中野信子のレビュー一覧
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ネタバレp.44,45
「・・・世界幸福度ランキング・・・」
表「幸せな国ランキングと抗うつ剤消費との相関」
「なるほど、大麻があれば、ある程度は抗うつ剤は不要ということなのか。」
p46,47
「・・・ベータエンドルフィン・・・ランナーズハイ・・・。」
「・・・脳にもともとある内在性の脳内麻薬・・・」
p73~
「・・・笑いのセオリーは3パターン・・・」
〇緊張と緩和p73
〇裏切りp76
〇共感p80
p84
「人は何で笑うのか、人は何をおもしろいと思うのかというお笑いの構造を学んでいくことで、僕は自然に人の寛容さ、優しさも学んできました。」
p152
「・・・ダニング・クルーガー効果・・ -
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ネタバレ栄養学の本で、昔人間は小動物だった頃、基本的に飢えていて肉食だったのでアミノ酸を体内合成できず今でもタンパク質を摂らないといけない。という話を聞いた。本著では、人間の感情も同じように辛さに耐えられるように変化し辛いことを快楽に感じるようになったが、今の人類は快楽を次から次へ与えられることで、それにどう対応していいかわからなくなっている。
他人に対する呪い(この字は咒と同じ起源、と)は言語化しないと呪えない、という指摘はその通り。
ルッキズムや、ラットのユートピア実験を取り上げ、人間の思い込みがどのように行動に投影されるかを述べる。人はそもそも、いろいろなものに咒を掛けられているのだ。
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漠然としたさみしさを感じる時がある。夫は真面目でよく働くし申し分ない。たまに旅行したりランチする友達はいるのに何故だろう。
この本では、さみしさは人間が生き延びるための仕組みであるという。一歳半までにソロ好き人格は決まるとか未成年者の脳は不安を感じやすいなど脳科学者ならではの分析はとてもわかりやすい。
印象に残ったフレーズは「人付き合いのコツは期待も要求も批判もしないこと」とある。家族に対しても言えそうだ。さらに「本のなかにたくさんの話し相手を持つ」 つまり読書ははたから見ればボッチにしか見えないが、作者と一緒にいるのと同じことなのだと。「新しい知識を得ることは脳を喜ばせることにつながる -
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ネタバレ「早く40代になりたいんです」と言い続けてきました。40代になるとさすがに、若い扱いもされなくなるかと思って。
結局、年齢不詳で不審な見た目と言動なまま40代になって、初対面の人とかからの扱いはあまり変わらない訳ですが、内面は本当に楽。知ってる人から面と向かって、結婚云々を言われなくなっただけでもこんなに楽なんて。
でも、たぶん内心では思われてるだろうけど、と思ってしまうところにわたしもまだまだ毒されているんだろうというのがわかる。
この点は、男性の方が大変かも。40代になっても「結婚は?」って言われそう。。。
ジェーン・スーさんと中野信子さん、確か以前読んだスーさんの対談本のおひとりが中野 -
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ネタバレ中野信子さんの著書「人はなぜさみしさに苦しむのか」を読んで、当時抱いていたさみしさ、不安の感情がやわらぎ、元気づけられた。、その後、彼女の著書を何冊か立て続けに読んで、自分の、特に負の感情が沸き上がってきたとき、メタ認知し、自分の脳の思考の癖を思い出し、それ以上、その負の感情の深みにはまらないように努力している。
そして、この本は、実際に相談された内容に対して、脳科学者である中野さんからのアドバイスが書かれた本である。また、ここに書かれてある相談事って、実は誰もが、一つや二つ抱えているのではないだろうか。
私の場合、俵万智さんの「方向音痴」に対しての相談。俵さんの相談を読んで、私も俵 -
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ネタバレ日々過ごす中で、運はいいに越したことはないよね。
運は偶然ではなく、引き付けられるのか?
科学がつきとめた、とのことなので、取り入れられるところは取り入れようと読んでみた。
まず前提として、運が本当にいいか、悪いはか、分からない。
なぜなら違う選択肢を選んだ結果は分からないから。
例えば、交通事故にあってケガをした。運が悪い?もし少しタイミングが悪ければ命を落としていたかもしれない。なら運がいい。
早起きして散歩したら、素敵な出会いがあった。運がいい?もし普通に起きてたらもっと素敵なことがあったかもしれない。なら運が悪い。
だからまず、自分は運がいいと思い込んで過ごすとよい。
理由1
運 -
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突如現れる藻黒福造、ココロのスキマお埋めします♡という名詞とともに、
言葉巧みに、悩める、心に隙間のある人々にすり寄って守れもしない条件
をあたえ、一時的な悦楽を与えるというブラックユーモアな
「笑ゥせぇるすまん」という漫画作品と取り上げ、
人々の心理描写や藻黒福造の行動が、現実にはどうなのかという内容。
巻末には、漫画作者である藤子不二雄(A)による対談で、
中野信子による作品に対する思いや愛情に藤子不二雄(A)と
藻黒福造の対比が語られている。
漫画はほぼ読んだことはないが、アニメを見ていたこともあり、
本の合間合間にある漫画の一場面がアニメボイスになってしまうのは、
いかに藻黒福造と -
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私たちの脳には、苦痛に耐えて生き延びるための仕組みが数多く用意されている。苦痛を感じれば、それをできるだけ弱め、無視して生きられる様に様々な機構が動く。けれどもやはり、快楽に耐える仕組みはこの脆弱な意思の力以外には存在しない。快楽は、身体的、認知的と、異なるレイヤーにおいて、あればあるほどよいと脳が錯覚するように仕組まれてしまっている。
苦痛の多い場合には副音とも言うべき仕組みだが、現代社会のように多くの人が快楽を追い求めることが可能なインフラが整ってきてしまうと、途端に様相が変わってくる。抑制の機能が脆弱なのに、大量の快楽にまみれさせられてしまうという現象が起こりだす。すると、先人が後世に -
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サイコパスとは、人との共感能力が低い人のこと。
特に印象的だった内容。男性を好むサイコパスが男性に性加害を加えては開放していたところ、事件が発覚して捕まった。そのサイコパスの犯人は捕まらないためには、相手を殺せばいい、という発想で殺人者になって犯行を続けた。その行為が社会的にどうなのか、殺される相手の痛み、他者の気持ちに考えが至ることがない、それが序盤に紹介されたサイコパスの一例。いわゆるサイコパスはこのイメージだった。
優秀な経営者にもサイコパスが多いそう。痛みが伴うが合理的な判断を、躊躇いなくできるから経営者としては最適な判断ができる。
サイコパスは成長過程で自分が他人と異なることを理解