北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 十一 天地の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつもにも増して雑多な書き方になっている殴り書きメモ。

    みんなが無性に楊令に会いたくなるのかわいい。
    楊志の魂を引き継いでるからや!
    楊志の遣った剣が楊令には刻み込まれている
    楊令が子供らしくはしゃぐところを見れて安心した。かわいい。

    孫公勝と樊瑞の死についての会話もよかった。暗殺は運命に対するちょっとした手助け。
    死を友人に喩えるのはどの国も同じなのかしら?ハリーポッターにも出てきたから

    やっぱり麦を待っていた晁蓋
    李忠、、、戦いたかったよね、、、なんで足を切り落とすだけで私は泣いているの

    李応ーーーー!!!!!スキー!!!!!!
    李応の執事という生き甲斐を失った杜興。自分の価値に悩

    0
    2022年01月29日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

    Posted by ブクログ

    『岳飛伝』に向けて10年ぶりに『水滸伝』から通しての再読。
    題名からして“楊令”のことを描いてる物語になってしまうのは仕方ないのですが、最後まで楊令の強さや気高さみたいなものが好きになれず、『水滸伝』からのキャラクターの動向や、南宋を巡っての歴史のうねりを読みたさにページを繰っている自分がいました。
    いよいよ『岳飛伝』ですが、岳飛と秦檜の物語は中学生の頃に読んで、義憤やるかたなかった記憶があります。
    あの岳飛と梁山泊の生き残りがどう絡んでいくのか、今から楽しみです。

    0
    2022年01月29日
  • 水滸伝 十 濁流の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドキドキ呼延灼×晁蓋の巻。
    もう無理かと思った、怖かったーーー!!!
    メモ取りながら読むほど余裕がなかった……

    呼延灼は絶対梁山泊に入る雰囲気やのに、ここで戦うの?!しかもお互い首討ち取る気満々やん。こういうパターンもあるの?!と動揺してたら、高俅の悪意ある暴走によって(ほんまに嫌い)、呼延灼getだぜ!

    麦待ちという名の睨み合いが素敵だった。民のために生きる姿勢。ハァ(泣いている絵文字)

    韓滔、彭玘の二人がスキ…
    基本呼延灼を支えて命令を聞くのに、梁山泊にだけは本人の意志で入ったのがカッコよかったな。
    でも片方先に死ぬんやろ。嫌やな。

    あとー!はい!私の推し燕青!!!やっと最近言葉を

    0
    2022年01月28日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    それぞれの志についての巻かなと思った。
    沸いたポイントを羅列します。多いしうるさいしキショいと思いますので先に謝っておきます。すみません。

    秦明×公叔 結婚きたーーーーーーー
    上司(秦明)を煽る部下(花栄)、ニヤケがとまらん。好きなんバレとるがな。

    花栄×朱武の相性も良さそう

    公孫勝!ねぇ!!ツンデレめ!!!!林冲のこと!助けたかったの!!!!仲良くしてよ!!!!!もう!!!!!泣かせんとって!!!

    林冲が助かって安道全が泣き出しちゃうところで私の目からも溢れ出しちゃって
    林冲がみんなに愛されていて 優しい温かい涙だった

    「皇甫端は馬にとっての安道全みたいなもの」笑

    宋江と林冲の関

    0
    2022年03月28日
  • 水滸伝 八 青龍の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これだけの物語が一冊にまとめられているのって本当にすごいことよね……?一日で読み切ったけど、何日も彼らと一緒に陣営に篭っていた気分。振り返ろう。

    鄭天寿、たぶん大胆でおもろいやつ、ENFPやとおも……ってたら、しんだー!!!!フラグは立ってたー!けど別の形で回収…大胆で心優しい人やったね。そういう人が私はとっても好き。楊令は本当にいろんな人の想いを糧に成長していくのね。
    あと秦明×公叔カッポーのこれからがめっちゃ気になる。めっちゃえっちぃまぐわい期待。

    解珍の眼をみた聞煥章が「深い、湖水のような眼差しをした男」って感じてて、梁山湖やん……となった。
    ねぇ聞ちゃんあのね!いくら友人が女に弱い

    0
    2022年01月22日
  • 水滸伝 十二 炳乎の章

    Posted by ブクログ

    じわじわと勢力拡大しているようではあるけど、まぁなかなか前に進まない。そんなに簡単に強くなったりするもんでもない、と言われればそれまでだけども。
    今回のポイントは盧俊義攻防戦で、根性で捉えた官軍もなかなかだし、塩のために一般人を200人くらいぶっ殺した梁山泊も追い詰められればやるぞ感を見せてきて、要するにどっちもどっちな様相。ドロドロだー。

    0
    2022年01月22日
  • 水滸伝 七 烈火の章

    Posted by ブクログ

    気づきました、私。
    150ページに1人は死ぬことを。

    雄々しい雷横。勢いよく読んでいるのに戦っている姿がスローモーションで脳裏に浮かんで…
    ああ、涙。朱仝も辛いよね。先に梁山泊に入ったと思ったら相方が先に戦死しちゃうんやもん。
    でもそのおかげで宋江は逃げられたから。これは戦。と言い聞かせて。

    少華山の豪傑たちの志にも胸を打たれたなぁ。
    阮小五、最期は晁蓋に見送ってもらってよかった。でももっと活躍して欲しかったよ。最初に出てきた時から大好きだった阮小五。ああ、涙。

    官軍が大胆なことするから大変ね…
    どうなるんかな……
    こわ……

    馬桂さんよ、私はあんたを許さんど。
    時遷も…惜しい人……!石

    0
    2022年01月22日
  • 水滸伝 六 風塵の章

    Posted by ブクログ

    宋江の歩みのように、物語が少しずつ進んでいく巻。

    輝きながらカムバした史進。
    楊令へ、ムチムチムチムチ抱擁の林冲。

    聞煥章も恐ろしいけれど、志のなさはどう転ぶのか。このフラットな感じが一番危ないのか。むむむ。

    宋江〜!!!にげてぇ。

    本巻も解説が素晴らしかったです。
    書評家の吉田伸子さん。私も水滸伝を読み出したのは友達に勧められて無知識のままここまで来たので、この解説は赤べこ並みにうなずきました。
    「面白いから、読め!」これに尽きる。

    0
    2022年01月18日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

    Posted by ブクログ

    晁蓋……あまりにも魅力的すぎませんか???
    誰にでも分け隔てなくニコニコ接してくれる部長ポジやん?こんなんみんな好きになるやん??
    ・楊志の自虐に顔を上にむけて笑った晁蓋
    ・湯隆と刀を打つ晁蓋
    ・宋江に自分が打った刀をあげたい晁蓋

    林冲×楊志のシーンもよかった。
    強すぎるもの同士でしか築けない絆があるはず。
    私も宋江に思いを馳せながら月を眺めたい。

    寅年に虎やたら殺されてるけど大丈夫かな。笑

    解説も、水滸伝を今!読みました!みたいなリアリティのある文章でとても良かった。

    じわじわと各地で広がって行く叛乱。
    5巻は激動と聞く。耐え切れるのか、私。

    0
    2022年01月15日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

    Posted by ブクログ

    王和軍vs致死軍で始まった戦いによって明らかになっていく各々の存在。
    そしてカムバしてきた武松。おかえりなさい。
    宋清も登場。不憫だ。婆惜ちんもね。私はあなたが好きだよ、婆惜ちん。宋江への愛にまっすぐ生きたんだね。あなたのおかげで宋江はまた歩き出すんだよ。
    孔明、孔亮の二人がとても気になってたんやけど、孔亮が素人童貞だと知りとても興奮しました。女は喜んで抱けないけど、他のことには冷酷って何事……?まさかの孔亮推しフラグを掲げておきます。

    0
    2022年01月14日
  • 水滸伝 二 替天の章

    Posted by ブクログ

    メインの登場人物は大体分かったので(サブという言い方は失礼だがサブの人は、え、このひと!誰!となる時もある)、物語として楽しみ出してる。それぞれのやり取りとか。林冲に無視される安道全。王倫は可哀想やけどやむを得ない。し。多分、朱貴の奥さんの死から、人の死がはじまっていくんだろうなと。
    欲望って切っても切れないんだなと武松の話を読んで思った。どの時代でもきっとそうよね。性欲に正直な宋江が私は結構好きです。

    0
    2022年01月09日
  • 水滸伝 十一 天地の章

    Posted by ブクログ

    いや、まぁ面白いんだけどもね、ちょっとマンネリ化というか、戦ってますけど、何か?っていう展開+新キャラが味のあるやつ、っていう二本立て。そろそろ新展開がほしいかなぁ、と思っていたところで、来たかも!これまた次巻が気になるっていいう流れですよ。
    ていうか扈三娘は王英しかないですよ、頑張れー、ブサイクの星。

    0
    2022年01月08日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

    Posted by ブクログ

    続編ありきの終わり方。救いがあると言えばあるけれど、気になる伏線の回収がなくモヤモヤ感も。できれば楊令と直接関係ないエピソードはいったん完結してほしかったが…。まあそれはともかく、読む方も力が入りまくる最終決戦は、まるで壇ノ浦の戦いのよう。好漢たちの壮絶な死に様と、梁山泊岩山のラストシーンが頭から離れない。それまでの水滸伝のイメージを覆す、ハードボイルドな北方版も悪くなかった。いやむしろ本家を超える面白さと言ってもいいくらい。もっと早く読み終えていれば、今頃はチンギス・カンを追っていただろうに。

    0
    2022年01月07日
  • 水滸伝 十 濁流の章

    Posted by ブクログ

    本当に人が増えてきてるもんだから、もう入ったと思ったら死んだり、何をやってた人だっけ、的な感じでね、もう完全にモブキャラ扱い。だったりするけど、ここで回想シーンかー、っていうジャンプとかだとうざい展開も、小説だと良い感じにページ数も大したことないし、思い出させてくれるし、ああ、こういう使い方もありか。
    そんなこんなで強いキャラも揃ってきて、それっぽい戦いになってくるから、強い者同士、どっちを勝たせるかは難しいところ。
    冊数的には折り返し地点、さて次はどうなるかな。

    0
    2021年12月19日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

    Posted by ブクログ

    もう新シリーズ?と思ってしまいそうになる楊令のいきなりの存在感が半端なく凄いなと思っていたら…唖然呆然、衝撃のラストへの伏線に過ぎなかった。

    0
    2021年12月17日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

    Posted by ブクログ

    相変わらずドンパッチと忙しいのに、宋江さんだけは、俺も死ぬから一緒に死んでくれ、とか無茶言ってみたり、戦じゃー!とか言ってるのにあの子かわいいよね惚れちゃったよ、とかぶっちゃけてみたり、やっぱりちっと変。

    0
    2021年12月16日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

    Posted by ブクログ

    ある重要な展開の中で、(記憶に間違いなければ)初めて「百八人」という数の記述が出てきた。今やその半数近くが戦死。大物も次々と逝き、哀惜感漂うラスト。「楊令伝」への伏線(らしきもの)も張られ…残すはあと2巻。一体誰が生き残るのか…。

    0
    2021年12月12日
  • 水滸伝 八 青龍の章

    Posted by ブクログ

    かなり戦が本格化って感じで、色んな人が加わるやら死ぬやらで、加わる方は盛り上がるからわかるけど、死ぬ方の人は忘れかけてたりして、もう酷い話ですよ。
    とは言え死ぬ前やらエピソードが熱く語られるので、飽きるとかそういうこともなく、思い入れはないかもだけど、基本楽しいのだった。
    そして相変わらずというか、女の人とのやり取りやら、死んだやら死んでないやらで、ハニートラップに引っかかる。本場中国、恐るべしか。

    0
    2021年12月05日
  • 水滸伝 七 烈火の章

    Posted by ブクログ

    相変わらず官軍の盛り返しが激しくて、盛り上げるためにも簡単には負けんぞ、という意気込み。でもいかんせん、末端の能力では劣るのよなぁ。質 VS 量の戦いなので、いうても三國無双みたいになってしまうのは、まぁしょうがないか。
    しかし馬桂が今後もいい感じに生き残って皆をひどい目に合わせそうじゃないの。楽しみ。

    0
    2021年11月29日
  • 水滸伝 十 濁流の章

    Posted by ブクログ

    2021.11.27
    これまでで一番夢中になった巻でした。
    推しの李逵もたくさん出てくれたし、味のある仲間も増えた。
    続きが楽しみです。

    0
    2021年11月27日