北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 十二 九天の章

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    ネタバレ

    本巻では古参の男達が多く死んだ。

    王定六 戴宗に見染められ走り続ける。最後まで走り抜け死ぬまで走り続けた。人生完全走破。彼の足なら三千世界の彼方まで行けることであろう!

    杜興 皆んなの嫌がることを進んでやる。そして卒なく器用にこなす。自分の心と身体を磨り減らし最後の最後まで人の為に生きる。そんな老人になりたい!

    鮑旭 追い剥ぎだった彼は魯智深に連れられ王進の下で生まれ代わる。部下を守るリーダー!彼にこそ今の時代の中間管理職は学ぶべきものあり。死神と呼ばれた昔の彼が最後に少しだけ蘇る!


    楊令伝の残数が少なくなってきました。

    ラスト三巻楽しみです。

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    2020年08月17日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    浪子燕青の激闘に興奮し、梁山泊の女傑2人の飲み会に強制参加させられた2人の微妙な人選に苦笑いされられた16巻目。
    ただ、やはり多くの死が描かれる中で作中に漂う暗い雰囲気が堪りません。
    でも読まざるを得ないのが辛い…。

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    2020年08月14日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    何かを守ることが男の人生では無いか。闘いの最中に2日だけ家族と過ごす中でそんなことを悟る。

    人間らしさが描かれていて素敵な巻。

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    2020年07月29日
  • 魂の沃野(下)

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    加賀の一向一揆を舞台に、民を見続ける主人公と、国体に執着した守護との友情と確執、最終的な戦を描いた叙事詩。
    そして、宗教の在り方を問う。政教分離についても、鋭くメスを入れた時代小説。

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    2020年07月26日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    多士済々の梁山泊にあって、こんな人もいるのかと思わせる鉄面孔目の可愛さに泣き笑いさせられる14巻目。
    宋と梁山泊かついに、がっぷり四つに。

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    2020年06月29日
  • 岳飛伝 九 曉角の章

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    ついに闘いが始まった。南宋水軍VS張朔の梁山泊水軍、金国VS呼延凌の梁山泊本軍。南でも小梁山を謎の刺客が襲撃。東アジア全域が壮大なスケールの決戦。まだまだ序盤戦だが今後の激闘を予感させる。
    また、王清のエピソードもサイドストーリーとしてなかなか読み応えがある。

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    2020年06月26日
  • 楊家将(ようかしょう)(下)

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    戦闘シーンがほとんど、つまりはそれだけの楊家将。
    ただ、その戦闘シーンが臨場感満点で非常に面白かった。文の国、宋が遼、金、モンゴルと立て続けに戦うのは運命だったと思うが、まがりなりにも300年続いたのは、楊業や岳飛などの悲運の武将が存在したからなのだろう。続きの血涙も早速注文しよう。

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    2020年05月13日
  • 楊家将(ようかしょう)(上)

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    1000年前後の中国宋・遼をめぐる戦いの話。
    戦の描写が細かく、戦術のぶつかり合いが手に汗握る。
    続きは下巻で。

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    2020年05月04日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    ついに“双鞭”呼延灼が出撃する10巻目。
    ただ、梁山泊から徐々に人が削られていくのはやはり切なく、更に策を巡らせる青蓮寺に「もう勘弁してくれ」と言いたくなります。

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    2020年02月13日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    梁山泊と官軍の戦いで多くのひとが亡くなってゆく。人肉を食べたり、賄賂が横行したり、今の中国社会を予感させる国民性がいくつもある。楊志、宗江、晁蓋、楊令の父母を無くすつらさ、替天行動、武松、魯智深、石秀、等特徴のあるキャラクターが多い。これからどちらの軍が勝っていくのか?

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    2020年02月09日
  • 抱影

    購入済み

    ジワー

    派手なシーンは少ないが読んでる内にジワーと来る感じかいいね。

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    2020年01月23日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    北方水滸伝を最も北方水滸伝たらしめている5巻目。
    初めて読んだのは10年以上前でしたが、その衝撃は忘れられません。
    あの人を除いて108人がなんだかんだありつつも、九天玄女のお導きで、星の定めにより梁山泊の一堂に会する古典“水滸伝”が、予定調和に満ちたぬるま湯のように思えたのを覚えています。
    数年前、『楊令伝』を読むために再読しましたが、今は『岳飛伝』を読むための再々読中。
    ジェットコースターを上り切った後のように、これからずーっと魂を揺さぶられまくるのが怖くもあり、楽しみでもあります。

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    2020年01月21日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    久々に仄々・・・

    子午山の面々も久しぶりに登場します。


    水滸伝時代からのGeneralクラスの登場人物達がもはや残すところ史進のみ・・・
    変わりに若くて新しい戦力は入って来るのですが寂しいですね。
    梁山泊サイドは取り敢えず一定程度の落ち着きを見せている様ですね。

    一方、宋の話は置いておいて岳飛にもこれから上に立つものとして色々な仲間が集まって来たようです。何だか梁山泊の創成期のような懐かしさを感じます。

    何れにしても残り5巻で楊令伝が終わってしまいます・・・

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    2020年01月19日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    戦の場面が多く、どちらが勝つかなど緊迫感があった。そして何人か重要な人物が亡くなり、これから先の展開も気になる。

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    2020年01月07日
  • 破軍の星

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    北畠顕家の公家らしからぬ高い武力と、そのベースとなった教養とその呪縛。痛快で悲劇で、一気読み。後醍醐帝の陣営は大塔宮、楠木正成、北畠顕家と有能な人材をムダにしてしまうところに、物語発生の源泉がある。

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    2019年08月17日
  • 盡忠報国 岳飛伝・大水滸読本

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    ああ、遂に終わってしまったんだなあ…と思ったら、テムジンに続くの!?
    でも、私にとっての大水滸はここで終わったかな。
    やはり最初の108人がつないできた物語だと思うので…。って、まだ残っていたか。ふふ。

    亡くなった登場人物が作者に話しかける「やつら」を読めたことは幸甚です。
    本当なら邪道なんだろうと思うけれど。
    それでも作者の悔いや、揺らぎや、信念が垣間見られるのは面白い。

    登場人物の人気投票は史進が1位。
    妥当のような、意外のような。
    イラストがちょっとイメージと違いました。

    自分の好きな登場人物は誰だろうと考えると、李俊、孫二嬢、史進。
    いい年の取り方をしている人が好きだと気がつく。

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    2019年05月21日
  • 岳飛伝 十七 星斗の章

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    長い長い物語が終わった、とも、物語は終わらない、とも言える。
    血沸き肉躍ったままで話を終えることはできないのだから、そっと目を閉じるように終わりを迎えるのかと思っていた。
    その予想はおおむね外れてはいなかったけれど、でも、史進はさすがだ。

    「死ねないなら、生きるしかない」

    本来は守るべきはずの国という形を拒否した梁山泊の兵士たちは、守るべき形を持たない彼らは、本当に志のために命をかけて悔いはないのか。
    何十万もの兵士の誰もが悔いなしと思っているとは、わたしにはちょっときれいごと過ぎて信じきれない。

    無駄に消耗戦を続けるくらいなら、敵の将軍の暗殺を致死軍にさせたらいいじゃないのと思うくらい

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    2019年05月08日
  • 岳飛伝 十六 戎旌の章

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    同時多発的に戦端が開かれる。
    元々ウツウツと考えがちな項充と、李俊に置いていかれたことで生きる意味を考え続ける狄成。
    真逆な二人だけれど、息はピッタリ。
    やるべきことをやらねばならない。
    そして今、それができるのは自分たちだけなのだ。

    そしてついに史進が動く。
    え?え?どういうこと?
    猛烈な引きの強さで最終巻へ続く。

    ところで、今更なんだけれども、岳飛伝というには岳飛弱くない?
    部下のほとんどを失いながら、瀕死の状態から奇跡の復活って、それ何度目だよ。
    秦容は無敗を続けているけれど、岳飛はまたまた敗走。
    ふたりで連携しながら北上してきているはずなのに、南宋に入ってからはほとんど連絡も取って

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    2019年04月15日
  • 岳飛伝 十五 照影の章

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    史実では岳飛は処刑されたんですよね~。
    どうなっちゃうんでしょう??
    超人岳飛は重傷を負いながらすぐに復活!!
    ホントどうなっちゃうんだろう。

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    2019年04月04日
  • 岳飛伝 十五 照影の章

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    ここにきて瀕死の重傷を負う岳飛。
    しかしそれでも死なない岳飛の生命力の強さよ。
    もう結構いい年のはずだけど、看病してくれた若い女の子といい仲になっちゃって…。
    緊張感を持て!と言ってやりたい。

    あっちでもこっちでも最終決戦に向けての緊張が高まるなか、あえて日本に向かった張朔のその後が気になるが…。

    でも、一番読みごたえがあったのが、宇梶剛士の解説。
    たった6ページの中に、大水滸シリーズへのあふれる愛があり、人生への深い洞察があり、物語の向かう先への思いが込められている。
    そして最後の一行。

    “しかし、褚律(ちょりつ)が放っておけない……。”
    全く同感。

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    2019年04月03日