死なせるつもりがない人も、書いているうちに勝手に死んでしまい、あとから自分ですまない(後悔ではない)と思いながら、酒を飲む。

    あと、揚令伝(と水滸伝)出てくる人物には、少なくとも北方さんが持っているものの一部分があると言う。こんな大勢の人、そしてこんな多様な魅力ある人間、強さや弱さを持つ人間、これを書ける北方さんの懐の深さ、人間の大きさがすごい。

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    2012年12月24日
  • 檻

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    男臭い話。
    おそらく、今時こんな奴はいない。
    しかも私が女だからか、こんな生き方は全く羨ましくない。

    それなのに、この男臭さが嫌いではない。

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    2012年12月16日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    元師っ・・・の一言です、うん。心で敬礼。

    戦の凄まじさが胸の大半を占めていたので、後半はちょっと。
    流れ的には仕方がないし、当然こうやって動いて行くのだとは思っていたけれど。

    主力人たちの行動の切り替えっぷりが、内心はともかく潔過ぎて、寂しいな。

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    2012年12月11日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    ネタバレ

    “おまえには、どこか弱さがある。やさしさと言ってもいいであろうが…”

    “冷たくなりきれないから、逆にみんなに冷たいと言われるのだ”

    “すべてを最上に整えようという気持ちは、やさしさにほかならぬ。
    もっと、下の者に任せろ。”

    盧俊義が、呉用へかけた厳しい言葉が、とても印象深い。

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    2012年11月24日
  • 吹毛剣 楊令伝読本

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    文庫版「楊令伝」完結を受けての後日「読本」。冒頭、岡崎由美さんの記事がいいなぁ。
    後半の編集者山田さんからの手紙は、小説というものが如何に著者と編集者のキャッチボールから生まれてくるのかを見事に顕している。あのエピソードが編集者のアイディアだったなんてと驚く事もいく度か。
    文庫版刊行時、2011年5月の著者から読者へのメールメッセージが心に残る。

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    2012年11月22日
  • 煤煙

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    久しぶりに、ハードボイルドの北方謙三を平積みで見た。
    もちろん即購入。
    北方謙三をはじめて読んだのはいつだったか?
    確か「あれはまぼろしの旗だったのか」というタイトルだったような気がする。
    まだ高校生の頃だろうか?
    それとも大学生になっていただろうか?
    北方謙三のハードボイルドに魅せられて、結構コレクションした覚えがある。
    自分では絶対にできない、ハードな男の世界。
    とにかく憧れていた。
    いつも登場人物は強い男で、心の中に獣を飼っている。
    知らず知らずのうちに、心の中の獣が大きくなり、そして自分で抑えきれなくなり、破滅へと導く。
    そんなストーリーが好きだった。
    その北方が、ある日 歴史小説を書

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    2012年10月29日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    李英と李媛と杜興。水滸伝中盤戦の独竜岡李家荘の戦いの後に加わった面々は本当に引っ掻き回してくれる。李媛の主張と聚義庁の方針に生じた綻び、そして小刀で1本で綻びそのものになり、綻びに誰も触れられないようにした杜興が12巻の核であったように思う。

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    2012年10月28日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    ネタバレ

    「似ている。私に何か欠けているように、おまえにも何か欠けている。それでいながら、常に生きているという実感を求めてしまう。 おまえを好きになれないのは、そういうものがみえてくるからかもしれん」 童貫の台詞が何故か心に残った。

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    2012年10月01日