北方謙三のレビュー一覧

  • チンギス紀 八 杳冥

    Posted by ブクログ

    少しずつ枯れていって、物悲しさを感じます。芽吹いているものもあるのだけれど、悲しみがぬぐい去れないままもう進んでいくしかないのだと感じます。
    少しだけ読書の速度が落ちるかもしれませんが、草原が広がっていくことは止められないのだと思いました。

    0
    2026年07月29日
  • 死がやさしく笑っても ブラディ・ドール(14)

    Posted by ブクログ

    今回は謎に包まれていた姫島の爺さんと、南の島育ちの突っ張った若者である俊一の2人に他の面々が完全に振り回される形でした。
    爺さん、かなりイケてます。

    0
    2026年07月28日
  • 水滸伝 八 青龍の章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・隊長級が少しずつ亡くなり始めてるんだけど、誰が誰か記憶も消えかけてる、集中力の欠如
    ・林冲が心配
    ・武松と李逵が王和をあっさり倒してびっくりした

    0
    2026年07月23日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わりました。楊家将の続編の前編。。
    いや、手に取るのにめっちゃ勇気がいったんですよ。なにしろタイトルが「血涙」。血と涙ですよ。もう悲劇の予感しかないじゃないですか!
    でも登場人物たちのその後も気になるし、北方先生の話も読みたいし…で今に至るという訳です。

    そしてお話は相変わらずのドラマチックさ、面白さなのですが、悲劇の叙情的な流れでヒヤヒヤドキドキしながらページを捲りました。心臓に悪い。。

    それにしても四郎はなんでこんなことになってしまったんだ!と思うのですが、突き詰めれば身分を隠して北平寨に駐屯してたせい?ですね。天下の名将、楊業もまさかこんなことになるとは思ってなかったんだとは思

    0
    2026年07月22日
  • チンギス紀 四 遠雷

    Posted by ブクログ

    友情に熱くなりながら、すぐに冷たいものを感じる…辛い。
    どうして1度も見たことの無いモンゴルを容易く想像しながら読めるんだろう、と不思議な気持ちになる。
    私の知っているモンゴルは馬と草しかないんだけど、
    チンギス紀の中だと、もっとゴツゴツして、なんか湿ってる気がします。
    早くモンゴルに行きたい気持ちと、早く本を読み進めたい気持ち。
    こいつらに、日常生活さんが迫害され始めています。
    私も平穏な日々をこれから、遅れるのだろうか。
    早く本屋さんにいって続きを買わないと、週末までまだあるのに、ストックはあと3巻しかない……!!!

    0
    2026年07月21日
  • チンギス紀 三 虹暈

    Posted by ブクログ

    何を読んでいるのか、読みたいと明確に思っているのに切り替わる場面で、時間も登場人物も変わってしまう!
    もどかしい気持ちはあるのに、キャラクターに少しずつ魅力や何かが上塗りされて行って、気が付けば捲るページは無くなって、次の本を手に取らなくてはいけなくなってる。
    テムジンは大きくなっているはずで
    キャト氏もおおきくなっているはずなのに、
    部下と一緒でテムジンの事がよく掴めなくなってる。
    それが次巻を渇望する理由なのかもですが。
    平和が訪れれば、一旦読書を中断したいくらいです。

    0
    2026年07月20日
  • チンギス紀 一 火眼

    Posted by ブクログ

    ついによみはじめてしまった。
    モンゴルが一気に近づいてきて、2か月後には、チンギスハンの像まで行きます。
    それまでに、テムジンが、チンギスになるのだろうか。
    早く続きが読みたい!!

    0
    2026年07月17日
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

    Posted by ブクログ

    塩の道が中心の話しで駆け引きが多く分かりずらかったが、最後の鄧飛の活躍は感動的。

    鄧飛の眼が、赤い炎を噴いていた。

    0
    2026年07月12日
  • 三国志 三の巻 玄戈の星(新装版)

    Posted by ブクログ

    北方三国志第三巻

    幽州の公孫瓚と徐州の呂布が死に、三巻終了時点で生き残っている群雄は、河北四州の袁紹、中原の曹操、揚州の孫策・孫権、袁術、荊州の劉表、益州の劉璋。劉備は未だ曹操の客将止まり。孔明登場まで劉備がダメなのは分かっちゃいるけれど、それにしても差は開くばかり。よくここから三国時代に持っていけたものだ。

    本巻の主人公は呂布。他の三国志では、戦闘が強いだけでおつむの弱い筋肉馬鹿的に描かれることが多いが、本作では、自らを、「戦うのが自分の仕事。戦う意義は陳宮が考えてくれる」と、自己定義していて、いっそ清々しい。赤兎との関係も熱い。

    0
    2026年07月06日
  • 水滸伝 七 烈火の章

    Posted by ブクログ

    常に人間離れしすぎな水滸伝だが、流石に一万の軍に包囲され逃れるのは無理がある。

    阮小五はせっかく軍師として育ってきたのに展開的に意外だった、悲しい。兄弟の無念とか書かないのは何故なのか。

    朱仝と李逵の相性が悪いエピソードがリアルで面白い。

    聞煥章が女に興味を持ったことから李富の気持ちを理解し馬桂を殺さないような気もする。本当の鬼畜か人間性があるのか、どちらに転んでも面白いことになる。

    0
    2026年07月05日
  • 水滸伝 四 道蛇の章

    Posted by ブクログ

    本当に面白くなってきた(はまってきた)んだけど、
    最後の書評でネタバレするのやめてもらっていいですか、、、ハードカバーから入らずに文庫から読み始める人も多いと思ってます、、、
    一体この話の主人公は誰なんだ、、!?って考えながら読むのも楽しんでたから、まじで悔しいです

    0
    2026年06月28日
  • 水滸伝 八 青龍の章

    Posted by ブクログ

    あーーしんどかった
    忙しくて読めなかったと言い訳しつつ、読み進めるのがしんどかったほうが強いと思う
    死んだものとして生きるとは
    最後まで読み進められるか、自分との闘いになってきそう

    0
    2026年06月26日
  • 森羅記 二 揺籃の塵

    Posted by ブクログ

    感想
    元寇の時は本当に鎌倉幕府はそんなに用意周到だったのかな?もしそうだとすると相当先見の明がある。

    2巻の終わり方がびっくりだった。


    あらすじ
    安藤繁安を鎌倉に招集して、十三湊を経た世界観について時頼と語る。

    モンケは三正面作戦を展開し、高麗を攻める。クビライは南宋討伐を命ぜられる。まずは吐蕃の攻略が鍵だと考える。

    鎌倉の方は繁安が将監やタケルと会い、鎌倉と情報交換する神田灯が造船し、着々と準備を進めていた。

    クビライは、大理を攻めようとしていた。高麗に攻め込んだモンゴル帝国に対して波瀬水軍は珍島を死守する構えを見せる。クビライ軍は難なく大理を落とし、カラコルムに帰還する。

    0
    2026年06月25日
  • 三国志 二の巻 参旗の星(新装版)

    Posted by ブクログ

    北方三国志第二巻。
    曹操と孫策・孫権が着々と勢力を伸ばしていく中、劉備は陶謙から禅譲された徐州を実質呂布に譲り、差は広がっていくばかり。

    北方三国志では、王允の養女・貂蟬(ちょうせん)を「使った」連環の計は描かれず、老妻・瑶への侮辱をきっかけとした誅殺として董卓の死が描かれ、若い美女に溺れたのとは随分異なる読後感。

    呂布と曹操がひたすらカッコよく描かれていて、劉備の飛躍はまだまだ先となりそうだ。

    0
    2026年06月22日
  • チンギス紀 九 日輪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テムジンがついにチンギスカンの名をもらう。名実と共に草原の王となった。あの13歳の少年が数十年を経てモンゴルをまとめあげたのだ。ただ強いだけじゃない。戦略が優れていたからカンになれたわけではない。鉄の生産や交易路の整備、法の整備、人民の心を掌握する寛大な政策、反抗する民への徹底的な弾圧、飴と鞭というやつ。そのような今から見れば国家を作る基盤として当たり前なことをやったに過ぎない。というような気がする。
    ジャムカと最終決戦。かつては盟友だったものが少しの違いで殺し合う的となった。カンとなった後もジャムカとの戦いは終わらなかったが遂にジャムカは討ち取られた。それも尊厳のある方法によって。

    0
    2026年06月20日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

    Posted by ブクログ

    楊令伝読破。
    よく英雄が敵を倒してさあこれから明るい未来が待っているぞ!みたいな形で終わる物語が多いけれど、楊令伝はその後に未来を作り上げる話でした。正直、創作物で今まででそういう話を読んだことがないので、非常に興味深かった。
    どちらかと言えば歴史を読んでいるのに近い気分だった。
    高い志を持って政府を打倒し、王になった後に狂ってしまった偉人たちが歴史上多い中で、楊令は国づくりまでしっかりとやり遂げたと思う。実在する人物では、トルコのアタトゥルクを思い出しました。とても楽しかったです。ありがとうございました。

    0
    2026年06月18日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

    Posted by ブクログ

    国とは人の集合体なので、人間の性質が色濃く反映される。
    周りに危害を与えてなくても自分がうまくやっているというだけで目障りに感じで他国が攻撃を仕掛けてくるという事態になる。目立つ人間が嫉妬から攻撃対象になるとの同じ。そういった生々しさがよく描かれている。

    0
    2026年06月05日
  • 三国志 一の巻 天狼の星(新装版)

    Posted by ブクログ

    北方謙三、地元の作家なのに初めて読んだ。

    第一巻は、劉備・関羽・張飛が出会うところから孫堅が死ぬところまで。

    三国志は、横山光輝の漫画、NHKの人形劇、吉川英治の小説、であらすじは知っているのに、ドキドキしながら読めた。出来事よりも内面描写に字数を割いてあるので、まただいぶちがう味わいだった。

    呂布が董卓から妻のことを「老いた妻」と言われてムッとするところ、それに王允が目敏く気付くところ、とか、細々した描写も面白いし、英雄と言われる主人公たちがひたすらカッコよく、かつ人間らしく、書かれているところも面白い。後者を指して「北方謙三らしい」というのかな。(他のまだ読んだことないけど)

    0
    2026年05月31日
  • 水滸伝 十 濁流の章

    Posted by ブクログ

    この巻は呼延灼との戦いの準備と本戦が中心。官軍は遂に地方軍の切り札である代州軍の双鞭呼延灼に梁山泊討伐を命じる。呼延灼の元には韓滔、彭玘がいるが特に韓滔は解珍と似たベテランの味があって魅力的なキャラクターだ。本番では呼延灼と晁蓋がぶつかるが、代州軍は連環馬という秘策を展開し、梁山泊軍は敗れる。しかし代州軍に軍監として同行していた高俅は策を弄し、呼延灼を北京大名府に送り出し、その間に自分も連環馬を出して手柄を上げようとする。さすが高俅、クズっぷりは健在だ。しかし、賽唐猊をエサに張青が徐寧を引き込んでおり、以前連環馬を見たことがある徐寧が対応策を提案し、官軍(高俅)はきっちり敗けることになる。

    0
    2026年05月31日
  • 史記 武帝紀(七)

    Posted by ブクログ

    読んだ本 史記 武帝 六 北方謙三 20260522

     いよいよ物語は最終巻。
     いつの間にか人間らしい心の交流は匈奴の中で交わされ、思い入れも匈奴の世界に移っていく。
     李陵も戦の世界から、蘓武の自然との闘いに心を惹かれていき、生きるってことの本質に目覚めていくってことなのかな。
     司馬遷なんかの目を通した武帝は、耄碌していってるのかと思いきやその実明晰さを失っておらず、死後の朝廷もしっかりと支配する。
     なんか、史記自体も読んでみたくなりました。
     こんな風に物語りを読み取ることはできないんだろうけど、この世界の続きを知りたくなりましたね。
     名作です。

    0
    2026年05月25日