中野信子のレビュー一覧
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相手に対して共感的に振る舞い、尊重し、認めていくという高度な機能は、相応の刺激(教育)のもと成熟するまでに25〜30年くらいかかる一方で、加齢、アルコール摂取、寝不足等で簡単に機能が低下(前頭前野が萎縮)してしまう。
加齢による前頭前野の萎縮を遅らせるには、小さくていいので常に新しい体験をすること、心身の余裕を持つことなどが効果的。
自分や他人に「一貫性」を求め(すぎ)ない、自分とは違う考えをすぐに拒絶するのではなくいったん受け止める。
「正義中毒」に陥らないようにするためには、
人を許せない自分や他者を、人間なのだから仕方がないと認める一方で、自分の言動を客観的に見る習慣を身につけるこ -
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脳科学者「中野信子」的、ヒトのいじめ体質を言及した一冊。
・いじめのメカニズム
・いじめの集団心理
・近年の話題に上がったいじめを交えた解釈
など、いじめに対しての脳科学を交えた内容となっている。
この本を読んで思ったことは、中学時代に学校で言われたことで、
1人よりも集団の時にいじめが発生しやすいってことが書かれていて、
それについても解釈されていて、納得というかそうなんだという感覚になった。
集団心理的なことなのだろうか、仲間に入れない人はいじめられ、仲間でいるため
に、いじめをしてしまうということ、その反面でいじめのリーダーが
いじめの対象になることも言及していて、自分が中学の時代は、 -
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ネタバレ◾️record memo
要は、男女問わずみんなに好かれる「いい子」になろうとすると、自己決定権を手放しがちになるんだよ。自分の意思より親や社会の期待を優先して、職場では同僚から嫌われないように、上司の機嫌を損ねないように振る舞う。割を食っても、頑張る。女性の場合は女らしさの社会規範に従い続けていくと、誰かにとってのベストサポーターにはなれるかもしれないけど、自分は何がしたいか、どう生きたいかを自由に考えて決めるのが難しくなることがあるよね。自分のことなのに裁量できなくなっちゃう。
「若さ」や「美人」のように、一般的に「得」と世間にみなされているものは、ほとんど長期的には使えない価値なん -
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面白かった。
きっと著者はかなり生きづらかったのだろう。
表現はマイルドだが、本書からは思考停止できて生きている羊のような人間に対する軽蔑や怨恨、諦観を感じる。
優しくて品のある理路整然とした明瞭な文体の裏に猛毒が仕込まれているようで、小気味が良い。
恐らく著者はわかる人にはわかるような書き方をしている。
ものすごく頭の良い人なんだろう。
そんな非常に知能の高い人物が猿並みの人間たちに囲まれて異常者扱いされることは筆舌に尽くしがたい屈辱だったことだろう。
「おかしいのはお前らだろうが」と
男女論のところはちょっとバイアスがかかりすぎなんじゃないかとも感じたが、著者の年齢を考慮すると、そ -
購入済み
ふつーに面白かった
ちょい絵が古くてパースが狂ってるけど、話は面白かった。
脳科学の話だから仕方ないのかもだけど、ちょっと思い込み強め笑
次巻も楽しみにしてます! -
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岡田斗司夫ゼミで紹介されていた本です。
シャーデンフロイデとは他人を引きずり下ろした時に生まれる快感のこと。
現代のネット社会で、見つけた悪を徹底的に糾弾する正義警察の行動は、このシャーデンフロイデに根ざす部分がある。
シャーデンフロイデを理解するカギとして、オキシトシンという幸せホルモンが大きく関わっている。
オキシトシンはスキンシップや授乳などの身体接触や相手のことを考えることで分泌されるもので、人に安らぎ、癒やし、愛情、絆などをもたらす。
しかし、このオキシトシンは共同体や身内を守ろう守ろうという意識につながり、仲間内の秩序を乱すような逸脱行為を厳しく糾弾するようになる。
愛 -
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ネタバレヒトは進化する段階で、社会性を身につけると同時に排外感情も高くなってきたことがわかった。日本人は特に仲間意識(向社会性)が高く、高くなりすぎると、いじめを引き起こすことにつながる。
また、日本人はセロトニントランスポーターが、少ない民族のため、不安傾向が強く、色んなリスクを想定して慎重になる人が多い。これは、フリーライダーではない人までも排除しやすい傾向につながることがわかった。
ヒトは本能的にいじめをやめられない、いじめることで快感を得やすい生き物であることを認識して、人間関係ら60%程度のほどほどの付き合いを心得るようにしていきたい。