北方謙三のレビュー一覧

  • 三国志 七の巻 諸王の星(新装版)

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    ネタバレ

    まずは赤壁の戦いについて。孔明が風が勝敗を決すると口溢したり、周瑜の戦略がストレートには決まったりと、なんとも美しいと思った。戦略とは言え一か八かを乗り越えた戦いなんだなという。

    今までの曹操は行動力はあるけれど結構知的なタイプで、自信がある時に確実に行動してる感じがしてた。だから江陵取って船ゲットした後、本来一呼吸置いても良いはず。北部で調練してたしいけるっしょ!って今までの曹操だったらしなかった気がするんだよなぁ。孔明の罠にバッチリ嵌ったんだなと思った。

    周瑜と孔明が語り合うシーン、とても良かった。周瑜はこの時まだ35歳なんだよなぁ。もはや幼いと言っても良いくらい若い頃から天下のために

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    2026年02月10日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

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    視点が変わるので読みづらさはあるものの、やはり面白い。今回は非常に引き込まれた。まず漸く時宗の登場。彼がどのようにして執権になるのか、今後の展開が楽しみです。そしてモンゴル側の視点。最後の最後に衝撃展開。こちらもどうなるか楽しみです。今まではまだプロローグ。本番はこの次の巻からだと思ってます。楽しみだ。

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    2026年02月08日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    梁山泊の中枢人物が、やや詳しく登場する。子供時代の楊令もいる。
    闘いの駆け引きも面白く、並みでない鍛え方(調練)の過酷さも窺えて、志があれば超えられるものか、肉体は精神の器だと感じる。



    楊志は山賊に破壊された村から孤児を拾い、楊令と名づける、そして、魯智深と組んで山賊の根城・二竜山を奪い、梁山泊と絆を深めた。魯俊義の闇塩の道を清蓮寺が潰そうと画策。そこで致死軍が動き、清蓮寺の間者を殲滅させた。魯智深は少華山を訪ね、史進に危ういものを感じて王進に預ける。宋清は、柴進の密偵・礼華と知り合い、惹かれあう。宋江は形だけ礼華を妾にする。閻婆惜が嫉妬して礼華を殺し、宋清が閻婆惜を殺す。宋江は自

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    2026年02月08日
  • 水滸伝 二 替天の章

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    まだ二巻目だが、ますます面白い。 表紙の裏に、当時の装束をつけた「武松」の人物画があり、その横にドラマ「天地人」の武田双雲の墨書「武松」がある。今回はメインが武松かな。  それもあるが、、、。
    梁山湖に浮かぶ山寨には、王倫を頭目とする叛徒一団が籠もっているが、今は盗賊集団になり果てていた。宋江と晁蓋は叛乱の拠点として、山寨を奪うことに決める。

     武松は、恋焦がれていた兄嫁の潘金蓮を犯し自殺させてしまう。死ぬつもりで虎と闘ったが果たせず、失意の武松を、魯智深は王進に預け、再生を希う。宋江の意を受けた林冲は梁山湖の山寨に潜り込むが、その武勇を王倫に疎まれ、地方巡検視の楊志と決闘させられる。一方、

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    2026年02月08日
  • 水滸伝 一 曙光の章

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    水滸伝は面白い。北方さんの水滸伝はワクワクする。なかなか読み終わらないけれど。
    各所に暮らしていた豪傑やさまざまな天才たちが集って体制に反旗を翻す、王国を建てる、仇を討つというような物語が好きで面白い、楽しみに類するものを読んだり映像で見たりしてきた。
    「南総里見八犬伝」もそうで、考えてみれば、仲間が増えてくる経緯や、それぞれの個性や育ってきた歴史が、ひとつの物語に縄を綯うように、カラフルな紐を組むように次第に太く強くなっていく構造が楽しめるということでもある。

    赤穂の浪士がそれぞれ辛苦の中で流浪していても、行き着く先がすでに決まっていても、毎年同じ様なドラマになっても飽きないように、この種

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    2026年02月08日
  • 三国志 一の巻 天狼の星(新装版)

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    ばーっと、わーっと読んだ。
    三国志を手に取ったのは初めて。初めてが北方先生で良かった。なぜなら、ハルキ文庫にはページごとに難読漢字や人名・地名にはルビがふってある。だから、漢字が読めなくて視線が止まることはない。一方で、勢いよく読めるぶん、「はて、今、誰の話が書かれているので?」となることがしばしば。漫画版の三国志と併せて、このシリーズを読んでいきたい。

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    2026年02月04日
  • 三国志 六の巻 陣車の星(新装版)

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    ネタバレ

    とうとう出会いましたね、劉備と孔明が。詳しくは知らないけど、すごい出会いであったということだけ知ってる(浅い知識...)。孔明が仕官すると決めたシーン、めちゃくちゃ良かったな。人生が変わる瞬間って一瞬なんだな、と。そして孔明の軍略を見てると、確かに今までの劉備の戦い方にはなかったものだなって凄く分かる。張飛とはあんまり相性が良くなさそうな感じだけど、いつか心開くのかしら。今後の展開が楽しみすぎる。
    曹操は袁家を滅ぼして北部制圧が完了。洪紀の牧場を避けて戦うところが、曹操を憎めないところなんだよなぁ〜〜。怖いけど真の優しさが見える気がして。やっぱ時を掴むのが上手いよな、曹操は。
    孫権と周瑜はよう

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    2026年02月02日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    前回の楊家将と違い、始まりは静かな展開。
    確かに父楊業は死、兄弟もほとんど亡くなった状態からの復活ではあるが、ちょっと間延び感が。。

    しかしながらラストの展開は予想はできたが衝撃すぎるというか石幻果の運命がかわいそ過ぎる。
    この後の下巻はどうなるかわからないがどっちに転んでも地獄の道しか見えない。

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    2026年01月30日
  • 水滸伝 三 輪舞の章

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    歴史は勝者の物語である、という言葉を思い出す
    同じ目標、別の方法、どちらが良い悪いではなく、たた道筋が違う
    どっちも丁寧に書かれてる

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    2026年01月25日
  • 水滸伝 十八 乾坤の章

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    ネタバレ

    林冲が!林冲が!まさか!

    楊令が、さらっと仲間に加わり、フリーレンのように無双を繰り返して笑ってしまった。もう段々とグラデーションのように水滸伝から楊令伝に話しは向かい始めている。

    李富も童貫もそれぞれ志を持っていることが改めて語られた巻でもあった。

    次巻が最後。楽しみ。

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    2026年01月18日
  • 水滸伝 十七 朱雀の章

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    ネタバレ

    久しぶりに致死軍などの裏舞台の活躍が多かった巻だった。なかでも、燕青のモノローグが多く意外だった。最後まで語られることなく終わるのかな、と思っていたので。 

    そして、魯達。まさか死ぬとは思っていなかった!驚きである。

    あと2巻でおわりだが、本当にまとまるのか?楊令伝もあるのは知っているが、あれはまた別の話。どうなるだろう。

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    2026年01月17日
  • 水滸伝 十六 馳驟の章

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    ネタバレ

    やはり戦ではなく、人々の思惑が動く描写が多いと面白い。今回も戦と戦の狭間の巻であった。

    顧大嫂と孫二娘のやりとりや心根が響いた巻だった。ようやく女性たちが活き活きしてきた。最初の頃はなんだか頭の悪い役割しか書けないのか?と心配になったぐらいだから。

    そろそろ終盤。どう転んでいくのか楽しみ。

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    2026年01月12日
  • 水滸伝 十五 折戟の章

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    ネタバレ

    各地で戦いがあり過ぎて、少しどういった状況かキャッチアップするのに時間がかかってしまった。

    戦が終わると各キャラクターの小話があった。王英は扈三娘と結ばれるが、街に残してきた彼女とはどうなるのだ、、、と悲しくなってしまった。

    そして、張平の盗みをやめられない寂しさを楊令がきちんと受け止めるシーンは素敵だった。

    これからは講和の策略が巡っていく。どうなるか予想が出来ないので、また次巻が楽しみだ。

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    2026年01月11日
  • チンギス紀 十四 萬里

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     トクチャルは死んだ。一度、口に出して呟いた。
     戦場で、死んだのだ。自分の長子ではあるが、ひとりの兵として死んだ。数えきれないほどの、兵の死のひとつである。
     二刻ほど、ジョチはひとりでいた。
     それから大きな部屋へ行き、将校を集めろと従者に命じた。(320p)

    1巻まるまるホラズム国との戦いである。一進一退。驚くほど何も進まなかった。その間、後衛のチンギス弟カサルが病死し、チンギス息子ジョチの息子トクチャルが戦死し、無敵だった遊撃隊隊長ムカリが、ジャムカ息子マルガーシと一騎討ちして亡くなった。亡くなった漢たちは、それぞれに戦う意味、生きる意味、死ぬ意味を探していた。見つかったのかどうかは

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    2026年01月06日
  • 森羅記 一 狼煙の塵

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    北方謙三の本を初めて読みました。

    フビライ、北条頼時を中心として色んな登場人物が出てきて、物覚えの悪い私は何度も巻頭にある登場人物の一覧を見ながら、地図も見ながら読み進めました。
    この一覧があるのは大変助かります。

    これが北方謙三の本なのか…

    今まで他の人が書いた歴史小説とは一味違う、
    カッコいい小説だなと思いました。

    早く続きを読みたいと思いました。

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    2026年01月05日
  • 三国志 十三の巻 極北の星(新装版)

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    止まれなかった。

    やめられなかった、、、、、
    もう。本当に。
    とうとうここまできた。
    最初からいた人間も誰もいなくなって。
    最後は孔明。

    劉備玄徳。
    張飛。趙雲。
    関羽。

    呂布。


    あぁ。


    ただ、最後まで読んだけど。

    わたしは水滸伝がやっぱり好きかもな。

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    2025年12月31日
  • 水滸伝 十 濁流の章

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    呼延灼、敵ながらあっぱれな好漢。そしてそんな傑物をしっかり呆れさせてくれる高俅こそが梁山泊を作り上げているとも言える。

    作中でも触れられているが、民が不満を待たない国であったら梁山泊は存在できないのだ。

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    2025年12月31日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

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    林沖は亡き妻の傷をいつまでも抱えていて弱いが、馬に乗り槍を持てば誰よりも強い。
    北方水滸伝はそんな人間のいびつさ、境遇や立場からなる今をやり抜くしか無いということを何度も書いているように思える。
    鄧飛もやり抜くことに燃え、そして散る。

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    2025年12月31日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    包囲され、絶体絶命の宋江。そして救出劇の中で華々しく散る雷横。

    死を惜しまず、むしろ死にきれぬことこそを恐れるキャラクターたちが北方水滸伝の魅力だな。

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    2025年12月31日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    秦明将軍が梁山泊に加わる。
    思想としては完全に官軍を見限っていながらも、軍人の忠義を持った秦明とそこを説得する魯達。

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    2025年12月31日