北方謙三のレビュー一覧

  • 波王の秋

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    2011年05月 01/024
    北方南北朝シリーズで、三度目の元寇を防ぐために立ち上がる海の民の話。中国史詳しくないので、これがどこまで史実なのかはわかりません(もう一度元寇が計画されてたのかとか)が、楽しかった。
    終わり方がいつもの感じとは異なるところも良かった。船の戦いは一度映像で観てみないとうまく想像できていませんが、、、

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    2011年05月04日
  • 眠りなき夜

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    @yonda4
    久しぶりにハードボイルド小説を読んだ。

    台詞回しが独特で、
    「こんなしゃべり方をする人がいるのだろうか?」
    と思ってしまうけど、ハードボイルドなんてそんなもんだぜ。

    ときどき読むと、酔うな。ハードボイルド。

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    2011年04月23日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    戦闘シーンや戦術のくだりはどんどん読み飛ばしてしまった。「替天行道 北方水滸伝 読本」の人物事典にて登場人物の背景や性格を確認しながら読み進めているものの、各塞の将校レベルになると中々イメージがわかずに苦労する。項充(本隊の水陸両用部隊隊長)や楊林(飛竜軍隊長・元飲馬川の賊徒)など何度人物事典を紐解いたことだろう。
    本作品において私の興味は登場人物の機微である。性格や背景に特徴を持つ人物が意外な場面で頭角を顕したりするのが楽しいのだ。この辺り、私が元人事担当者という経歴と無関係ではないだろう。
    そして、王進のもとで修業をしている楊令と張平、水軍預かりとなっている趙林などの10代は、楊令を中心と

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    2012年09月21日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    上、下巻併せたレビュー。
    比較的、宋の楊一族サイドで書かれた前作に比べ、
    遼側の視点が強い。

    最後の2ページは、北方作品の中で一番のお気に入り。
    風に靡く草原。その下で眠る魂。

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    2010年10月09日
  • 杖下に死す

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    大塩平八郎の大阪での乱前後の、平八郎の養子格之助と主人公光武利之を軸に、幕閣内部の闘争、朝廷と薩摩藩、大阪の商人も絡み真相は闇のまま進行
    お勢との係り、内山彦次郎との係りもわかる

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    2010年08月08日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    宋の時代。楊業なきあとの楊家を継いだ楊六郎が遼との戦に立ち向かいながらも,やがて血を別けた楊四郎こと石幻果との戦いに終結して行くありさまを描く。まさに読んでいると血の涙が出てこざるを得ない物語である。
    耶律休哥は楊四郎の父とも言えるほどに石幻果に思いを入れ込み,そして戦に進んでいく。『戦は変幻の中にある。そこで大事なのは,相手よりも,自分の姿がどうなのか,いつも見ていることだ。』石幻果はそう休哥に教わった。『剣の腕を挙げ,強くなるということは大事なことだが,第一のことではない。第一は毎日の稽古をどれほど出来るかと言うことだ。』『冷静に,落ち着いて次の行動を判断する。感情が昂ぶったところから指揮

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    2010年05月26日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    【俺は生きたいように生き、闘いたいように闘ってきた。】

    これを貫き通す。すごいことだと思う。自由に生きるほど難しい。。
    遼との戦いで死んだとされた宋の将が記憶を失って遼の将校に。
    そしてここからまた物語が動き出す。
    また今までと違ったストーリーで面白い。結末はきっと悲しいのだろうなぁ。

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    2010年05月21日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    楊一族の生き残り六郎と七郎は、帝の要請により楊軍の再建に力を傾け、遂に十分な兵力を整備するに至る。一方、元楊四郎であった遼の石幻果は、楊軍の一員であった頃の記憶を蘇らせ、その境遇に戸惑い思い悩む。そして、楊四郎としての自分を死に至らしめ、遼の石幻果として生き抜くことを決意する。また楊六郎、七郎も四郎が石幻果であることを知り思い悩み、密かに接触も試みて、四郎の決意を知る。そして、宋と遼、両国の決戦を迎え、楊家の悲劇は再び繰り返される。何という結末であろうか?!

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    2010年04月10日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    厚い。熱い。アツイ。
    楊業、ここにあり。序盤は六郎の成長シーンが非常に良かった。物語は怒濤の下巻へ続く。

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    2015年04月11日
  • 絶海にあらず(上)

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    教科書ではそこまでは習わない藤原純友にスポットを当てる発想がさすが。
    まさか海賊になっているとは思わなかったが、史実を集めて創造すると、そうなのかもしれないな、と思った。

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    2010年03月31日
  • 替天行道/北方水滸伝読本

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    北方水滸伝は、本当にオススメの小説ですが、
    これはそのラストの巻。

    読本だが、これを読むときには北方ファンになっているでしょう!!!

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    2010年03月17日
  • 魂の岸辺

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    少年が精神的に男になる話。身体だけ大人の「子供」が多すぎる現代において、ハードボイルドは貴重な人種。けれども、酒・煙草・女・喧嘩が様になる14歳は若すぎてピンと来ない。

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    2010年11月06日
  • 群青 神尾シリーズ1

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    北方ハードボイルドの中ではあまりメジャーではないような気がする神尾シリーズ。
    でも私はこれが一番好き〜。

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    2009年10月04日
  • 絶海にあらず(下)

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    カリスマがいる!
    一言で言うと、そんな感じだ。

    藤原純友という男は、カリスマなのだ。

    久しぶりに明るい男の話だった、と思った。
    北方さんにして・・・いや、明るくない男ばかり、というわけじゃないんだけどね。
    純友は、痛快なのだ。
    何かを深く考えているようで、思いつきで何かをしてしまう。
    そしてそれは、「海を海のままにする」というひとつの信念からくるものだから、最終的に上手くいって純友の勝利になる。
    人の裏をかく、というより、好き嫌いで判断するところが多いような気がする。
    だからこれほどまでに人に好かれるのだと思う。
    そして海は誰のものでもなく、純友のものでもない。
    最後に純友も消え、海は海の

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    2009年10月04日
  • 海嶺 神尾シリーズ6

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    パドレ・・・!
    神尾は、背中で死んでいった子供・洋一をずっと引き摺って生きてきた。
    誰よりも大事な恋人である恵子と、仲の良い友人の付き合いから進まないのも、そのせいだ。
    しかし二人の前に現れたのだ。
    深い悔恨に沈む二人を救う子供・マリオが!
    マリオの親になるのだと、神尾も恵子も思っていたとき、イタリアからマリオの祖父がマリオを連れ戻しにかかる。
    フザケンナ!
    と怒鳴りたいのは神尾でなくても。
    マリオは両親と兄が死んだためにシチリアマフィアの直系の後継者になってしまったのだ。
    それを振り切るにはイタリアに行き、祖父であり一族の長であるステファノにきっぱりといわなければならない。
    マリオは、神尾と

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    2009年10月04日
  • 風裂 神尾シリーズ5

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    「俺が、天使に見えますか、神尾さん?」
    見える・・・!
    「僕」から「俺」に変わった秋月くんが!!
    しかし神尾は、
    「悪魔だよ」
    助けなければ、神尾は地獄に戻らなくてすんだのだ。

    今回は横浜です。
    シリーズも終盤になって、神尾が行き続けなければならない存在が出てくる。
    それがマリオくんだ。
    例によって、神尾は自分とは関係ないものに巻きこまれていくのだけど、関わると神尾はその中に自分がすることの理由を見つけてしまう。
    そうなると誰にも止められないのだ。
    マリオという十歳の子供を両親に返したいだけだったはずが、その両親と長男のしなければならないものに神尾は関わり、両親が殺されたあとは長男・ジョバン

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    2009年10月04日
  • 流塵 神尾シリーズ4

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    「地獄にまで、ついてくるのか、おまえ」
    ラストの一言に心臓鷲掴み・・・!!

    また日本じゃないです。
    舞台は中国からウィグルへと向かう奥地。
    神尾が「とりあえず」なんていうほど、先の見通しも立たない仕事始めでした。
    ボクシングの師である長坂からの依頼で、ウィグル人のジューを探しにきた。そして連れ戻す。
    その仕事のために、神尾はまた眠れない夜が増える・・・

    なーんて、暗い神尾は置いといて!(主人公なのに・・・
    秋野は秋月くんにむちゅー☆
    上記のセリフは、自分でも死んだと思った神尾が秋月の顔を見たときのもの。
    ついていきますとも!!
    弁護士で英語スペイン語フランス語中国語も話せて司法試験に通った

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    2009年10月04日
  • 炎天 神尾シリーズ3

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    秋月くん恋をする!!
    なので星の数も増えた(笑

    オープニングが面白い。
    なにしろ、神尾が料理を失敗するところからだ。
    クソ不味いシチューを作り、二日放置し、食べたら腹を壊した(笑
    当然なのに、それを知らないところがまた可愛い。
    このシチュー、後々響いてくるものになるとは気付かない・・・

    秋月くんが恋をした相手は、神尾が船に乗っていたとき親父のように思っていた甲板長・三宅から預けられた娘。
    その三宅が突然居なくなって、トラブルが始まる。
    男っていうのは、家で大人しくしてれば幸せに暮らせるのに、絶対にそれをしないところが腹が立つというか格好良いと言うか。
    残されたものの気持ちも考えろー! と叫

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    2009年10月04日
  • 群青 神尾シリーズ1

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    船を降りた一等航海士・神尾修二。
    友人が殺され、自称婚約者が現れ、船を降りた瞬間から事件に巻き込まれる神尾。
    かっこいいんです・・・!
    どこか殺伐とした雰囲気なんですけど、全てのことに投げやりっぽいんですけど!
    実は誰よりも熱い!
    自分に決めたルールがあって、それを守り通す・・・さすが北方さんの描く男!

    船を降りるのと同時に辞職し、使い道がなく溜まっていった金をあっさり車買ってみたり、殴られても三倍にして返してみたり。刑事さんを出し抜いてみたり。
    くあー普通の男じゃない・・・
    これだけは、と自分に決めたものを身に付けようとボクシングのジムに入ってみたり。
    んでそこを語るなら、秋月くんについて

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    2009年10月04日
  • 第二誕生日

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    今ではハードボイルド作家として有名な北方謙三のエッセイ集。
    ところどころに独特の雰囲気を醸し出している辺りが、らしさをだしている。
    書かれている内容は非常に多彩で、おもしろい。
    これですら、ハードボイルドという言葉が頭に浮かぶのだからハードボイルドとは文章によって作られるものなんだな、と思う。

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    2009年10月04日