北方謙三のレビュー一覧

  • 水滸伝 十二 炳乎の章

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    梁山泊の生命線である闇塩の道を取り仕切る魯俊義が捕縛され、拷問を受ける。全軍で救出に向かう梁山泊軍。奇跡の救出ストーリーが12巻のクライマックス。
    ここから終盤にかけて、官軍と梁山泊軍との決戦の場面が増えるのだろうな。北方謙三の得意とするストーリー展開、描写が楽しみ。

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    2024年02月15日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    久しぶりの水滸伝再開、やっと3巻。
    ニ竜山が要塞化。
    体制側組織の青蓮寺が暗躍開始。
    梁山泊の秘密部隊の致死軍も訓練を終えた活動開始。
    まだまだ先は長そうだ。

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    2024年02月12日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ネタバレ

    シリーズ最終巻

    岳飛伝のように史実改竄はせず、チンギスは亡くなりました。
    黒水城は唐突でしたが、最後の舞台としては良い設定だと思います。
    生きている人しか出さない登場人物一覧表の意図はわかるけど、過去をここまで回顧するなら名前が出てくる人物一覧表も欲しいところです。
    吸毛剣の行く末が気になりますが、御大は自作の長編が最後の作品ということなので中国歴史ものだと期待したいです。
    これまでの中国歴史シリーズと南北朝シリーズをつなぐとしたら蒙古襲来あたりになるのではと予想しておきます。

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    2024年02月12日
  • 【新装版】傷痕 老犬シリーズI

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    戦後すぐの東京の様子、
    特に闇市の描写がリアル、時にツラい。
    短文で綴られる北方先生の文体が好きすぎるな。

    登場人物それぞれが自分の中に正義を持っていて、
    『子どもだから』の理不尽さと葛藤しながら成長する。

    13歳にして自由の尊さを知っている良文の言葉にハッとした。

    和也のシーンは、電車で読んでて号泣してしまった。
    北方水滸伝の李逵が死ぬ場面を読んでいる自分を思い出した。

    思ってもみなかったラストだった。

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    2024年02月11日
  • 水滸伝 十一 天地の章

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    あーーーーーー!!!!

    晁蓋がぁー!!!!!!!!!

    で、終わって。もう、続きが気になりまくってやばいです。

    お願い、生きてて。お願い。
    お願い。
    晁蓋は、ラストで死ぬならいいけど、まだ読みたい。晁蓋の姿を見ていたい、、、、

    宋江と晁蓋のやりとりも、、、、

    見たい、、、、

    お願い。

    お願い。

    お願い。


    #水滸伝
    #気になる
    #晁蓋
    #林冲
    #九紋龍史進
    #好き
    #たまらん
    #北方謙三
    #だいぶきてます
    #読み終わるのいやだ
    #まだ当分読み続けたい
    #読むのもったいない

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    2024年01月29日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    ラスト数10ページ手前で、
    えーーーーん

    って泣いた。笑
    本当に、漫画みたいにね。
    本当に、
    風呂場で読んでたんだけど。
    えーーーーん。って声出して、泣いた。

    呼延灼。

    やってくれたなぁ。
    呼延灼。
    もう、なんだ、もうなんつーんだ、もうさ、
    なんだよ。本当。

    いや、世の中に水滸伝読んだことない人いるとしたら、死ぬまでに読んだ方がいい!!!!!

    本当に。

    人生の半分損するよ。

    これを知らないで生きてきたわたしの四十年に後悔するもん。これ知らずして、よく本好きって言えたわ。
    って、今思う。

    ラスト九巻。

    まじか。読み終えたくない。

    一生読んでたい。


    もったいなくて読めない。

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    2024年01月19日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    じわじわと周りを固める梁山泊軍と、押しつ戻しつの官軍。
    どちらも正義といえば正義なんだよなぁ。
    この中間層が腐っとる!!!!!!
    そう!悪いのはそこ!!!!!
    なんかな、うまく梁山泊と官軍トップが交えて、国のトップを滅ぼせば、死者も出さずに済むのじゃなかろうか。と、思ってしまうが、、、、
    それじゃー物語が盛り上がらん!!!!!!!

    もう、全ての男たちが男気溢れて止まりません。

    萌えます。

    笑、これはもう、少女漫画に飽き飽きした女子たちが求める、男の中の男を追いかける乙女心を射とめるべく進む戦いが繰り広げられる、将軍萌え必須物語です!

    #水滸伝
    #北方謙三
    #たまらん
    #将軍萌え
    #男気

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    2024年01月05日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    官軍と梁山泊との間でこれまでで最も大きな戦いが行われる。戦力が整備されてきて、リーダーも現れてきた官軍は強い。だが、官軍のリーダーもまた宋には絶望していた。。
    いよいよ後半戦の幕開け。

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    2023年12月30日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    はい。

    もう何もいうことなし。

    もう、もう、もう、カッコいいの一言。
    スパイの女に早く気がついてほしぃ。
    そして、もう一人も命を落とさないで欲しい。

    男前が傷つくのを見るのはもう嫌だ。笑

    ただ、ただ、そう思う私でした!!!!

    この本。終わらせたくない。一生読んでたい。って思える、久々の大好きな長編です。

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    2023年12月17日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    第9巻。前回の戦で敗れた官軍は、梁山泊の財源である闇の塩の道を潰すことに注力する。梁山泊が強く大きくなり続けたこれまでの展開からの転機になる動きのようだ。
    中盤にさしかかり、いよいよ両軍の戦いが本格化してきた。

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    2023年12月06日
  • 鳥影 ブラディ・ドール(8)

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    何かに導かれるようにこの街にやってくる男たちは、街の空気に共鳴するように力に屈せず意固地になる傾向を強めてゆく。
    きっといつもの面々が無自覚に煽るからなんだろうな。
    その結果として得るものは大きいけれど、失うものも同等以上という厳しさが北方氏の美学なんだろう。
    今回は最後が厳しすぎるものの、相手が強大なだけに珍しく川中とキドニーの連携プレイが見られたのが面白い。

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    2023年12月06日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    止まらないなぁ。
    あとがきにもあるけども。漢←オトコの生き様。
    っていうの。ホント!!!!!!

    もう。ただ、ただひたすらにこんなオトコたちに魅了されまくります。

    もう。たまらんのよね。

    そうか、推し活とかアイドルとか好きな人の気持ちってこんな感じなんか!!!!!!

    と、思ったりしてます。

    好きなオトコのタイプは、馬に乗りこなす槍捌きの上手い人。笑

    わたしの好きな九紋龍史進が出てこないですが、楊志の息子の楊令が、このオトコイケメンに育つ気がする。そんな成長過程を楽しめるのも、水滸伝の楽しみの一つです。

    ダメ。夢中になりすぎる。。。

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    2023年12月05日
  • チンギス紀 十七 天地

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    ネタバレ

    感想
    版図を果てしなく広げたチンギス・カンの物語。版図が広がるに連れて、チンギスの孤独が増していったが、そばにはボオルチュやソルタホーンなどの配下がおり懸命に支えた。

    大水滸伝からチンギス紀まで筆者の作品を読んだが、兵站と物流を制したものが、戦いを制する、ということに一貫する。

    次の北方作品のテーマは何なのか、楽しみにしたい。

    あらすじ
    チンギスは死にゆく長男ジョチに会いに来て別れを告げる。

    マルガーシは一命を取り留め、ホラムズ国の間者であった水心の手引きで傭兵を始める。バルクト族がチンギスを討つためにマルガーシを雇った。

    チンギスはアウラガへ帰るも、日々の生活に倦んでいた。ある日、

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    2023年12月02日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    王進の母の温かさは読んでいても染み渡って伝わってくる…最後の怒涛の流れにびっくり。
    女性が絡むと泥沼になる、、、

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    2023年11月29日
  • 水滸伝 五 玄武の章

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    楊志、、、ここにて、、、、倒れる、、、、

    もう、手に汗握る展開に、うぉーー!!!!!!と、わたしも本に全身の力を込めて、馬に乗って斬りかかって行く気分でありました。

    林冲!!!!!!
    と、叫び!!!!楊志!待っとけ!!!!って叫び狂い、童威と童猛に歓声をあげ、一瞬自分の立っている場所がどこだかわからなくなるほどにのめり込んでます。

    もう、一瞬で水滸伝に呑まれる日々です。

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    2023年11月26日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

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    相変わらずの一気読み。
    止まらない。
    止まらない!!!!!!

    そして、あとがきでの一言、、、待ってまって、楊志が拾ったみなしごの楊令があとあと、、、、

    なに!?あとあと!え!!!!

    そこがあとで、なに!?まじ!?

    ちょっと待って、え!

    あぁーーー!!ー


    楽しみだぁーーー!へぇーこの子が、えぇあとで?なに?活躍するの?へぇ!あのモノも喋れなかったあの子がねぇ。

    と、近所のおばさんになった気持ちになっちゃう今日この頃です。
    そんなふうにまで、水滸伝の世界にどっぷり浸かってます。

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    2023年11月16日
  • 水滸伝 八 青龍の章

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    第8巻。これまでにない大規模な官軍との決戦が行われる。梁山泊のリーダー宋江の人間的な大きさ、優しさが随所で感じられた。

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    2023年11月16日
  • 岳飛伝 六 転遠の章

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    本巻の帯に『岳飛死す』とありました。


    歴史的には岳飛は秦檜に殺されます。

    ネタバレ?
    本当に死ぬの?
    実は逃げ切るの?
    岳飛やばいよー!

    と思いながらページは捲られます・・・



    金国のウジュと岳飛の戦は終わり、全巻で天寿を全うした呉用・・・

    岳飛は自分の運命を知っているのか南宋の臨安府へ向かい、秦檜と・・・

    梁山泊は呉用の遺言『岳飛を救え』のもと、浪士燕青が!褚律が!致死軍が動き出す!

    そして、ウジュは一人北へ向かう・・・

    南の秦容の村は少しずつ、そして確実に大きくなっていく・・・

    次巻が非常に楽しみな第6巻でした!!!

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    2023年11月11日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    結構クライマックスに近づいてきてるんじゃ!?!?

    と、思わされる。じわりじわりと状況変わってきてる!!!!!!!
    九紋龍好きだったけど、彼も彼で大変だったんだょね。

    なんて、彼女目線かよ。って自分にツッコミたくなるほどに夢中です。水滸伝。笑笑

    2006年発売なんだけど、おそらくハードカバーはもっと前にでてるよね、、、そうなると2000年くらいから有名だったはずで。

    なんで私の周りでそんな話少しも聞かなかったんだろう。と思うくらいに面白くて。

    今の今まで手に取らなかったことに鳥肌立ちます。

    私、、、この本と出会えなかったら、、、と、思うと恐怖で身がすくむ思いがするほどに。

    ハマッテ

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    2023年11月05日
  • チンギス紀 十六 蒼氓

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    カラ・クムでの戦いに勝利したモンゴル軍。敗戦後カスピ海に逃れたアッラーウディーンは傷が元で死亡、ジャラールディーンが即位する。ホラズム・シャー国殲滅の為、南征する。ホラズム国との戦いが大詰めを迎える。

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    2023年11月03日