中野信子のレビュー一覧

  • 悪の脳科学

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    突如現れる藻黒福造、ココロのスキマお埋めします♡という名詞とともに、
    言葉巧みに、悩める、心に隙間のある人々にすり寄って守れもしない条件
    をあたえ、一時的な悦楽を与えるというブラックユーモアな
    「笑ゥせぇるすまん」という漫画作品と取り上げ、
    人々の心理描写や藻黒福造の行動が、現実にはどうなのかという内容。

    巻末には、漫画作者である藤子不二雄(A)による対談で、
    中野信子による作品に対する思いや愛情に藤子不二雄(A)と
    藻黒福造の対比が語られている。

    漫画はほぼ読んだことはないが、アニメを見ていたこともあり、
    本の合間合間にある漫画の一場面がアニメボイスになってしまうのは、
    いかに藻黒福造と

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    2025年08月21日
  • 咒(まじない)の脳科学

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    私たちの脳には、苦痛に耐えて生き延びるための仕組みが数多く用意されている。苦痛を感じれば、それをできるだけ弱め、無視して生きられる様に様々な機構が動く。けれどもやはり、快楽に耐える仕組みはこの脆弱な意思の力以外には存在しない。快楽は、身体的、認知的と、異なるレイヤーにおいて、あればあるほどよいと脳が錯覚するように仕組まれてしまっている。

    苦痛の多い場合には副音とも言うべき仕組みだが、現代社会のように多くの人が快楽を追い求めることが可能なインフラが整ってきてしまうと、途端に様相が変わってくる。抑制の機能が脆弱なのに、大量の快楽にまみれさせられてしまうという現象が起こりだす。すると、先人が後世に

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    2025年08月17日
  • 「見た目が9割」をどう生きる

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    ただ見た目の美醜の話ではなく、表情や所作も含めた「見た目」で判断されている。
    外見は一番外側の内面、という言葉を思い出しました。

    ユートピアのねずみの実験が衝撃でした。

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    2025年08月15日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    心と脳は繋がっている。脳と心も繋がっている。どちらも大切に扱わないといけないし、どちらも疎かにしてはいけない。
    日頃から、意志が強い人を見ると、勘違いしているくらい自信があると感じる。だけれども、成功するには大事な要素だと感じる。

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    2025年08月15日
  • 世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

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    メディアにも登場する筆者が、衒うことなく(と私には感じた)自分の経験を正直に披歴しながら、自分とこれまであった人たちが行っていたことを紹介してくれている。素直に受け取るか、自慢と受け取るかは読者次第かもしれないが、私は私が会えないような天才の様子を感じられ、楽しく読ませて頂いた。

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    2025年08月11日
  • サイコパス

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    サイコパスとは、人との共感能力が低い人のこと。
    特に印象的だった内容。男性を好むサイコパスが男性に性加害を加えては開放していたところ、事件が発覚して捕まった。そのサイコパスの犯人は捕まらないためには、相手を殺せばいい、という発想で殺人者になって犯行を続けた。その行為が社会的にどうなのか、殺される相手の痛み、他者の気持ちに考えが至ることがない、それが序盤に紹介されたサイコパスの一例。いわゆるサイコパスはこのイメージだった。

    優秀な経営者にもサイコパスが多いそう。痛みが伴うが合理的な判断を、躊躇いなくできるから経営者としては最適な判断ができる。
    サイコパスは成長過程で自分が他人と異なることを理解

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    2025年08月10日
  • 悪の脳科学

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    実際の漫画も随所に挟まれていることで、とても読みやすい。そもそも本の中で語られていることは心理学や脳科学のしては基本的な内容なのだろうと思うが、喪黒福造の行動を通じて説明されていることは同作品に馴染みが深い人にとっては理解が深まる。

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    2025年08月10日
  • 不倫と正義(新潮新書) 無料お試し版

    購入済み

    三浦瑠璃さん久しぶりに見た
    対談相手の方がどのような方なのか知らないけど、少し気になったので試しに読んでみた
    対談形式で不倫感と結婚観の概念を論じているが、独身の私としてはちょっと理解できない部分もあった
    いずれにしても、結婚というシステムがもてない人の為にあるというならば、そのシステムにもあやかれない私は結構つらいなという感覚になった

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    2025年07月23日
  • あなたの脳のしつけ方

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    脳のしつけ方、テーマ分けして脳の動かし方を、
    メリットデメリットといった感じで、8章に分けてそれぞれの
    脳科学的考え方が書かれた一冊。

    2章の記憶力のしつけ方で、意味記憶とエピソード記憶の例題で、
    元AKB48の大島優子を取り上げている。
    大人数との握手会でのファンを記憶するのに使っていた記憶法が
    どちらに属しているのか、記憶力に自信のない人、
    多くの人と接する人で、自信のない人にはぜひ読んでほしい。

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    2025年07月21日
  • 新版 科学がつきとめた「運のいい人」

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    自分運がいいなと思ってたけど、この本読んで思考が一緒だなと思った。
    なんとなく直感を大切に、ポジティブに生きるっていいなと思う

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    2025年07月07日
  • 空気を読む脳

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    ネタバレ

    協調性、不倫バッシング、ギャンブル、女性の容姿、同性愛、幸福度など、様々な事を脳科学の観点から解説してくれている。分かりやすくて読みやすかった。
    人間は理性的と思いたいけど、それは過信で脳って自分が思っている以上に本能の部分がより多くを占めているのかもなあって読んで思いました。


    以下個人的メモ

    人類は進化の初期課程において、不安うつ傾向が高まる方向に環境圧力を受けながら進化してきたのではないかと言う考え方を支持するものです。つまり、不安の度合いがある程度高い方が、少なくとも人類進化の初期には、生存に有利であったと言うことを意味していると考えられるのです。

    日本は、サイコパシーの高い人間

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    2025年07月03日
  • エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術

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    「含みを持たせる伝え方」なので、受け取り手側にもセンスがあってこそ有効な伝え方なのかな。
    「NOを伝える」のは難しいかもしれない。
    でも、自分のなかに鬱憤を溜め込んだり、関係のない他者にヘンな形で表出するよりは全然アリ!

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    2025年07月02日
  • ニッポンの闇(新潮新書)

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    意外な組み合わせだったけど、デーブさんの話もめちゃおもろかった。日本の昭和の笑いはアメリカから見ても狂ってたみたいな話、めっちゃ納得。あれは堅いイメージの日本人だから面白いのであってみたいな。日本の文化をまた違った角度で見れる良書。ぜひ気になったら読んで欲しい。

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    2025年06月29日
  • サイコパス

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    サイコパスさんは、100人に1人の割合でいると…
    なら、結構、身近にいるって事やん!

    まぁ、映画とか、小説に登場するような凶悪犯ばっかりやないにしても。
    読んでると、
     ジョン・F・ケネディ
     ビル・クリントン
     マザー・テレサ
     スティーブン・ジョブズ
    らも、サイコパスの可能性があるらしい。

    サイコパス、すなわち「良心を持たない人たち」は、人口比率でいうと低いけど、常に存在するって事は、個別案件はともかく、人類の種の存続には、必要って事なんかな…知らんけど(^◇^;)
    何か脳の仕組みも一般人と違うみたい。
    前頭葉のどっかが少ないとか
    (細かい名称忘れた^^;)。

    「勝ち組サイコパス」と

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    2025年06月29日
  • 感情に振り回されないレッスン

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    心理学を勉強しているため
    タイトルに“感情”という文字を見ると
    読みたくなってしまう

    んも〜!
    中野信子さんのファンになってしまいそう!



    私もそうだけど…
    いつも慌ただしい日々を送っていて
    自分と対話する時間を蔑ろにしてたなって
    気づかせてくれる!

    いつも何かに不安を抱いていたり…
    人の言動にモヤモヤしたり…
    時には思い出して 思考がぐるぐるして
    止まらなくなったり…



    あの時…見て見ぬふりをしてきた感情と
    いつかは向き合わないといけない時が
    人生のどこかのタイミングでくる事を
    教えてくれる!

    自分のことを 客観的に
    見つめることって大切だな!



    目の前のことで精一

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    2025年06月22日
  • 空気を読む脳

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    「なんで私はこんなに空気を読んじゃうんだろう?」
    「ちゃんと自分の意見を言いたいのに、つい場の雰囲気を優先してしまう」
    ――そんな自分にモヤモヤしている人に、そっと差し出したくなる一冊が中野信子さんの『空気を読む脳』です。

    本書は、空気を読むという日本人特有の行動が、実は“脳の仕組み”によって導かれているという前提から始まります。たとえば、日本人は「セロトニン・ポーター」という脳内物質の運搬機能が弱めで、それが「不正をした人を強くバッシングしたくなる」傾向を生んでいるのだとか。赤穂浪士や真田幸村の人気も、この脳の特徴によって裏打ちされているという考察には、思わず唸ってしまいました。

    一方で

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    2025年06月14日
  • 努力不要論

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    ネタバレ

    我慢して、無駄な努力をし続ける日本人。
    この傾向は、明治以降のもの。
    江戸時代は、もっと遊びを大切にし文化的に豊だった。
    開国して明治になり、欧米諸国に追いつき追い越せとなり、国民が一丸となって努力するようになる。
    その影響で、第二次世界大戦時のような、欲しがりません勝つまでは!の様な、おかしいとも思っても言えない風潮になる。遊びがない。

    最近の傾向として、お金がないから、結婚も子どもも産めない。本当でしょうか?と。
    長い歴史の中では、戦争も飢餓もなく豊かな日本、時代が悪いと人のせいにしている。そして、無駄な努力をする。

    正しい努力は、目的に合わせて、計画的に適切な行動をすること。
    スポー

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    2025年06月08日
  • 同調圧力のトリセツ(小学館新書)

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    わかりやすい言葉で丁寧に書かれていて面白かった。誰かを見下すような感じもないし、鴻上さんの世間と社会に関する考え方も興味深く、自分が心の片隅に思っていたことを言葉にしてくれる感じです。

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    2025年06月07日
  • 脳の闇(新潮新書)

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    エッセイ本でありながら,どこか文学的な表現の多い作品だった。とても読みやすかった。他の著者の書籍も読んでみようかなと思う。

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    2025年06月05日
  • サイコパス

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    どこの民族、部族にも1-4%くらいの比率で存在するらしい。脳の作りが先天的に違うっぽいとのこと。それじゃあ分かり合えないわな。

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    2025年06月03日