北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 九 遥光の章

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    北方水滸伝ならでの新しい命を吹き込まれた童貫。その圧倒的な存在感で水滸伝から楊令伝まで貫き通してくれましたが、ついに最終決戦を迎えます。
    その一連の戦闘シーンは何度読み返しても魂が震えます。
    童貫元帥に敬礼。

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    2012年09月29日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    楊令の国についての考え方が絶対的なものだと感じていたが、11巻で岳飛が疑問符を落とす。秦容は梁山泊を見て回って、自分の行きたいところに入る。強い者たちがみんなが一度は口にはするが、結局いままでそうなる者はいなかった。秦容、楽しみ。あと、解珍の秘伝のタレの行方も意外でしたね。じわじわ、の11巻。

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    2012年09月24日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    楊令伝読み終えた、うーん、水滸伝より人に勧めにくいと言うのが本音。もう一度読み直せば、感想変わるかな。

    岳飛伝があることが分かっていたのも良くなかった。だって、絶対岳飛死なないもの。その代わりに、花飛麟とか武松とか宣賛とか、もちろん楊令とかそれで良いのか?とね。

    全体的に、有名武将の子供が強く、なんか李英じゃないけど、妙に不満だった。

    いかんな、良くない不満だけになってしまう。少し間を置いて、読み直そう。

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    2012年09月19日
  • 水滸伝 十三 白虎の章

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    ここ数巻、どうも淡々としてる気がして。
    読む時間は少なくて済むけど、
    北方水滸伝の人物描写の面白さが減ってる気がします。
    次に期待。

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    2012年09月17日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    ようやく終わった。北方三国志は傑作だったし、楊業伝も良かったし、水滸伝も面白かったのだが、楊令伝はジジイの○ナニーに付き合わされてる感があって、どうもダメだった。岳飛伝はどうなんでしょうね。

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    2012年09月15日
  • 吹毛剣 楊令伝読本

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    岳飛伝が終了したら人物事典と年表の部分をもっと充実させて
    北方水滸事典を出してくれないもんかな(笑)。

    ま、なんにせよ楊令伝を楽しんだ人は必読であります。

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    2012年09月09日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    うーーーん、ちょっとすべてが中途半端だったか。
    新しい登場人物に水滸伝より思い入れが入りにくかった・・・・。
    登場人物が多過ぎて・・・。
    詰め込み過ぎか・・・。
    岳飛伝。読むのどうしようかなー?

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    2012年09月04日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    漢民族は漢、唐時代はつよかったが、宋時代からよわくなり、異民族に苦しめられる。宋が北漢を併合し、遼と激突する。遼は北京周辺の中原を占拠し、更なる南下を目指す。北方遊牧民族の血が流れる楊一族の騎馬軍団が、宋の帝の命を受け中国統一に一族の命をかける。上下巻で楊家は大きな痛手をこうむることになるのだ。その後の楊家の活躍は続編『血涙』に書かれている。ぜひ読んでみたい。

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    2012年09月02日
  • 渇きの街

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    ・道ってやつは踏み外すためにある。 踏み外したところに、また道がある。
    この小説のキーワード、自分の人生と照らしあわせながら読んだ、作品である。
     感想は…未

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    2012年08月13日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    梁山泊が国となってから、戦はめっきりと減った。
    国づくりとは何か、をそれぞれが考え、迷っている。
    痛快な反体制戦記ものの水滸伝から、オリジナルとしての
    テーマは国づくり、ということになるが、
    今ひとつ歯切れが悪いようにも思う。

    楊令がどう成長していくのか。
    戦士としての成長が以上に早かっただけに
    王としての彼がどのように変化していくのかを
    早く知りたくも思う。

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    2012年08月10日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    この巻は地味。けどどっちつかずな軍が動きました。さあどうなる?
    というところでまさかの梁山泊からの離脱者。どうなんの?嫌な予感…。
    林冲の馬、百里風の仔に千里風と名付けちゃうとはやりますね秦容。

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    2012年08月05日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    あっちこっちの近況をまとめたような巻。ただ楊令と呉用10ページ以上話す場面がすごく嬉しかった!あと、蕭譲の時もそうだったが、金大堅が「偽印じゃない印を、この手で彫った」というところで感極まるわたくし。童貫を打ち破って、国を作ったという描写よりも、国印をこの手で彫ったという描写が好きだ。秦容と郤妁、岳飛も動きだす。岳飛は「盡忠報国」を口にする。次へと繋がる巻であった。

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    2012年07月30日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    ごちゃごちゃした巻。『水滸伝』では宋と戦っていたけど、そういえば『楊令伝』では禁軍と戦っていた。その禁軍をとうとう破ったので、国造り第一歩目。入れ替わり立ち替わり、いろんな人がじんわり心に残る動きを見せる。生きていれば、李逵のような男をもう一度見ることもできる。武松の言葉が沁みる。金国と江南、北と南にのびていた広がりが、日本と西域、東と西に変わってゆく。まだまだ広がりを見せるなんて!ちょう楽しみだ!また、日本人である五郎目線がなんとも新鮮だった。五郎と源太は名前の響きで、阮小五を思い出す。さ、10巻10巻。

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    2012年07月28日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    ネタバレ

    もうほとんど惰性で読んでいる。だからこそ次も読みたくなってしまう。李英の嵌められたくだりの意味がよくわからなかった。

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    2012年07月23日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    ネタバレ

    䔥珪材との戦いを経て、いよいよ岳飛が新たなスタートを切った。
    梁山泊にも様々な考え方が出てきた。大きな集団が安定し始めると、途端に不満を訴えたり、変化を求めたりするものなんだな。

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    2012年07月21日
  • 草莽枯れ行く

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    相楽隊長と清水の次郎長の話。

    るろうに剣心で相楽総三を知って興味を持って。
    恥ずかしいことに、次郎長が幕末の人だったとこの本で知りました。
    相楽隊長、やはりカッコイイ。
    北方先生はカッコイイ男をかっこよく書かれるので好きです。
    ちらっと出てくる土方の存在感も抜群。

    向いてることをすればいいわけじゃないんですね、隊長。

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    2012年07月14日
  • 擬態

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    北方謙三のハードボイルドをはじめて読む。あの人の風貌は嫌いではない。ハードボイルドを地でいっている雰囲気が好きだ。だが、こちら『擬態』については星三つ以下。破綻の仕方が中途半端であり、壊れ方にいたっては平凡なのである。読者はさらなる過激な世界を欲している。

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    2012年06月29日
  • 楊令伝 二 辺烽の章

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    武松と楊令が立合う。すると、武松は人が変わってしまったかのようによく喋る。公孫勝もよく喋る。楊令はまだなにを考えているかわからない。なのに燕青と張清は愉しくなってきたという。じゃあそれでいいのかもしれない。燕青は登場人物、読者の誰からも尊敬されているのではないかと思う。

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    2012年06月19日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    南の宗教反乱が終わる。帯に“呉用、江南の地で屍となる”ってあってめっちゃドキドキした。わたしは呉用さんがお気に入りなのだ。それにしても宗教を利用する、というのはいつの時代も怖いことだなあとつくづく感じた。

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    2012年06月17日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    それにしても楊令が強すぎるよね。鮑旭が焚き火の燃えさしで地面に名前を書くところで泣けた。エピソードをおさらいするだけで感動を呼べるのは、大河小説ならではだと感じた。3巻で山場が重なっていたので、4巻はしきりなおして種を蒔いて歩いたような印象。二世たちのこれからの活躍が期待される。

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    2012年06月15日