北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 一 玄旗の章

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    6巻まで読んで文庫の発行が追いつかなくなったので一旦ペンディングしてましたが、全巻出揃ったのでもう一回最初から読み直し。

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    2012年09月07日
  • 楊令伝 十 坡陀の章

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    梁山泊を国にしようと長いこと戦ってきた金大堅と李俊の会話

    「梁山泊という国を、わしは見ることができた。おまえ、昔、こんなことを考えてみたことがあったか」

    「考えはしたさ。ほんとうにできると思っていたかは、別としてな」

    「そりゃ、考えたことにはならんな。わしは考えたり夢見たりしたが、ほんとうにできるとは、考えていなかった。」

    梁山泊を国とした揚令は考えたのだろう。それが夢物語ではなく、実現するものとして。自分を信じて。

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    2012年08月23日
  • 楊令伝 十五 天穹の章

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    とうとうクライマックス。今回は、最後の局面に向けてどんどんヒートアップして、って感じじゃなかったから、いったいどうやって物語を結ぶんだろ?って思いながら、ひょっとしてガクヒ伝でもまだヨーレーは登場する?とかまで考えてたけど、最後はそうでしたか。チョーガイのパターンで。異様にあっけなく思えたけど、その後、最後の見せ場としてガクヒとの一騎打ちが用意されてたから、読後感はかなり良くなった。ヨーレー→ガクヒへのバトンタッチの場面としても素晴らしいと思ったし。これでまた、次のガクヒ伝読むのが凄い楽しみになりました。
    あと、やっぱり最終巻だけあって、今回はいつも以上にたくさん逝きました…特に水滸伝からの古

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    2012年08月23日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    遂に揚令と童貫の決戦のとき。

    そして決戦後、揚令の思い
    「どれほどの人間が死んだのだ。それほど、死ななければならないことだったのか。」

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    2012年08月15日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

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    岳飛伝が刊行されて、楊令伝が残り1巻になり、ここで幻王を討てという言葉が出てくるのは、寂しい気もする

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    2012年08月08日
  • 水滸伝 十四 爪牙の章

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    クライマックスへの布石の巻!

    全体的に緊迫し続けた14巻でしたが、
    林冲の公孫勝に対する言葉とそれに続く盧俊義の賭けのシーンが全体の緊張を程よくほぐしてくれているように思う。(208ページ付近)
    林冲と公孫勝の掛け合いはいつ見てもほっとする。

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    2012年08月07日
  • 水滸伝 十九 旌旗の章

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    1巻で「えっ!?」とのけぞってからこの最終巻まで、ずーっと魂を揺さぶられ続けました。
    読み終えたのは4年前でそろそろ『楊令伝』を読むにあたり、また読み返したいなぁと思っているのですがなぜか躊躇してしまう自分がいます。
    粗筋が分かっていながらも、またぐわんぐわんと魂を揺さぶられるのが怖いのかもしれません。

    2020.9.20再々読

    『岳飛伝』を読むにあたって読み返しました。
    梁山泊そのものと言える存在でありながら、今まで茫洋として掴み所のなかった宋江が強い光を放つ最終巻。
    誰よりも弱いけど強いその姿に心を揺さぶられつつ、ここまで楽しませてもらった水滸伝の幕引きに例えようのない寂しさを感じまし

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    2012年08月03日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    常に激戦。

    楊令が笛の音を聞きながら
    「どこかで、俺は心を切り落とされたのだと思う。心の一部をな。それを、なんとかして取り戻そうとしてきた。取り戻せはしない。それが、わかってきた。切り落とされてなくなったところに、別のものが生まれれば良いのだ、といまは思える。」

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    2012年07月28日
  • 楊令伝 十四 星歳の章

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    いよいよ物語も佳境って感じで、各国がこぞって大きく動き出した。その趨勢ももちろん気になるけど、それよりもやっぱり目がいってしまうのは、漢たちの死に様。今回もたくさん死んでしまったけど、インパクトのあるラストシーンが多かった印象。リリツ、タイソー、カクセーの最期はインパクト大だったし、特にリリツの行為には、鳥肌立っちゃいました。
    あと一巻。どんな大団円が待ち構えているんでしょうか。

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    2012年07月25日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    護国の剣と吹毛剣は合間見えぬことなく、蕭珪材は敗れてしまった。
    楊令と岳飛は、ついにおなじ道を歩むことはなかった。

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    2012年07月18日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    梁山泊軍と童貫軍の戦いが始まった。

    あまり多くを語らない揚令が会議で語った言葉 
    「自らへの問いかけを忘れなければ、人は、誇りを失わずにいられるものだと思う。」

    そして強く見える揚令も弱さを見せることもある。
    「人間は、小さなものだと思う。濡れた砂で作った、像のようなものだ。乾けば、崩れる。だから志が必要なのだ。誇りも。」

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    2012年07月16日
  • 血涙(上) 新楊家将(ようかしょう)

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    人物、ストーリー全て次元が違う面白さ。目の前で闘っているようなリアルな表現力。北方謙三ファンになった1冊。歴史本の範囲ではない。

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    2012年07月11日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    ネタバレ

    愈々終焉に向けて動き出す
    梁山泊の印象が薄く成り
    南宋の禁軍と金国の戦いの方が
    鬼気迫っている様な気がする
    執拗に梁山泊を攻撃する南宋の禁軍に対し
    梁山泊軍は 最早ぼろぼろ状態です
    このまま梁山泊軍が
    滅びるのかが気がかり
    続きが楽しみ

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    2012年06月30日
  • 楊令伝 十三 青冥の章

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    今回のメインはショーゲンケー。ヨーレー伝で遼とか金とかが出てきて、そこのメイン人物として登場して以来、控え目ながらも存在感が圧倒的で、物語が進むうちにどんどん好きになってた人物。その最期が描かれるけど、何と今回はガクヒとの一騎打ち。考えてみると、一騎打ちらしい一騎打ちって、水滸伝も含めてあまり描かれてなかった気がするし、逆に斬新に感じた。
    で、広大な中華のごく一部に限定しながら、かなり安定した国力をみせるようになった梁山泊に、不穏な空気が漂い始めて今巻終了。
    クライマックスにかけての展開、ますます楽しみっす。

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    2012年06月28日
  • 杖下に死す

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    杖下に死す 北方謙三

    柳生新陰流の達人、光武利之(実は代々御庭番の家系・村垣淡路守定行の妾腹の子)と大塩平八郎の養子で東町奉行所同心の大塩格之助との不思議な友情をベースに利之の自分探し?の物語。
    眠狂四郎のようにニヒルではないが、群れず独歩行タイプの利之。御庭番の家系もあって、なんとなく親父の命であちこちを旅し、隠密らしからぬ隠密の役目も果たしてきた。
    その流れから別に大塩を探れと言われた訳ではないが結果として大塩平八郎に接近遭遇することになる。
    大塩平八郎の乱とはなんであったのか『政』が庶民のためであったことはこれまでも、これからもないだろう。

    1837年(天保8年)大塩平八郎の乱

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    2012年06月13日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    北方謙三 楊令伝 第七巻 驍騰の章を購入
    630円の支出
    家に帰って早速読んだ
    感想としては色々と値を働かせ、力と力のぶつけ合い等が面白かった
    回数 秒
    1   5秒
    2   1秒
    3  36秒
    4  30秒
    5   0.93秒
    6  13秒

    面白すぎて渋いなと思った
    ・林冲が、月を眺めるのが好きだった。
    いまになって、そんなことを思い出す。云々月を見ている時だけはひとりきりで、云々の鄭応の回想の場面の行が面白い
    矢張り指導者たるものは孤独でないといかんと思ったぞっと BY G

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    2012年06月04日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    ネタバレ

    素晴らしい親子のエピソードから始まったこの巻。
    世代交代の進む梁山泊。
    才能を開花させるニューヒーロー。
    退役が近い古参兵。

    またまた泣かされた。

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    2012年05月27日
  • 楊令伝 十二 九天の章

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    巨大な宋国が倒れて、定石通り群雄が割拠し、それぞれの小国家が形を成してきた。いよいよこれから、それぞれがしのぎを削って戦い合う、といった段階か。梁山泊の行末も気になる。
    でも今回のハイライトは、何といってもホーキョクの最期の場面。最初の登場からインパクトは強くて(ネガティブな意味で)、“こんな奴が108人の中にいたの!?”って感じだったけど、どんどん魅力的な人物に成長していって、その成長がまた嬉しかったりして…そんな感じで、おそらく北方水滸伝の中で、最も原作から飛躍した漢。いなくなったのはすごく残念だけど、ハイライトになるような死に様を与えられてよかった。
    これがなければ、トコーの自殺が一番衝

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    2012年05月24日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ネタバレ

    ついにというか、とうとうというか
    その実力からも血筋からも、シリーズを通して存在感を示していた老将が逝ってしまった
    その男らしい散り際はまさに北方ワールド
    そして対童貫戦も大きく動く

    楊令の強さと弱さも同時に描かれていて、落ち着いていた楊令伝が一気に動き始めた

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    2012年05月19日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    遂に、梁山泊と宋禁軍との戦いに終止符が打たれました。
    戦に自分の生涯をかけた禁軍の元帥童貫が、
    替天行道を掲げた梁山泊頭領の楊令によって討たれ、
    梁山泊の勝利によって宋は敗れました。
    元帥あっての禁軍。
    禁軍あっての宋という国の存在。
    ここ数年、形骸化していた宋の政治は、この敗北によって脆く崩れていきます。

    宋を倒すことに力を注ぎ、新しい国を建てることを夢見て長年戦ってきた梁山泊。
    いざ、勝利をおさめ、実際に国を建てることに直面した梁山泊がどのような国造りをしていくのか。

    なんだか、梁山泊の勝利を応援しながら読み進めてきた分、終わってしまった虚無感がぬぐえません・・・

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    2012年05月19日