北方謙三のレビュー一覧

  • 岳飛伝 十二 瓢風の章

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    そろそろ終盤に差し掛かり、様々な場所で変化が起こり始める。
    もう既に梁山泊はバーチャル組織化し、ビジョンを共有する人々が名乗りたければ名乗る場所になっている。
    そんな中、秦容が結婚!この結婚式は良かった、人柄がでてる!

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    2022年11月15日
  • 史記 武帝紀(五)

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    司馬遷、蘇武、李陵、それぞれがそれぞれの場所でこれまでと違った輝きを放ち出す。
    しかし、ついに出た。
    中国史では必ず出てくるゾッとする刑罰。

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    2022年11月13日
  • 碑銘 ブラディ・ドール⑵

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    若い仲間が新しく参加した一方で、キドニーはやっはりそういう役回りなのか。
    クルマやカクテルなど一昔前に格好良かったものがたくさんでてきて懐かしい。

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    2022年11月07日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    水滸伝第二巻。組織作りのエピソード群。メインキャラの1人の林冲は梁山湖の寨に入り込むが、堕落した頭領の王倫から命を狙われ続ける。晁蓋は政府が賄賂として準備した財を奪って梁山に向かう。林冲と杜遷と宗万は王倫を殺害してクーデターを起こし晁蓋たち7名を受け入れる。寨の名前が梁山泊となる、というところまで。

    北方謙三の文体は、登場人物たちがみな革ジャンきてタバコすってそうな雰囲気。手をつけてから読むのに10ケ月かかった。

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    2022年11月06日
  • 岳飛伝 十一 烽燧の章

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    またまた、色々ココロ揺さぶられる。
    久々の決戦あり、そして結婚あり。
    北ではきな臭い匂いが漂い始めた。
    クライマックスに向かっている、まだまだ楽しめるけど、少し寂しくなってる。

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    2022年11月02日
  • 史記 武帝紀(四)

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    4巻まで続く盛り上がり方とは違う面白さが出てきた。
    歳を重ねることで出てくる劉徹の変化、増す匈奴側の魅力。5巻も楽しみ。

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    2022年10月21日
  • 悪党の裔(上) 新装版

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     北方謙三の小説が無性に読みたくなった。思い立ったらすぐにだった。すぐさま購入して、ただひたすら読み進めた。北方氏の物語に没入した。

     『悪党の裔』は、鎌倉時代後期〜南北朝時代が描かれる。本作では、播磨の悪党である赤松円心が、高田庄の代官の館から出発した荷駄を襲う場面から始まり、京都の蓮華王院での戦いで退却を余儀なくされるまでが描かれる。

     この時代についての知識はほとんどなかった。それもこの本を読もうと思った理由の1つだ。現時点で61作も放送されている大河ドラマだが、南北朝時代を題材にしたものはたったの1作しかない。1991年放送の『太平記』のみである。そういった点でもあまり認知されてい

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    2022年10月09日
  • 血涙(下) 新楊家将(ようかしょう)

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    ネタバレ

    歴史小説の醍醐味を感じ、読み応えがありました。
    お恥ずかしながら楊家についての知識がなく、史実はわかりませんが、ストーリーとして最後は六郎と四郎が2人とも相打ちとなるんじゃないかと思ってたので、ちょっと肩透かしを喰らったかなと。

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    2022年10月05日
  • 史記 武帝紀(三)

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    霍去病、第三巻はそれに尽きる。
    匈奴も敵ながら魅力的なキャラクターの宝庫。
    ますます盛り上がってきて、第四巻への期待も否応なく高まる。

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    2022年09月27日
  • 悪党の裔(下) 新装版

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    ネタバレ

    R4.9.24~10/10

    (感想)
    北方謙三が描く赤松円心の心…
    彼がなぜ朝廷に背を向け、楠木正成とたもとを分かち、尊氏についたのか?
    北方の解釈はなかなか良かったと思います。
    「悪党」とは何か?
    非常に考えさせられる本でした。

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    2022年10月11日
  • 悪党の裔(上) 新装版

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    ネタバレ

    R4.9.18~9.24

    (感想)
    鎌倉時代末期(南北朝)から室町時代への革命を牽引した赤松円心の物語。
    赤松円心とは何者か、「悪党」とは何だったのか、赤松円心から見た楠木正成とは、悪党から見た足利尊氏とは…。そのあたりがわかるといいなと思って読み始めました。

    上巻を読んだ上で、まず、「悪党」を他人に説明できるほどは理解できていない。
    悪党とは、幕府側が、地方で組織的に野党や盗賊のような活動を始めた豪族をそう呼び始めた、ということか。(そこには「反幕」という思想的な定義はあったか?おそらくなかった)
    悪党と呼ばれる立場の彼らは、幕府とその領地運営システムに不満を持っていた。そこで賄賂・野党

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    2022年09月24日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    南宋の国からが出現し、金、斉、南宋、梁山泊、張俊、岳飛がそれぞれの駆け引きがある。

    王定六と鮑旭の誇り高き最期が印象的であった。
    李媛のこだわりが強すぎて、杜興が死をもって黙らせる。

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    2022年09月13日
  • 岳飛伝 七 懸軍の章

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    第7巻は、様々な人達(猿も!)の営みが描かれる。
    ホッコリしたりジーンときたり。
    これは嵐の前の静けさなのか?
    次巻に進もう!

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    2022年09月09日
  • 岳飛伝 六 転遠の章

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    救出作戦!
    それも相手側の大将!
    こんな無茶な作戦も、なんなくこなす、やっぱり強い!
    さぁ、これから岳飛伝後半です。
    北方水滸シリーズ完結に向けて、楽しみは続きます。

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    2022年09月04日
  • 史記 武帝紀(二)

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    俄然、面白くなってきた。
    敵味方問わず各々のキャラクターの描き方が見事で、生き生きと躍動、否が応でも3巻への期待が膨らむ。

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    2022年09月03日
  • 史記 武帝紀(一)

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    久しぶりの北方作品。
    いつもどおり、登場人物の漢字が読めないよ〜いちいちルビふってよ〜とブツブツ言いながら、ページを行ったり来たりのスタート。
    しかし、読み進むうちに、そんな感覚が消え、登場人物たちとともに、戦ったり、旅をしたりしている。
    北方、恐るべし。次巻にも期待。

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    2022年08月05日
  • 岳飛伝 五 紅星の章

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    圧倒的な死に様を見せて、また1人立ち上げメンバーが退場した。
    いよいよ、新しい枠組みの模索が始まるのか!

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    2022年08月04日
  • さらば荒野 ブラディ・ドール⑴

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    上梓当時に読んだのをタイトルだけ記憶していたので、懐かしくなって読んでみた。
    1985年、高校生だったのか。
    あの頃北方謙三氏の作品をよく読んでいたのですが、今読んでも面白く感じたということは好みがあまり変わっていないのかな。これは全巻読まなくては。

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    2022年07月30日
  • 楊令伝 十一 傾暉の章

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    梁山泊の国としての整備、西域への開拓、
    秦容の大物ぶり、成長躍動ぶりが快く描かれている
    特に岳家軍と梁山泊軍の戦闘での秦容の存在感がよかった。
    岳飛の苦悩や負けを認める潔さも人間味がありよかった

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    2022年07月25日
  • 岳飛伝 四 日暈の章

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    誰もが自分に問いかけ考えている。
    組織、チームの在り方と進む道を、そしてそれは自分の生き方を問い、考える事でもある。

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    2022年07月22日