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歴史・時代 17位
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中国・前漢の時代。武帝・劉徹の下、奴僕同然の身から大将軍へと昇りつめた衛青の活躍により、漢軍は河南の地に跋扈する匈奴を放逐する。さらに、その甥にあたる若き霍去病の猛攻で、匈奴に壊滅的な打撃を与えるのだった。一方、虎視眈々と反攻の期を待つ、匈奴の武将・頭屠。漢飛将軍と称えられながら、悲運に抗いきれぬ李広。英傑去りしとき、新たなる武才の輝きが増す――。北方版『史記』、風雲の第三巻。(解説・西上心太)
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Posted by ブクログ
幼き李陵が登場、李広のプライベートが垣間見れる十一章から匈奴の単于が交代する十五章まで。 一人、また一人と去るものもあれば、新たに登場するものもいる。 幼き李陵と蘇武が参戦してほっこり。李広はめちゃくちゃいいお爺ちゃんやし、衛青も良 個人的に北方三国志から読んできた私が驚いたのがあの方の退場……...続きを読むそんなあっさり……うそやん?となった。 劉徹も巻末では40歳を超え、人生後半戦。帝ならではの虚しさもあるんよなぁ、としんみりしたり。 匈奴側のも、荒くれ者だけじゃない面が見えてきて、こちらにも感情移入して情緒が忙しい(笑) 次巻からは李陵と司馬遷が中心になりそうで、それはそれで楽しみすぎるー!! それにしても桑弘羊は変わらないなぁ。劉徹との関係性が好き。 あと、張騫と再開できた大宛組が幸せそうで良かった。
人生熱く生きたい漢にオススメ 水滸伝、三国志とはまた違った漢達が登場する。 心熱くなる北方謙三シリーズ
感想 漢側から見ると黄金時代の始まりだが、匈奴は必ず戻ってくるだろうな。しかし、霍去病の突然死はびっくり。 あらすじ 衛青が怪我をし、肩より腕を上げられなくなっていた。帝は霍去病に西域の匈奴への侵攻を命じる。 霍去病は、1年で西域を併呑すると帝に豪語する。最初の戦では、匈奴の王に勝利を収めるも...続きを読む、トトの軍の伏兵に襲われて、急死に一生をえる。 霍去病はすぐに出兵し、西域を北側と分断する居延を抑える大勝利を遂げる。その後、衛青と霍去病が匈奴へ攻め入り、イチサを完膚なきまでに叩き、北へ閉じ込める。李広は活躍の場が得られず自裁する。 衛青と霍去病は大司馬となるが、霍去病は24歳の若さで突然死する。その後、単于イチサは亡くなるが、その子の三兄弟が牙を研いで漢への侵攻を企てていた。
霍去病、第三巻はそれに尽きる。 匈奴も敵ながら魅力的なキャラクターの宝庫。 ますます盛り上がってきて、第四巻への期待も否応なく高まる。
1巻から2巻、2巻から3巻と、読み終わるまでの時間がだんだん短くなってきた。それだけ物語にのめり込み、ページをめくる手が加速しているということで。さっさと仕事終わらせて、帰りの電車の中で早く読みたい……なんて気持ちになってしまうほどに。 1巻の感想で、「キングダムが面白くて史記に手を出したらえいせい...続きを読む違いだった」みたいなことを書いたんだけど、高校の頃友達と遊んでいた三國志Ⅷにいにしえの武将として登場する霍去病が出てくる話だったと知ってちょっと嬉しくて。当時、「名前からして病弱そうなヤツだな……」とか思ってたんですけど……うん……。というわけで4巻へGO。
なんと…こうも呆気なく英雄とは死んでしまうものなのか。 これが物語であればいくらでも描きようもあるのだけれど、 史実に基づいているのだから仕方がない。それでもあまりにも惜しい…! 全てを手に入れた劉徹に少しずつ見え隠れする老いの兆しや、 衛青のもとで力を伸ばしてきた李陵と蘇武の成長など、 時代も...続きを読む人間も刻々と変化していく。 栄枯盛衰、諸行無常はこの世の理だけれど、やっぱり虚しさを覚えるなぁ。 匈奴側でも世代交代が進みつつあり、 力が全ての民族の中でも三兄弟の仲の良さがせめてもの救いでした。
漢を守り続けた将軍李広。 ただ、帝は守りよりも攻めを大事にする人だった、それだけ。 最後まで軍人として戦場で死にたがったのに、不遇な死を遂げてしまう。 そういう運命だったといえばそれだけだけど、、、なんとも悲しい結末。 組織も同じことが言える気がした。 上に立つ人によって方針は全然違うし、評価方法...続きを読むも違う。 やっぱり人の世の原理原則はそんなに変わらないものなんじゃないかと思ってしまう。
面白い。北方の三国志、水滸伝~岳飛伝のように架空の人物が出てこない(今のところ)のが興味深い。史実ではこれから残念なカンジになっていくけれど、どう描いて行くのか楽しみ。 それにしてもこれは史記に限ったことではないけれど、拍子抜けするくらいあっさりな英雄の死。・・・・だからリアルな雰囲気が作品に漂うの...続きを読むかも。
匈奴との闘いを描く。ストーリーとしては、それだけだが、それなりに楽しめる。戦闘シーンは、水滸伝や楊令伝につながるものがあり、さすがである。
2013年08月 04/44 霍去病が、わかってはいましたが、あんなに!という展開。それがまた、ことの大きさを感じさせるのでしょうけど。 ここからの武帝って悲しいというか、残念な方向に行くと思うのですが、それをどう描いていくかは楽しみでもあります。
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