北方謙三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
楊令伝の最後に楊令が死ぬ。
その楊令に右腕を切り落とされた岳飛の物語が今始まる!
とは言うものの読み初めは出涸らし感がたんまりとしてました。
水滸伝の英雄達の生き残りもあと僅か、あの九紋龍でさえ文章から体力の限界に一歩一歩近づいているのだなぁ感じるところがあります。
前作楊令伝の始まりでは色んなものに期待がありました。前々作の水滸伝で童貫に滅ぼされた梁山泊を呼延灼や公孫勝、武松達が支え楊令を統領に迎え建て直し打倒童貫という目標があった!
しかし、本作には何がある?何が残っている?という思いがあり暫く時間を置いてしまいました。
本作を読んでみての感想は『暁光がある』という事です