北方謙三のレビュー一覧
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ネタバレ
・牧だった劉焉を継ぐ劉璋 vs 五斗米道の国を作りたい張衛(益州)
・曹操と呂布を戦わせる作戦を思いつく劉備(徐州)。さすが徳の将軍...言い方悪いが曹操の懐にも呂布の懐にもつけ込めるのすごい。
・曹操、呂布との戦いを目の前にしつつ、劉備を味方にしたいけど力ありすぎて怖いかもと思い始める。
・呂布、赤兎との別れ。表が怖い人って裏返すと良い人だったりするんだよな。最期までかっこいい漢だったよ...あまりに辛い。成玄固、赤兎を頼む。どうか穏やかに暮らしてくれ。
・袁術と絶縁した孫策と周瑜。揚州を固めるため徐々に動き出す。
・袁紹 vs 公孫瓚(幽州を賭けて)
・曹操、袁紹と戦う前に朝廷の鼠(?) -
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奥付け 1988年 10月25日 第1刷
一体何年眠らせていたのだろう。そして何のタイミングで、積読本の山の中から現れて読むことになったのだろう。
ついこの間読んだ、「ババガヤの夜」にまるで導かれたような気がする。「ババガヤ」が今のハードボイルドなら「渇きの街」は40年前のハードボイルド。
典型的なクライムノベルでおり、バイオレンス小説である。しかし圧倒的に「ババガヤ」の方が新しく、「渇きの街」は古臭い。
悪く言えば陳腐であるのだ。男と女の関係ひとつっても。でも、そこが良い。殊に私世代の人間にとっては。
北方謙三のいい読者ではない私だが、この初期のハードボイルド作家の北方も、今の時代 -
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藤原純友という人をとても魅力的に描いていると思う。
小説として、とても読みやすかったし面白かった。
最終章というかエピローグの部分は、夢か現か幻か。
純友の現実なのか幻想なのか。
生き延びて大陸に渡っているとしたらそれはそれで夢があるけど、幻想のようにも受け取れる。
純友の後に伊予の国司として着任した紀淑人は紀長谷雄の息子で、なんとなくそんなイメージ(応天の門の長谷雄から)でちょっと笑えた。
将門の元には道真の息子がついており、時代は繋がっているなぁと改めて思う。
小野好古は案外良い人かも。
北方謙三というだけで、ちょっと構えて読み始めたけど、上下巻通してとても楽しく読めた。
他の作品も -
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マルガーシの父親のジャムカは、戦ではチンギス・カンを上回っていたかもしれない、とテムル・メルクは考えていた。
草原の戦を分析すればするほど、ジャムカという武将の凄味はわかった。
ただ、チンギス・カンと較べて、ジャムカには足りないものが間違いなくあった。
国を作りあげていく力だ。それは軍を作りあげる力とも同じだった。
(略)
チンギス・カンが、何度かぎりぎりのところまで追いつめられたのは、ジャムカの精鋭の力だったのだろう。
しかし闘うたびに、チンギス・カンの軍は堅固になり、ジャムカの軍は精鋭だけになっていった、とテムル・メリクには見えた。
「戦は、強さだけで決まるものではないな。なに -
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あぁ、、、劉備まで、、、、
え?これであと2巻続くの!?
もう。
劉備まで、、、、
一巻からずっと、劉備玄徳、関羽、張飛を見てきて、老人になっていく一生を一緒に過ごしてきて。
↑誰?
本当に人の一生は一瞬だな。
と、思ってしまう。
↑立ち位置不明
曹操もいなくなり、周瑜も、、、
わたしの好きだった呂布さまも。
↑短かった推し活
速攻、玉砕。
三国志。とうとうあと2冊。
これは北方謙三版だっていうけども、本当の三国志って違うの?って思うんだけど?
どうなの?
もしかしたら、関羽も張飛も、劉備も死なないで天下統一ってバージョンもある?
ある?
まさかのコパンテンにやっつけるバージョ -
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ネタバレあぁ!めちゃくちゃ気になるところで終わってしまった!早く次が読みたい。
今巻も面白かったが、林冲や王進先生などの活躍が見られず残念。一方で、林冲を虐めた李富が主役級に登場するではないか。こんなに出てくる人だったんだ(笑)しかも、恋愛まで持ち込んで。意外ではあったが、官軍側もひとつの思想があって動いていること、人間であることを実感させられた。
馬桂は少し苦手。依存気質に見えてしまう、、、。環境がそうさせたんだろうけども、、、。もっと自分を持って欲しい。利用されないで!
純粋に志を持った女性キャラクターは出てくるのだろうか、いや、出てきてほしい(反語) -
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「スブタイ、俺は虎の毛皮を持っているのだが、それをおまえにやる。ヤクに渡すつもりだったが、先に死んでしまった」
スブタイは頷き、奥歯を噛み締めた。
ダイルが、スブタイを見て笑った。スブタイは、奥歯を噛みしめ続けた。
「俺は、生きて生きて生きた。そして、面白かったよ。生きることが、こんなに面白かったのだと、いまにしてしみじみ思う」(134p)
虎は死して毛皮を遺す。漢は死して伝説を遺す。
チンギス弟テムゲの義父であり古くからの盟友、モンゴル国の通信網を整備し、最後は鎮海城の守兵を指揮し斃れたダイル、
或いは諜報一族の長ヤク、
或いは元モンゴル族タイチウト氏の長であって今や礼忠館の馬忠として地域