北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    「方臘殿に、お伺いしたい」
    燕青は、階を見あげて言った。
    「この乱で、血が流れすぎた、とは思われませんか?」
    「燕青、叛乱では、血は流れないのか?」
    「多すぎたのではないか、と申し上げております」
    「ひとりの血も、百人の血も、同じだ。一万であろうと、百万であろうと、俺の信徒どもは、死ぬほうが幸福だと信じたのだ。大地は血と同時に、信徒の喜悦も吸った」
    「わかりません」
    「わかる必要はない。俺は叛乱を起こして、面白かった。生きて生きて、生ききった、といま思える。教祖だけやっていては、そんな思いは得られなかったと思う」
    「流れた血が多すぎました」
    「どれほど多かったのだ。半分だったら、それでよかった

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    2011年11月30日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    色々な経験があり、様々なものを受け継いで行く。やり方を変えようとしない者、自分のやり方で変えて行こうとする者。
    そうして先に進んで行く。それぞれの思いを胸に。
    あっ、あの粉とタレも受け継がれています。

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    2011年11月27日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    梁山泊が領地を獲得し、これから国づくりにむけて動き出そうとする。
    童貫将軍は梁山泊との決戦に向け、準備を始める。

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    2012年02月18日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    解説の小久保裕紀の言う通り、このシリーズは登場人物のはくセリフがカッコよすぎる。小久保選手は、それに魅力を感じているのだが、私には鼻に着きすぎて、どうもいけない。
    小説としてのリアリティが感じられない原因となるのだ。悪い奴がいて、弱い奴がいて、小説は面白いのだ。

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    2011年11月17日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    2011年11月 01/067
    いつ読み終わったか忘れてしまいました。
    とりあえず、ホウロウの乱が終息して、扈三娘がえらいことになっていくはじまりまでです。

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    2011年11月13日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    ロミオとジュリエットものが好みなところとしては、石幻果の選択は残念な所もある。
    前作よりも、一人一人の考えが深く描かれていて、苦しくても、最後はこれで良かったんだなと思えた。

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    2011年11月13日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    童貫様、お疲れ様でございまふ…

    激甚の南方戦がようやく終結。


    次は我らが楊令くんが動くかな?
    ったくチートだらけですな〜

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    2011年11月08日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    読んでから2ヶ月くらい経ってるからちゃんと思い出せない…。

    いろいろな場面で、大きな変化が起きるまでの過渡期みたいな巻かなあ

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    2011年10月29日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    ネタバレ

    あの頭でっかち呉用が最前線で壮絶に戦います。
    もう懐かしいとか言ってられない。
    戦いの物語が続いていきます。

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    2011年10月28日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    「理屈など、男が思うさま生きた後をなぞるように、後ろからついてくるものだ」

    本能のまま生きよ!

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    2011年10月17日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    北はくんずほぐれず。
    南は魑魅魍魎。

    各々が各々の際立った戦士を策略家を頂き、物語はいよいよ中盤に差し掛かる。

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    2011年10月13日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    ネタバレ

    広大な中国を舞台にした戦が始まる。
    この後どうなっていくのか、創作だけに先が読めない!

    それなのに、単行本巻末の解説者の皆様は、ネタバレ的なコメントが多い!ということで、いつも巻末の解説は読んでません。

    残念!

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    2011年10月11日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    見返しは花飛麟。
    文字通り第二世代岳飛と花飛麟の活躍する四巻。
    南の反乱は火のごとく広がるが童貫の戦法に揺るぎはなかった。
    北の反乱は勢力が捻れた状態のまま進展、しかし燕軍に不足の事態が。
    序盤にして、風雲急を告げ次巻が待たれる。

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    2011年10月09日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    北で南で戦が始まる。梁山泊の反乱という単純な構図ではなく、様々な思惑が絡み合っている。まだまだ序盤戦、この先どうなるか見逃せない。

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    2011年10月06日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    北宋時代末期、南の宗教動乱、北の新たな土地をめぐる攻防、そして梁山泊軍の戦い、戦闘の火ぶたは切っておとされた。戦いの季節の中での漢たちの生き様が心に迫る第4巻です。

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    2011年10月04日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    「楊家将」続編。前作で既に後篇があることは十分に匂わされていたので、待望の続編。ただ、前作がすごすぎてそれを超えるのは難しい続編。楊業の死から息子たちが再び立ち上がる。宋は「六郎」に楊家軍再興を命ずるが、味方の裏切りによって命を落とした父への思い。六郎は父が魂を込めて打った「吹毛剣」を佩き戦場へ向かう。対するのは遼の名将『石幻果』。天稟の才を持つこの男は蕭太后の娘婿で「吸葉剣」という名剣を佩いていた。その石幻果が父と慕うのが「白き狼」と怖れられ楊業を斃した猛将「耶律休哥」。
    戦場で見えた六郎と石幻果。剣を交えた瞬間、天を呪いたくなる悲劇が。綾なす人々の悲しみが交錯する衝撃の結末。北方謙三の世界

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    2011年09月24日
  • 楊令伝 三 盤紆の章

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    史実もいくつか交えているのだろう。
    だんだんと盛り上がってきた。第一のクライマックスに近づきつつあるのだろう。
    楊令がついに梁山泊の統領となる。
    文体は平易なのだが、登場人物が多すぎて、よく分からない。

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    2011年09月24日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    ネタバレ

    複雑。

    血涙は遼と四郎を中心として動く。
    北方謙三は、四郎の生きざまに惹かれたんだと思う。

    「技のぶつかり合いでなく、意地のぶつかり合いでも、生命そのもののぶつかり合いでもない。強いて言えば、哀しみと哀しみのぶつかり合いだった」

    四郎(石幻果)と五郎の戦いのシーン。


    四郎の生きざまと楊家の流す血の涙が血涙のテーマなのかなぁと。
    そして、吹毛剣が楊家を導く。

    てか、五郎が魯智深そのものだったところなど、水滸伝、楊令伝へのオマージュが…

    個人的に、一番てつまらないかもしれないかもしれない「単なる楊業の敵討ち」という結末を期待してたけど、そうならずによかったのかもしれない。

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    2011年09月23日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    ネタバレ

    先に楊令伝を呼んでいたので、その展開と近いものを感じて興奮と若干興ざめした。

    楊家の悲しい運命に心が打たれる。
    楊家将では、あれだけまとまっていた楊家がなぜと思わざるを得ない。
    ただ、それは内紛というものではなく生きざまがそうさせている分、あがらいようがなく悲しい。

    楊家将との違いとして、楊家の登場人物が絞られ、話がよりシンプルになっている。そして、四郎と六郎がどう成長していくのか、引き込まれる。

    楊令伝でもそうだったが、吹毛剣は鋭く悲しい。

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    2011年09月23日
  • 楊令伝 四 雷霆の章

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    「なんだったのでしょう、史進殿?」
    花飛麟がそう訊いたのは、宮殿を出てからだった。
    「さあな。国とはこの程度のものだ、と楊令殿は、俺たちに見せたのかもしれん」

    第四巻は、いままでとは打って変わって、大きな戦いが立て続けに起きる。けれども、なんだか満足度が少ないのはおそらく私だけではない。梁山泊の戦い自体が少ないのである。宋対梁山泊という単純な戦いだった前シリーズとは違い、今回は複雑な様相を示している。南では宋禁軍童貫対宗教反乱方臘との戦い。北では禁軍の趙安対燕国を建てようとする耶律大石たちとの戦い、そして金国と絡んだ楊令が入っていく。梁山泊が絡んだときだけ、すぱっと気持ちのいい読後感がある。

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    2011年09月21日