悪党の裔(下) 新装版
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悪党の裔(下) 新装版

748円 (税込)

3pt

4.2

倒幕はなった。だが恩賞と官位の亡者が跋扈する建武の新政に、明日があるとは思えなかった。乱がある――播磨に帰った円心は、悪党の誇りを胸にじっと待つ。そして再び、おのが手で天下を決する時はきた。足利尊氏を追って播磨に殺到する新田の大軍を、わずかな手勢でくい止めるのだ。赤松円心則村を中心に描く漢たちの軌跡。

第七章 白き旗のもと
第八章 征夷大将軍
第九章 砕けし時
第十章 旗なき者
第十一章 野の花
解説 亀田俊和

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悪党の裔 新装版 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 悪党の裔(上) 新装版
    770円 (税込)
    播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村の生涯を通じ人の生き方を問う感動巨篇。 第一章 遠い時 第二章 意 地 第三章 妖霊星 第四章 決 起 第五章 原野の風 第六章 遠き六波羅
  • 悪党の裔(下) 新装版
    748円 (税込)
    倒幕はなった。だが恩賞と官位の亡者が跋扈する建武の新政に、明日があるとは思えなかった。乱がある――播磨に帰った円心は、悪党の誇りを胸にじっと待つ。そして再び、おのが手で天下を決する時はきた。足利尊氏を追って播磨に殺到する新田の大軍を、わずかな手勢でくい止めるのだ。赤松円心則村を中心に描く漢たちの軌跡。 第七章 白き旗のもと 第八章 征夷大将軍 第九章 砕けし時 第十章 旗なき者 第十一章 野の花  解説 亀田俊和

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悪党の裔(下) 新装版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上巻の物語野進行が緩やかだった分下巻の面白いこと! 足利高氏の登場によって俄然面白くなる。それにしても赤松円心、なんとも魅力的な武将、いや、ひとりの男。そして、足利尊氏像のなんとも複雑で分厚く、爽やかで魅力的なことよ。また楠木正成も渋い。それぞれ、円心と尊氏、円心と正成の交誼、会話のやりとりもカッコ

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    鎌倉幕府の時代が末期に差し掛かっている。幕府から政治の実権を取り返そうと抵抗する帝が在り、反乱と鎮圧が繰り返された中、比叡山に在った法親王(僧籍に入った皇子)が「武家政権の後の構想」を胸に幕府への抵抗を各地の諸々の勢力に呼び掛けている。赤松円心はそれに共鳴する。そして、水銀の取引を巡って争った経過も

    0
    2021年11月10日

    Posted by ブクログ

    「楠木正成」と本書を読むと、何より北方氏が悪党という言葉に強くロマンを感じていることが分かる。
    権力に靡かず、領土や財産に縛られず、自分のために生きる男、といったところでしょうか。
    時期を見極めるまで動かないという赤松円心の姿勢は、生き残るためには重要な資質だと思いますが、同時に狡さを感じてあまり好

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    赤松円心、楠木正成、大塔宮、足利尊氏…
    それぞれの生き様が描かれた下巻。
    倒幕から一気に駆け抜ける物事の流れに、上巻のゆっくりと流れていた時間が恋しいほど。
    権謀術数巡らせ、どう動くかの判断するにはやはり大塔宮は若すぎた。
    それぞれ敵味方になりながらも魅力溢れる人々に引き込まれるお話だった。

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    下巻で足利尊氏が登場するが「先祖より受けた北条の仕打ちを跳ね返す悪党」
    円心は「自分の成すべき事の為に行動する悪党」楠木正成は「大塔宮に仕える為には何でもあり悪党」結局三人の悪党が時代をかえる物語

    0
    2025年11月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    R4.9.24~10/10

    (感想)
    北方謙三が描く赤松円心の心…
    彼がなぜ朝廷に背を向け、楠木正成とたもとを分かち、尊氏についたのか?
    北方の解釈はなかなか良かったと思います。
    「悪党」とは何か?
    非常に考えさせられる本でした。

    0
    2022年10月11日

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