北方謙三のレビュー一覧
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「スブタイ、俺は虎の毛皮を持っているのだが、それをおまえにやる。ヤクに渡すつもりだったが、先に死んでしまった」
スブタイは頷き、奥歯を噛み締めた。
ダイルが、スブタイを見て笑った。スブタイは、奥歯を噛みしめ続けた。
「俺は、生きて生きて生きた。そして、面白かったよ。生きることが、こんなに面白かったのだと、いまにしてしみじみ思う」(134p)
虎は死して毛皮を遺す。漢は死して伝説を遺す。
チンギス弟テムゲの義父であり古くからの盟友、モンゴル国の通信網を整備し、最後は鎮海城の守兵を指揮し斃れたダイル、
或いは諜報一族の長ヤク、
或いは元モンゴル族タイチウト氏の長であって今や礼忠館の馬忠として地域 -
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平安時代中期に実在した藤原純友を中心に海の男たちの生き様を描いた歴史小説。
北方謙三氏らしい“漢たちの物語”を思う存分堪能できる一作。主人公の純友がめちゃくちゃ良いんだよなぁ。公家なのに破天荒、でも公家らしいしたたかさもあって、最高。
純友と敵対する忠平や良平も、越智安材も、それぞれの立場を考えたらわかるだけに憎めない。海の男たちもそれぞれが粋でカッコいいし、とにかく北方謙三氏の描く様々なタイプの漢を堪能できて大満足。
ラストも良き。まさかのラストに驚いたけど。そうくるかぁ。でも、そうなるとさらに話が→
膨らむからいいよね。読んだ人それぞれにifが浮かぶ余地がある終わり方が歴史小説でで -
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あぁ、、、周瑜死んじゃった、、、、
あぁ、、、、またいい男が1人いなくなった、、、、どうなっちゃうんだろうか。
いい男はみんな死んじゃうのよ。
北方謙三の本は。
孔明はガンガン攻めとるがな。
まだ、わたしのお気に入りの馬超もいるし、張飛もいるから大丈夫だけど。
馬超あたりそろそろ怪しいなぁ。
と、思う一冊。
次で死ぬかもしらん。馬超。
ううううう、、、、、
#北方謙三
#楽しい
#世界観
#三国志
#あぁ
#もうさ
#一瞬誰かわかんない時ある
#人いっぱい出てくる
#登場人物多い
#似た名前もおおいのよ
#荀彧
#まさかの
#ここで!
#そういうこともあんのか
#ぇーーーー -
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懐良親王が九州独立を夢見たように、陸奥独立を夢見た稀代の武闘派貴族 北畠顕家の物語。
この時代に関する北方氏の見解は一貫して、大きな構想を持ちながらも人の気持ちを考えられず、限りなく自己中心で愚かな公家に振り回される後醍醐天皇の残念さが多くの男たちの志を無駄に消費したということか。
奥州に関しては、もっと古い時代にも同じような悲劇が繰り返されており、読むために悲しくなります。
本書を読んでいる最中に奈良県五條市にある旧南朝皇居をリノベーションしたホテルに泊まり、隣にある顕家の父 親房の墓の前で当時に思いを寄せるという贅沢な経験をしました。 -
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とうとうここまできたか!
もうすぐ、もうすぐだ!!!
そして、水滸伝がまさかの実写化されることを聞いて、やっぱり!!!
だって面白いもの!!!
宋江役が織田裕二は、うーんだけども、まぁ、うん。うん。
ただ、亀梨が林冲は、、、、違う。
それは違う。それだけは違う!!!!
わたしのイメージ、ムキムキマッチョのでかい男だった!!!!!
ただ、同じ本を読んだ友達は、細身の背が高い人ののイメージだったらしい。
えええー!そうか、ひとによるのかぁー!!
でも、、、亀梨ではない。
最強の男なのに!!!!
弱そうじゃん、、、、、、、、
#水滸伝
#実写化
#林冲
#ムキムキマッチョのデカ男
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思った以上に続チンギス紀濃度濃いめでお送りしております。大モンゴル帝国と鎌倉幕府という二つの軸の基に、男たちが北方謙三節を唱えまくります。その短いセリフの応酬に最初はペースが掴めないものの、すぐにあのキンギスの頃の感覚が蘇り、すらすら読み進められるようになるでしょう。
大モンゴル帝国のチンギスの孫のクビライと、鎌倉幕府執政の北条時頼という遠く離れた若者二人が、それぞれの場所で、海という存在を前にお互いを知らぬまま意識し、向き合っていくことになる様が、ジワジワとその誌面に展開されていきます。
先、長そうだなぁ。だけど、最後まで読みますよ、もちろん! -